JPH0321047Y2 - - Google Patents

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JPH0321047Y2
JPH0321047Y2 JP3956586U JP3956586U JPH0321047Y2 JP H0321047 Y2 JPH0321047 Y2 JP H0321047Y2 JP 3956586 U JP3956586 U JP 3956586U JP 3956586 U JP3956586 U JP 3956586U JP H0321047 Y2 JPH0321047 Y2 JP H0321047Y2
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JP
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insulator
antenna
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grommet
automobile
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JP3956586U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車用カーアンテナマウント部
のシール(防水性)性を考慮した自動車用アンテ
ナのマウント部構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は従来の自動車用アンテナのマウント部
構造の断面図である。この第2図において、樹脂
性のインシユレータ2に、ラバーなどのシート3
を組み合わせて、自動車のボデイ面4にナツト1
で締め付けていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この場合、シート3はどうしても、インシユレ
ータ2に被覆して使用するため、突出部3aが不
可避的であり、この突出部3aが存在することは
意匠上好ましくなく、また、雨水がたまり易く、
流れ落ちない欠点があつた。
さらに、インシユレータ2の取付角度が急なも
のでは、面直角性が悪く、防水上問題であるばか
りか、インシユレータ2とシート3間で急角度の
場合、すべり易く、位置ずれがし易いとともに、
ボデイ面4に対する締付けが充分伝わらないきら
いがある。
また、突出部3aはインシユレータ2を上から
締め付けたとき、矢印A方向に力の分散が生じ、
防水性が極めて悪くなり、これに対処するため
に、シリコンなどの防水剤または接着剤を塗布し
なければならなかつた。
この考案は、上記従来の欠点を除去するために
なされたもので、防水性をよくし、ずれの防止が
できるとともに、締付け時の不安定性を解消で
き、しかも外観デザイン的にも良好な自動車用ア
ンテナのマウント部構造を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のマウント部構造は、その目的を達成す
るため、金属プレス部品又は硬質の樹脂で形成さ
れたインシユレータと、該インシユレータの内部
に装着された弾性材料製のグロメツトと、車両の
ボデイ面に形成されたアンテナ取付け用の孔と、
アンテナのネツク部を被覆した前記インシユレー
タを前記自動車のボデイ面に固定する締付けナツ
トとを備えており、該締付けナツトで前記インシ
ユレータを前記ボデイ面に締め付けた状態で、前
記グロメツトの下端が前記アンテナ取付け用の孔
を介して前記ボデイ面の裏側に達していることを
特徴とする。
〔作用〕
この考案は、インシユレータの内部に弾性を有
するグロメツトを介在させてボデイ面に締付けナ
ツトで締め付けると、グロメツトが弾性を有する
からボデイ面に密着し、かつその底面がボデイ面
の孔の端面に引掛けるように嵌合する。
〔実施例〕
以下、この考案の自動車用アンテナのマウント
部構造の実施例について図面に基づき説明する。
第1図はその一実施例の構成を示す断面図であ
る。この第1図において、第2図と同一部分には
同一符号を付して説明する。
自動車のボデイ面4に所定の孔を形成してロツ
ドアンテナのネツク部7aが挿入されており、ま
た、このネツク部7aの外周面にはグロメツト6
を介してインシユレータ2が被覆されている。
このインシユレータ2は、特に取付角度調整用
に好都合なように金属プレス部品または硬質な樹
脂を成形によつて、薄い皮の部分を作り、その内
部に弾性を有し、ボデイ面4に密着性の良好な、
たとえば、ゴム性のグロメツト6が嵌着されてい
る。
このインシユレータ2を金属プレス部品で形成
する場合には、グロメツト6はゴム材で形成した
ものを嵌合状態にしたものであり、また、硬質の
樹脂材で形成した場合には、その内部のゴム材に
よるグロメツト6は2度成形で固着した方がよ
い。
このようなインシユレータ2をグロメツト6を
介して、アンテナのネツク部7aの外周面に当接
させた状態で、アンテナトツプ7bの部分から締
付けナツト1で締め付ける。
このとき、グロメツト6は弾性を有するから、
アンテナのネツク部7aの外周面に密着し、しか
もボデイ面4に密着するとともに、ボデイ面4の
孔の端面にグロメツト6の下端が係止するように
嵌合される。これにより、ボデイ面4の防止性を
保たれることになる。
したがつて、従来のインシユレータをゴムシー
トに乗せるようにすることによるずれ、締付時の
締付不安定を良好にし、さらに、外観デザイン的
にも従来のシートが出張らず、すつきりする。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の自動車用アンテナの
マウント部構造によれば、インシユレータの内部
に弾性を有するグロメツトを介して、ボデイ面に
締付けナツトで締め付けるようにしたので、ボデ
イ面に突出部が生じることなく、ボデイ面にアン
テナをマウントでき、すべりと雨水の溜水現象を
解消でき、かつグロメツトを、外形状を維持する
硬質部材で包被しているので、締付時に形崩れす
ることなく、ボデイ外面に密着するので、ボデイ
面部分の防水性が向上するとともに、急な取付角
度にも対処でき、しかも外観上もすぐれたものと
なる。
また、取付時に部品点数が少なく、取付作業性
の向上とコストダウンが可能となり、加えて信頼
性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の自動車用アンテナのマウン
ト部構造の一実施例の断面図、第2図は従来の自
動車用アンテナのマウント部構造の断面図であ
る。 1……締付けナツト、2……インシユレータ、
4……ボデイ面、6……グロメツト、7a……ア
ンテナのネツク部、7b……アンテナトツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属プレス部品又は硬質の樹脂で形成されたイ
    ンシユレータと、該インシユレータの内部に装着
    された弾性材料製のグロメツトと、車両のボデイ
    面に形成されたアンテナ取付け用の孔と、アンテ
    ナのネツク部を被覆した前記インシユレータを前
    記自動車のボデイ面に固定する締付けナツトとを
    備えており、該締付けナツトで前記インシユレー
    タを前記ボデイ面に締め付けた状態で、前記グロ
    メツトの下端が前記アンテナ取付け用の孔を介し
    て前記ボデイ面の裏側に達していることを特徴と
    する自動車用アンテナのマウント部構造。
JP3956586U 1986-03-18 1986-03-18 Expired JPH0321047Y2 (ja)

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JP3956586U JPH0321047Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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JP3956586U JPH0321047Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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Publication Number Publication Date
JPS62151212U JPS62151212U (ja) 1987-09-25
JPH0321047Y2 true JPH0321047Y2 (ja) 1991-05-08

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ID=30852851

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JP3956586U Expired JPH0321047Y2 (ja) 1986-03-18 1986-03-18

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