JPS6217314Y2 - - Google Patents

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JPS6217314Y2
JPS6217314Y2 JP12226979U JP12226979U JPS6217314Y2 JP S6217314 Y2 JPS6217314 Y2 JP S6217314Y2 JP 12226979 U JP12226979 U JP 12226979U JP 12226979 U JP12226979 U JP 12226979U JP S6217314 Y2 JPS6217314 Y2 JP S6217314Y2
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JP
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groove
blind
panel
blind lid
lid
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JP12226979U
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JPS5639343U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両内装品を装着せしめるための部材
における盲蓋の構造に関し、特にインストルメン
トパネル、コンソールボツクス等におけるステレ
オ、空調装置(エアコン)等のオプシヨン部品の
如き内装品の装着すべき場所に設けられる盲蓋に
して、車両の組立てを完了した後ユーザーの希望
などにより前記内装部品を装着するに際して、か
かる盲蓋に外力を加えれば簡単に該盲蓋を打ち抜
くことができ、しかも打ち抜いた後にバリ等が発
生せず極めて良好な仕上り面を形成し得るように
した盲蓋の構造を提供するものである。
従来より、車両内のインストルメントパネルの
クラスターセンターフイニツシユ、コンソールボ
ツクス等の内装品装着部材P(以下単にパネルと
称する)には、そのオプシヨン装備品などを装着
すべき場所に、第1図に示すような盲蓋Bが形成
されている。そして、この盲蓋Bは、第2図及び
第3図に示される如く、その周囲を表から裏まで
貫通するスリツトSで囲まれており、そして適数
個の接続片CでパネルPと接続させられているの
である。ところで、かかるパネルPにオプシヨン
部品を装着しない場合は該盲蓋Bはそのままにし
ておかれるが、オプシヨン部品を装着する場合に
は、その盲蓋Bを打ち抜くことが必要となる。そ
して、このような盲蓋Bを打ち抜く場合、一般に
プレス等にて盲蓋Bに剪断力を加えてパネルPか
ら分離させたり、あるいはナイフやニツパー等の
工具を用いて接続片Cを切断して分離させる等の
手法が採用されているのであるが、その切断部に
はバリや不揃いの切口が残つているために、分離
作業を終えた後、それらを取り除く仕上げ作業が
避けられず、このことが作業能率の低下をもたら
しているのである。
また、盲蓋Bをそのまま残す場合でも、スリツ
トSがパネルP表面より裏面まで貫通した孔であ
るために、スリツトSの間から内部に見えるの
で、意匠的にも好ましくなく、さらに塵埃等がス
リツトSから内部に侵入して内部機構に悪影響を
及ぼす問題を内在している。
さらに、実公昭47−11754号公報に示される盲
蓋構造にあつても、一応V溝形状の溝にて構成さ
れるカツトオフ用リブが盲蓋の周りに設けられた
構造となつているが、これとても、上記したナイ
フ等にて接続部を切除して盲蓋を取り除くように
したものと同様な構造のものであつて、切除のた
めに一方の側に突出せしめられた溝部の存在によ
つてパネルの反対側の面の意匠効果は乏しいもの
であつた。
ここにおいて、本考案は、従来の盲蓋における
上記欠点を解消するために為されたものであつ
て、その要旨とするところは、車両内のインスト
ルメントパネル、コンソールボツクス等の装着部
材における車両内装品の装着場所に予め設けられ
てその装着時には除去される盲蓋において、該盲
蓋の周囲に凹溝が形成され、且つ該凹溝がその横
断面において該盲蓋の除去に際して該盲蓋に加え
られる力を集中せしめ得る切離し可能な鋭角部分
にて構成される最深部を有すると共に、かかる凹
溝の形成された側とは反対側の面における該凹溝
に対応する部位が周りの面に対して面一とされる
ようにしたことにある。
以下、本考案の実施例を示す図面にもとづいて
更に詳細に説明する。
第4図,第5図において、1はプラスチツク材
料による射出成形品からなる内装品装着部材とし
てのパネルであり、それのオプシヨン部品などの
車両内装品を装着すべき場所には所定の形状の盲
蓋2が形成されている。そして、この盲蓋2の周
囲には、本考案に従つて、凹溝5が形成されてお
り、且つパネル1側の凹溝の底部部分6の深さ
が、盲蓋2側の凹溝の底部部分7の深さより深く
なつている。即ち、溝5の底面がパネル側の垂直
壁より盲蓋2側に向つて漸次高くなるように傾斜
せしめられていることにより、鋭角部分の最深部
が形成され、以て底部部分6の溝底の厚さが、底
部部分7の溝底の厚さより薄く形成されているの
である。
それ故に、盲蓋2に外力Pが加えられると、該
凹溝5の最深部分(鋭角部分の先端)、即ち溝底
の厚さの最も薄い底部部分6に応力の集中が生起
し、そこで容易に破断されるようになつて、盲蓋
2がパネル1から簡単に分離させられるのであ
る。そして、板厚の極めて薄い部分に集中応力が
作用するために、該パネル1の上記分離部8は凹
凸の比較的少ない平面に形成され得ることとなる
のである。
また、上例の凹溝5の断面形状が異なる別の実
施例を第7図に示す。この凹溝5′は、パネル1
側の垂直壁9と盲蓋2側の傾斜壁10とから形成
されている。また更に別の実施例を示す第8図で
は、凹溝5″はパネル1側の垂直壁9と盲蓋2側
の円弧状断面の壁11とから形成されている。こ
れら二つの例はいずれも盲蓋2に加わる力によつ
て鋭角部分(弧状形状のものを含む)の先端部と
なる垂直壁9の下部に頭初の実施例同様に応力が
集中して効果的に切断されるものである。
更にまた、第9図に示すものは、凹溝の断面形
状の更に異なる実施例であつて、本例は当初の実
施例(第5図)においてパネル1側垂直壁の代り
に段付壁12が設けられたものであつて、その溝
5の深さが最大の部分13において切断された
後に、パネル1には計器等を取付けるための段付
部14が形成されるようになつているところが異
なる。
本考案は、かかる実施例についてのみに限定さ
れるものではなく、凹溝に沿つて該凹溝の鋭角部
分、換言すれば溝深さがより深くなる部分の設定
如何によつて種々の態様が可能であり、このよう
な態様を除外するものではないことは勿論であ
る。しかしながら、上記例示したようにパネル1
側に形成される垂直壁9,12に対して盲蓋2側
より溝深さが漸次深くなるように構成せしめるこ
とが本考案にあつては推奨され、これによつて本
考案の目的及び効果は最大限に発揮され得るので
ある。
また、以上の実施例にあつては、何れもパネル
1表側に凹溝5,5′,5″,5を形成している
が、これに代えて、パネル裏面側から凹溝を形成
しても同様な効果を奏せしめることが出来、特に
この場合には凹溝がパネル面に現われないので、
意匠効果が高められる利点がある。
さらに、その他、パネル1の表側と共に、裏側
からも凹溝を設けるようにすることも出来、これ
によつて盲蓋の切断分離をより一層容易と為すこ
とが可能である。
以上詳述したように、本考案にかかる構造の盲
蓋を取り外す場合には、該盲蓋を極めて簡単に切
断分離させることができ、しかも分離面の仕上り
も良好であるため、従来のように、ニツパやナイ
フ等で切断した後の切断面の仕上げ作業を行なう
必要もなく、従つて切断部の作業のムラも生ぜ
ず、また仕上げ作業時に発生し勝ちな作業者の怪
我の生ずる恐れもなく作業能率を著しく向上せし
める効果を奏するのである。
また、車両内装品を取り付けない場合には、盲
蓋は取り外されず、そのままにして置かれるので
あるが、本考案に従う盲蓋の構造にあつては、従
来のスリツトのような貫通孔がないので、内部が
見えて見ぐるしいとか、塵埃が侵入して内部機構
に悪影響を及ぼす等の恐れは全くなく、インスト
ルメントパネル、コンソールボツクス等の意匠に
も好結果をもたらす等の効果をも奏するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の盲蓋の構造を示すパネル(一
部)の斜視図であり、第2図は第1図の−断
面図、第3図は同じく第1図の−断面図であ
る。第4図は本考案の一実施例にかかる盲蓋の構
造を示すパネル(一部)の斜視図であり、第5図
は第4図の−断面図、第6図は外力pを盲蓋
に加え、盲蓋とパネルとを分離した場合の断面説
明図である。第7図乃至第9図は本考案の凹溝形
状のそれぞれ他の実施例を示す第5図に相当する
図である。 1……パネル、2……盲蓋、5……凹溝、6,
7……底部部分、8……分離部、9……垂直壁、
10……傾斜壁(底面)、11……断面弧状壁
(底面)、12……段付壁、13……最深底部部
分、14……段付部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両内のインストルメントパネル,コンソール
    ボツクス等の装着部材における車両内装品の装着
    場所に予め設けられて、その装着時には除去され
    る盲蓋にして、該盲蓋の周囲に凹溝が形成され、
    且つ該凹溝がその横断面において該盲蓋の除去に
    際して該盲蓋に加えられる力を集中せしめ得る切
    離可能な鋭角部分にて構成される最深部を有する
    と共に、かかる凹溝の形成された側とは反対側の
    面における該凹溝に対応する部位が周りの面に対
    して面一とされていることを特徴とする車両内装
    品装着部材における盲蓋の構造。
JP12226979U 1979-09-04 1979-09-04 Expired JPS6217314Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12226979U JPS6217314Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12226979U JPS6217314Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5639343U JPS5639343U (ja) 1981-04-13
JPS6217314Y2 true JPS6217314Y2 (ja) 1987-05-02

Family

ID=29354358

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12226979U Expired JPS6217314Y2 (ja) 1979-09-04 1979-09-04

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5950834U (ja) * 1982-09-29 1984-04-04 小島プレス工業株式会社 盲蓋の構造

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JPS5639343U (ja) 1981-04-13

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