JPH0335825A - パネル部品の成形方法 - Google Patents

パネル部品の成形方法

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JPH0335825A
JPH0335825A JP1171483A JP17148389A JPH0335825A JP H0335825 A JPH0335825 A JP H0335825A JP 1171483 A JP1171483 A JP 1171483A JP 17148389 A JP17148389 A JP 17148389A JP H0335825 A JPH0335825 A JP H0335825A
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frame shape
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Koki Shimizu
志水 広喜
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、凹状断面形状を有するとともに外周縁部全周
にわたってフランジ部が折曲形成された枠形形状のパネ
ル部品をプレス成形する方法に関する。
従来の技術 サンルーフ車のルーフリッドを構成するインナーパネル
Pの一例を第8図(C)および第11図に示す。このイ
ンナーパネルPについては、全体形状としてフランジ部
F付きの枠形形状をなすとともに樋の如き凹状断面形状
を有するもので、殻内には絞り成形工程−トリミング工
程−フランジ曲げ工程を経ることで初めて所期の形状に
成形される。
より詳しくは、先ず矩形状のブランク材B1を用いて第
8図(A)および第9図に示すように凹状断面形状をも
った枠形形状部Wを絞り成形して成形品Bとし、それに
続くトリミング工程では第8図(B)および第1O図に
示すように枠形形状部(製品部領域)Wの内外周に付帯
している非製高部領域s1.s2をトリム型によりトリ
ムラインQから切断除去する。そして最後に、トリミン
グ加工を終えた成形品Bの外周縁部にフランジ型により
フランジダウン加工を施してフランジ部Fを折曲形成す
ることで第8図(C)に示したパネル部品としてのイン
ナーパネルPを得る。ここで、上記のトリミング加工あ
るいは7ランジ加工と同時に部品取付穴等のピアス加工
が行われることもある。
発明が解決しようとする課題 上記のようlに従来の成形方法私;おいては、第8図(
A)に示すように成形品pの中央部に絞られる部分が存
在しないために絞りt成形後の成形品の剛性が十分でな
い、ともさることながら、第12図に示すように絞り成
形後(′rJ成形品Bの形状と絞り成形IN’Tのブラ
ンク材B1の形状とを比較した場合に、成形品Hの四辺
部の中央と両端部(コーナ一部)とでは素材中央部・\
の材料の流入量に差(α1−α2)が生じ、それに応じ
て内部応力にも差が生じる結果、第13図に承すように
絞り成形後の成形品Bに大きなねじれT゛が発生する。
そして、このようなねじれTを残した成形品Bを次工程
のトリミング工程に供給すると、第14図に示すように
成形品Bがトリム型の下型Mの製品形状面mから浮き上
がってしまって正しく位置決めすることができず、結果
的にトリミング後のパネル部品の形状精度にばら−〕き
が発生することになる。
本発明は以上のような問題点に鑑みてなされたもので、
4、゛の目的とすると(−うは、製品形状の改変や工数
の増大を招くことなく製品精度のばらつきの原因となる
ねじilを防田、シた成形方法を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明C3成形方法1、よiいては、矩形状のブランク
(Aを門状断面形状をもった枠形形状に絞り成形すると
Ur11時に、枠形形状部の内周に位置する非製品部領
域モ、二斜めにエンボス状のリブを成形する絞り成形E
程と、絞り成形された成形品のうち枠形形状部の外周の
非製品部領域を切断除去するトリミング工程と、トリミ
ングされた成形品について枠形形状部の外周縁部にフラ
ンジ曲げ加工を施すと同時に、枠形形状部の内周に位置
する非製品部領域を切断除去する7ランジ曲げ工程とを
含んでいる。
作用 この方法によると、ブランク材を所定の枠形形状に絞り
成形する際に、その枠形形状部の内周に位置する非製品
部領域に同時にエンボス状のリブを形成することによっ
て成形品全体の剛性が高められ、絞り成形後の成形品に
ねじれは発生しない。
そして、上記のリブが形成される非製品部領域は、後工
程において切断除去されてしまうために一時的にリブが
形成されていたとしても製品機能上何ら支障をきたすこ
とはない。
こののち、上記のように絞り成形された成形品について
外周1−リムを行い、さらにそれに続いて7ランジ曲げ
加工と同時に内周トリムを行う。この内周トリムにより
枠形形状部の内周に位置する非製品部領域がリブととも
に切断除去されることになるが、同時に7ランジ曲げ加
工が施されるために成形品としては十分な剛性をもつこ
とになってねじれは発生しない。
実施例 第1図〜第4図は本発明のより具体的な一実施例を示す
図で、第8図と同様にサンルーフ車のルーフリッドを構
成するインナーパネルPの例を示している。
第1図(A)、(D)iよび第2図に示すように矩形状
のブランク材B1を用いて成形品Bを絞り成形する際に
、その枠形形状部Wの内側に位置する非製品部領域S1
にエンボス状のリブRをX字状に形成する。
この絞り成形は例えば第5図に示す絞りプレス型1によ
って行われ、ポンチ2およびダイ3に予めリブ成形部4
,5を形成しておくことにより、枠形形状部Wの絞り成
形と同時にリブRが成形される。なお、第5図の6はク
ツションパッド、7はクッシaンビンである。
このように非製品部領域S1にリブRを形成することに
よって成形品B全体の剛性が高められ、絞り成形後の成
形品Bにはねじれは発生しない。
上記の絞り成形に続いて第1図(B)および第3図に示
す上うに外周のトリミングを行い、枠形形状部Wの外周
に付帯している非製品部領域S2をトリムラインQ2か
ら切断除去する。このトリミング加工は例えば第Q図に
示したトリム甲8を用いて行い、ボ、バチ9と・イノド
X0とで成形品Bを加圧拘束I、た上、ポンチ9側の切
刃部11と]ユ型12側の切刃部132:のせん所作用
により外周の非製品部領域S2を切断除去する。114
はスフ;ノツプカッタ、j5はウレク/i人である。
この時点では、枠形形状部Wの内側にリブRをもった非
製品部領域S1が付帯しているので、リブRは成形黒B
全体の剛性向Eになおも寄与する。
さらに、外周のトリミング加工に続くフランジ曲げ工程
では、第1図(C)および第4図に示すように枠形形状
部Wの外周縁部に7ランジダウン加工を施してフランジ
部Fを折曲形成すると同時に、枠形形状部Wの内側に付
帯している非製品部領域S1をトリムラインQlから切
断除去する。
この7ランジ曲げ加工は例えば第7図に示す複合型のプ
レス型16を用いて行い、ポンチ17とパッド18とで
成形品Bを加圧拘束した上、ポンチ17と上型19のエ
ツジ部20.21同士で枠形形状部Wの外周縁部に7ラ
ンジ部Fを折曲成形し、同時にポンチ17と上型19の
切刃部22゜23同士で枠形形状部Wの内側に付帯1−
ている非製品部領域S1を切断除去する。その結果とし
て第1図(C)のようなパネル部品たるインナーパネル
Pが得られる。
この時、それまで成形品B全体の剛性向上に寄与してい
たリブRが非製品部領域S1とともに切断除去されるが
、代わって同時に成形されるフランジ部Fが製品形状部
の本来の機能として剛性向上に寄与するようになるため
に製品たるパネル部品Pにねじれ等は発生しない。
ここで、第1図(A)に示したX字状のリブRに代えて
第15図に示すようにへの字状のリブR1を形成しても
ねじれ防止の上で効果がある。
発明の効果 以上のように本発明によれば、枠形形状部を絞り成形す
る際にその内周に位置する非製品部領域にエンボス状の
リブを形成し、枠形形状部の外周のトリミングを経たの
ち、その外周部に7ランジ曲げ加工を施すの(51ri
1時に、リブが形成された中央部の非製品部領域を切断
除去するようにしたことにより、リブの補強作用のため
に絞り成形後の成形品にねじれが発生することがなく、
トリミング工程での成形品の姿勢が安定してf、″L置
決め精度が向上する7、その結果、製品たるパネル部品
の形状精度のばらつきが解消されて品質の向上に太き(
寄与できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A>、(B)、(b)は本発明の一実施例を示
す図でパネル部品が成形される形状変化を示す工程説明
図、第1図(1))は同図(A)のa−a線に沿う断面
図、第2図は第1図(A)のU−a線に沿う断面図、第
3図は第1図(B)の11線に沿う断面図、第4図は第
1図(C)のIV−IV線に沿う断面図、第5図は絞り
成形用のプレス型の断面図、第6図はトリミング加工用
のプレス型の断面図、第7図はフランジ曲げ加工とトリ
ミング加工のための複合型のプレス型の断面図、第8図
(A)、(B)、(C)は従来の成形法の一例を示す工
程説明図、第9図は第8図(A)のIX−IX線に沿う
断面図、第10図は第8図(B)のX−X線に沿う断面
図、第11図は第8図(C’)のx+−xisに沿ろ断
面図、第12図は絞り成形前のブランク材と絞り成形後
の成形品形状とを比較するための説明図、第13図は従
来の成形品のねじれ発生状態を示す説明図、第14図は
従来の成形品のトリミング加工時の説明図、第15図は
本発明の他の実施例を示す説明図である。。 B・・・成形品、Bl・・・ブランク材、F・・・フラ
ンジ部、P・・・パネル部品としてのインナーパネル、
R・・・リブ、Sl、S2・・非製品部領域、W・・・
枠形形第 5 図 第 6 図 第 図 第 12図 第13図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凹状断面形状を有するとともに外周縁部全周にわ
    たってフランジ部が折曲形成された枠形形状のパネル部
    品をプレス成形する方法において、矩形状のブランク材
    を凹状断面形状をもった枠形形状に絞り成形すると同時
    に、枠形形状部の内周に位置する非製品部領域に斜めに
    エンボス状のリブを成形する絞り成形工程と、 絞り成形された成形品のうち枠形形状部の外周の非製品
    部領域を切断除去するトリミング工程と、トリミングさ
    れた成形品について枠形形状部の外周縁部にフランジ曲
    げ加工を施すと同時に、枠形形状部の内周に位置する非
    製品部領域を切断除去するフランジ曲げ工程、 とを含むことを特徴とするパネル部品の成形方法。
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