JPH0337106Y2 - - Google Patents

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JPH0337106Y2
JPH0337106Y2 JP1985176067U JP17606785U JPH0337106Y2 JP H0337106 Y2 JPH0337106 Y2 JP H0337106Y2 JP 1985176067 U JP1985176067 U JP 1985176067U JP 17606785 U JP17606785 U JP 17606785U JP H0337106 Y2 JPH0337106 Y2 JP H0337106Y2
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stopper
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、火災感知器や侵入検知器などの機
器を天井面や壁面などに半埋込状態で取り付ける
ための、火災感知器などの取付装置に関するもの
である。
[従来の技術] 火災感知器などを天井面などに半埋込状態で取
り付けるための取付装置として、例えば実公昭55
−37993号公報に開示されたものが知られている。
この取付装置は第6図に示すように、筒体10
0内にその上底部101の孔102を通じて引つ
込められていたヘ字状の止め金具110を、門型
支柱103の窓部104より外方へ押し出し、ね
じ112を締めて窓部104に沿つて降下する押
さえ金具113により止め金具110の上方折曲
部111を圧着することにより、鍔体105と、
上底部101上に接した端末を横伏支点とする止
め金具110の先端部とで天井板60を挟持する
ようにしている。
なお、上記の取付装置に類するものとして、実
開昭58−94089号公報に開示された考案がある。
[考案が解決しようとする課題] 実公昭55−37993号公報の取付装置は、止め金
具110を押し上げ、ねじ112を締める、とい
う筒体100内での操作のみで天井面への取り付
け作業が行えるという利点がある反面、背が高く
大型で構造が複雑であるとともに、天井板などへ
の着脱の際に止め金具を大きく移動させる必要が
あり、着脱作業が面倒である。
また、実開昭58−94089号公報の取付構造は、
天井板などへの着脱の際の取付金具の移動は僅か
であるが、取付金具を起立させて天井板などの取
付穴に挿入する際、取付金具が倒れたり揺動した
りするのを防止するため取付金具の先端部に治具
係合片を設け、これをベースに設けた治具挿通孔
に嵌入している。そして、ベースを天井板などの
取付穴に挿入したのち、治具挿通穴に治具を挿入
して治具係合片を押上げ、取付金具を横伏せする
ようにしているが、高所に設置されたベースの小
さい治具挿通孔に下から治具を挿通して押上げ、
取付金具を横伏せさせる作業はきわめて面倒であ
り、作業能率を低下させる。
この考案は、上記の課題を解決すべくなされた
もので、止め金具の起立時は確実にその状態で保
持され、取付時は容易に横伏させることのできる
火災感知器などの取付装置を得ることを目的とし
たものである。
[課題を解決するための手段] この考案に係る火災感知器などの取付装置は、
本体の開口部とねじ挿通孔との間に立壁を立設す
ると共に、止め金具の折曲げ片の先端部に起立時
に立壁に係合し開口部に突出する係合部を設けた
ものである。
[作用] 止め金具の起立時は係合部が立壁に係合してそ
の状態を保持する。止め金具を横伏させるとき
は、開口部から指などを差込んで係合部で押し上
げれば、係合部と立壁との係合が解除されて止め
金具は自重により横伏する。
[実施例] 第1図はこの考案の実施例の断面図、第2図は
その平面図、第3図は側面図である。図におい
て、10は本体で、20は火災感知器などの接続
端子が設けられた基台部分などが収容される筒
体、30は筒体20の上端部に設けられ、中心部
に開口部31が形成された上底壁、21は筒体2
0の下端部外周に設けられた鍔体である。32は
開口部31の外側に対向して設けられたねじ挿通
孔、33は開口部31とねじ挿通孔32との間に
それぞれ立設された立壁で、立壁33の中央部に
はそれぞれ溝部34が形成されている。なお、こ
の溝部34の幅は下部が狭く上部になるにしたが
つて広くなるように、ほぼ逆台形状に形成されて
いる。37は立壁33の両外端部にこれと直交し
てそれぞれ立設された案内壁、36は立壁33の
外側に立壁33に沿つて設けられた凹穴である。
40は弾性材からなる止め金具で、その一例を第
4図に示す。41はヘ字状に折曲げられたヘ字状
部、42はヘ字状部41の一端を折曲げ部43か
らほぼ直角に上方へ折曲げた折曲げ片で、ヘ字状
部41から折曲げ部43を経て折曲げ片42に至
る縦長の溝孔44が設けられている。45は折曲
げ片42の先端部に設けられた係止片で、その基
部の両側には背面に突設された引掛片46,46
が形成されている。なお、係止片45の幅は、本
体10の立壁33に設けた溝部34の下部の幅よ
り僅かに広く形成されている。
51はねじ挿通孔32,32に挿通された固定
用ねじ、52,52は案内壁37間に配設され、
固定用ねじ51が螺入される四角形ナツト、60
は天井板、61は天井板60に設けられ、本体1
0の筒体20が挿入される孔である。
次に、上記のように構成したこの考案の作用を
説明する。先ず、本体10を天井板60に取付け
る前は第1図の左側に示すように、止め金具40
の折曲げ片42を立壁33に当接して立設し、ヘ
字状部41を上底壁30に当接し、ねじ挿通孔3
2に挿通された固定用ねじ51を溝孔44に挿通
して四角形ナツト52に螺入し、止め金具40を
横伏状態に保持する。
本体20を天井板60に取付ける場合、先ず、
固定用ねじ51を緩め、止め金具40を固定用ね
じ51に沿つて移動させながら引き起し、引掛片
46が凹穴36に入るようにしながら係止片45
を立壁33の溝部34の内側縁によつて挟持させ
る。このとき、溝部34は逆台形状に形成されて
おり、係止片45の幅は溝部34の下部の幅より
僅かに大きく形成されているので、止め金具40
は第1図の右側に示すように、係止片45の先端
部を開口部31上に突出した状態で上底壁30の
上面に起立状態で確実に保持される。なお、引掛
片46は立壁33に当接して凹穴36に嵌入す
る。この状態で、鍔体21が天井板60の表面に
当るまで、本体10を孔61内に差込む。
ついで、開口部31に指やドライバなどを入れ
て係止片45の先端部を上方へ押し上げる。これ
により係止片45は立壁33の溝34による挟持
が解かれると共に、引掛片46が凹穴36から離
脱し、止め金具40は第5図の左側に示すよう
に、その自重により折曲げ部43を支点として回
転し、横伏状態になる。天井板60が薄い場合は
そのまま固定用ねじ51を締めれば、四角形ナツ
ト52によつて止め金具40のヘ字状部41が下
方に押圧され、ヘ字状部41の先端部と鍔体21
とにより天井板60を挟持し、本体10を天井板
60に固定する。
次に、天井板60が第5図の右側に示すように
厚い場合は、開口部31に指を入れて係止片45
を摘み、止め金具40を上方に持上げてその引掛
片46を立壁33の上縁35に係止させる。これ
により、止め金具40は引掛片46を支点とする
横伏状態となり、固定用ねじ51を締めて四角形
ナツト52で止め金具40を下方へ押圧すること
により、ヘ字状部41の先端部と鍔部21とによ
り厚い天井板60を挟持し、本体10は天井板6
0に固定される。
上記の説明では、止め金具40の係止片45を
突出させその両側に引掛片46を設けて折曲げ片
42の先端部を凸状に形成すると共に、本体10
に設けた立壁33の中央部に係止片45が係止す
る溝部を設けて凹状に形成した場合を示したが、
立壁33を第2図、第3図の溝部34の位置に立
設すると共に、止め金具40の折曲げ片42の先
端部に凹部を設け、止め金具40の起立時にこの
凹部を立壁33に係合して止め金具40を保持す
るようにしてもよい。
[考案の効果] 以上の説明から明らかなように、この考案は、
本体の上底壁に設けた開口部とねじ挿通孔との間
に立壁を立設すると共に、止め金具の折曲げ片の
先端部に立壁に係合する係合部を設けたので、止
め金具を起立させたときは係合部が立壁に係合し
て確実に起立状態が保持され、止め金具を横伏さ
せるときは開口部から指などを入れて係合部を押
上げることにより容易に立壁との係合が解除さ
れ、止め金具は自重により横伏することができ
る。このため、着脱操作の極めて容易な火災感知
器などの取付装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る火災感知器などの取付
装置の一実施例の断面図、第2図はその平面図、
第3図は本体の側面図、第4図は止め金具の平面
図と側面図、第5図はこの取付装置を天井板に取
り付けた状態を示す断面図、第6図は従来の取付
装置の一例の断面図である。 10……本体、20……筒体、21……鍔体、
30……上底壁、31……開口、32……ねじ挿
通孔、33……立壁、34……溝部、40……止
め金具、41……ヘ字状部、42……折曲片、4
5……係止片、51……固定用ねじ、52……ナ
ツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 筒体、この筒体の上端部に設けられ中心部に
    開口部を有しこの開口部の外側に複数のねじ挿
    通孔が設けられた上底壁及び前記筒体の下端部
    外周に設けられた鍔部からなる本体と、 ヘ字状部、このヘ字状部の一端を上方に折曲
    げた折曲げ片及び前記ヘ字状部から折曲げ部に
    かけて設けられた溝孔からなり、前記本体の上
    底壁上にそれぞれ配設されて前記挿通孔に挿通
    された固定ねじとナツトとによつて固定される
    起立、横伏自在の止め金具とからなる取付装置
    において、 前記本体の開口部とねじ挿通孔との間にそれ
    ぞれ立壁を立設すると共に、前記止め金具の折
    曲げ片の先端部に該止め金具の起立時に前記立
    壁に係合し前記開口部に突出する係合部を設け
    たことを特徴とする火災感知器などの取付装
    置。 (2) 本体に設けた立壁はねじ挿通孔とほぼ同一線
    上に溝部を有し、止め金具に設けた係合部は折
    曲げ片の先端部に形成され前記溝部に係合する
    係合片である実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の火災感知器などの取付装置。 (3) 本体に設けた立壁はねじ挿通孔とほぼ同一線
    上に立設され、止め金具に設けた係合部は折曲
    げ片の先端部に形成された前記立壁に係合する
    凹部である実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の火災感知器などの取付装置。
JP1985176067U 1985-11-18 1985-11-18 Expired JPH0337106Y2 (ja)

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JPS6284891U JPS6284891U (ja) 1987-05-30
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Families Citing this family (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3608041B2 (ja) * 2000-03-31 2005-01-05 松下電工株式会社 火災感知器
JP5020196B2 (ja) * 2008-08-29 2012-09-05 能美防災株式会社 埋込型感知器ベース
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JPS5537993U (ja) * 1978-09-06 1980-03-11

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JPS5537993U (ja) * 1978-09-06 1980-03-11

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