JPH03267940A - マスク及びその製造方法並びにマスクを用いたパターン形成方法 - Google Patents

マスク及びその製造方法並びにマスクを用いたパターン形成方法

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JPH03267940A JP2110880A JP11088090A JPH03267940A JP H03267940 A JPH03267940 A JP H03267940A JP 2110880 A JP2110880 A JP 2110880A JP 11088090 A JP11088090 A JP 11088090A JP H03267940 A JPH03267940 A JP H03267940A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はマスク及びその製造方法並びにマスクを用いた
パターン形成方法に係り、特に光の位相シフトを利用し
たマスク及びその製造方法並びにマスクを用いたパター
ン形成方法に関する。
3、発明の詳細な説明 〔概要〕 マスク及びその製造方法並びにマスクを用いたパターン
形成方法に関し、 従来の解像力を越えて幅の狭いパターンを結像すること
ができ、微細なパターンを解像度を向上させて形成する
ことかできると共に、パターンデータを簡略化可能とす
ることを目的とし、マスクは露光に用いる光に対して透
明な透明基板層と、透明基板層上に形成されたマスクパ
ターン層とからなり、マスクパターン層は光を透過させ
る位相シフト層から構成される。
〔従来の技術〕
半導体装置の製造工程において素子、回路等のパターン
を半導体ウェハ上に形成する際には、通常紫外光による
パターン転写露光の方法か用いられる。
半導体ウェハに、転写されるパターンは、光を透過する
ガラス基板に設けられた光を遮蔽する金属薄膜の有無に
よって形成される。このガラス基板上に転写パターンを
形成したものの中で、ウェハ上に転写するチップパター
ンと同じ大きさ及び数のパターンを備えたものを原寸マ
スクまたは単にマスクと呼び、例えば5〜10倍に拡大
してウェハ上に形成されるチップ数よりの少ない数のチ
ップパターンが配設されたものを拡大マスクまたはレチ
クルと呼ぶ。そして、マスクの場合は平行光線により、
またレチクルの場合は縮小レンズ系を使って縮小投影に
よりウェハ上にレジスト膜を介してパターンの転写露光
か行われる。この場合、特に、微細化され高集積化され
るパターンの転写に際して解像力を高めるためには、露
光領域縁部の光のコントラストを高めることが必要であ
る。従来の所定形状の不透明層と透明基板層とで構成さ
れたマスクを第70図に示し、ウェハ上にパターン形成
する場合を第71図に示す。第70図は、従来のホトマ
スク450を示した構成図である。第70図中、451
は金属クロム(Cr)等の材料よりなる不透明層であり
、透明基板層452上で周知のりソグラフイとエツチン
グで所定パターンが形成される。又、第71図において
、露光装置(図示せず)より照射された光Cはホトマス
ク450の不透明層451は透過せず、不透明層451
が形成されていない透明基板層452を透過する。透過
した光は、結像レンズ系453を通り、ウェハ454上
に塗布された0FPR(商品名、東京応化工業株式会社
)等のレジスト材料455を感光する。
これにより、ウェハ454上にはエツチングによりホト
マスク450と同じパターンが形成される。
ところで、光学レンズ系を用いてパターンを形成する場
合、ウェハ454上では不透明層の有無によるコントラ
ストのみのデータに基づいて行なっている。従って、パ
ターン形成には光学レンズ系からの光の波長による物理
的な解像限界があり、使用する光の波長より細いパター
ンの形成は困難である。
ところで、従来のホトリソグラフィ工程は、ガラスや石
英等の透明基板上にクロミウム(Cr)膜等の不透明層
を形成し、パターン化したものをレチクルとして用いて
いる。第72図(A)。
(B)にこのような従来の技術によるパターン形成方法
の例を示す。
第72図(A)において、光源461はiM用、g線用
のフィルタを備えた水銀ランプやエキシマレーザ等で構
成され、光源461から発生する光463か照明系レン
ズ462を介してレチクル464を照射している。照明
系レンズ462は、例えばノクーシャルコヒーレンシー
σ= 0.50のものを用いる。
レチクル464は、例えばガラス等の透明基板468の
上にCr膜等の不透明パターン469を形成したもので
ある。レチクル464上の不透明、(ターン469は、
結像光学系レンズ465によって半導体基板466上の
ホトレジスト層467に結像される。結像系レンズ46
5は、例えば開口数N A = 0.50のものを用い
る。上に述べたパターン形成方法の場合、解像力は、 Kl・λ/NA となる。ここで、K1はプロセス係数であり、通常0.
6〜0.8の数値をとる。λは光の波長、NAは結像系
レンズの開口数である。光源461から発する光463
の波長λは、例えば水銀ランプのi線の場合は約365
 nmであり、エキシマレーザの場合は例えば248n
mや198nmである。開口数NAは結像レンズ系によ
るが、例えば約0.5程度である。
解像力を向上させるにはKlかλを小さく、NAを大き
くすることが必要であるか、K1.NAはその値を自由
に選べない。波長λも光源や光学系等で制限される。露
光に用いる光の波長λ、開コロ数A及びプロセス係数K
lか決まると解像力か定まり、解像力以下のパターンは
結像できない。
光源461から発した光463はレチクル464の全表
面を照射し、不透明パターン469を照射した先部分は
不透明パターン469によって遮蔽される。
このため、第72図(A)下段に示すように不透明パタ
ーンが無い部分に照射した光のみがレチクル464を透
過し、結像系レンズ465によってホトレジスト層46
7に照射される。ホトレジスト層467上では照射した
光の振幅の2乗に比例する光強度分布のパターンが形成
され、ホトレジスト層467を選択的に露光する。
第72図(B)に不透明パターンを有する不透明マスク
を拡大して示す。ガラス、石英等の透明基板468の上
にCrパターンの不透明パターン469が形成されてマ
スクないしレチクル464を構成している。露光できる
パターンの最小幅Wは結像系レンズ465で定まる解像
力によって制限される。
このような従来の技術によって、解像力を越えて細くし
た線パターンを露光した場合の光強度分布かどのように
なるかを第73図(A)〜(D)を参照して以下に説明
する。なお、第73図(A)〜(D)の例において、用
いた光の波長は365nm 、開口数NAは0.50 
 、パーシャルコヒーレンシーσは約0.50である。
第73図(A)は輻0.35μmのパターンを結像させ
た時の光強度分布を示す。光強度分布は中心位置(0,
0)でほぼ“0″に近付き、両側で次第に持ち上がって
いる。光強度が最大になる位置では線幅約1.0μm以
上ある。光強度約0.2程度を現像の閾値としてホトレ
ジスト層を現像すれば、設計通りの幅0.35μm程度
のパターンを現像することもできる。
第73図(B)は、幅0.30μmのパターンを結像し
た場合の光強度分布を示す。第73図(A)の幅0.3
5μmの場合と比べて、明らかに変化のみられるのは、
中心位置(0,O)での光強度最小値の上昇である。光
強度分布の幅自体にはさほどの変化は見られない。
第73図(C)、(D)は、夫々幅0.25μmと幅0
.20μmのパターンを結像した場合の光強度分布を示
す。第73図(B)の場合と同様、パターンの中心での
光強度の最小値が次第に上昇しているか、パターン幅自
体はさほど変化を示していない。即ち、解像力を越えて
パターン幅を減少させても、得られる光強度分布のパタ
ーン幅は減少せず、かえってパターン中央部での光強度
の最小値か持ち上かってしまう。この場合、露光線幅を
減少させることができないばかりでな(、黒レベルを灰
色に持ち上げてしまう。このように解像力以下の像を結
像することはできない。
そのために、先にIBMaから、 IEEE TRANSACTIONS ON ELEC
TRON DEVICES、VOL。
HD−29,NO,12,DECEMBER1982に
、rlmproving Re5olution in
 Photolithography with a 
Phase−5hifting Mask  (位相シ
フトマスクによるフォトリソグラフィにおける解像度の
改良)1と題して、マスク上の所定パターン部を他のパ
ターンを有する残りの部分とは異なる光路長とすること
で透過光のウェハ上での光の位相を両パターン部間で1
80度シフトさせる方法が発表されている。この方法で
は、パターン間の光の干渉をなくしてウェハ上での光の
コントラストを向上させ同一露光装置における解像力の
改良を図っている。
しかし、この発表による従来の方法で、微細パターンを
有するマスクやレチクルへの適用が今一つ困難であり、
又、位相シフトパターン固有のパターンデータを作成す
るという手間が増えるという問題がある。そこで、微細
パターンを有するマスクやレチクルへの適用が更に容易
で、かつ、パターンデータ作成等の行程数の増大を生じ
ない位相シフトパターンが要望されている。
上記従来の位相シフトマスクにおいて位相シフトパター
ンは、転写される透光パターン(白パターン)からなる
設計パターンの近傍にこの設計パターンより狭い幅を有
する補助の透光パターンを形成し、この補助パターン上
に位相シフタとして塗布・露光・現像の工程を経て形成
するレジスト等の有機物パターン或いは化学気相成長・
リソグラフィの工程を経て形成する無機物パターンを載
設することによって形成されている。例えば、ネガ型の
レジストパターンを位相シフタに用いる位相シフトマス
クは、以下に第74図(a)〜(d)を参照して説明す
る方法により形成される。
先ず、第74図(a)に示す如く、ガラス基板551上
に遮光膜552を設け、電子ビーム(E B)露光を用
いるリソグラフィにより例えば1.5μm程度の幅の開
孔パターン、即ち、透光領域よりなる設計パターン(転
写パターン)553と、設計パターン553より例えば
0.5μm程度離れた近傍領域に設計パターンより狭い
例えば0.5μm程度の幅の開孔パターンよりなる微細
パターン554A。
554Bを補助パターンとして形成する。
次に、第74図(b)に示す如く、開孔パターン553
 、554A、 554Bの内面を含むガラス基板55
1の表面に、EB露光の際のチャージアップ防止のため
の透明な薄い導電膜555を形成する。
次に、第74図(c)に示す如く、ガラス基板551上
に透過する光の位相が180度シフトする厚さのネガ型
EBレジスト膜656を塗布形成し、必要に応じてプリ
ベークを行った後で微細パターン554A  、 55
4B上に位相シフトパターンのEB露光を行なう。
ここで、上記レジスト膜656の膜厚りは次の式(11
によって求める。
D=λ/2(n−1)・・・・・・(1)λ:露光に用
いる光の波長 nニジフタ材料の屈折率 そして露光に例えば波長365nmのi線を使用する場
合は、レジスト膜656の屈折率が約1.6であるから
レジスト膜656の厚さDは約304μmとなる。
次に、第74図(d)に示す如く、現像を行い前記透光
領域よりなる微細パターン554A及び554B上に選
択的に膜厚りのネガ型EBレジスト膜656よりなる位
相シフタ、即ち、位相シフトパターン556A、 55
6Bを形成する。
第75図は、上記第74図(d)に示される構成の位相
シフトマスクを用いてi線により露光を行った際、マス
クを透過したi線のパターン位置に対応する位相のプロ
ファイル図である。
他方、ポジ型レジストを用いる際には、上記ネガ型レジ
ストを用いる場合と同様な工程を経て、第76図に示す
ように、設計パターン535上に選択的にポジ型レジス
トによる位相シフトパターン557が形成される。なお
図中の各符号は第74図と同一対象物を示す。
第77図は、第76図に示された位相シフトマスクに対
応する透過光(i線)の位相プロファイル図である。
上記第74図(d)及び第76図に示す位相シフトマス
クにおいては、第75図及び第77図の位相プロファイ
ル図に示されるように、夫々のマスクの設計パターン5
53部を透過するi線(ia及びic)と補助パターン
554A及び554Bを透過するi線(ib及びid)
とはそれぞれ位相が180度ずれている。このため、露
光されるレジスト膜の設計パターンの直下領域から横方
向に散乱してくるi線(ia、ic)は隣接する補助パ
ターンの直下部から横方向に散乱してくる180度位相
のずれたi線(ib、id)によって打ち消され、露光
領域端面のコントラストは高まり解像力が向上する。
なお、補助パターンの開孔幅は標準の露光においてはレ
ジスト膜の底部まで感光させる光量が得られない程度に
狭い幅に形成されるので、このマスクを用いて露光を行
う際に補助パターンがウェハ上に転写されることはない
第74図〜第77図と共に示した従来技術は、例えば特
開昭61−292643号公報、特開昭62−6751
4号公報及び特開昭62−18946号公報などで提案
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の位相シフトマスクでは次の様な問題点が
ある。
第1に、位相シフトを用いないマスクの場合、光学系の
物理的解像限界から光の波長より細いパターンの形成は
困難である。細い線幅を実現しようとすると、用いる光
波長を減少させるか開口数を増大させるなどの構造的な
変更を行う必要がある。従って、今後のIC等が必要と
する微細なパターンを光学的方法で形成することができ
ない。
第2に、位相シフトを用いるマスクの場合、いわゆるラ
イン・アンド・スペースの如き規則性を有するパターン
のみにしか適用できず、多様なパターンを含むIC等の
製造には適用できない。又、不透明層を常に必要とする
ことから、微細なノ々ターンを形成することができない
第3に、位相シフトを用いるマスクの場合、設計パター
ンよりも更に微細な補助パターンを露光技術を用いてパ
ターニングしなければならないのて、補助パターンが解
像限界を越えないためには設計パターンの微細化が制限
される。
第4に、位相シフトを用いるマスクの場合、設計パター
ンのデータの他に固有の補助パターンデータを含んだパ
ターンデータ、位相シフトのパターンデータ等も作成し
なければならないのでパターンデータ作成の工数が増大
する。
第5に、位相シフトを用いるマスクの場合、位相シフタ
にレジスト等の育種物質を用いる場合、屈折率に影響を
及ぼす膜質及び膜厚の制御か難しいので、位相シフト量
が正確で且つ均一な位相シフトパターンの形成が困難で
ある。
第6に、位相シフトを用いるマスクの場合、位相シフタ
がガラス基板と異種物質であるため、位相シフタとガラ
ス基板との境界で反射が生じて露光効率が低下する。
そこで、本発明は従来の解像力を越えて幅の狭いパター
ンを結像することができ、微細なパターンを解像度を向
上させて形成することができると共に、パターンデータ
を簡略化できるマスク及びその製造方法並びにマスクを
もちいたパターン形成方法を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段〕
第1図に本発明の原理説明図を示す。第1図のマスクl
は、露光に用いる光に対して透明な透明基板層2と、透
明基板層2上に形成されたマスクパターン層5とからな
る。マスクパターン層5は、光源からの光波を透過させ
る透過薄膜層3aから構成されるパターンを含んでいる
〔作用〕
第1図に示すように、マスクlは、マスクパターン層5
を位相シフト層3aで形成している。
従って、マスクパターン層5の存在している部分と存在
していない部分を通過する光の波長を位相かシフトされ
る。この位相がシフトされた光とシフトされない光の境
界では干渉により光強度か低下する。これにより、マス
ク】で結像レンズ系を介してウェハ上にパターンを形成
する場合、前記位相かシフトされた光と変換されない光
の境界で干渉により光強度が低下する。即ち、ウェハ上
には光の波長より小さい干渉パターンが得られ、微細パ
ターンを形成することが可能となる。又、前述のマスク
パターン層5の厚みを調整することでシフトする位相を
変化させて解像度を向上させることができる。
〔実施例〕
本発明になるマスクの第1実施例を第1図に示す。マス
クlは、露光に用いる光りに対して透明な透明基板層2
と、透明基板層2上に形成されたマスクパターン層5と
からなる。マスクパターン層5は、光りが透過し得る位
相シフト層3aにより構成される。
マスク1を透過した光のうち、位相シフト層3aを透過
した光と透明基板2のみを透過した光とでは光の位相が
ずれている。従って、透明基板2のみを透過した光と位
相シフト層3aを透過して位相シフトを生じた光との境
界では、干渉により光強度が低下する。これにより、露
光の際にはウェハ(図示せず)上に露光に用いる光りの
波長より小さい干渉パターンを形成することができる。
又、マスクパターン層5の厚さを調整することにより、
光の位相シフト量を調整して露光パターンの解像力を向
上させることもてきる。
第2図は、マスクlの位相シフト層3aの1つのエツジ
部分での光強度を説明するための図である。同図(a)
中、透明基板2及び位相シフト層3aを透過した光と透
明基板2のみを透過した光とては、光の位相が例えば略
180度シフトする。
従って、マスク1を透過した光の光の電気ベクトルE及
び光強度Pは夫々同図(b)、(c)に示す如くとなる
。同図(C)から明らかな如く、位相シフト層3aのエ
ツジ部分での光強度の変化を利用して線パターンを露光
することがてきる。
第3図は、マスク1の位相シフト層3aの両エツジ部分
での光強度を説明するための図である。
同図中、第2図と同一部分には同一符号を付し、その説
明は省略する。この場合、位相シフト層3aの輻Wが充
分小さいと、マスク1を透過した光の光強度Pは第3図
(C)に示す如くとなる。
これにより、幅Wを制御することにより線パターンの幅
を制御することかできる。
第4図は、マスクlを用いた露光に使われる光学系の概
略を示す。光源6は例えば水銀ランプからなり、水銀ラ
ンプにはi線(波長365nm )のみを通過させるフ
ィルタ(図示せず)が設けられている。光源6からの光
は、照明用レンズ系8を介して光りとしてレンズ系8の
焦点距離に位置するマスク1に達する。ここで、光りの
部分コヒーレント(パーシャルコヒーレンシー)σは0
.5であるが、σは0.3≦σ≦0.7の範囲内であれ
ば良い。
マスク1を透過した光は結像レンズ系9を介して、ホト
レジスト層10が塗布されたウェハ11上に結像する。
ここで、結像レンズ系9は115縮小レンズからなり、
開口数NAは0.5である。ウェハ11は、フラットに
保つために平坦なチャック(図示せず)で真空吸着され
ている。
次に、本発明になるマスクを用いたパターン形成方法の
第1実施例を第4図における露光状態を示す第5図と共
に説明する。第4図における照明用レンズ系8を経た光
は、マスク1のマスクパターン層5を透過した光7aと
マスクパターン層5のない部分を透過した光7bとなり
、その位相差は180度である。
これらの光7a、7bは、結像レンズ系9を介してウェ
ハ11上のホトレジスト層IOに結像されるが、位相シ
フト層3aのエツジ部分に対応する部分ては干渉により
急激な光の強度変化か起る。
従って、ウェハ11上には、光の波長より小さいパター
ンを形成することができる。
次に、本発明になるマスクlの製造方法の第1及び第2
実施例を夫々第6図及び第7図と共に説明する。第6図
及び第7図中、第1図と実質的に同じ部分には同一符号
を付す。
第6図(A)において、透明基板層2は石英、ガラス等
i線を透過する材料で形成されている。
この透明基板層2上に第6図(B)に示す如くレジスト
材料3が塗布される。レジスト材料3は、EB(電子ビ
ーム)レジスト、ホトレジスト、イオンレジスト等の材
料が用いられる。レジスト材料3にEBレジストを用い
た場合、電子ビームにより描画を行い現像することによ
りレジストパターン4が第6図(C)に示す如く形成さ
れる。
そして、第6図(D)に示す如く、レジストノくターン
4の表面に位相シフト層3aを構成する酸化シリコンを
0.388μmの厚さでスノ々ツタする。
その後、レジスト剥離剤でEBレジストを剥離すること
により、透明基板層2上に位相シフト層(酸化シリコン
層)3aのマスクパターン層5を第6図(E)に示す如
く形成される。
又、第7図に示す実施例では、第7図(A)に示す、第
6図と同様の透明基板層2上に酸化アルミニウムの薄膜
層12を第7図(B)に示す如く形成する。この酸化ア
ルミニウム薄膜層12上に、第7図(C)に示す位相シ
フト層3aとなる酸化シリコンをスパッタにより厚さ0
.388μm形成する。更に、位相シフト層3a上にレ
ジスト材料3を第7図(D)に示す如く塗布する。そし
て、電子ビームにより描画を行い現像することにより第
7図(E)に示すレジストパターン4が形成される。そ
の後、4フツ化炭素(CF4)ガスを用いて位相シフト
層3aのプラズマエツチング或いはりアクティブイオン
エツチングを行う。レジスト材料3は、酸素プラズマに
よる灰化(アッシング)により剥離して、第7図(F)
に示す位相シフト層(酸化シリコン層)3aのマスクパ
ターン層5を形成する。ここで、酸化アルミニウム薄膜
層12は、4フツ化炭素てエツチングされないので、エ
ツチングストッパーとなり、正確に0.388μmの位
相シフト層(酸化シリコン層)3aのマスクパターン層
5を得ることができる。
なお、位相シフト層3aの厚さ0.388μmは、i線
の波長365nmを180度(逆位相)にシフトする厚
さである。この位相シフト量と位相シフト層3aの厚み
は次の一般式(2)で表わされる。
(n−t/λ’)−(t/λ)=S・・・・・・(2)
式(2)中、nは位相シフトさせる位相シフト層3aの
屈曲率、λは使用光りの波長、Sは位相シフト量/2π
(逆位相の場合はl/2)、tは位相シフト層3aの厚
さである。
第6図及び第7図に示す実施例における位相シフト層(
酸化シリコン層)3aの屈曲率はn=1、47.使用光
りの波長はλ= 0.365nmてあり、位相シフト量
はS=1/2であるのて式(2)は次式(3)となる。
(1,47t 10.365)  −(t 10.36
5)  = 1/2・・・・・・(3)これにより、位
相シフト層3aの厚さtは0.388μmとなる。ここ
で、位相シフト量を1/2  (180度)としたのは
、干渉によるパターン形成に最適位相シフト量だからで
ある。
以上のようにマスクlに形成されたマスクパターン層5
の平面図を第8図に示す。0.35μmのライン・アン
ド・スペースパターンを115縮小レンズ系で形成する
場合、幅すを0.15μm (レチクル寸法0.75μ
m)とし、位相シフト層3aのない領域13の幅aを 
0.55  μm (レチクル寸法2.75μm)とす
ると、第9図(B)に示す如き、ウェハl■上の光強度
が得られる。
第9図(B)を第9図(A)に示す従来の場合と比較す
る。説明の便宜上、従来の方法では、不透明層451(
第71図)が厚さ50〜80nmで輻0.35μm (
レチクル寸法1.75μm)のクロムとし、不透明膜パ
ターンの間隔の幅を0.35μm (レチクル寸法1.
75μm)とする。第9図(A)に示す如く、従来の方
法では光強度が約50%と少なく、コントラストが低い
ことが明らかである。この状態てはウェハ454上にホ
トレジスト層455(第72図)にパターンを形成する
ことは不可能である。これに対し、上記本実施例におい
ては第9図(B)に示されるように、光強度はウェハ1
1上て約80%である。従って、光強度が大幅に向上す
ることが明らかであると共に、暗部に変化がないことか
らコントラスト(解像力)も大幅に向上している。
次に、本発明になるマスクを用いたパターン形成方法の
第2実施例について第10図と共に説明する。第1O図
(A)、(B)は夫々ウェハ上に大きなパターンと微細
なパターンが混在するパターンを形成するだめのマスク
lの平面図及び断面図である。斜線領域14は、例えば
50〜80nm厚のクロムからなる不透明層である。又
、白地は透明基板層2が露出している部分であって、大
パターン領域15と微細パターン領域16に分かれてい
る。位相シフト層3aは微細なパターン領域16に形成
されている。大パターン領域15は従来の方法によりバ
ターニングを行い、微細パターン領域16には本発明の
位相シフト層3aを用いる。IC等のパターンは、大パ
ターンと微細パターンとが混在しているので、本実施例
はICのパターニングに適している。このように、マス
クlにより、ウェハ11上に結像されたパターンを第1
θ図(C)に示す。本実施例によれば、微細なパターン
を含むパターンであっても少ない工程で形成し得、解像
力の向上も十分に図ることができる。
次に、本発明になるマスクの第2実施例を第11図と共
に説明する。第11図に示すマスクIAは、透明基板層
2上に形成した不透明膜層14のエツジ部分に位相シフ
ト層3aが形成されている。不透明膜層14は、例えば
厚さ50nm〜80nmのクロムからなる。なお、便宜
上透明基板層2上の図中左側部分には微細パターンが孤
立して存在し、図中右側部分には微細パターンが隣接し
て存在するものとする。又、3bは、微細パターンを形
成するための位相シフト層3aのみからなり、位相シフ
トによる光の干渉の効果で後述する如くウェハ11上に
パターンか形成される。
なお、図中のa、b、cについては後述する。
第12図は、マスクIAの位相シフト層3aのエツジ部
分での光強度を説明するための図である。
同図(A)中、透明基板2及び位相シフト層3aを透過
した光と透明基板2のみを透過した光とでは、光の位相
が例えば略180度シフトする。従って、マスクlを透
過した光の光強度Pは同図(B)に示す如(どなる。同
図(B)から明らかな如く、位相シフト層3aのエツジ
部分での光強度の変化を利用して線パターンを露光する
ことができる。
第13図は、マスクIAの位相シフト層3aの両エツジ
部分での光強度を説明するための図である。同図中、第
12図と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略
する。この場合、マスクIAを透過した光の光強度Pは
第13図(B)に示す如くとなる。これにより、輻Wを
制御することにより線パターンの幅を制御することがで
きる。
次に、本発明になるマスクを用いたパターン形成方法の
第3実施例を、マスクIAを用いた露光に使われる光学
系の概略を示す第14図と共に説明する。同図中、第5
図と実質的に同じ部分には同一符号を付し、その説明は
省略する。
第14図において、光源6から照明用レンズ系8を介し
てマスクIAに入来する光りは、不透明層14を透過し
ない。位相シフト層3aを透過した光7aの位相はシフ
トされ、透明基板層2のみを透過した光7bに対して位
相が反転している。
光7a、7bは、結像レンズ系9を介してウェハ11上
のホトレジスト層IOに結像される。この場合、透明基
板層2のみを透過した光7bと位相シフト層3aを透過
して位相が変換された光7aとは干渉し、急激な光強度
変化が生じる。従って、不透明層14が設けられている
部分と不透明層14が設けられていない部分との間のコ
ントラストが向上する。ここで、第14図における光学
系の条件は第5図と同様である。従って、前記(3)式
に よって位相シフト3aの厚さを0.388μmとし
、位相シフト量を180度(反転角度)に設定している
ここで、上記不透明層14のエツジに位相シフト層3a
を形成することにより得られる効果について第15図〜
第18図と共に説明する。第15図(A)は不透明層1
4のエツジに位相シフト層3aを設けない場合を示し、
第15図(B)は位相シフト層3aを輻b=0.15μ
mで設けた場合を示す。この場合の光強度分布を第16
図に夫々対応させて示す。第16図(B)の場合には、
位相シフト層3aの部分(X軸0.0μm付近)で光強
度分布の変化が急激であることかわかる。即ち、第16
図(B)の場合、微細パターンを形成する能力が大きい
ことを示している。この場合、位相シフト層3aと透明
基板層2の露出部との境界はX座標で、0.0μmであ
り、不透明層14と位相シフト層3aとの境界をX座標
で、−0,15μmであるとすると、成形パターンの白
地と黒字との境界は+0.1μmとなることが第6図の
光強度分布から求められる。
従って、i線(波長365nm ) 、開口数NA=0
.5のレンズの場合は、透明基板層2の露出部を最終的
に得られるべきパターンの設計寸法より0.2μIII
(片側0.1μm)大きくしく5倍レチクル寸法では1
.0μm (片側0.5μm))、その周囲に位相シフ
ト層3aを輻0.15μm (レチクル寸法0.75μ
m)で形成すると、設計寸法でレジストパターンを形成
することができる。以下に述べる説明でも、便宜上この
規則(ルール)に従ってレチクルが作られるものとする
なお、この規則は光の波長やレンズの開口数が変化する
と、透明基板層2の露出部における寸法の変換量や、不
透明層14のエツジの周囲に形成する位相シフト層3a
の幅を変化させる必要がある。例えば、KrF(フッ化
クリプトン)レーザー(波長248nm )及び開口数
N A = 0.48  のレンズを使用した場合、透
明基板層2の露出部を設計寸法より0o13μm (片
側0.065μm)大きくしく5倍レチクル寸法では0
665μm (片側0.325μll1)、不透明基板
層14のエツジの周囲の位相シフト層3aの幅を0.0
6μmとすると最適な結果が得られる。この場合、白パ
ターン同志が接近すると白パターン間の不透明層14の
領域がなくなり、マスク上では位相シフト層3aのみで
白パターンが分離されることになる。
位相シフト法によると解像力が20%向上することが経
験的に知られているので、これを前提として透明基板層
2の露出部における寸法の変換量及び位相シフト層3a
の幅を経験的に求められる。
即ち、i線でレンズの開口数N A = 0.5の場合
、位相シフトを行わないときの解像限界は、0.6X(
λ/NA) で表わされる。従って、位相シフトを行うときの解像限
界は、 0.6X(λ/NA)Xo、8 となり、数値を代入すると位相シフト層3aの幅は0.
35μmとなる。
第17図は本実施例をいわゆるライン・アンド・スペー
スパターンに適用する場合を示す。同図中、不透明層1
4のエツジに位相シフト層3aを形成すると共に、透明
基板層2が露出している4つのスペース間にも位相シフ
ト層3aを形成する。
位相シフトを行った場合の解像限界0.35μmのライ
ン・アンド・スペースパターンで、透明基板層2の露出
部における寸法変換量aと位相シフト層3aの幅すを変
化させた場合の光強度分布を第18図に示す。第18図
(A)はa =0.45μm 。
b=0.25μmの場合の光強度分布を示し、第18図
(B)はa =0.50μm 、  b =0.20μ
mの場合の光強度分布を示し、第18図(C)はa=0
.55μm、b=o、15μmの場合の光強度分布を示
し、第18図(D)はa =0.60μm 、 b =
0.10μmの光強度分布を示している。なお、ライン
・アンド・スペースパターンにするためにはa + b
 =0.70μmとする必要がある。第18図(A)〜
(D)に示す如く、位相シフト層3aの輻すが大きい場
合は光強度のピークが低下する。又、位相シフト層3a
の輻すが小さいと、スペース部の光強度が強くなり、コ
ントラストが低下する。コントラストは、b=0.15
μmのときに最適となり、このときa=0.55μmで
ある。位相シフト層3aと透明基板層2の露出部の境界
は片側0.10μm設計寸法よりも透明基板層2の露出
部を大きくするようにずらすので、前述の大パターンの
エツジの例に対応する。ここで、位相シフト層3aの輻
すは、位相シフトを行う場合には解像限界の30〜60
(%)、即ち、0.144〜0.228 amである必
要がある。
特に、bを解像限界の40〜50%にすることにより高
いコントラストか得られる。
一方、従来における透明基板層452の露出部分の幅を
0.35μm (レチクル寸法1.75μm)とし、不
透明層451の輻を0.35μm (レチクル寸法16
75μm)とした場合の光強度分布を第19図に示す。
第19図中、本実施例の光強度が第18図(C)で約8
0%であるのに対して、従来の光強度は約55%であり
、本実施例におけるコントラストが向上していることが
わかる。
位相シフト層3aの輻すか解像限界の30〜60%であ
ることは、シフターパターンは設計パターンより解像限
界の20〜35%(片側)小さくすればよいことになる
。i線でNA=0.5のレンズの場合は、0.070〜
0.123μ(片側)設計パターンより舘小となる。さ
らに、不透明層と、透明基板の露出した部分の間に位相
シフト層のパターンを配置する場合の位相シフト層パタ
ーン幅は上記20〜35%(片側)の確小幅の1.0〜
1.5倍がよいことが経験的にわかっている。この幅は
、i線でNA=0.5のレンズの場合は0.070〜0
.185μとなる。
例えば、KrFエキシマレーザ−(波長248nm)及
び開口数N A = 0.48のレンズを用いた場合、
位相シフトを行った場合の解像限界は0.25μmとな
る。この場合、透明基板層2の露出部における寸法変換
量aと位相シフト層3aの幅すを変化させたときの光強
度分布を第20図(B)〜(F)に示す。なお、第20
図(A)は位相シフトを行わない場合を示す。第20図
(B)はa=0.35μm、b=0.15μmの場合の
光強度分布を示し、第20図(C)はa =0.36μ
m 、 b =0.14μmの場合の光強度分布を示し
、第20図(D)はa=0.38  am、 b=0.
12amの場合の光強度分布を示し、第20図(E)は
a =0.40μm 、 b =0.10μmの場合の
光強度分布を示し、第20図(F)はa =0.42μ
m 、  b =0.08μm c7)場合の光強度分
布を示している。第20図(D)に示す如く、位相シフ
ト層3aの輻すが0.12μmで最適なコントラストが
得られる。又、第20図より位相シフト層3aの輻すは
、位相シフトを行った場合の解像限界の30〜60%の
範囲内であれば良いこともわかる。
第21図(A)は第1I図の一部分を示したもので、不
透明層14の両エツジ部分に位相シフト層3aが形成さ
れ、位相シフト層3a間で透明基板層2か露出している
。なお、第21図(B)は従来のホトマスク450を示
したもので、透明基板層452上に不透明層451のみ
よりなるマスクパターンが形成されたちのである。
両者を比較するに、まず第21図(A)における透明基
板層2が露出している幅aを0.55μm(レチクル寸
法2.75μm)、位相シフト層3aの輻すを0.15
μm (レチクル寸法0.75μm)とする。
又、第21図(B)の透明基板層452か露出している
幅dを0.35μm (レチクル上1.75μm)とす
る。これらの場合の光強度分布を夫々第22図に示す。
第22図(A)に示す如く、本実施例における光強度は
約100%であるのに対し、従来における光強度は第1
8図(B)に示す如く約65%であり、本実施例ではコ
ントラストか向上していることがわかる。従って、上述
のように透明基板層2が露出している部分を得られるべ
きパターンより大きめに形成してその外側に位相シフト
層3aを周辺部に配置することによって、良好な結果が
得られる。
ここで、第23図に、白地に黒パターンを形成する場合
の一例を示す。第23図(A)は位相シフトを用いて0
.35μmの黒パターンを形成するときのマスクを示し
ている。前述の規則に従うと、例えば幅Cは0.15μ
m (レチクル寸法0.75μm)の位相シフト層3a
のみからなるマスクパターンとなる。この場合にウェハ
上に結像される光の光強度を第24図(A)に示す。一
方、第23図(B)は位相シフトを行わない場合のマス
クを示している。第23図(B)に示すマスクは、0.
35μm (レチクル寸法1.75μm)幅の不透明層
14からなり、結像される光強度を第24図(B)に示
す。第 24図に示す如く、位相シフトを行なう場合の
方が光強度の立下りが急激になっており、黒パターンの
解像力も向上していることかわかる。
また、第25図に、本実施例をICパターンに適用させ
た場合を示す。第25図(A)はマスクIAの一部分の
形状を示す平面図である。第25図(B)はウェハ11
上に結像されるパターンを示す平面図である。同図(A
)中、不透明層14のエツジ部分及び透明基板層2が露
出した部分てパターンが隣接する微細パターン部に位相
シフト層3aか形成されている。即ち、図中15が孤立
パターン領域を示し、16かパターン隣接領域を示す。
次に、マスクIAを用いてウエノsllに形成されるパ
ターンを第26図(A)に示し、マスクIAによる光の
干渉状態を検証する。第26図(A)中、パターン幅g
を0.35μmに固定して、hを 0.35μm 、 
0.4 μm 、 0.5 am 、 0.6 μm 
0.7μm、o、sμm、1.0μmに変化させるもの
とする。この場合、前述の規則によりパターン幅りが0
.35μm 、 0.4 、czm 、 0.5 μm
のパターンが近接する場合のマスクパターンは第26図
(B)に示す如く位相シフト層3aのみで白パターンか
隔てられている。又、パターン幅りか0.6μm。
0.7μm、0.8μm、1.0μmのパターンがある
程度離隔する場合のマスクパターンは第26図(C)に
示す如く白パターンの間に不透明層14の領域が存在す
る。
ここて、ウェハ上のパターン幅りが0.35μmとする
。先ず、第26図(B)のマスク寸法aを0.55μm
  (レチクル寸法2.75am ) 、  bを0.
15μm  (レチクル寸法0.75μm ) 、  
cを0.15μm(レチクル寸法0.75μm)とした
場合の光強度分布を第27図(A)に示す。一方、従来
の第17図(B)におけるマスク寸法eを0.35μm
 (レチクル寸法1.75μm ) 、  fを0.3
5 μm  (レチクル寸法1.75μm)した場合の
光強度分布を第27図(B)に示す。両者を比較するに
、本実施例で得られる光強度は約85%であるのに対し
、従来における光強度は約55%であり、本実施例では
コントラストが向上されていることがわかる。
以下、パターン幅りが0.4μmのときの光強度分布を
第28図に、hが0.5μmのときの光強度分布を第2
9図に、hが0.6μmのときの光強度分布を第30図
に、hが0.7μmのときの光強度分布を第31図に、
hが0.8μmのときの光強度分布を第32図に、hが
1.0μmのときの光強度分布を第33図にそれぞれ示
す。第28図〜第33図からも明らかなように、本実施
例によれば従来例に比べて光強度が大きくなり、コント
ラストも向上する。
上記パターン幅りに対する第25図(A)に示す孤立パ
ターン15のパターン寸法を表に示す。
表 表からも明らかな如く、光の干渉の影響による孤立パタ
ーン15のパターン寸法変化は±0.O1μm以内であ
る。従って、パターン寸法の制御をすることは可能であ
るか、より正確にパターン寸法を制御するには、第26
図(B)、(C)におけるパターン幅a、b、c、iの
値を変化させれば良い。
次に、本実施例をコンタクト・ホールパターンに適用す
る場合の一例を説明する。第34図(A)は0.35μ
mのコンタクト・ホールを形成する場合のマスクIAを
示している。前述の規則に従うと、透明基板層2の露出
部の輻aは0.55μmであり、位相シフト層3aの輻
すは0.15μmである。この場合の光強度を第35図
(A)に示す。
一方、位相シフトを行わない場合のマスクを第34図(
B)に示す。透明基板層2の露出部の大きさ1は0.3
5μmである。この場合の光強度を第35図(B)に示
す。第35図に示す如く、本実施例を適用することによ
りコンタクト・ホールのコントラストを大幅に向上する
ことができる。
次に、本発明になるマスクの製造方法の第3及び第4実
施例を夫々第36図及び第37図と共に説明する。第3
6図及び第37図中、第6図及び第7図と実質的に同じ
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
第36図(A)に示す透明基板層2は、例えば石英から
なる。この透明基板層2上に、例えば厚さ50〜80n
mクロムからなる不透明層14を第36図(B)に示す
如く形成する。そして、不透明層14上に、例えばEB
レジストからなるレジスト材料3を塗布し、EB描画、
現像、工・ソチング、レジスト剥離からなる通常のマス
ク製造工程(図示せず)を行う。その後、不透明層14
のパターン20を第36図(C)に示す如く形成する。
このパターン20上に再びEBレジストからなるレジス
ト材料3を塗布し、EB描画、現像の工程により第36
図(D)に示すレジスト!<ターン4を形成する。更に
、このレジスト層くターン4上に、例えば厚さ0.38
8μmの酸化シリコンからなる位相シフト層3aを第3
6図(E)に示す如く形成する。次に、レジスト材料3
を剥離剤で剥離することにより、不透明層14と位相シ
フト層3aのマスクパターン層5が第36図(F)に示
す如く形成される。
第37図の実施例では、第36図(A)〜(C)と同様
の工程により透明基板層2上に厚さ50〜80nmのク
ロムからなる不透明層14のパターン20が第37図(
A)に示す如く形成される。そして、パターン20上に
後述する酸化膜のプラズマ・エツチングを行う際のスト
ッパーとなるストッパー層21を第37図(B)に示す
如く形成する。
ストッパー層21は、例えば4フツ化炭素(CF、’)
によるプラズマ・エツチングに耐性のある酸化アルミニ
ウムの薄膜をスパッタ等でパターン20上に形成するこ
とにより得られる。このストッパー層21上に、例えば
酸化シリコンからなる位相シフト層3aを第37図(C
)に示す如く所望の厚さでスパッタ等により形成する。
この所望の厚さは、180度の位相シフトを行わせるた
めに0.388μm  ((3)式)に設定される。こ
の位相シフト層3a上に、例えばEBレジストからなる
レジスト材料3を塗布し、EB描画、現像の工程により
第37図(D)に示すレジストパターン4を形成する。
そして、CF4プラズマにより露出している位相シフト
層3aをエツチングし、レジスト剥離により位相シフト
層3aによる位相シフト用のマスクパターン層5が第3
7図(E)に示す如く形成される。
次に、本発明になるマスクの製造方法の第5実施例を第
38図と共に説明する。本実施例では、第38図(E)
に示す本発明になるマスクの第3実施例を製造する。マ
スクの第3実施例は、ガラス基板の位相シフトパターン
に対応する領域が転写される設計パターンより深く堀り
込まれて光の位相をシフトする構成の例えば1μm幅の
設計(転写)パターンを有する。
第38図(A)中、通常通り合成石英からなり厚さ2〜
3閣程度のガラス基板31上に不透明層としてスパッタ
リング等により厚さ500〜1000人程度のクロム変
長r)層32を形成する。又、通常のEB露光を用いる
リソグラフィによりこのCr層32に例えば0.35μ
m輻の設計パターンの場合は0.85μm幅の開孔パタ
ーン33を形成する。
次に、第38図(B)中、上記基板31上にEB露光の
際のチャージアップを防止するための導電層34を形成
する。導電層34は、例えばモリブデンシリサイド(M
oSi、)をスパッタリング等により200〜300人
程度の厚さ変長形成して得られる。その後、基板31上
にネガ型のEBレジスト層35を塗布し、プリベークを
行った後、前記Cr32の開孔パターン33のほぼ中央
部上に輻0.55μmのパターンをEB露光する。35
Aは露光されたレジスト層を示す。
次に、通常の現像を行って設計パターン形成領域上に露
光されたレジスト層35Aを第38図CC’)に示す如
く選択的に残留させ、次いてレジスト層35Aをマスク
にして表出する導電層(MoS L層)34を4塩化炭
素(C(1,)と酸素(02)の混合ガスによるドライ
エツチング処理により選択的に除去する。
第38図(D)においては、レジスト層35AとCr層
32とをマスクにして位相シフトパターンに対応して表
出するガラス基板31の上面を47フ化炭素(CF4)
と02の混合ガスを用いたりアクティブイオンエツチン
グ(RIE)処理によりエツチングする。ガラス基板3
1の上面と同一面を有する0、55μm幅のパターン3
6の両側にそれより低い上面を有する0、15μm幅の
位相シフトパターン37A及び37Bを形成する。なお
位相シフトパターン37A、37Bの透過光の位相を設
計パターン36を透過する光に対して 180度シフト
させるためのエツチング深さDは、このマスクか波長λ
= 365nmを存するi線による露光で用いられ、ガ
ラスの屈折率n=1.54であることから前記(1)式
によって約0.36μmとなる。
次に、第38図(E)において、通常のアッシング処理
によりレジスト層35Aを除去し、その下部のMo51
w層34をCCf4とO3との混合ガスによるドライエ
ツチング処理により除去して本発明の第3実施例である
マスクICが完成する。
第39図は、第38図(E)に示すマスクICに対応さ
せてマスクICを透過する光の位相プロファイルを示す
。同図中、iaは中央部パターン36の透過光、ibは
位相シフトパターン37A。
37Bの透過光を示す。
マスクICは、位相シフトパターンをバタ一二シグする
際にネガ型のレジストを用いたことによって、位相シフ
トパターンか深く堀り込まれた構造になっている。しか
し、ポジ型のレジストを用いた場合には、本実施例とは
逆に中央部が位相シフトパターンより深く堀り込まれた
本発明になるマスクの第4実施例が第38図とほぼ同じ
工程により形成される。
次に、本発明になるマスクの製造方法の第6実施例を第
40図と共に説明する。本実施例では、第40図(C)
に示すマスクIDを製造する。第40図中、第38図と
同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
第40図(A)中、ガラス基板31上に形成したCr層
32に0.85μm幅の開孔パターン33を形成する。
この基板31上にチャージアップ防止用のMoSix層
34を形成した後、この基板31上にポジ型EBレジス
ト層38を形成する。
次いて、このレジスト層38の前記Cr層32の開孔パ
ターン33の中央部上に設計パターンのEB露光を行う
。38Aは、露光領域を示す。
次に、第40図(B)中、現像によりレジスト層38の
露光領域38Aを除去し、このレジスト層38の開孔3
9を介してCCl aと0□との混合ガスによるドライ
エツチングにより表出するMoSi2層34を除去する
。又、CF、と02との混合ガスによるRIE処理によ
り開孔39内に表出するガラス基板31の上面を第38
図の場合と同様に約0.36μmの深さDまでエツチン
グする。
第40図(C)において、レジスト層38をアッシング
処理で除去し、次いでレジスト層38の下部にあったM
oSix層34をCCl 4と0、との混合ガスによる
ドライエツチング処理により除去する。これにより、マ
スクIDが完成する。
第41図は、第40図(C)に示すマスクIDに対応指
せてマスクIDを透過する光の位相プロファイルを示す
。同図中、Icは中央部パターン40の透過光、idは
位相シフトパターン41A。
41Bの透過光を示す。
次に、本発明になるマスクの製造方法の第7実施例を第
42図と共に説明する。同図(A)は、例えばガラス又
は溶融石英からなる透明基板5■を示す。同図(B)に
示す如く、例えばシリコン酸化膜である位相シフト層5
2を透明基板51上に形成する。位相シフト層52は、
気相成長(CVD)法、スパッタやスピン・オン・グラ
ス(SOG)法により形成される。本実施例では、位相
シフト層52は光の位相を反転するために3900人の
膜厚を有する。
第42図(C)では、不透明層53を位相シフト層52
上に形成する。不透明層53は例えばクロム(Cr)か
らなり、Crを用いた場合Crの膜厚は例えば700〜
1000人である。
次に、EBレジストの塗布、EB描画、現像及び不透明
層53のエツチング処理を行い、第42図(D)に示す
不透明層のパターン53aを形成する。
不透明層のパターン53aはマスクとして用いられ、第
42図(E)に示す如く位相シフト層52をエツチング
により除去する。本実施例では位相シフト層52が酸化
膜であるため、エツチングとしてはCF、とCHF、ど
の混合ガスを用いたRIEを用いる。
次に、第42図(F)に示す如<EBレジスト層54の
塗布、EB描画処理及び現像処理を行って不透明層53
の不要な部分53bを露出させる。
最後に、EBレジスト層54は除去され、不透明層53
の不要な部分53bをエツチングにより除去することに
より第42図(G)に示す本発明になるマスクの第5実
施例である、マスクIEが完成する。第42図(H)は
、第42図(G)に対応するマスクIEの平面図である
次に、本発明になるマスクの製造方法の第8実施例第4
3図と共に説明する。同図中、第42図と実質的に同じ
部分には同一符号を付し、その説明は省略する。第43
図(A)、(B)、(C)のステップは夫々第42図(
A)、(C)。
(D)のステップに対応しているが、本実施例では位相
シフト層52が省略されている。
第43図(D)において、不透明層のパターン53aは
マスクとして用いられ、透明基板51かエツチングによ
り除去される。エツチングとしては例えばCF、とCH
F、との混合ガスを用いたRIEを用い、透明基板51
か所定の深さまでエツチングされる。光の位相を反転す
る場合、本実施例ては所定の深さは3900人である。
第43図(E)では、EBレジスト層54の塗布、EB
描画及び現像処理を行って不透明層53の不要な部分5
3bを露出させる。
最後に、EBレジスト層54は除去され、不透明層53
の不要な部分53bをエツチングにより除去することに
より第43図(F)に示すマスクICが完成する。第4
3図(G)は、第43図(F)に対応するマスクICの
平面図である。
マスクの製造方法の第7及び第8実施例によれば、不透
明層を位相シフト層又は透明基板をエツチングする際の
マスクとして利用するため、セルファラインにより不透
明層のパターンと位相シフトパターンとの間の位置ずれ
を防ぐことができる。
次に、本発明になるマスクの製造方法の第9実施例を第
44図と共に説明する。同図中、第43図と実質的に同
じ部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
第44図(A)において、透明基板51上に不透明層5
3を形成し、EBレジスト層(図示せず)を不透明層5
3上に塗布した後、EB描画によりパターンを形成する
。このパターンを現像して、エツチングにより不透明層
53をバターニングする。不透明層53は例えばCrか
らなり、スパッタにより透明基板5I上に形成される。
バターニング後はEBレジストを除去する。
第44図(B)においては、不透明層53のパターン5
3cをマスクとして用いることにより透明基板51を所
定の深さまでエツチングする。
エツチング条件は、平行平板電極型の高周波励起(13
,56°MHz )のRIE装置により露出している透
明基板51をエツチングする。エツチングは、例えば約
0.1W/cdのパワー及びOol 〜0.05Tor
rの圧力でCF、又はCHF、とO7との混合ガスをエ
ッチャントガスとして使用して行われる。エツチングの
深さか、λ/2(n−1)となるようにエンド・ポイン
ト・ディテクタで検出しなから制御する。λ= 0.3
65μmの場合、λ/2(n−1)=0.39μmとな
る。
第44図(C)では、透明基板51のエツチング後に透
明基板51及びパターン53c上にポジ型レジスト層5
5(例えば0FPR−800)を約1.0μmの膜厚て
塗布し、100℃でプリベークする。
第44図(D)では、透明基板51の裏面からレジスト
感光領域の光、例えば波長436nmて4゜〜60mJ
/aiの単色光を全面照射して透明基板51上のレジス
ト層55のみを感光させる。その後、透明基板51をT
 M A H2,38%の水溶液に40秒浸漬して現像
処理を行うことにより、パターン53c上にのみレジス
ト層55か残る。更に、リンス処理及び乾燥処理か行わ
れる。
レジストパターン形成の後に、不透明層53のパターン
53cをサイドエツチングにより第44図(E)に示す
如く一部除去する。サイドエツチングの量は、片側で約
 0.4〜0.8μmの不透明層53か除去されるよう
にエツチング時間により制御する。
最後に、第44図(F)では02アツシングにより不透
明層53上に残ったレジスト層55を灰化除去して、第
40図(C)に示すマスクIDと実質的に同じマスクが
完成する。
次に、本発明になるマスクの製造方法の第1O実施例を
第45図と共に説明する。同図中、第44図と実質的に
同じ部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
第45図(A)〜(C)に示すステップは、第44図(
A)〜(C)に示すステップと同じで良い。ただし、第
45図(B)では透明基板51をλ/2(n−1)の深
さまでエツチングする。
λ= 0.365μmの場合は、λ/2(n−1)=0
.39μmとなる。
第45図(D)においては、第45図(D)と共に説明
した如く、透明基板51の裏面からレジスト感光領域の
光を全面照射して透明基板51上のレジスト層55のみ
を感光して現像処理により除去する。本実施例では、オ
ーバー露出する、現像をオーバーに行う、あるいは現像
乾燥後に短時間のアッシングを行なうことにより不透明
層53を一部露出させる。
次に、第45図(E)に示す如く、レジスト層55をエ
ツチング用マスクとして露出している不透明層53をエ
ツチングにより除去する。
第45図(F)では、02アツシングにより不透明層5
3上に残ったレジスト層55を灰化除去して、マスクI
Dと実質的に同じマスクが完成する。
次に、本発明になるマスクの製造方法の第11実施例を
第46図と共に説明する。同図中、第44図と実質的に
同じ部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
第46図(A)に示すステップは第44図(A)に示す
ステップと同じて良いか、本実施例ては透明基板5Iの
エツチングを行うことなく第46図(B)に示す如くレ
ジスト層55を透明基板51上に形成する。
第46図(C)においては、第44図(D)のステップ
と同様にして透明基板51上のレジスト層55のみを除
去する。その後、本実施例ではレジスト層55をマスク
として透明基板51をλ/2(n−1)の深さまでエツ
チングする。λ=0.365 μmの場合、λ/ 2 
(n −1) =0.39μmである。
第46図(D)では、サイドエツチングにより不透明層
53のパターン53cの一部を除去する。
第46図(E)のステップは第44図(F)のステップ
と同じで良い。
第44図〜第46図の実施例によれば、不透明層のパタ
ーンと位相シフト層パターンとの位置合わせの必要がな
いので、パターンの位置ずれのない精度の高いマスクか
製造できる。又、位相シフト層の材質によっては基板と
の密着性や洗浄等に問題が生じることも考えられるが、
これらの実施例では透明基板の一部が位相シフト層とし
て機能するので位相シフト層の材質は問題とならない。
従って、位相シフト層の材質の安定性や耐性を考慮する
必要は全くなくなり、容易に露光装置の解像限界を越え
て微細なパターンを形成することかできる。
次に、本発明になるマスクを用いたパターン形成方法に
ついてより詳細に説明する。第47図は、マスクの位相
シフト層のエツジを利用したパターン形成方法を説明す
るための図であり、第2図に対応している。第47図中
、第4図と実質的に同し部分には同一符号を付し、その
説明は省略する。
透明基板2上に屈折率n、厚さtの位相シフト層3aが
形成され、マスクlを構成している。マスク1のパター
ンは、結像レンズ系9によって半導体基板(ウェハ)1
1上のホトレジスト層10に結像される。この際、位相
シフト層3aのエツジによって所望のパターンを結像さ
せる。
位相シフト層3aは入射光を透過させるが、空気ないし
は真空とは異なった屈折率nを有することにより、透過
光に位相シフトを与える。位相シフト量Sは 5=(n−1)t/λ (ラジアン表示の場合は2π(n−1)t/λ)となる
。以下位相シフト量Sがπ(逆位相)であるとして説明
する。
マスク1を透過した光は、第47図中中段に示すように
、光の電気ベクトルEが位相シフト層3aのパターンに
対応して逆相に位相を変化させている。このような光の
電気ベクトルEの分布を有する光がホトレジスト層10
に入射して吸収されると、その時の光強度分布はE2に
比例するので、図中下段に示すように位相変化の場所で
細い幅の黒パターンPBを形成する。即ち、光の電気ベ
クトルEが、図中中段に示すように、符号を反転させて
いる場合、電気ベクトルEがOになる点がある。得られ
る光強度Pの分布は電気ベクトルEの二乗に比例するの
で、E=0の点でPの最小値は0になる。従って、明確
な黒パターンが得られる。
一般的に位相シフト層3aが透過光に対して位相変化を
与えると、その位相変化か空間的に分布したパターンが
得られる。位相変化か逆相の時は、位相変化する位置で
の光強度Pは常に0てあり、時間積分してもOである。
そこで位相シフト層3aのエツジ部分では、光強度が0
になる。位相変化が逆相以外の時は、時間によって電気
ベクトルEが同符号になったり逆符号になったりし、時
間積分した光強度は0にならない。
このような位相シフト層のエツジ部分を使った結像の例
を第48図(A)、(B)を参照して説明する。
第48図(A)は、位相シフト層かπ(逆相)の位相シ
フトを与える場合の光強度分布を示す。
図中、位相シフトπの領域が、横軸0.0より左の領域
に相当し、右側の位相シフト0の開口部分に0.0の位
置で接している。第48図(A)は、このような位相シ
フト層の1つの縁の部分の光強度分布を示す。位相シフ
ト層の端に対応するパターン中央部では光強度がほぼ0
まて減少している。このような結像原理による場合、従
来の解像力を越えた線パターンを得ることか可能である
又、位相シフト層のエツジ部分の位相差が180゜±3
0°であれば同様の効果が得られる。
第48図(B)は、位相シフト層がπ/2の位相シフト
を与える場合の光強度分布を示す。位相シフトがπ/2
の場合は、位相シフト層を透過した部分と開口部分を透
過した部分の光の位相か逆相になる時と同相になる時と
があり、時間的に積分をした時に光強度の最小値が0に
はならない。
図示の場合、光強度の最小値は約0.5以上の値を取り
、均一部分での光強度的1.0の半分程度となっている
。現像レベルをこの光強度の最小値以下にとれば、図中
のパターンは無視された現像が行える。位相シフト層の
エツジ部分の位相差が90°±15°であれば、通常の
現像条件(現像レベル35%)ではパターンは無視され
形成されない。また、現像レベルを光強度の最小値と均
一値の間にとれば、中央部分でパターンが現像される。
次に、本発明になるマスクを用いたパターン形成方法の
第4実施例を第49図と共に説明する。
第49図(A)、(B)は、本実施例によるループ形状
のパターン形成を説明するための図である。
第49図(A)はマスクパターンを示す。透明基板から
形成される開口部60の上にマスク61が形成されてい
る。マスク61は、入射光の半波長の光路差に相当する
位相シフト量を有し、透過光に対してπの位相シフトを
与える。このようなマスクパターンを結像した結果は、
第49図(B)に示すようになる。開口部60又は位相
シフト層61のみを結像した部分は一定の光強度を有し
、画面上白になる。開口部60と位相シフト層61の境
界の部分に黒パターン62が形成される。即ち、開口部
60を透過した光と位相シフト層61を透過した光とが
干渉によって混合すると、逆位相が互いにキャンセルし
あうことにより光強度が0になり黒パターンが形成され
る。
位相シフト層61を酸化シリコン膜で形成して水銀ラン
プのi線を光として用いる場合は、位相シフト層61の
屈折率は約1.47であり、屈折率約1.00の空気に
対して約0.47の屈折率差を有する。
半波長の光路差を形成する酸化シリコン膜の厚みは約0
.388μmである。干渉による合成光の振幅をキャン
セルするには、逆位相が最も効果的であるか、必ずしも
逆位相でなくても、例えば±30%以内の範囲で効果的
な光強度の低下を得ることができる。
第49図に示すマスクパターンのように、位相シフトの
ない開口部上に位相シフトπを有する位相シフト層61
を形成すると、位相シフト層61の縁部に相当する部分
に黒パターンが形成される。
この場合、黒パターンは閉じたループ形状となる。
第50図(A)、(B)は、開いた形状(線分)を形成
するためのマスクパターンとその結像パターンを示す。
第50図(A)はマスクパターンの形状を示す。
開口部60の上に、その−辺が対象とする線分を形成す
る位相シフト層61が形成され、位相シフト層61の残
りの(不要な)端部に隣接させて位相シフトがπ/2で
ある位相シフト層64が形成されている。即ち、位相シ
フトかπの位相シフト層61の4辺の内、1辺6taは
位相シフトか0の領域との境界を形成し、結像パターン
において第50図(B)に示すような黒パターン65を
発生させる。その他の辺61b、61c、61dは、位
相シフトがπ/2である位相シフト層64と接している
ので、そのエツジを横切る時の位相変化はπ/2となり
、エツジ部での光強度の低下が小さい。位相シフト層6
4の周囲の辺も位相シフトの量はπ/2であり、同様に
光強度の低下が小さい。現像レベルを調整することによ
って、黒パターン65のみを残すことができる。白と黒
のレベルの中間に1つの灰レベルを形成する場合を説明
したが、中間調を2レベル以上用いてもよ“い。
このように、位相シフトの量が異なる位相シフト層を複
数種類用いることによって、開いた形状の線分等のパタ
ーンを形成することができる。
第51図(A)、(B)は、点のパターンを形成するた
めのマスクパターンと結像パターンを示す。
第51図(A)において、開口部60の上に位相シフト
かπである位相シフト層61が形成され、その1つの頂
点部分を除いて、位相シフトかπ/2である位相シフト
層64が取り囲んでいる。即ち、位相シフト層61は、
その1つの頂点部分においてのみ開口部60と接してい
る。このようなマスクパターンを結像すると、第51図
(B)に示すように、位相シフト層61と開口部60と
が接する部分にのみ黒パターン66を形成することがで
きる。位相シフト層61と位相シフト層64との境界は
、位相シフト量がπ/2であるので、黒パターン66の
部分と比べると光強度の低下は少ない。又、位相シフト
層64の外周部分も位相シフト量がπ/2であり、光強
度の低下は同様に少ない。このため、黒パターン66の
みをパターンとして現像し、他の中間調のパターンは白
パターンとして扱うことができる。
以上、1本の線状のパターンを形成する場合を説明した
が、以下に交差部を有するパターンの形成について説明
する。
第52図(A)、(B)、(C)は、交差する線のパタ
ーンを形成するマスクパターンと結像パターンを示す。
第52図(A)は、第1のマスクパターンを示す。交差
する線によって分割される領域に対応させて、平面を4
つの象限に分割し、その第1の象限に位相シフトのない
開口部60を設け、開口部60に隣接する2つの象限に
位相シフトπの位相シフト層61を設け、残る1つの象
限には、位相シフトが2πである他の位相シフト層67
を設ける。即ち、各象限間の境界は、位相シフトπを伴
っている。
第52図(B)は、第2のマスクパターンを示す。第5
2図(A)同様、平面が4つの象限に分割され、第1の
象限に位相シフトのない開口部60、それに隣接する2
つの象限に位相シフトがπである位相シフト層61が設
けられ、残る1つの象限に位相シフトが0である他の開
口部68が設けられる。この場合も、隣接する象限間に
おいては、位相シフトπが生じている。
このようなマスクパターンを結像させると、第52図(
C)に示すような結像パターンか得られる。即ち、−様
な位相を有する部分は白パターンとして結像され、πの
位相シフトを伴う部分か黒パターン69として結像され
る。
なお、直線が交差する場合を図示して説明したか、交差
する線は直線に限らず如何なる曲線であってもよい。
第53図(A)、(B)は、1つの直線に対して他の直
線が突き当たりそこで終端する1字型パターンを形成す
る場合のマスクパターンと結像パターンを示す。
第53図(A)において、位相シフトか0である開口部
60に隣接して、位相シフトがπである位相シフト層6
1a、61bか形成される。又、位相シフト層61aの
上に、位相シフトかOである開口部68を設けてその間
の位相シフトがπである境界を形成する。これらの境界
は、πの位相シフトを伴うので、第53図(B)に示す
ように、結像した場合には黒パターンを形成する。また
、位相シフト層61bと68とか直接隣接するとその境
界かπの位相シフトを伴い黒パターンとして結像されて
しまうのて、その中間に位相シフトかπ/2である位相
シフト層71を形成する。即ち、位相シフト層71の境
界ではπ/2の位相シフトのみが生じるので、光強度の
低下は比較的小さい。
現像閾値を調整することにより、このような光強度の低
下は白パターンとして現像することかできる。この結果
、第53図(B)に示すような、黒パターン72が結像
される。
なお、第53図(A)のマスクパターンにおいて、開口
部68と位相シフト層61bとの間にギャップがある場
合を示したか、このようなギャップはある程度以下のも
のであればよい。
半導体装置等においては、配線パターンの途中にコンタ
クトをするための幅広の領域を設けること等か行われる
。このような配線パターンを作るためのマスクパターン
及び結像パターンを第54図(A)〜(D)に示す。
第54図(A)においては、位相シフト0の開口部60
と位相シフトπの位相ソフト層6■とが接して直線状の
境界を形成し、境界の中央部において開口部60内に位
相シフトπの位相シフト層75、位相シフト層61中に
位相シフト0の開口部74が形成されている。開口部7
4と位相シフト層75とは共に矩形の形状を有し、その
境界は開口部60と位相シフト層61との間の境界と共
に1つの直線状に配列されている。図中実線で示した全
ての境界かπの位相変化を伴う境界である。
第54図(B)においては、各領域を画定する境界は第
54図(A)と同様に形成されている。
但し、第54図(A)で開口部74であった部分が、位
相シフトか2πである位相シフト層76に置換されてい
る。第54図(A)同様、水平方向の直線の上下領域間
にはπの位相シフトが形成されている。また、中央部に
は、矩形状の位相シフトπの境界が形成されている。
第54[J (C)は、他のマスクパターンを示す。
水平方向の直線によって大きく2つの領域に分離され、
その上部においては、右側に位相シフトなしの開口部6
0か配置され、左側には位相シフトπの位相ソフト層6
1か形成され、両者が限られた長さにおいて互いに接し
ている。また、図中上部には、両領域間に中間の位相シ
フトπ/2を有する位相シフト層77か形成されている
。中央線の下部には、上部と対称的な構造か形成されて
いる。即ち、開口部60の下には、位相シフトπの位相
シフト層61か形成され、位相シフト層61の下には位
相シフトなしの開口部68か形成され、限られた長さに
おいて互いに接している。中間の位相シフトπ/2を有
する位相シフト層77はこれらの両頭域61.68の中
間に形成されている。
全体として、πの位相シフトを伴う境界か水平方向の直
線に沿って形成される他、中央部垂直の線分部分にも形
成されている。
第54図(D)は、第54図(A)、  (B)。
(C)に示すようなマスクパターンを結像させた場合の
結像パターンを示す。即ち、中央部分で輻を太くされた
領域を有する黒パターン78が結像される。
なお、第52図(A)、  (B)、第53図(A)、
第54図(A)、(B)、(C)のマスクパターンにお
いてラインの長さを有限長にする場合は不要な部分にπ
/2等の中間レベルの位相シフトを持つ領域を形成すれ
ばよい。
以上、種々の結像パターンを形成するためのマスクパタ
ーンについて説明したか、以下それらの内幾つかについ
て数値計算によってどのような光強度プロフィールが得
られるかについて説明する。
なお、計算においては、波長365 nmの光を用い、
開口数N A = 0.50の結像系レンズとパーシャ
ルコヒーレンシーσ= 0.50の照明系レンズを用い
た。
第55図(A)〜(C)は、交差する線のパターンの例
を示す。
第55図(A)は、交差する線のパターン及びそのサン
ブリンク領域を示す概略図である。第52図(B)に示
すマスクパターンを採用し、図中右側に示す方向にx、
y、z軸の座標を用いる。
又、破線で示す領域をサンプリング領域としてその領域
内における光強度をモデルに従って算出した。第55図
(B)は、第55図(A)に示すサンプリング領域内に
おける光強度プロフィールを3次元モデル的に示したグ
ラフである。位相シフトπを伴う境界部分に深い谷か形
成されていることが図から明確に理解されよう、第55
図(A)に示す下半分の部分については図示していない
か、対称的な構造となることは当業者に自明であろう。
このような光強度プロフィールを光強度に対する等高線
て表すと、第55図(C)に示すようになる。即ち、図
中X方向に延びる下辺及び中央部分をX方向に延びる部
分に光強度最低の領域か形成され、これらの領域に隣接
して次第に光強度が増加する部分か形成される。
次に、第54図(A)に示す配線パターンの例の光強度
を示す。第56図(A)は、第54図(A)の型のマス
クパターンを示し、そのサンプリング領域を破線で示す
。また、図中右部分に示すように、X、Y、Z軸の座標
を用いる。
第56図は(B)はサンプリング領域内の光強度プロフ
ィールを示す。X方向に沿って細い谷が形成され、X=
0の領域付近において谷部か広がっている。このプロフ
ィールをXY平面に投影すると、第56図(C)に示す
ようになる。中央部で幅の広がった谷部か形成されてい
ることが図から明確に分かる。
第57図(A)〜(C)は、第54図(C)に示す配線
用マスクパターンを用いた場合を示す図である。
第57図(A)は、マスクパターンとそのサンプリング
領域を示す。図中中央の水平軸上には、位相シフト0の
開口部60と位相シフトπの位相シフト層61とがその
一部を接して形成され、その間に位相シフトがπ/2の
位相シフト層77が形成されている。又、開口部60の
上辺は、水平方向と角度θ、をなしている。位相シフト
層(中間領域)77の2辺は、角度θ、をなしている。
更に、位相シフト層61の上辺は、水平方向と角度θ、
をなしている。水平軸の下方には、対称的に開口部60
に接して位相シフトπの位相シフト層61が形成され、
位相シフト層61の下に位相シフト0の開口部68か形
成されている。又、位相シフト層77と対称的な位置に
他の位相シフト層77か形成されている。中央部の開口
部60゜68と位相シフト層61とか接する狭い領域の
幅をWlとする。このサンプルにおいては、01022
03260度とし、W1=0.2μmとした。
このようなマスクパターンを用いて形成した結像パター
ンを第57図(B)、(C)に示す。破線で示す領域か
サンプリング領域である。
第57図(B)はサンプリング領域内の光強度プロフィ
ールを示す。図中、X方向に深い谷か形成され、その中
央部において、X方向に谷か延びており、さらに分岐す
る浅い谷か形成されていることか分かる。
第57図(B)の光強度プロフィールをXY平面上に投
影すると、第57図(C)に示すようになる。
第58図(A)〜(C)は、第51図(A)に示したマ
スクパターンと類似の構成を有するマスクパターンの例
を示す。図中、右側に位相シフト0の開口部60か形成
され、左側に先端か三角形状にされた、位相シフトπの
位相シフト層61が配置され、両者間に輻W2の接触か
形成されている。又、開口部60と位相シフト層61と
の間の中間領域には、位相シフトπ/2の位相シフト層
64が形成されている。図中破線で囲んだサンプリング
領域について光強度分布を計算した。なお、W2として
は、0.08μmのギャップを設定し、位相シフト層6
1と64とが形成する2本の境界線の作る角度は60度
とした。
第58図(B)は、サンプリング領域内の光強度プロフ
ィールを示し、第58図(C)はそのXY千圃面上の投
影を示す。(0,0)付近に長円状の光強度の最少領域
が形成されていることが理解されよう。
第59図(A)、(B)はライン・アンド・スペースパ
ターンを説明するための図である。
第59図(A)はライン・アンド・スペースのマスクパ
ターンを示す。位相シフト0の開口領域80と位相シフ
トπの位相シフト領域81とか交互に形成されてライン
・アンド・スペースパターンを形成している。例えば、
開口領域80と位相シフト領域81とかそれぞれ幅0.
5μmであるとして結像パターンに形成される光強度プ
ロフィールを計算すると、第59図(B)に示すように
なる。開口領域80と位相シフト領域81の境界線に相
当する部分に光強度のミニマムが形成されている。なお
、光の波長は365μm、開口数NA=0、53.パー
シャルコヒーレンシーσ= 0.50とした。
第60図(A)、(B)は各種サイズの混合したパター
ンを形成する場合を示す。第60図(A)はマスクパタ
ーンを示す。上段には大きな黒パターンを形成するため
の不透明層(Cr層)85と位相シフト層86との組み
合わせパターンが形成され、中間部には、位相シフト層
自身の像を形成するための位相シフト層87が形成され
、下部には辺(エツジ)部分で結像パターンを形成する
ための位相シフト層88か形成されている。
なお、位相シフト層88の周囲には、不要の辺の結像を
防止するための中間的位相シフトを有する位相シフト層
89か形成されている。位相シフト層86,87.88
は、位相シフトπを与え、位相シフト層89は、例えば
位相シフトπ/2を与える。i線用の開口数NA=0.
4〜0.6のレンズを用いる場合は、0.5μm以上の
パターンは上段に示すパターンのように不透明層85の
回りに位相シフトπの領域86を配置して形成する。0
.3〜0.5μmの黒パターンを形成するには、中段に
示すように、位相シフトπの位相シフト層87のみのパ
ターンでマスクを形成する。0.25μm以下のパター
ンは位相シフトπの位相シフト層88と位相シフト0の
開口領域の境界により形成する。
この際、不要の位相シフト層88の辺は、中間の位相シ
フトを示す位相シフト層89によって囲んで現像レベル
の調整により結像されないようにする。
第60図(B)は結像パターンの例を示す。上部には、
不透明層85と位相シフト領域86とで形成されるマス
クに対応した黒パターン91か形成され、中間部には、
位相シフト層67に対応した黒パターン92か形成され
、下部には位相シフト層88と開口領域90との境界に
対応した細い黒パターン93か形成される。
フォトリソグラフィを用いてICを製造する場合、結像
レンズ系を用いてレチクルのパターンをウェハ上へ結像
させる。ICパターンの微細化に伴い、結像レンズ系の
開口数NAを大きくして解像力を向上することでICパ
ターンの微細化に対応している。しかし、解像力を向上
させるために結像レンズ系の開口数NAを大きくすると
、焦点深度FDは下記の(4)式に従って小さくなって
しまう。
λ 凸を有する表面に対して正確にパターンを形成すること
はできない。
そこで、凹凸を有する表面に対しても良好にパターンを
形成することのできる実施例について説明する。第61
図は、本発明になるマスクの第6実施例を示す。同図中
、第1図と実質的に同じ部分には同一符号を付し、その
説明は省略する。本実施例では、位相シフト層3aが厚
さDIを有するシフタ部分3alと厚さD2 (D2>
DI)を有するシフタ部分3a2とからなる。この様に
厚さが異なるシフタ部分を設けることにより、露光の際
に結像の焦点位置を任意に制御することができる。
次に、本発明になるマスクを用いたパターン形成方法の
第5実施例を説明する。本実施例では、必要に応じてマ
スクの位相シフト層の厚さを部分的に異ならせる。説明
の便宜上、第11図に示すマスクIA及び第14図に示
す光学系を用いてパターン形成をするものとし、位相シ
フト層3aの厚さと焦点位置のずれ(以下デフォーカス
と言う)との関係を説明する。使用する光、位相シフト
層3aの材質等は先に説明した実施例と同じである。(
2)式を使って180 、120.240度の位相シフ
ト量Sを得る場合の位相シフト層3aの厚さtを計算す
ると、夫々0.388 、0.259 、0.517 
μmとなる。
先ず、t =0.388 μmで5=180度の場合、
デフォーカス量か0であると光強度分布は第62図(C
)に示す如くとなる。しかし、レンズ系9の光軸に沿っ
てウェハIIに近づく方向をプラス(+)方向としてデ
フォーカス量を+1.0゜十〇、5μmに設定すると、
光強度分布は夫々第62図(A)、(B)に示す如くと
なる。他方、デフォーカス量を−0,5,−1,0μm
に設定すると、光強度分布は夫々第62図(D)、(E
)に示す如くとなる。第62図から、焦点位置かプラス
方向へずれてもマイナス(−)方向へずれても光強度分
布は同じように変化することかわかる。
次に、t =0.259 ttvaで5=120度の場
合にデフォーカス量を+1.0 、 +0.5 、  
O,−0,5μmに設定して得られる光強度分布を夫々
第63図(A)、(B)、(C)、(D)に示す。第6
3図から、デフォーカス量が+0.5μmの時に最大の
コントラストか得られることかわかる。
t =0.517 μmで5=240°の場合にデフォ
ーカス量を+0.5 、 0.−0.5. −1.0 
ttmに設定して得られる光強度分布を夫々第64図(
A)。
(B)、(C)、(D)に示す。第64図から、デフォ
ーカス量か−0,5μmの時に最大のコントラストか得
られることがわかる。
従って、本実施例では位相シフト層の厚さtを適当に定
めることにより焦点位置を 0.5μmの範囲で制御す
ることができる。
ICの製造工程では、ICの一部の領域の表面が他の部
分より高くなる場合がある。例えば、ダイナミック・ラ
ンダム・アクセス・メモリ(DRAM)においては、ス
タックドキャパシタを用いた場合にメモリセル部が他の
周辺回路部より0.5〜1.0μm高くなる。この様な
場合、開口数の大きいレンズを用いて解像限界までパタ
ーン形成しようとすると、前述の如く焦点深度が浅くな
ってしまい、凹凸のあるICの製造への適用は難しい。
しかし、本実施例によれば、第65図に示す如くスタッ
クドキャパシタを用いるDRAMへの適用も可能である
。第65図中、第14図及び第61図と実質的に同じ部
分には同一符号を付し、その説明は省略する。この場合
、DRAMの周辺部分のようにIC表面で低い部分は位
相シフト層3aの薄い方のシフタ部分3alを用いてパ
ターン形成する。従って、DIは0.388μmより薄
くする。例えば、DRAMのセル部と周辺回路部とてI
J1m程度の段差かある場合、D I =0.259μ
mに設定する。他方、スタックドキャパシタを用いたD
RAMのセル部のようにIC表面で高い部分は位相シフ
ト層3aの厚い方のシフタ部分3a2を用いてパターン
形成する。従って、D2は、0.388μmより厚くす
る。例えば、セル部か周辺回路部より1μm程度高けれ
ば、D2=0.517μmに設定する。
この様にして、ICの表面の凹凸に合わせて位相シフト
層の厚さを制御することにより、IC表面の全ての部分
に焦点を合わせてパターン形成を行うことが可能となる
上述の如く、本発明では位相シフト層利用してパターン
形成を行う。従って、位相シフト層を適当に配置させた
マスクを用いれば、任意の微細パターンの形成か可能で
ある。第66図〜第69図は、夫々マスクを各図(A)
及び対応するパターンを各図(B)に示す。第66図〜
第69図中、90は不透明層、91は位相シフト層、9
2は窓である。
以上の実施例においては、パーシャルコヒーレンシーσ
は0.5としたが、これに限定されるものてはなく、0
.3≦σ≦0.7の範囲であれば良い。
又、マスクを用いて露光を行う際に用いる光はi線に限
定されるものではない。更に、光は透明基板の位相シフ
ト層が設けられている側から照射しても反対側から照射
しても良い。透明基板及び位相シフト層の材質も実施例
のものに限定されるものてはない。例えば、透明基板は
露光に用いる光に対して透明であれば良い。又、位相シ
フト層は例えばs i 02 、Af20x 、MgF
t等からなる。
更に、各実施例におけるマスクとは、レチクルを含むも
のである。従って、本発明になるマスクを用いたパター
ン形成方法は半導体装置のパターン形成に限られず、マ
スクやレチクルのパターン形成にも適用し得ることは言
うまでもない。
以上本発明を実施例により説明したか、本発明は本発明
の主旨に従い種々の変形か可能であり、本発明からこれ
らを排除するものではない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、位相シフト層を効果的に用いることに
より従来の解像力を越えて幅の狭いパターンを結像する
ことができ、微細なパターンを解像度を向上させて形成
することかできると共に、パターンデータを簡略化でき
るので、実用的には極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は位相シフト層の1つのエツジ部分での光強度を
説明するための図、 第3図は位相シフト層の両エツジ部分での光強度を説明
するための図、 第4図はマスクの第1実施例を用いた露光に使われる光
学系の概略構成図、 第5図はマスクを用いたパターン形成方法の第1実施例
を説明するための図、 第6図はマスクの製造方法の第1実施例を説明する工程
図、 第7図はマスクの製造方法の第2実施例を説明する工程
図、 第8図はマスクパターン平面図、 第9図は第8図の光強度分布を説明する図、第10図は
マスクを用いたパターン形成方法の第2実施例を説明す
るだめの図、 第11図はマスクの第2実施例を示す断面図、第12図
は位相シフト層の1つのエツジ部分での光強度を説明す
るための図、 第13°図は位相シフト層の両エツジ部分での光強度を
説明するための図、 第14図はマスクを用いたパターン形成方法の第3実施
例を説明するための図、 第15図は第1I図におけるパターンを説明するための
図、 第16図は第15図における光強度分布を説明する図、 第17図はマスクの第2実施例をライン・アンド・スペ
ースパターンに適用した場合の説明図、第18図は寸法
変換量aと位相シフト層の幅すを変化させた場合の光強
度分布を説明する図、第19図は第17図に対応する従
来の光強度分布を説明する図、 第20図は第17図においてKrFエキシマレーザ−を
用いた場合の光強度分布を説明する図、第21図は第1
1図の一部を示す図、 第22図は第15図における光強度分布を説明する図、 第23図は白地に黒パターンを形成する場合の説明図、 第24図は第23図における光強度分布を説明する図、 第25図はマスクの第2実施例をICパターン形式に適
用した場合の説明図、 第26図は第11図におけるパターンの一部を示す図、 第27図〜第33図は夫々パターン幅りか0.3゜0.
4 、0.5 、0.6 、0.7 、0.8 、1.
0μmの場合の光強度分布を説明する図、 第34図はマスクの第2実施例をコンタクト・ホールパ
ターン形成に適用した場合の説明図、第35図は第34
図の光強度分布を説明する図、第36図〜第38図は夫
々マスクの製造方法の第3〜5実施例を説明する工程図
、 第39図は第38図(E)に示すマスクを透過する光の
位相プロファイルを示す図、 第40図はマスクの製造方法の第6実施例を説明する工
程図、 第41図は第40図(C)に示すマスクを透過する光の
位相プロファイルを示す図、 第42図〜第46図は夫々マスクの製造方法の第7〜第
11実施例を説明する工程図、第47図はマスクを用い
たパターン形成方法を説明する図、 第48図は位相シフト層のエツジ部分を使った結像を説
明する光強度分布図、 第49図〜第60図は夫々マスクを用いたパターン形成
方法の第4実施例を説明するための図であって、 第49図はループ形状パターンを説明する図、第50図
は開いた形状のパターンを説明する図、第51図は点の
パターンを説明する図、第52図は交差する線のパター
ンを説明する図、第53図は丁字形パターンを説明する
図、第54図は配線パターンを説明する図、第55図は
交差するパターンを説明する図、第56図及び第57図
は夫々配線パターンを説明する図、 第58図は長円パターンを説明する図、第59図はライ
ン・アンド・スペースパターンを説明する図、 第60図は各種サイズの混合パターンを説明する図、 第61図はマスクの第6実施例を示す断面図、第62図
〜第64図は夫々異なる厚さの位相シフト層を設けた場
合の光強度分布を説明する図、第65図はマスクを用い
たパターン形成方法の第5実施例を説明する図、 第66図〜第69図は夫々本発明により形成し得るパタ
ーンの例を示す図、 第70図は不透明層を設けた従来のマスクを示す断面図
、 第71図は第70図のマスクを用いてパターン形成を行
う光学系の構成図、 第72図は従来のパターン形成方法を説明する図、 第73図は従来例における光強度分布を説明する図、 第74図は位相シフト層を有しネガ形レジストを用いる
従来のマスクの製造方法の工程図、第75図は第74図
(d)に示すマスクを透過する光の位相プロファイルを
示す図、 第76図はポジ形レジストを用いて製造される位相シフ
ト層を有するマスクの断面図、第77図は第76図に示
すマスクを透過する光の位相プロファイルを示す図であ
る。 第1図〜第69図において、 1はマスク、 2.51は透明基板、 3a、52は位相シフト、 3はレジスト材料、 4はレジストパターン、 5はマスクパターン層、 6は光源、 8はレンズ系、 9は結像レンズ系、 0はホトレジスト、 1はウェハ、 2はアルミニウム薄膜層、 3は領域、 4.53は不透明層、 5は大パターン領域、 l6は微細パターン領域、 20はパターン、 21はストッパー層、 3Iはガラス基板、 32はCr層、 33は開孔パターン、 34はMO3I層、 35はネガ形EBレジスト層、 36.40は設計パターン、 37A、37B、41A、41Bは位相シフトパターン
、 38はポジ形EBレジスト層、 39は開孔、 53aはパターン、 54はEBレジスト層、 55はレジスト、 60.68は開口層、 61はマスク、 62.65,66.69,72.78は黒パターン、 64.67.71,75.76.77は位相シフト、 80は開口領域、 81は位相シフト領域、 85はクロムマスク、 86.87.88.89は位相シフト層、90は開口部
、 91.92.93は黒パターンを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(2)
    と、該透明基板層上に形成されたマスクパターン層(5
    )とからなるマスクにおいて、該マスクパターン層(5
    )の少なくとも一部が該光を透過させる位相シフト層(
    3a)のみからなり、該位相シフト層を透過した光の位
    相と該マスクのうち該位相シフト層が設けられていない
    部分を透過した光の位相とでは所定の位相シフトが生じ
    ることを特徴とするマスク。 (2)前記所定の位相シフトは180度±30%の範囲
    であることを特徴とする請求項1記載のマスク。 (3)前記位相シフト層(3a)は線パターンを形成す
    るための1つのエッジ部分を有することを特徴とする請
    求項1又は2記載のマスク。 (4)前記位相シフト層(3a)は任意の幅のパターン
    を形成するための2つのエッジ部分を有することを特徴
    とする請求項1又は2記載のマスク。 (5)前記位相シフト層(3a)は前記透明基板(2)
    の厚さと異なる厚さを有する該透明基板の一部からなる
    ことを特徴とする請求項1から4のうちいずれか1項記
    載のマスク。 (6)前記位相シフト層(3a)は設計黒パターンより
    小さいことを特徴とする請求項4記載のマスク。 (7)前記位相シフト層(3a)は厚さが互いに異なる
    部分(3a1、3a2)を有することを特徴とする請求
    項1から6のうちいずれか1項記載のマスク。 (8)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(2、
    31、51)と、該透明基板層上に形成された不透明層
    (14、32、53)とからなるマスクにおいて、 マスクパターンの少なくとも一部は該不透明層(14、
    32、53)と該不透明層のエッジ部分にのみ設けられ
    た位相シフト領域(3a、37A、37B、41A、4
    1B)とからなり、該位相シフト領域を透過した光の位
    相と該シフト領域が設けられていない部分を透過した光
    の位相とでは所定の位相シフトが生じることを特徴とす
    るマスク。 (9)前記位相シフト領域(3a)は前記不透明層(1
    4)のエッジ部分において前記透明基板層(2)及び不
    透明層上に形成された位相シフト層(3a)からなるこ
    とを特徴とする請求項8記載のマスク。 (10)前記位相シフト領域(37A、37B、41A
    、41B)は前記不透明層(32、53)のエッジ部分
    において該不透明層が設けられている部分での前記透明
    基板層(31、51)の厚さと異なる厚さを有する該透
    明基板層の一部からなることを特徴とする請求項8記載
    のマスク。 (11)前記所定の位相シフトは180度±30%の範
    囲であることを特徴とする請求項8から10のうちいず
    れか1項記載のマスク。 (12)前記位相シフト領域(3a、37A、37B、
    41A、41B)は線パターンを形成するための前記不
    透明層(14、32、53)の1つのエッジ部分に設け
    られていることを特徴とする請求項8から11項のうち
    いずれか1項記載のマスク。 (13)前記位相シフト領域(3a、37A、37B、
    41A、41B)は任意の幅のパターンを形成するため
    の前記不透明層(14、32、53)の2つのエッジ部
    分に設けられていることを特徴とする請求項8から11
    項のうちいずれか1項記載のマスク。 (14)前記位相シフト領域(3a、37A、38B、
    41A、41B)と該位相シフト領域を除く前記透明基
    板(2、31、51)との境界は設計黒パターンのエッ
    ジよりも前記不透明層(14、32、53)側によって
    いることを特徴とする請求項11記載のマスク。 (15)前記位相シフト領域(3a)は互いに位相シフ
    トの異なる部分(3a1、3a2)を有することを特徴
    とする請求項8から13のうちいずれか1項記載のマス
    ク。 (16)前記マスクパターン(5)は位相シフト層(3
    a)のみからなる部分と前記不透明層(14、32、5
    3)のエッジ部分に位相シフト領域(3a、37A、3
    7B、41A、41B)を設けた部分とにより構成され
    ることを特徴とする請求項1又は8記載のマスク。 (17)前記マスクパターン(5)は不透明層のみから
    なる部分と前記位相シフト層又は位相シフト領域を有す
    る部分とが混在することを特徴とする請求項1又は8記
    載のマスク。 (18)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(2
    )上にレジスト材料からなるレジストパターン(4)を
    形成する工程を有するマスクの製造方法において、 該レジストパターン(4)上に該光を透過させる位相シ
    フト層(3a)を形成する工程と、該レジストパターン
    を除去する工程とを含むことを特徴とするマスクの製造
    方法。 (19)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(2
    )上に該光を透過させるストッパ層(12)を形成する
    工程と、 該ストッパ層上に該光を透過させる位相シフト層(3a
    )を形成する工程と、 該位相シフト層上にレジスト材料からなるレジストパタ
    ーン(4)を形成する工程と、 該ストッパ層をエッチングストッパとし、該レジストパ
    ターンをエッチング用マスクとして該位相シフト層をエ
    ッチングする工程を含むことを特徴とするマスクの製造
    方法。 (20)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(2
    )上に不透明層(14)のパターン(20)を形成する
    工程を有するマスクの製造方法において、 該不透明層のパターン上にレジスト材料からなるレジス
    トパターン(4)を形成する工程と、該レジストパター
    ン上に該光を透過させる位相シフト層(3a)を形成す
    る工程と、 該レジストパターンを除去して少なくともマスクの一部
    において該不透明層のエッジ部分にのみ該位相シフト層
    を残す工程とを含むことを特徴とするマスクの製造方法
    。 (21)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(2
    )上に不透明層(14)のパターン (20)を形成する工程を有するマスクの製造方法にお
    いて、 該不透明層のパターン上にストッパ層(21)を形成す
    る工程と、 該ストッパ層上に該光を透過させる位相シフト層(3a
    )を形成する工程と、 該位相シフト層上にレジスト材料からなるレジストパタ
    ーン(4)を形成する工程と、 該ストッパ層をエッチングストッパとし、該レジストパ
    ターンをエッチング用マスクとして該位相シフト層をエ
    ッチングして少なくともマスクの一部において該不透明
    層のエッジ部分にのみ該位相シフト層を残す工程とを含
    むことを特徴とするマスクの製造方法。 (22)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(3
    1、51)に不透明層(32、53)のパターンを形成
    する工程を有するマスクの製造方法において、 該不透明層のパターン上にレジスト材料からなるレジス
    パターン(35、38、54)を形成する工程と、 該レジストパターンをエッチング用マスクとして少なく
    ともマスクの一部において該透明基板層をエッチングし
    て該不透明層のエッジ部分に位相シフト領域(37A、
    37B、41A、41B)を形成する工程とを含み、該
    位相シフト領域での該透明基板層の厚さは他の部分での
    該透明基板層の厚さとを異なることを特徴とするマスク
    の製造方法。 (23)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(5
    1)上に該光を透過させる位相シフト層(52)を形成
    する工程と、 該位相シフト層上に不透明層(53)のパターン(53
    a)を形成する工程と、 該不透明層をエッチング用マスクとして該位相シフト層
    をエッチングして除去する工程と、該不透明層のパター
    ンの中で必要なパターンをおおうようにしてレジスト材
    料からなるレジストパターン(54)を形成する工程と
    、 該レジストパターンをエッチング用マスクとして該不透
    明層のうち不必要なパターン(53b)をエッチングし
    て除去する工程とを含むことを特徴とするマスクの製造
    方法。 (24)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(5
    1)上に不透明層(53)のパターン(53a)を形成
    する工程と、 該不透明層のパターン上にレジスト材料からなるレジス
    トパターン(54)を形成する行程と、該レジストパタ
    ーンをエッチング用マスクとして透明基板該不透明層の
    エッジ部分の該透明基板層をエッチングして位相シフト
    領域を形成する工程とを含むことを特徴とするマスクの
    製造方法。 (25)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(5
    1)の上面に不透明層(53)のパターン(53c)を
    形成する工程を有するマスクの製造方法において、 該不透明層のパターン上にレジスト材料からなるレジス
    ト層(55)を形成する工程と、 該透明基板層の下面側から露光して該レジスト層を感光
    及び現像してレジストパターンを形成する工程と、 該レジストパターンをエッチング用マスクとして該透明
    基板層をエッチングする工程と、 サイドエッチングにより該不透明層の一部を除去する工
    程と、 該レジストパターンを除去して該不透明層のエッジ部分
    に位相シフト領域を形成する工程とを含むことを特徴す
    るマスクの製造方法。 (26)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(5
    1)の上面に不透明層(53)のパターン(53c)を
    形成する工程を有するマスクの製造方法において、 該不透明層のパターンをエッチング用マスクとして該透
    明基板をエッチングする工程と、 該不透明層のパターン上にレジスト材料からなるレジス
    ト層(55)を形成する工程と、 該透明基板層の下面側から露光して該レジスト層を感光
    及び現像してレジストパターンを形成する行程と、 サイドエッチングにより該不透明層の一部を除去する工
    程と、 該レジストパターンを除去して該不透明層のエッジ部分
    に位相シフト領域を形成する工程とを含むことを特徴と
    するマスクの製造方法。 (27)露光に用いる光に対して透明な透明基板層(5
    1)の上面に不透明層(53)のパターン(53c)を
    形成する工程を有するマスクの製造方法において、 該不透明層のパターンをエッチング用マスクとして該透
    明基板をエッチングする工程と、 該不透明層のパターン上にレジスト材料からなるレジス
    ト層(55)を形成する工程と、 該透明基板層の下面側から露光して該レジスト層を感光
    及び現像してレジストパターンを形成する工程と、 該レジストパターンをパターンニングして該不透明層を
    一部露出させる工程と、 該露出した不透明層を除去して該不透明層のエッジ部分
    に位相シフト領域を形成する工程とを含むことを特徴と
    するマスクの製造方法。 (28)マスク(1)を透過した光をレンズ系(9)を
    介してウェハ(11)上のホトレジスト層(10)に結
    像させてパターンを該ホトレジスト層上に形成するマス
    クを用いたパターン形成方法において、 該マスクは露光に用いる光に対して透明な透明基板層(
    2)と該透明基板層上に形成されたマスクパターン層(
    5)とからなり、該マスクパターン(5)の少なくとも
    一部は該光を透過させる位相シフト層(3a)のみから
    なり、 該位相シフト層を透過した光と該マスクのうち該位相シ
    フト層が設けられていない部分を透過した光とでは所定
    の干渉が生じさせることを特徴とするマスクを用いたパ
    ターン形成方法。 (29)前記所定の位相シフトは180度±30%の範
    囲であることを特徴とする請求項28記載のマスクを用
    いたパターン形成方法。 (30)前記位相シフト層(3a)は線パターンを形成
    するための1つのエッジ部分を有することを特徴とする
    請求項28又は29記載のマスクを用いたパターン形成
    方法。 (31)前記位相シフト層(3a)は任意の幅のパター
    ンを形成するための2つのエッジ部分を有することを特
    徴とする請求項28又は29記載のマスクを用いたパタ
    ーン形成方法。 (32)前記位相シフト層(3a)は厚さが互いに異な
    る部分(3a1、3a2)を有することを特徴とする請
    求項28から31のうちいずれか1項記載のマスクを用
    いたパターン形成方法。 (33)前記位相シフト層(3a)の厚さが互いに異な
    る部分(3a1、3a2)を用いて前記ホトレジスト層
    (10)の凹凸に応じた焦点位置でパターンを結像させ
    る工程を含むことを特徴とする請求項32記載のマスク
    を用いたパターン形成方法。 (34)光の干渉により該位相シフト層(3a)のエッ
    ジ部分により像の光強度が他の部分に比べて低い黒パタ
    ーン(PB)を該ホトレジスト層(10)上に結像させ
    る工程を含むことを特徴とする請求項28から33のう
    ちいずれか1項記載のマスクを用いたパターン形成方法
    。 (35)光の干渉により該位相シフト層(3a)のエッ
    ジ部分により像の光強度が他の部分に比べて高い白パタ
    ーンを該ホトレジスト層(10)上に結像させる工程を
    含むことを特徴とする請求項28から33のうちいずれ
    か1項記載のマスクを用いたパターン形成方法。 (36)該露光に用いる光のパーシャルコヒレンシーσ
    は0.3≦σ≦0.7の範囲に設定されていることを特
    徴とする請求項28から35のうちいずれか1項記載の
    マスクを用いたパターン形成方法。 (37)マスク(1、1A〜1G)を透過した光をレン
    ズ系(9)を解してウェハ(11)上のホトレジスト層
    (10)に結像させてパターンを該ホトレジスト層上に
    形成するマスクを用いたパターン形成方法において、 該マスクは露光に用いる光に対して透明な透明基板層(
    2、31、51)と、該透明基板層上に形成された不透
    明層(14、32、53)とからなり、マスクパターン
    の少なくとも一部は該不透明層(14、32、53)と
    該不透明層のエッジ部分にのみ設けられた位相シフト領
    域(3a、37A、37B、41A、41B)とからな
    り、該位相シフト領域を透過した光と該シフト領域が設
    けられていない部分を透過した光とでは所定の干渉が生
    じさせることを特徴とするマスクを用いたパターン形成
    方法。 (38)前記位相シフト領域(3a)は前記不透明層(
    14)のエッジ部分において前記透明基板層(2)及び
    該不透明層上に形成された位相シフト層(3a)からな
    ることを特徴とする請求項37記載のマスクを用いたパ
    ターン形成方法。 (39)前記位相シフト領域(37A、37B、41A
    、41B)は前記不透明層(32、53)のエッジ部分
    において該不透明層が設けられている部分での前記透明
    基板層(31、51)の厚さと異なる厚さを有する該透
    明基板層の一部からなることを特徴とする請求項37記
    載のマスクを用いたパターン形成方法。 (40)前記所定の位相シフトは180度±30%の範
    囲であることを特徴とする請求項37から39のうちい
    ずれか1項記載のマスク用いたパターン形成方法。 (41)前記位相シフト領域(3a、37A、37B、
    41A、41B)は線パターンを形成するための前記不
    透明層(14、32、53)の1つのエッジ部分に設け
    られていることを特徴とする請求項37から40項うち
    いずれか1項記載のマスクを用いたパターン形成方法。 (42)前記位相シフト領域(3a、37A、37B、
    41A、41B)は任意の幅のパターンを形成するため
    の前記不透明層(14、32、53)の2つのエッジ部
    分に設けられていることを特徴とする請求項37から4
    0項のうちいずれか1項記載のマスクを用いたパターン
    形成方法。 (43)前記位相シフト領域(3a)は互いに位相シフ
    トの異なる部分(3a1、3a2)を有することを特徴
    とする請求項37から42のうちいずれか1項記載のマ
    スクを用いたパターン形成方法。 (44)前記位相シフト層(3a)の厚さが互いに異な
    る部分(3a1、3a2)を用いて前記ホトレジスト層
    (10)の凹凸に応じた焦点位置でパターンを結像させ
    る工程を含むことを特徴とする請求項43記載のマスク
    を用いたパターン形成方法。 (45)前記マスクパターン(5)は不透明層のみから
    なる部分と前記位相シフト層又は位相シフト領域を有す
    る部分とが混在することを特徴とする請求項28又は3
    7記載のマスクを用いたパターン形成方法。 (46)光の干渉により該不透明層(14、32、53
    )のエッジ部分により像の光強度が他の部分に比べて低
    い黒パターン(PB)を該ホトレジスト層(10)上に
    結像させる工程を含むことを特徴とする請求項37から
    44のうちいずれか1項記載のマスクを用いたパターン
    形成方法。 (47)光の干渉により該不透明層(14、32、53
    )のエッジ部分により像の光強度が他の部分に比べて高
    い白パターンを該ホトレジスト層(10)上に結像させ
    る工程を含むことを特徴とする請求項37から44のう
    ちいずれかに記載のマスクを用いたパターン形成方法。 (48)該露光に用いる光のパーシャルコヒレンシーσ
    は0.3≦σ≦0.7の範囲に設定されていることを特
    徴とする請求項37から47のうちいずれか1項記載の
    マスクを用いたパターン形成方法。 (49)前記マスクパターンは互いに異なる位相シフト
    量を有し互いに接する位相シフト領域を有することを特
    徴とする請求項1又は6記載のマスク。 (50)請求項48記載のマスクを用い、位相シフト量
    の異なる互いに隣り合う位相シフト層の位相シフト差が
    πの場合にはレジスト上にパターンが形成されπ/2以
    下ではレジスト上にパターンが形成されないように現像
    レベルをコントロールすることを特徴とするパターン形
    成方法。
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