JP2566248Y2 - 電気接続箱 - Google Patents

電気接続箱

Info

Publication number
JP2566248Y2
JP2566248Y2 JP2060792U JP2060792U JP2566248Y2 JP 2566248 Y2 JP2566248 Y2 JP 2566248Y2 JP 2060792 U JP2060792 U JP 2060792U JP 2060792 U JP2060792 U JP 2060792U JP 2566248 Y2 JP2566248 Y2 JP 2566248Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connection box
waterproof cover
piece
junction box
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2060792U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0584120U (ja
Inventor
島村雄三
Original Assignee
株式会社カンセイ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社カンセイ filed Critical 株式会社カンセイ
Priority to JP2060792U priority Critical patent/JP2566248Y2/ja
Publication of JPH0584120U publication Critical patent/JPH0584120U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566248Y2 publication Critical patent/JP2566248Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Fuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車に設備されるヒ
ューズブロック、あるいはこのヒューズブロックに接続
されるバスバー等の電気回路を収容する防水性の電気接
続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の防水性電気接続箱の構造
としては、図1に示す如き構造のものがある。すなわ
ち、1はバスバー等の電気回路及び電気部品を収納する
接続箱本体であって、この接続箱本体1の周縁には、周
辺側壁2を一体形成してなる略偏平形状のゴム製防水カ
バー3の上記側壁2が嵌合される段差部4が形成されて
おり、その接続箱本体1に防水カバー3を取付けるに
は、接続箱本体1の下側より防水カバー3を被せると同
時に防水カバー3の側壁2を接続箱本体1の段差部に嵌
着せしめ、しかる後その防水カバー3の側壁2外側周囲
に結束バンド5を当てがい、しかる後この結束バンド5
を締付けることで接続箱本体1に防水カバー3が水密に
取付けられるものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電気接続箱において、その接続箱本体1に防
水カバー3を締着するには、予め形成されている別部材
の結束バンド5を使用しなければならないことから、そ
の結束バンドの製作工程が必要であると共に部品点数が
増大して経済性が悪い。さらには結束バンドを緊張させ
るという作業工程が必要であって、電気接続箱の防水組
立作業性が悪いという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、かかる従来の
問題点に着目してなされたもので、接続箱本体の外周側
面に、予め形成されている防水カバーの周縁起立壁が嵌
入される凹溝を形成すると共に、この接続箱本体の外側
に、薄肉ヒンジを介して上記接続箱本体と一体に成形さ
れかつ上記凹溝内に嵌合されている防水カバーの嵌合状
態を保持せしめるための抜け防止片を設けてなる電気接
続箱を提供するものである。
【0005】従ってこの電気接続箱によれば接続箱本体
の樹脂成形時に該接続箱本体と一体の抜け防止片を一体
成形することができるので、部品点数の削減に伴なう経
済性と組立作業性が向上されるものである。
【0006】
【実施例】以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
【0007】図2,図3において21はバスバー等の電
気回路、ヒューズ等の電気部品を組付ける樹脂製の接続
箱本体であって、この接続箱本体21の外周側面には、
後述する防水カバーの周縁起立片を嵌入せしめるための
下向きの凹溝22が形成されている。またこの接続箱本
体21の一対の外側面には、上記凹溝22の辺縁より支
出される薄肉ヒンジ23を介して連結される抜け防止片
24が設けられている。この抜け防止片24の上側辺縁
の適宜位置に、接続箱本体21の側面に形成されている
係止爪25に係止される係止孔26が一体形成されてお
り、また抜け防止片24の下側辺縁の適宜位置には、前
記の凹溝22内に突入される押え爪27が一体形成され
ているものである。
【0008】28は、上記構造の接続箱本体21の下側
面に被着されて接続箱本体21の下側開口部の防水を行
なうための防水カバーであって、この防水カバー28の
周縁起立壁29には、段差部30によって肉厚となるよ
うに形成されかつ前記の凹溝22内に水密状態で嵌入さ
れる嵌合片31が形成されている。32は防水カバー2
8の中央部に形成されているワイヤハーネス挿通孔であ
る。
【0009】以上が本実施例の構成であるが、次にその
作用について述べると、図3,図4に示すように、接続
箱本体21の側面に薄肉ヒンジ23を介して連結されて
いる抜け防止片24を凹溝22から離されている状態
で、防水カバー28の周縁に形成されている嵌合片31
を凹溝22内に嵌入する。次いで前記の抜け防止片24
に形成されている押え爪27を、前記凹溝22内に嵌合
されている嵌合片31の段差部30を押し上げるような
形で凹溝22内に引掛けると共に、その抜け防止片24
に形成されている係止爪26を、係止爪25に係止せし
めれば、その抜け防止片24は、接続箱本体21の外側
面に止着される(図5参照)。
【0010】これによって凹溝22内に嵌入された防水
カバーの嵌合片31は、その段差部30に押え爪27が
押圧係止されることから、その防水カバー28は、凹溝
22から抜け出ることがなく水密状態で接続箱本体21
に被着保持されるものである。
【0011】従ってこの実施例によれば、接続箱本体2
1に被着せしめる防水カバー28の抜け防止を行なうた
めの抜け防止片24は、その接続箱本体21を樹脂成形
するときに該接続箱本体21と一体に樹脂成形されるも
のであり、さらにその抜け防止片24を別の製作工程で
成形する必要もないので部品点数の削減と、製作工程の
省力化によって経済性に優れた電気接続箱が提供でき
る。また接続箱本体21に嵌合せしめた防水カバー28
は抜け防止片24を接続箱本体21にワンタッチで止着
することによりその防水カバー28の抜け止め作用が確
保できることから、防水カバー28の抜け止め防止のた
めの止着作業性が大幅に向上される。
【0012】
【考案の効果】以上のように本考案は開口部周縁に防水
カバー嵌入用の凹溝22を形成した接続箱本体21と、
上記凹溝22内に水密に嵌入される嵌合片31を周縁に
形成しかつこの嵌合片の近傍に段差部30を形成した防
水カバー28と、前記接続箱本体21の凹溝22辺縁部
より支出される薄肉ヒンジ23を介して連結されると共
に、前記凹溝22内に嵌入されている嵌合片31近傍の
段差部30を凹溝22内方向へ押圧する押え片27及び
接続箱本体21の側面に形成した係止爪25に係止され
る係止孔26を設けた抜け防止片24とからなる電気接
続箱であるから、これによれば、接続箱本体21に被着
せしめる防水カバー28の抜け防止を行なうための抜け
防止片24は、その接続箱本体21を樹脂成形するとき
に該接続箱本体21と一体に樹脂成形されるものであ
り、さらにその抜け防止片24を別の製作工程で成形す
る必要もないので部品点数の削減と、製作工程の省力化
によって経済性に優れた電気接続箱が提供できる。また
接続箱本体21に嵌合せしめた防水カバー28は抜け防
止片24を接続箱本体21にワンタッチで止着すること
によりその防水カバー28の抜け止め作用が確保できる
ことから、防水カバー28の抜け止め防止のための止着
作業性が大幅に向上されるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の電気接続箱の構造分解説明図
【図2】本考案実施例の電気接続箱の分解構造説明図
【図3】本考案実施例の電気接続箱の断面構造説明図
【図4】本考案実施例の電気接続箱の要部構造説明図
【図5】本考案実施例の電気接続箱の組立完了時の要部
構造説明図
【符号の説明】
21…接続箱本体 22…凹溝 23…薄肉ヒンジ 24…抜け防止片 25…係止爪 26…係止孔 27…押え爪 28…防水カバー 29…起立壁 30…段差部 31…嵌合片 32…ワイヤハーネス
挿通孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部周縁に防水カバー嵌入用の凹溝
    (22)を形成した接続箱本体(21)と、上記凹溝
    (22)内に水密に嵌入される嵌合片(31)を周縁に
    形成しかつこの嵌合片の近傍に段差部(30)を形成し
    た防水カバー(28)と、前記接続箱本体(21)の凹
    溝(22)辺縁部より支出される薄肉ヒンジ(23)を
    介して連結されると共に、前記凹溝(22)内に嵌入さ
    れている嵌合片(31)近傍の段差部(30)を凹溝
    (22)内方向へ押圧する押え片(27)及び接続箱本
    体(21)の側面に形成した係止爪(25)に係止され
    る係止孔(26)を設けた抜け防止片(24)とからな
    ることを特徴とする電気接続箱。
JP2060792U 1992-04-06 1992-04-06 電気接続箱 Expired - Lifetime JP2566248Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2060792U JP2566248Y2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 電気接続箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2060792U JP2566248Y2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 電気接続箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0584120U JPH0584120U (ja) 1993-11-12
JP2566248Y2 true JP2566248Y2 (ja) 1998-03-25

Family

ID=12031955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2060792U Expired - Lifetime JP2566248Y2 (ja) 1992-04-06 1992-04-06 電気接続箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566248Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6422696B2 (ja) * 2014-07-18 2018-11-14 矢崎総業株式会社 電気接続箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0584120U (ja) 1993-11-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07263043A (ja) アース端子の共締め構造
JPH09116277A (ja) 電気接続箱
JP2566248Y2 (ja) 電気接続箱
JPS6122334Y2 (ja)
JP3188391B2 (ja) ターミナルキャップ
JPH08107615A (ja) 電気接続箱の固定構造
JPH0339287Y2 (ja)
JP2593669Y2 (ja) ハーネスカバー
JPH0413971Y2 (ja)
JPH0544210Y2 (ja)
JP2572981B2 (ja) 電子機器ケ−ス
JP2004253223A (ja) ターミナルキャップ
JPS6018856Y2 (ja) 自動車用ヒユ−ズボツクス
JPH03703Y2 (ja)
JP3757690B2 (ja) 電子制御ユニットボックス
JPH0521477Y2 (ja)
JPS5848855Y2 (ja) 車載用スピ−カボックス
JPH0333104Y2 (ja)
JP3350942B2 (ja) ターミナルカバー装置
JPS5830753Y2 (ja) 自動車用室内鏡
JPH0335176Y2 (ja)
JPH0811529A (ja) モールデイングの接続構造
JPS6226281Y2 (ja)
JPH0321047Y2 (ja)
JPH0637587Y2 (ja) ステアリングホイ−ルのコネクタ−固定装置