JPH0536890Y2 - - Google Patents

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JPH0536890Y2
JPH0536890Y2 JP17985487U JP17985487U JPH0536890Y2 JP H0536890 Y2 JPH0536890 Y2 JP H0536890Y2 JP 17985487 U JP17985487 U JP 17985487U JP 17985487 U JP17985487 U JP 17985487U JP H0536890 Y2 JPH0536890 Y2 JP H0536890Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は壁体に外装材を取付ける場合の取付構
造に関するものである。
[背景技術] 従来、外装材の壁体への取付構造としては外装
材の表面から壁体に向けて固着具を打ち込み、外
装材を壁体に取付けるというものであつた。しか
し上述のような従来例にあつては外装材が金属製
である場合には固着具を打ち込んだ場合に外装材
の表面が窪んだり、塗料がはがれたりすることが
あり、また窯業系の外装材の場合には固着具の打
ち込み位置にひび割れを起こしたりすることがあ
つた。このため、本出願人は上記のような欠点を
解決するために実願昭62−146641号を出願した。
これは第5図、第6図に示すように壁体1′に断
面略コ字状の取付基板2′の両端の突出片2a′,
2a′を壁体1′の上下方向に当接してあり、固着
具3′により取付基板2′を壁体1′に固着してあ
る。両端の突出片2a′,2a′間の基板2b′には上
下方向に等間隔に開口部4′を設けてあり、上部
に上方向に突出した係合片5a′を有し、下部に前
方向に突出した凸型嵌合部5b′を有する取付具
5′の後背部の取付片5c′を開口部4′に挿入して
取付具5′の取付片5c′を開口部4′に係止してあ
る。上下に隣合う外装材6′,6′の上に位置する
外装材6′の下端の係止片6a′を取付具5′の係合
片5a′に係合してあり、下に位置する外装材6′
の上端の凹型嵌合部6b′を取付具5′の凸型嵌合
部5b′に嵌合して外装材6′を壁体1′に取付ける
というものである。しかし、このものにあつて
は、壁体1′の上端の凹型嵌合部6b′を取付具
5′に設けた凸型嵌合部5b′に嵌合して壁体1′に
外装材6′を取付けるという構成であるため嵌合
時に外装材6′の凹型嵌合部6b′にひび割れや欠
け等をおこしたりすることがあり、また凹型嵌合
部6b′と凸型嵌合部5b′との嵌合により取付具
5′と外装材6′とを固定するので、両嵌合部5
b′,6b′の余裕により、がたつきが発生する等の
欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は叙述の点に鑑みてなされたものであつ
て、本考案の目的とするところは外装材を壁体に
対して損傷させることなく取付けることができる
と共に取付具の凸型嵌合部と外装材の上端の凹型
嵌合部との嵌合を行うための嵌合部の余裕により
発生するがたつきを防止し、容易に施工すること
ができる外装材の取付構造を提供するにある。
[考案の開示] 本考案外装材の取付構造は、壁体1に断面略コ
字状の取付基板2の両端の突出片2a,2aを壁
体1の上下方向に当接し、固着具3により取付基
板2を壁体1に固着し、両端の突出片2a,2a
間の基板2bに上下方向に等間隔に開口部4を設
け、上部に上方向に突出した係合片5aを有し、
下部に前方向に突出した凸型嵌合部5bを有する
取付具5の後背部の取付片5cを上記開口部4に
挿入し、取付具5の取付片5cを開口部4に係止
し、上下に隣合う外装材6,6の上に位置する外
装材6の下端を取付具5の係合片5aに係合し、
下に位置する外装材6の上端の凹型嵌合部6bを
取付具5の凸型嵌合部5bに嵌合してなる外装材
の取付構造において、取付具5の凸型嵌合部5b
の少なくとも先部を軟質弾性体10により形成し
たものであつて、上述のように構成することによ
り従来例の欠点を解決したものである。つまり上
記のように凸型嵌合部5bの少なくとも先部を軟
質弾性体10により形成したことによつて、窯業
系の外装材6や外装材6が無機質材料により形成
され、脆い状態であつたとしても外装材6の上端
の凹型嵌合部6bと凸型嵌合部5bとを嵌合して
も軟質弾性体10が変形することにより外装材6
の凹型嵌合部6bにひび割れや欠けが発生するこ
となく嵌合することができ、さらに軟質弾性体1
0により嵌合部の余裕(隙間)を塞ぐことがで
き、風等の外力によるがたつきの発生を防止する
ことができる。
以下本考案を実施例により詳述する。
相互に平行となるように並設した間柱1aと間
柱1aとの間にグラスウールのような断熱材を介
在させて壁体1を構成してある。第1図に示すよ
うに壁体1の間柱1aには取付基板2を釘等の固
着具3により取付けてある。この取付基板2は断
面略コ字状で、取付基板2の両端の突出片2a,
2aが上下方向を向くようにして取付基板2を間
柱1aに当接してあり、両端の突出片2a,2a
間の基板2bに設けた固着具挿入孔7から釘等の
固着具3を打ち込んで取付基板2を間柱1aに取
付けてある。上記基板2bには上下方向に等間隔
に矩形上の複数個の開口部4を設けてあり、この
開口部4には取付具5を係止してある。取付具5
は第2図に示すように上部に上方向に突出した係
合片5aを突設してあり、係合片5aからは下方
向に向かつて延出片5dを延出してある。延出片
5dの下部には前方に向かつて突出した凸型嵌合
部5bを突設してあり、延出片5dの下端には前
倒れ防止片5eを設けてある。この凸型嵌合部5
bは嵌合部本体11と嵌合部本体11の先部に設
けられた軟質弾性体10により構成してある。上
部の係合片5aの裏面側には上記基板2bに設け
た開口部4と対応するように矩形状の取付片5c
を設けてあり、この取付片5cと延出片5dとの
間に間隙を設けて溝部8を形成してある。この取
付具5を第1図に示すように横向きにして取付片
5cを開口部4に嵌合させて挿入し、その後に取
付具5の係合片5aが上を向くように取付具5を
略90°回転させると共に取付具5の溝部8を開口
部4の下辺9に嵌合し、前倒れ防止片5eを取付
基板2の開口部4の下部表面に当接させて取付具
5を開口部4に取付ける。このとき取付具5は取
付基板2の上下方向に等間隔に設けられた複数個
の開口部4……に取付けてある。窯業系または無
機質材料により形成された外装材6は下部に外装
材6の裏面側に向かつて突出した係止片6aを設
けてあり、この係止片6aは取付具5の係合片5
aと係合自在としてある。外装材6の上部には外
装材6の裏面側に開口した凹型嵌合部6bを設け
てあり、この凹型嵌合部6bは取付具5の凸型嵌
合部5bと嵌合自在としてある。第4図に示すよ
うに上記取付基板2に取付けた取付具5の凸型嵌
合部5bに上下方向で隣合う外装材6,6の下に
位置する外装材6の凹型嵌合部6bを嵌合させ、
上に位置する外装材6の係止片6aを取付具5の
係合片5aに係合して取付具5に外装材6を取付
ける。これを順次繰り返して下方より上方へ外装
材6を取付ける。このとき凸型嵌合部5bの先端
に軟質弾性体10を設けてあることによつて、無
機質材料で形成された外装材6や窯業系の外装材
6であつても凸型嵌合部5bと凹型嵌合部6bと
の嵌合時に軟質弾性体10が変形して嵌合するこ
とにより外装材6の凹型嵌合部6bに嵌合による
ひび割れや欠けが発生することがない。また、取
付具5は取付片5cを開口部4に挿入した後に回
転させて基板2bの開口部4に取着してあるの
で、取付具5は横向きになるまで回転させないか
ぎり不用意に取付基板2より外れることがなく、
簡単に取付基板2より外れることがない。さらに
外装材6は取付具5に引つ掛けるだけでなく、凸
型嵌合部5bに嵌合させるので、取付け強度が高
く、また、風や振動等の外力が外装材6に加わつ
たとしても軟質弾性体10が嵌合部での嵌合を行
うための余裕(隙間)を塞いでいることによりが
たつきの発生を防止することができる。また、第
3図に示すように取付具5の延出片5dの前面に
軟質弾性体10を設けることにより、より一層が
たつきを防止することができる。
[考案の効果] 本考案は叙述のように凸型嵌合部の少なくとも
先部を軟質弾性体により形成したので、窯業系の
外装材や外装材が無機質材料により形成され、脆
い状態であつたとしても、外装材の上端の凹型嵌
合部と凸型嵌合部とを嵌合しても軟質弾性体が変
形して嵌合することにより外装材の上端の凹型嵌
合部にひび割れや欠けが発生することがなく、さ
らに嵌合した後に軟質弾性体により嵌合部の余裕
(隙間)を塞ぐことができ、風や振動等の外力に
よるがたつきの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の組み立て状態を示
す斜視図、第2図は同上の取付具の斜視図、第3
図は同上の他の実施例の取付具の側面図、第4図
は同上の要部の側面図、第5図は従来例の取付具
の斜視図、第6図は同上の側面図であつて、1は
壁体、2は取付基板、2aは突出片、2bは基
板、3は固着具、4は開口部、5は取付具、5a
は係合片、5bは凸型嵌合部、5cは取付片、6
は外装材、6bは凹型嵌合部、10は軟質弾性体
である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁体に断面略コ字状の取付基板の両端の突出片
    を壁体の上下方向に当接し、固着具により取付基
    板を壁体に固着し、両端の突出片間の基板に上下
    方向に等間隔に開口部を設け、上部に上方向に突
    出した係合片を有し、下部に前方向に突出した凸
    型嵌合部を有する取付具の後背部の取付片を上記
    開口部に挿入し、取付具の取付片を開口部に係止
    し、上下に隣合う外装材の上に位置する外装材の
    下端を取付具の係合片に係合し、下に位置する外
    装材の上端の凹型嵌合部を取付具の凸型嵌合部に
    嵌合して成る外装材の取付構造において、取付具
    の凸型嵌合部の少なくとも先部を軟質弾性体によ
    り形成して成る外装材の取付構造。
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