JPH0330904A - フリッチ製造方法 - Google Patents

フリッチ製造方法

Info

Publication number
JPH0330904A
JPH0330904A JP16772989A JP16772989A JPH0330904A JP H0330904 A JPH0330904 A JP H0330904A JP 16772989 A JP16772989 A JP 16772989A JP 16772989 A JP16772989 A JP 16772989A JP H0330904 A JPH0330904 A JP H0330904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flitch
pressing
face
jig
end material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16772989A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2667519B2 (ja
Inventor
Yoshio Sano
佐野 由男
Goro Shiba
柴 五郎
Kazumi Maeda
和美 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1167729A priority Critical patent/JP2667519B2/ja
Publication of JPH0330904A publication Critical patent/JPH0330904A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2667519B2 publication Critical patent/JP2667519B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finished Plywoods (AREA)
  • Manufacture Of Wood Veneers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、端材フリッチと他の端材フリッチあるいは
大きなままのフリッチとを接着して新たなフリッチを製
造するフリッチ製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、柾目柄の人工木を製造する場合、第3図に示す方
法が採られている。すなわち、単板31を積層したフリ
ッチ32を製造し、このフリッチ32の両端を積層面に
対して傾斜した傾斜切断面へで切断し、この傾斜切断面
Aに沿ってフリッチ32をスライスして柾目柄の人工木
を製造している。単板31はスライスした染色単板等か
らなり、若干波形に湾曲させて積層しである。平板状の
ままで積層したものでも良い。
この方法では、切断した三角形状の端材フリッチ32a
(同図に斜線部で示す)は、人工木の製造に使用できず
、廃棄されることになる。
そのため、少し大きめの端材フリッチ32bが生じるよ
うに、傾斜切断面Bで切断し、両側の端材フリッチ32
b同志を第4図に示す治具を用いて接着することにより
、新たなフリッチ32′を製造する方法が採用されてい
る。
この治具は、下方の端材フリッチ32bの傾斜切断面B
を載せる載置台33と、上方の端材フリッチ32bの傾
斜切断面Bを押圧する押圧治具34とからなり、各々に
側面支持具33a、34aを設けである。
このように、端材フリッチ32bを利用することにより
、歩留りの向上が図られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、押圧治具34による押圧方向Fが瑞相フリッチ
32b同志の接着面Cに対して傾斜した方向となるため
、上方の端材フリッチ32bが矢印a方向に滑りを生じ
、接着不良が発生することがある。そのため、スライス
した人工木の製品にこの接着面で欠陥が生じる。また、
接着不良が発生しなくても、接着面に残留応力が生じる
ため、製造したフリッチ32′が破壊されてひび割れ不
良が多発するという問題点があった。
この発明の目的は、端材フリッチと他のフリッチとの接
着面に滑りや残留応力が発生することのないフリッチ製
造方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のフリッチ製造方法は、端材フリッチの傾斜切
断面に合致した傾斜角度の傾斜押圧面および端材フリッ
チの傾斜切断面に対して鋭角をなす側面を支持する側面
支持面を有する押圧治具を使用する方法である。端材フ
リッチは、単板の積層面に対して傾斜した傾斜切断面を
有するものであり、この傾斜切断面と反対の端面で他の
フリッチの端面に接着剤を介して重ねる。この後、前記
押圧治具により端材フリッチの前記傾斜切断面を単板積
層方向に押圧する。
〔作 用〕
この発明方法によると、傾斜切断面に合致した傾斜角度
の傾斜押圧面で端材フリッチを単板積層方向に押圧する
ため、端材フリッチと他の7リツチとの重なり面は垂直
に押圧される。そのため、抑圧によって重なり面に滑り
方向の応力が作用することがない。
〔実施例〕
この発明の一実施例を第1図に基づいて説明する。この
方法は、押圧治具1と受は治具2とを使用し、一対の端
材フリッチ32bの傾斜切断面Bと反対の端面同志を接
着する方法である。端材フリッチ32bは、第3図とと
もに前述したものである。前記端面からなる接着面Cに
は接着剤を介在させる。
押圧治具lは、端材フリッチ32bの傾斜切断面Bに合
致した傾斜角度の傾斜押圧面1aおよび端材フリッチ3
2bの傾斜切断面Bに対して鋭角をなす側面を支持する
側面支持面1bを有する。
受は治具2は、押圧治具lと同様な傾斜受は面2aおよ
び側面支持面2bを有する。押圧治具lは連結軸1cを
介して抑圧駆動源に連結され、単板積層方向Qに抑圧を
行う。このように押圧することにより、接着面Cの前記
接着剤による接着が行われ、両端材フリッチ32bが一
体となった新たなフリッチ32′が製造される。
この方法によると、傾斜切断面Bに合致した傾斜角度の
傾斜押圧面1aを有する押圧治具1により端材フリッチ
32bを単板積層方向Qに押圧し、かつ同様な傾斜受は
面2aを有する受は治具2により下方の端材フリッチ3
2bを受けるため、両端材フリッチ32bの重なり面で
ある接着面Cは垂直に押圧される。そのため、抑圧によ
り接着面Cに滑り方向の応力が作用することがなく、こ
の接着面Cに滑りが発生したり、残留応力が生じたりす
ることがない。したがって、単板ひび割れ不良や接着不
良のない良好なフリッチが製造できる。
第4図の従来方法と、この実施例とを同じ条件で実施し
、不良率の発生状態を調べた。接着条件は次のとおりで
ある。
圧力;13kg/a!、接着剤:市販のウレタン系接着
剤、接着剤塗布量、  100g/%、積層する単板:
ホワイトウッドの染色単板(1,0as厚が15枚)、
端材フリッチのサイズ:4000x550(単位w) 製造したフリッチのスライス厚; 0.2 +u+。
この条件で、スライス後の接着不良の率および単板ひび
割れ不良率をカウントしたところ、表1の結果が得られ
た。
(以下余白) 表−一り 表1に示すように、この実施例によると、従来数%発生
していた接着不良およびひび割れ不良を皆無にすること
ができた。
第2図はこの発明の他の実施例を示す。この方法は、瑞
相フリッチ32bを他の大きなままのフリッチ40と接
着して新たなフリッチ41を製造する方法である。他の
フリッチ41は平坦な受は治具3に載せ、瑞相フリッチ
32bは第1図に示した押圧治具lで押圧する。なお、
押圧治具lには補助保持爪1dを設けである。
接着の完了した新たなフリッチ41は、下部を傾斜切断
面りで切断する。これにより生じた瑞相フリッチ32b
′は、矢印pで示すように次回の7リツチ製造工程のと
きに、押圧治具l側へ配置し、他の大きなままのフリッ
チと接着する。このように接着することにより、瑞相フ
リッチ32b同志の接着は不要となる。
このように瑞相フリッチ32bと他の大きなままのフリ
ッチ40とを接着する場合も、接着面C′の良好な接着
が前記と同様に行える。
〔発明の効果〕
この発明のフリッチ製造方法によると、傾斜切断面に合
致した傾斜角度の傾斜押圧面を有する押圧治具により瑞
相フリッチを単板積層方向に押圧するため、瑞相フリッ
チと他のフリッチとの重なり面は垂直に押圧される。そ
のため、押圧により重なり面に滑り方向の応力が作用す
ることがなく、この重なり面からなる接着面に滑りが発
生したり、残留応力が生じたりすることがない。したが
って、単板ひび割れ不良や接着不良のない良好なフリッ
チが製造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の製造工程を示す断面図、
第2図は他の実施例の製造工程を示す断面図、第3図は
従来のフリッチ切断工程の説明図、第4図は従来のフリ
ッチ製造方法の説明図である。 ■・・・押圧治具、la・・・傾斜押圧面、1b・・・
側面支持面、2,3・・・受は治具、32b・・・瑞相
フリッチ、32′・・・新たなフリッチ、40・−・他
のフリッチ、41・・・新たなフリッチ、B・・・傾斜
切断面、C・・・接着面、Q・・・単板積層方向 第1図 〉受け/す 第2&

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 単板の積層面に対して傾斜した傾斜切断面を有する端材
    フリッチを、この傾斜切断面と反対の端面で他のフリッ
    チの端面に接着剤を介して重ねる工程と、前記傾斜切断
    面に合致した傾斜角度の傾斜押圧面および前記端材フリ
    ッチの前記傾斜切断面に対して鋭角をなす側面を支持す
    る側面支持面を有する押圧治具により前記端材フリッチ
    の前記傾斜切断面を単板積層方向に押圧して前記端材フ
    リッチと前記他のフリッチとの端面同志の重なり面を接
    着する工程とを含むフリッチ製造方法。
JP1167729A 1989-06-27 1989-06-27 フリッチ製造方法 Expired - Fee Related JP2667519B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1167729A JP2667519B2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 フリッチ製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1167729A JP2667519B2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 フリッチ製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0330904A true JPH0330904A (ja) 1991-02-08
JP2667519B2 JP2667519B2 (ja) 1997-10-27

Family

ID=15855073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1167729A Expired - Fee Related JP2667519B2 (ja) 1989-06-27 1989-06-27 フリッチ製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2667519B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006003382A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Canon Inc 光学ユニット、光学装置および撮像装置
KR100731248B1 (ko) * 1999-09-13 2007-06-25 다우 아그로사이언시즈 엘엘씨 살충제 마크롤라이드

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593128A (ja) * 1982-06-29 1984-01-09 Hino Motors Ltd デイ−ゼルエンジンの暖機装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS593128A (ja) * 1982-06-29 1984-01-09 Hino Motors Ltd デイ−ゼルエンジンの暖機装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100731248B1 (ko) * 1999-09-13 2007-06-25 다우 아그로사이언시즈 엘엘씨 살충제 마크롤라이드
JP2006003382A (ja) * 2004-06-15 2006-01-05 Canon Inc 光学ユニット、光学装置および撮像装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2667519B2 (ja) 1997-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3970497A (en) End trim plywood process
US4938826A (en) Method of one or two-side coating of thin plates
JPH0330904A (ja) フリッチ製造方法
EP0199350B1 (en) Method of mending defective wood plate
JP4209982B2 (ja) レース単板材を利用した板材の製造方法
JPH024401B2 (ja)
JP2001062807A (ja) 曲げ物の製造方法
JPS6222768B2 (ja)
JPH05162103A (ja) 人工木質化粧材の素材単板の製造方法
JPH0354882Y2 (ja)
JPH04113804A (ja) 合板
JPS5941204A (ja) 集成単板の製法
JPS5850564B2 (ja) 人工化粧単板の製造方法
JPH04113803A (ja) 合板
JPH04277111A (ja) コンベヤベルトの抗張体露出方法
JPH0114403Y2 (ja)
JPS625286Y2 (ja)
JPS6226884B2 (ja)
JPS637122B2 (ja)
JPS59361B2 (ja) ベニヤタンパンノヨコハギホウホウ
JPH03278901A (ja) 合板接着用シート
JPS5921285B2 (ja) つき板貼り合せ方法
JPH11105006A (ja) ベニヤ単板の縦はぎ方法
JPH0825317A (ja) 木質材のコーナー部接合構造
JPS61258701A (ja) 単板積層材

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees