JPH0121576Y2 - - Google Patents

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JPH0121576Y2
JPH0121576Y2 JP3282082U JP3282082U JPH0121576Y2 JP H0121576 Y2 JPH0121576 Y2 JP H0121576Y2 JP 3282082 U JP3282082 U JP 3282082U JP 3282082 U JP3282082 U JP 3282082U JP H0121576 Y2 JPH0121576 Y2 JP H0121576Y2
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JP
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housing
cover
hole
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hole cover
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は作動制御表示装置におけるホールカバ
ーの構造に係り、特に、該装置の表示板に設けら
れたホールがハウジングに一体に設けられたカバ
ーによつて覆われ、かつ該カバーが容易に取り除
かれ得るようにされたホールカバーの構造に関す
るものである。
従来より、車両内のインストルメントパネルな
どに装着されるヒータコントロール等の作動制御
表示装置においては、第1図、第2図に示される
ように、そのハウジング2の前面開口部に取り付
けられる表示板4には、エアコンのスイツチ等の
オプシヨン装備品のための制御手段を装着すべき
穴6が設けられており、そしてこの穴6を覆蓋す
るために、通常別部品としてのホールカバー8が
準備されている。このホールカバー8には、その
裏側に2個の弾力性を有する爪9が立設されてお
り、それぞれの爪9を内側に変形させて、表示板
4の外側より前記穴6内に押し入れることによつ
て、ホールカバー8は前記表示板4に係合せしめ
られ、穴6を覆蓋することとなるのである。
しかしながら、前述のようにホールカバー8は
表示板4とは別体とされているために、別部品と
して製作されねばならず、しかもインストルメン
トパネルの意匠は車種によつて異なるため、かか
るホールカバー8の多種類が必要とされ、更に、
表示板4の板厚により爪形状も変化するので、多
種類のホールカバー8を準備することが不経済と
なる傾向にあつたのである。
また、ホールカバーの他の例としては、表示板
に設けられるホールの所定の位置において、そこ
に位置する表示板自体をスリツトで囲み、これを
適数個の接続片で表示板と接続させた盲蓋形式の
ものがあるが、そのような形式において、オプシ
ヨン部品を装着する場合には、その盲蓋を打ち抜
き、除去することが必要となる。しかし、このよ
うな盲蓋の打抜き方式では、その切断部にバリや
不揃いの切口が残つているため、意匠上の観点か
らしても、これらを取り除く仕上げ作業が避けら
れず、このことが作業能率の低下をもたらしてい
るのである。
ここにおいて、本考案は、かかる事情に鑑みて
為されたものどあり、その目的とするところは、
ホールカバーをハウジングと一体に設け、且つそ
れらを接続する脚部部分に破断の容易な切離し部
を設けて、部品点数を減らすとともにホールカバ
ーの取り外しを極めて容易にすることにある。
そして、この目的を達成するために、本考案
は、ハウジングと、該ハウジングの前面開口部に
取り付けられる表示板とを含む作動制御表示装置
において、該表示板に設けられたホールを該表示
板の裏側より覆うカバーと、該表示板に対向する
前記ハウジングの底部より該表示板に向つて延び
且つ前記カバーを挟むようにその側部に取り付け
られた二つの脚部とを、前記ハウジングに一体的
に設けると共に、各脚部の所定の位置にそれぞれ
破断の容易な切離し部を設け、該切離し部におけ
る破断によつて該カバーを切り離し、除去せしめ
ることにより、前記表示板のホールが開口させら
れ得るようにしたことを特徴とするものである。
かくして、かくの如き本考案に従えば、ホール
カバーをハウジングと一体に設けたことにより、
一体成形が可能となり、部品点数を減少せしめる
ことができると共に、開口部の形状を容易にそれ
ぞれの表示板の意匠に対応したものと為し得るの
であり、また、ホールカバーとハウジングとを接
続する脚部部分に破断の容易な切離し部を設けた
ことにより、オプシヨン装備品をデイーラーにお
いて取付ける場合にもカバーの取外しが極めて容
易で、穴の仕上げ作業等は全く不要であり、更に
取外しの必要のないときは、そのままの状態を保
つて押しても外れることのない、優れた効果を有
するホールカバーの構造を提供し得たのである。
以下、本考案の実施例を示す図面にもとづいて
更に詳細に説明する。
第3図において、12は車両に装備されるヒー
タコントロール装置のハウジングであり、その前
面開口部に取り付けられる表示板14との間に
は、光源や該光源からの光を表示板14の多くの
表示部分16に導く透明な樹脂板からなる光誘導
体等の図示しない公知の部材が収納され、これら
によつて表示部分16が照明されるようになつて
いるのであり、前記表示板14に設けられたスリ
ツト18内を移動する図示しない操作レバーによ
つて前記表示部分16が指示されるようになつて
いる。そして、ハウジング12、表示板14及び
上記収納部材等は作動制御表示装置10を構成し
ているのである。
また、表示板14には、オプシヨン部品として
の車両内装品のための制御手段、例えばスイツチ
等を装着すべき場所に、所定形状のホール(第3
図においては四角穴)20が穿設されている。そ
して、これを表示板14の裏側より覆うホールカ
バー22がハウジング側に設けられているのであ
る。
このホールカバー22は、第4図乃至第6図に
示されるように、前記表示板14に対向する前記
ハウジング12の底部24より表示板14に向つ
て延びる2つの脚部26,26によつて支持され
ている。なお、ホールカバー22の周縁部には外
方に向けてフランジ部28が形成され、このフラ
ンジ部28と前記脚部26の頂部とが接続腕30
によつてそれぞれ接続されている。そして、この
接続腕30は、該ホールカバー22を挟んで、四
角形状のホールカバー22の相対する辺の対角線
近傍に配設されている。また、ホールカバー22
に対向する底部24の部分には穴32が形成さ
れ、底部24のこの部分が腕部26によつて持ち
上げられてホールカバー22を形成したような形
状となつている。
更にまた、前記接続腕30には、第4図及び第
6図に示されるように、その下面から上面へ向け
たV字形の切欠き34(切り離し部)がそれぞれ
設けられており、これによつて各接続腕30は切
欠き34によつて厚さを薄くされ、ホールカバー
22に捻り等の外力が加わると容易に捻り切れる
ようになつているのである。
それ故に、作動制御表示装置10にオプシヨン
部品の制御手段であるスイツチ等を取り付けよう
とするときは、その取付穴であるホール20を表
示板14に開口させるために、ホールカバー22
を取り除くことが必要とされる。この目的のため
に、指先にてホールカバー22を軽く捻る(脚部
26の取り付けられていない対角線上の一方の角
部を下方に、他方の角部を上方に押す)ことによ
つて、接続腕30の最も薄くなつた切欠き34部
分に集中応力が作用して、ホールカバー22は容
易に破断され、ハウジング12から極めて簡単に
分離させられることとなるのである。しかも、そ
の作業には、スパナ、其他の道具類は一切不要で
あり、形成されるホール20も既に仕上面が形成
されており、何等の後作業も必要としないのであ
る。
このように、ホールカバー22は、射出成形な
どの手法によつて、容易に、常にハウジング24
と一体に製作され得るものであるため、従来のよ
うに別部品としてストツクして置くことが全く不
要となり、以て部品点数を減少せしめ得、また表
示板14の意匠や板厚に応じた所望の形状とする
ことができるのである。そして、ホール20を形
成した後ではバリや不揃いの切口の除去のための
仕上け作業も不要であり、デイーラー等において
オプシヨン装備品の装着にあたつても極めて短時
間に装着作業を実施することができるのである。
また、オプシヨン装備品を取付けない場合に
は、ハウジング12から突設されたホールカバー
22はそのフランジ部28上面を表示板14に保
護されて、押しても外れることはなく、そのまま
の状態を保持し得て、ホール20のカバーの役目
を十分に果たすことができるのである。
なお、本実施例では、切離し部としての切欠き
34を脚部26の上端、カバー側取付部に設けた
例を示したのであるが、本考案は何等これに限定
されるものではなく、第7図に示されるように脚
部36の下端のハウジング側取付部35に切欠き
37を設けることも可能である。また、切欠き3
4は前記接続腕30の厚さ方向の切込みにより薄
肉化した例を示したが、第8図に示されるように
接続腕30の幅方向の切込み38によつて挟幅化
するか、第9図のように接続腕30を曲面切込み
部40にて薄肉化することによつても同様の目的
が達成され得るのである。
更にまた第10図、第11図に示されるよう
に、破断の容易な接続腕50を、表示板14とハ
ウジング底部24との中間の高さにおいて両者に
それぞれ立設された脚部42,44(これら二つ
の脚部にてカバー22がハウジング底部24に固
定されている)との間に設け、かかる接続腕50
部分を外力によつて破断せしめるようにすれば、
切欠き52の切り口が両者の中間に位置するため
に、切り口の影響が表示板14側にもハウジング
底部24側にも現われることがない利点がある。
この接続腕50と脚部42,44は、また、四角
形ホールカバーの相対する2辺の略中央に位置し
ているが、この場合も、上述の対角線近傍の配置
の場合と同様に、ホールカバー22の切断は容易
に行なわれるのである。
また、その他、本考案には、その趣旨を逸脱し
ない範囲内において、当業者の知識に基づいて
種々なる変形、改良などを加え得ることは言うま
でもないところである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホールカバーを備えた作動制御
表示装置の正面略図、第2図は第1図における
−断面説明図である。第3図は本考案の一実施
例に係る作動制御表示装置の一部切欠正面図、第
4図、第5図はそれぞれ第3図における−,
−断面図、第6図はそのホールカバーの設置
状況を示す斜視図である。第7図乃至第10図は
本考案のそれぞれ別の実施例を示す第6図に対応
する斜視図であり、第11図は第10図における
−部分断面図である。 10:作動制御表示装置、12:ハウジング、
14:表示板、20:ホール、22:ホールカバ
ー、24:底部、26,36,42,44:脚
部、30,50:接続腕、34,37,52:切
欠き、38:切込み、40:曲面切込み部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハウジングと、該ハウジングの前面開口部に
    取り付けられる表示板とを含む作動制御表示装
    置において、 該表示板に設けられたホールを該表示板の裏
    側より覆うカバーと、該表示板に対向する前記
    ハウジングの底部より該表示板に向つて延び且
    つ前記カバーを挟むようにその側部に取り付け
    られた二つの脚部とを、前記ハウジングに一体
    的に設けると共に、各脚部の所定の位置にそれ
    ぞれ破断の容易な切離し部を設け、該切離し部
    における破断によつて該カバーを切り離し、除
    去せしめることにより、前記表示板のホールが
    開口させられ得るようにしたことを特徴とする
    作動制御表示装置におけるホールカバー構造。 (2) 前記切離し部が、前記脚部のカバー側取付部
    若しくはハウジング側取付部に設けられた薄肉
    化部及び/又は狭幅化部である実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の構造。 (3) 前記切離し部が、前記脚部の中間部に設けら
    れている実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    構造。
JP3282082U 1982-03-09 1982-03-09 作動制御表示装置におけるホ−ルカバ−構造 Granted JPS58135986U (ja)

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JPS58135986U JPS58135986U (ja) 1983-09-13
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JP6121509B2 (ja) * 2015-11-26 2017-04-26 新コスモス電機株式会社 電気機器の筺体構造
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