JPS6222768B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6222768B2 JPS6222768B2 JP55144747A JP14474780A JPS6222768B2 JP S6222768 B2 JPS6222768 B2 JP S6222768B2 JP 55144747 A JP55144747 A JP 55144747A JP 14474780 A JP14474780 A JP 14474780A JP S6222768 B2 JPS6222768 B2 JP S6222768B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- finger joint
- veneers
- laminate
- tongue piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000001145 finger joint Anatomy 0.000 claims description 29
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 3
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 239000012467 final product Substances 0.000 description 1
- 210000000569 greater omentum Anatomy 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Dovetailed Work, And Nailing Machines And Stapling Machines For Wood (AREA)
- Finished Plywoods (AREA)
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、端部にフインガージヨイントが形成
されたフインガージヨイント用突板の製造方法に
関するものである。
されたフインガージヨイント用突板の製造方法に
関するものである。
一般に長尺の板材を得るために第１図のよう
に、複数の板材１４の長手方向の各端部に夫々鋸
歯状のフインガージヨイント３を形成して板材１
４を次々に連結することが行なわれている。しか
しながら、従来のフインガージヨイント３は板材
１４の幅方向の全幅に亘つて略一直線に設けられ
ていたものであり、一般に板材１４の長手方向と
木目方向とは一致しているものであるから、フイ
ンガージヨイント３は木目方向と略直交する方向
に形成されることとなり、板材１４の結合部分が
目立ちやすいという欠点があつた。また、フイン
ガージヨイント３を形成するためにカツターを使
用していたものであるから、再現性が悪く、突板
のような薄板にフインガージヨイント３を形成す
ると毛羽が出たりして精度よくフインガージヨイ
ント３を形成することが困難であつた。
に、複数の板材１４の長手方向の各端部に夫々鋸
歯状のフインガージヨイント３を形成して板材１
４を次々に連結することが行なわれている。しか
しながら、従来のフインガージヨイント３は板材
１４の幅方向の全幅に亘つて略一直線に設けられ
ていたものであり、一般に板材１４の長手方向と
木目方向とは一致しているものであるから、フイ
ンガージヨイント３は木目方向と略直交する方向
に形成されることとなり、板材１４の結合部分が
目立ちやすいという欠点があつた。また、フイン
ガージヨイント３を形成するためにカツターを使
用していたものであるから、再現性が悪く、突板
のような薄板にフインガージヨイント３を形成す
ると毛羽が出たりして精度よくフインガージヨイ
ント３を形成することが困難であつた。
本発明は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その目的とするところは、フインガージヨイ
ントを精度よくしかも簡単に突板に形成するフイ
ンガージヨイント用突板の製造方法を提供するこ
とにある。
て、その目的とするところは、フインガージヨイ
ントを精度よくしかも簡単に突板に形成するフイ
ンガージヨイント用突板の製造方法を提供するこ
とにある。
本発明に係るフインガージヨイント用突板の製
造方法は、多数枚の突板を積層して突板積層体を
形成し、夫々円筒体の周面全面に軸方向に沿つて
並ぶ波状突起が形成された互いに径の異なる複数
の鋸歯ブロツクを同軸上に並べた鋸盤にて突板積
層体の長手方向の端面全面を切削し、次いで突板
積層体から突板を１枚ずつ分離することにより、
長手方向の端部に舌片が突出し舌片の先端縁と残
りの端縁とにフインガージヨイントを有する突板
を形成するものであり、薄板の突板を多数枚積層
し、突板積層体として十分な強度をもたせた状態
で切削することにより、各突板に割れや欠けが生
じないようにしてフインガージヨイントの形状の
再現性を向上させたものである。
造方法は、多数枚の突板を積層して突板積層体を
形成し、夫々円筒体の周面全面に軸方向に沿つて
並ぶ波状突起が形成された互いに径の異なる複数
の鋸歯ブロツクを同軸上に並べた鋸盤にて突板積
層体の長手方向の端面全面を切削し、次いで突板
積層体から突板を１枚ずつ分離することにより、
長手方向の端部に舌片が突出し舌片の先端縁と残
りの端縁とにフインガージヨイントを有する突板
を形成するものであり、薄板の突板を多数枚積層
し、突板積層体として十分な強度をもたせた状態
で切削することにより、各突板に割れや欠けが生
じないようにしてフインガージヨイントの形状の
再現性を向上させたものである。
最終製品としての突板１は、第２図に示すよう
に、突板１の長手方向に沿つて舌片２が突出し舌
片２の先端縁と残りの突板１の長手方向の端縁と
に夫々突板１の半分の幅を有するフインガージヨ
イント３が形成されたものである。フインガージ
ヨイント３の山部と谷部との各頂角は45度に形成
されているものであつて、これは頂角が小さくな
るほどフインガージヨイント３のジグザグ状の境
界線が木目方向と平行な方向に近付いてフインガ
ージヨイント３が目立たなくなるものの、あまり
小さくすると成形時に欠け易くなつて加工が困難
になるからであり、最適角として45度が選択され
ている。このように形成された一対の突板１のフ
インガージヨイント３同士を第２図のように、突
き合わせて不織布（図示せず）により裏打ちして
一対の突板１を連結するのである。
に、突板１の長手方向に沿つて舌片２が突出し舌
片２の先端縁と残りの突板１の長手方向の端縁と
に夫々突板１の半分の幅を有するフインガージヨ
イント３が形成されたものである。フインガージ
ヨイント３の山部と谷部との各頂角は45度に形成
されているものであつて、これは頂角が小さくな
るほどフインガージヨイント３のジグザグ状の境
界線が木目方向と平行な方向に近付いてフインガ
ージヨイント３が目立たなくなるものの、あまり
小さくすると成形時に欠け易くなつて加工が困難
になるからであり、最適角として45度が選択され
ている。このように形成された一対の突板１のフ
インガージヨイント３同士を第２図のように、突
き合わせて不織布（図示せず）により裏打ちして
一対の突板１を連結するのである。
この突板１は以下の製造方法により製造され
る。すなわち、第４図に示すように、まず50乃至
100枚程度の突板１を積層して突板積層体１１を
形成し、突板積層体１１の厚み方向の上下を15乃
至20mm厚の当て板１３で挟み、当て板１３の両側
から30乃至50Kg／cm2の圧力を加えてこれを鋸盤８
で切削するのである。このように厚みの小さい突
板１を多数枚積層しているから、ある程度の強度
を保つことができ、後述する切削時に突板１の端
縁が割れたり欠けたりすることが防止できるので
ある。鋸盤８は第３図に示すように、同径の丸鋸
刃６を複数枚重ね合わせて一つの鋸歯ブロツク７
を形成し、大径と小径の鋸歯ブロツク７を鋸軸４
に挿通して、これを一対のフランジ９間で挟持す
ると共にナツト１０で締めて鋸軸４から外れない
ようにしたものであつて、鋸軸４をモータのよう
な動力源により毎分5000回転以上の回転数で回転
させ当て板１３に挟持させた突板１を毎分１乃至
1.5mの送り速度で送り、切削を行なうのであ
る。各丸鋸刃６の周縁は断面が山形のテーパ面５
となつており、その頂角は45角となつて、このテ
ーパ面５により鋸歯状のフインガージヨイント３
が形成されるのである。その後、当て板１３を外
せば各突板１が１枚１枚に分離できるのであり、
フインガージヨイント３を有した突板１が形成さ
れることになる。すなわち、50乃至100枚の突板
１を積層して突板積層体１１の状態で切削を行な
うことにより、薄板の突板１に毛羽を出したりす
ることなく、再現性よくフインガージヨイント３
を有する突板１を形成することができるのであ
り、フインガージヨイント３を形成した後に、突
板積層体１１から各突板１を１枚ずつ分離すれば
よいのである。
る。すなわち、第４図に示すように、まず50乃至
100枚程度の突板１を積層して突板積層体１１を
形成し、突板積層体１１の厚み方向の上下を15乃
至20mm厚の当て板１３で挟み、当て板１３の両側
から30乃至50Kg／cm2の圧力を加えてこれを鋸盤８
で切削するのである。このように厚みの小さい突
板１を多数枚積層しているから、ある程度の強度
を保つことができ、後述する切削時に突板１の端
縁が割れたり欠けたりすることが防止できるので
ある。鋸盤８は第３図に示すように、同径の丸鋸
刃６を複数枚重ね合わせて一つの鋸歯ブロツク７
を形成し、大径と小径の鋸歯ブロツク７を鋸軸４
に挿通して、これを一対のフランジ９間で挟持す
ると共にナツト１０で締めて鋸軸４から外れない
ようにしたものであつて、鋸軸４をモータのよう
な動力源により毎分5000回転以上の回転数で回転
させ当て板１３に挟持させた突板１を毎分１乃至
1.5mの送り速度で送り、切削を行なうのであ
る。各丸鋸刃６の周縁は断面が山形のテーパ面５
となつており、その頂角は45角となつて、このテ
ーパ面５により鋸歯状のフインガージヨイント３
が形成されるのである。その後、当て板１３を外
せば各突板１が１枚１枚に分離できるのであり、
フインガージヨイント３を有した突板１が形成さ
れることになる。すなわち、50乃至100枚の突板
１を積層して突板積層体１１の状態で切削を行な
うことにより、薄板の突板１に毛羽を出したりす
ることなく、再現性よくフインガージヨイント３
を有する突板１を形成することができるのであ
り、フインガージヨイント３を形成した後に、突
板積層体１１から各突板１を１枚ずつ分離すれば
よいのである。
本発明は上述のように、多数枚の突板を積層し
て突板積層体を形成し、夫々円筒体の周面全面に
軸方向に沿つて並ぶ波状突起が形成された互いに
径の異なる複数の鋸歯ブロツクを同軸上に並べた
鋸盤にて突板積層体の長手方向の端面全面を切削
し、次いで突板積層体から突板を１枚ずつ分離す
ることにより、長手方向の端部に舌片が突出し舌
片の先端縁と残りの端縁とにフインガージヨイン
トを有する突板を形成するものであり、多数枚の
突板を積層して突板積層体とした状態で切削を行
ない、フインガージヨイントを形成するので、突
板が薄肉であるにもかかわらず、突板の端部に割
れや欠けが生じることがなく、再現性よくフイン
ガージヨイント付きの突板を形成することができ
るという利点を有するものである。
て突板積層体を形成し、夫々円筒体の周面全面に
軸方向に沿つて並ぶ波状突起が形成された互いに
径の異なる複数の鋸歯ブロツクを同軸上に並べた
鋸盤にて突板積層体の長手方向の端面全面を切削
し、次いで突板積層体から突板を１枚ずつ分離す
ることにより、長手方向の端部に舌片が突出し舌
片の先端縁と残りの端縁とにフインガージヨイン
トを有する突板を形成するものであり、多数枚の
突板を積層して突板積層体とした状態で切削を行
ない、フインガージヨイントを形成するので、突
板が薄肉であるにもかかわらず、突板の端部に割
れや欠けが生じることがなく、再現性よくフイン
ガージヨイント付きの突板を形成することができ
るという利点を有するものである。
第１図は従来例を示す斜視図、第２図は本発明
に係るフインガージヨイント用突板の一例を示す
上面図、第３図は同上に使用する鋸盤の側面図、
第４図は同上において突板積層体と鋸盤とを示す
斜視図である。 １は突板、２舌片、３はフインガージヨイン
ト、７は鋸歯ブロツク、８は鋸盤、１１は突板積
層体、１２は波状突起である。
に係るフインガージヨイント用突板の一例を示す
上面図、第３図は同上に使用する鋸盤の側面図、
第４図は同上において突板積層体と鋸盤とを示す
斜視図である。 １は突板、２舌片、３はフインガージヨイン
ト、７は鋸歯ブロツク、８は鋸盤、１１は突板積
層体、１２は波状突起である。
Claims (1)
- １ 多数枚の突板を積層して突板積層体を形成
し、夫々円筒体の周面全面に軸方向に沿つて並ぶ
波状突起が形成された互いに径の異なる複数の鋸
歯ブロツクを同軸上に並べた鋸盤にて突板積層体
の長手方向の端面全面を切削し、次いで突板積層
体から突板を１枚ずつ分離することにより、長手
方向の端部に舌片が突出し舌片の先端縁と残りの
端縁とにフインガージヨイントを有する突板を形
成するフインガージヨイント用突板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14474780A JPS5766901A (en) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | Thrust board for finger joint and its manufacture |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14474780A JPS5766901A (en) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | Thrust board for finger joint and its manufacture |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5766901A JPS5766901A (en) | 1982-04-23 |
| JPS6222768B2 true JPS6222768B2 (ja) | 1987-05-20 |
Family
ID=15369420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14474780A Granted JPS5766901A (en) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | Thrust board for finger joint and its manufacture |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5766901A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63201960A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-22 | Toshiba Corp | ヘツド駆動装置 |
| JPH0254479A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-23 | Nec Home Electron Ltd | 光ヘッド送り案内機構 |
| JPH0393074A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Canon Inc | キャリッジ走査装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107738320A (zh) * | 2017-09-01 | 2018-02-27 | 南宁市森雄木业有限公司 | 一种多层指接板 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5255315U (ja) * | 1975-10-18 | 1977-04-21 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4775U (ja) * | 1971-06-12 | 1972-02-23 |
-
1980
- 1980-10-15 JP JP14474780A patent/JPS5766901A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5255315U (ja) * | 1975-10-18 | 1977-04-21 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63201960A (ja) * | 1987-02-17 | 1988-08-22 | Toshiba Corp | ヘツド駆動装置 |
| JPH0254479A (ja) * | 1988-08-18 | 1990-02-23 | Nec Home Electron Ltd | 光ヘッド送り案内機構 |
| JPH0393074A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Canon Inc | キャリッジ走査装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5766901A (en) | 1982-04-23 |
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