JP2552129Y2 - 机における幕板取付装置 - Google Patents
机における幕板取付装置Info
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- JP2552129Y2 JP2552129Y2 JP1991038908U JP3890891U JP2552129Y2 JP 2552129 Y2 JP2552129 Y2 JP 2552129Y2 JP 1991038908 U JP1991038908 U JP 1991038908U JP 3890891 U JP3890891 U JP 3890891U JP 2552129 Y2 JP2552129 Y2 JP 2552129Y2
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- Japan
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- support
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、机における幕板の取付
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種、机の幕板の取付手段として、机
背面に幕板取付用の嵌合溝を設け、この嵌合溝に幕板両
端の折曲縁を嵌合支持するもの(実開昭54−1231
05号公報参照)、脚部及び袖部の対向した内側面に係
合溝を設け、この係合溝に幕板両端の係止片を係合する
もの(実開昭55−122638号公報参照)、幕板及
び袖部等の取付部位に長孔を設け、この長孔に固定用金
具を貫通させてビス止めするもの(実開昭57−107
436号公報参照)等、種々の取付手段が従来から知ら
れている。
背面に幕板取付用の嵌合溝を設け、この嵌合溝に幕板両
端の折曲縁を嵌合支持するもの(実開昭54−1231
05号公報参照)、脚部及び袖部の対向した内側面に係
合溝を設け、この係合溝に幕板両端の係止片を係合する
もの(実開昭55−122638号公報参照)、幕板及
び袖部等の取付部位に長孔を設け、この長孔に固定用金
具を貫通させてビス止めするもの(実開昭57−107
436号公報参照)等、種々の取付手段が従来から知ら
れている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の従来の取付手段は、前記嵌合溝や係合溝及び折曲縁な
いし係合片等の折曲構造が複雑で製作上に難点があった
り、あるいはビス等の固着手段を用いるものは工具の使
用が必要となり、その取付作業が面倒である等の欠点を
伴っていた。本考案は、以上の事情に鑑み、その取付作
業が簡易で、しかも構成が簡単な机における幕板取付装
置を提供することをその目的とするものである。
の従来の取付手段は、前記嵌合溝や係合溝及び折曲縁な
いし係合片等の折曲構造が複雑で製作上に難点があった
り、あるいはビス等の固着手段を用いるものは工具の使
用が必要となり、その取付作業が面倒である等の欠点を
伴っていた。本考案は、以上の事情に鑑み、その取付作
業が簡易で、しかも構成が簡単な机における幕板取付装
置を提供することをその目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、前記の課題を
解決するため、請求項1記載の考案においては、幕板の
取付手段として、左右の脚部1又は袖部の上面後部に形
成した係合孔12に幕板5の前面上部に設けたフック部
材11を係合すると共に、該幕板5の底面に形成した係
合孔16を前記左右の脚部1又は袖部の底面後部に形成
した装着孔13に装着される、係合片17を有する略L
字状の支持具本体14と、該支持具本体14に装着され
るバネ部材15とから構成する支持具9に係合するとい
う技術的手段を採用した。
解決するため、請求項1記載の考案においては、幕板の
取付手段として、左右の脚部1又は袖部の上面後部に形
成した係合孔12に幕板5の前面上部に設けたフック部
材11を係合すると共に、該幕板5の底面に形成した係
合孔16を前記左右の脚部1又は袖部の底面後部に形成
した装着孔13に装着される、係合片17を有する略L
字状の支持具本体14と、該支持具本体14に装着され
るバネ部材15とから構成する支持具9に係合するとい
う技術的手段を採用した。
【0005】
【作用】本考案は、以上の技術的手段の採用により、工
具を使用せずに幕板5の取付作業ができ、しかもその作
業手順が簡易なため、作業性が向上し、その所要時間を
短縮できる。
具を使用せずに幕板5の取付作業ができ、しかもその作
業手順が簡易なため、作業性が向上し、その所要時間を
短縮できる。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例に関して説明する。図
1は、本考案を組立て机に実施した場合の全体の分解斜
視図で、図中1は左右の脚部、2は前記左右の脚部1の
上面に固着され、かつこれら両者間に横架される横桟、
3は該横桟2に取付けられるセンター引出し部、4は天
板、5は幕板をそれぞれ示し、これらが主要素となって
組立て机を構成している。図中6は前記脚部1と後方の
横桟2を連結固定するL字形ジョイント部材、7はその
締付け用ボルト、8は前記天板4取付用のフック部材、
9は前記幕板5の下部支持用の支持具、10はケースウ
エイカバーをそれぞれ示す。なお、本実施例では左右の
脚部1と脚部1との組合せを採用した場合を示したが、
この態様に限らず、袖部と脚部の組合せや袖部と袖部の
組合せでもよい。
1は、本考案を組立て机に実施した場合の全体の分解斜
視図で、図中1は左右の脚部、2は前記左右の脚部1の
上面に固着され、かつこれら両者間に横架される横桟、
3は該横桟2に取付けられるセンター引出し部、4は天
板、5は幕板をそれぞれ示し、これらが主要素となって
組立て机を構成している。図中6は前記脚部1と後方の
横桟2を連結固定するL字形ジョイント部材、7はその
締付け用ボルト、8は前記天板4取付用のフック部材、
9は前記幕板5の下部支持用の支持具、10はケースウ
エイカバーをそれぞれ示す。なお、本実施例では左右の
脚部1と脚部1との組合せを採用した場合を示したが、
この態様に限らず、袖部と脚部の組合せや袖部と袖部の
組合せでもよい。
【0007】次に、図2及び図3に基いて、幕板の取付
けに関して説明する。図2は幕板の取付け部に関する斜
視図で、図中11は前記幕板5の前面上部の左右に設け
られた幕板取付用のフック部材で、前記脚部1又は袖部
の上面後部に形成した係合孔12に係合されるように構
成されている。図中13は前記支持具9の装着孔で、図
3で拡大図示した如く略L字状の支持具本体14とバネ
部材15との組立て体からなる前記支持具9が挿入支持
される。また、図中16は係合孔で、図3に示す如く前
記支持具本体14に折曲形成された係合片17が係合す
るように構成されている。なお、図3中18は固着用突
部、19はその嵌合孔、20は前記支持具本体14の垂
直部21に形成された凹部をそれぞれ示す。しかして、
前記幕板の取付けに当たっては、先ず図3に示す如く、
前記バネ部材15を支持具本体14の垂直部21に形成
した凹部20によって位置決めしながら、前記固着用突
部18を嵌合孔19に嵌合固着することにより、前記支
持具9を組立てる。なお、図中(イ)は組立て前、
(ロ)は組立て後の状態を示す。更にその後、前記支持
具9のバネ部材15及び垂直部21を脚部1の底面後部
に形成した前記装着孔13に挿入し、バネ部材15の弾
力によって装着する。しかる後、前記幕板5の前面上部
の左右に設けたフック部材11を左右の脚部1の上面後
部に形成した係合孔12に係合すると共に、該幕板5の
左右の底面に形成した係合孔16を前記支持具9の係合
片17に係合する。これにより、幕板5の重力は前記フ
ック部材11と係合孔12の係合によって支持され、他
方該幕板5の下部は前記係合片17と係合孔16の係合
によって支持される。なお、以上の手順に替えて、先ず
幕板5のフック部材11を係合孔12に係合し、しかる
後前記支持具9を下方から装着孔13及び係合孔16に
同時に挿入するようにしてもよい。
けに関して説明する。図2は幕板の取付け部に関する斜
視図で、図中11は前記幕板5の前面上部の左右に設け
られた幕板取付用のフック部材で、前記脚部1又は袖部
の上面後部に形成した係合孔12に係合されるように構
成されている。図中13は前記支持具9の装着孔で、図
3で拡大図示した如く略L字状の支持具本体14とバネ
部材15との組立て体からなる前記支持具9が挿入支持
される。また、図中16は係合孔で、図3に示す如く前
記支持具本体14に折曲形成された係合片17が係合す
るように構成されている。なお、図3中18は固着用突
部、19はその嵌合孔、20は前記支持具本体14の垂
直部21に形成された凹部をそれぞれ示す。しかして、
前記幕板の取付けに当たっては、先ず図3に示す如く、
前記バネ部材15を支持具本体14の垂直部21に形成
した凹部20によって位置決めしながら、前記固着用突
部18を嵌合孔19に嵌合固着することにより、前記支
持具9を組立てる。なお、図中(イ)は組立て前、
(ロ)は組立て後の状態を示す。更にその後、前記支持
具9のバネ部材15及び垂直部21を脚部1の底面後部
に形成した前記装着孔13に挿入し、バネ部材15の弾
力によって装着する。しかる後、前記幕板5の前面上部
の左右に設けたフック部材11を左右の脚部1の上面後
部に形成した係合孔12に係合すると共に、該幕板5の
左右の底面に形成した係合孔16を前記支持具9の係合
片17に係合する。これにより、幕板5の重力は前記フ
ック部材11と係合孔12の係合によって支持され、他
方該幕板5の下部は前記係合片17と係合孔16の係合
によって支持される。なお、以上の手順に替えて、先ず
幕板5のフック部材11を係合孔12に係合し、しかる
後前記支持具9を下方から装着孔13及び係合孔16に
同時に挿入するようにしてもよい。
【0008】
【考案の効果】本考案は、以上の構成に基いて次の効果
を得ることができる。 (1)幕板の取付手段としてビス等の固着手段を用いて
いないので、工具を使用せずに取付作業ができ、しかも
その作業手順が簡易なため、作業性が向上し、その所要
時間を大幅に短縮できる。 (2)しかも、前記従来技術におけるように、上下に延
びる嵌合溝や係合溝等の複雑な折曲構造は用いていない
ため、構成が簡単である。
を得ることができる。 (1)幕板の取付手段としてビス等の固着手段を用いて
いないので、工具を使用せずに取付作業ができ、しかも
その作業手順が簡易なため、作業性が向上し、その所要
時間を大幅に短縮できる。 (2)しかも、前記従来技術におけるように、上下に延
びる嵌合溝や係合溝等の複雑な折曲構造は用いていない
ため、構成が簡単である。
【図1】本考案の実施例における机全体の分解斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案の実施例における幕板の取付け部に関す
る斜視図である。
る斜視図である。
【図3】本考案の実施例における支持具の組立てに関す
る拡大斜視図である。
る拡大斜視図である。
1‥‥脚部 2‥‥横桟 3‥‥センター引出し部 4‥‥天板 5‥‥幕板 6‥‥L字形ジョイ
ント部材 7‥‥締付け用ボルト 8‥‥天板取付用の
フック部材 9‥‥支持具 10‥‥ケースウエイ
カバー 11‥‥幕板取付用のフック部材 12‥‥フック部材
用の係合孔 13‥‥支持具用の装着孔 14‥‥支持具本体 15‥‥バネ部材 16‥‥支持具用の
係合孔 17‥‥係止片 18‥‥固着用突部 19‥‥嵌合孔 20‥‥凹部 21‥‥垂直部
ント部材 7‥‥締付け用ボルト 8‥‥天板取付用の
フック部材 9‥‥支持具 10‥‥ケースウエイ
カバー 11‥‥幕板取付用のフック部材 12‥‥フック部材
用の係合孔 13‥‥支持具用の装着孔 14‥‥支持具本体 15‥‥バネ部材 16‥‥支持具用の
係合孔 17‥‥係止片 18‥‥固着用突部 19‥‥嵌合孔 20‥‥凹部 21‥‥垂直部
Claims (1)
- 【請求項1】 左右の脚部1又は袖部の上面後部に形成
した係合孔12に幕板5の前面上部に設けたフック部材
11を係合すると共に、該幕板5の底面に形成した係合
孔16を前記左右の脚部1又は袖部の底面後部に形成し
た装着孔13に装着される、係合片17を有する略L字
状の支持具本体14と、該支持具本体14に装着される
バネ部材15とから構成した支持具9に係合することに
より、前記幕板5を前記脚部1又は袖部に取付けること
を特徴とする机における幕板取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991038908U JP2552129Y2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 机における幕板取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991038908U JP2552129Y2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 机における幕板取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04125729U JPH04125729U (ja) | 1992-11-17 |
JP2552129Y2 true JP2552129Y2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=31920306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991038908U Expired - Fee Related JP2552129Y2 (ja) | 1991-04-27 | 1991-04-27 | 机における幕板取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2552129Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2707945B2 (ja) * | 1993-05-12 | 1998-02-04 | コクヨ株式会社 | 机 |
JP4386824B2 (ja) * | 2004-11-12 | 2009-12-16 | 株式会社イトーキ | 机 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6026161A (ja) * | 1983-07-23 | 1985-02-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 燃料噴射ポンプ |
-
1991
- 1991-04-27 JP JP1991038908U patent/JP2552129Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04125729U (ja) | 1992-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |