JPH03244773A - 車両用ロック装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、車両用ロー７り装置におけるスイッチ装置に
係るものである。

（従来技術） 本発明に対する先行技術（同一出願人の特願平１−１６
０２３８号）として、第１図記載の車両用ロック装置が
ある。

第１図につき説明すると、ａは合成樹脂製ボディで、該
ボディａの表側には書状の金属板で形成されているカバ
ープレートを当接し、該ボディａの裏側には金属板で形
成されている書状のバックプレートｂを当接し、三枚重
りで一体的に固着する。前記ボディａには、車体側に固
定したストライカと係合して回転する回転ラッチ、およ
び該回転ラッチの逆転を防止するラチェットを軸止する
。前記ボディａの下方位置には合成樹脂により形成され
たアクチュエータボックスＣを、前記ボディａと一体的
または別体構造に設ける。ｄはアクチュエータボックス
Ｃのモータ室、ｅは同減速室である。前記アクチュエー
タボックスＣのモータ室ｄよりあまり離れていない位置
にはロックレ／＜−ｆを設け、ロックレバ−ｆの裏側位
置（図面では手前側）には重合してスイッチボックスｇ
を設ける。該スイッチボックスｇは、パンクプレートｂ
にネジｈで取付られる。該スイッチボックスｇは、運転
席扉のロック装置に取付られており、キー操作またはシ
ルノブ操作によりオン・オフさせると、他の屏をロック
・アンロックさせる。

スイッチボックスｇの軸立は、ロックレバ−ｆと軸心が
一致するように設けられる。ｊはスイッチアームで、そ
の先端はロックレバ−ｆの長孔ｉと重合する。前記長孔
ｉとスイッチアームｊの先端には、キー操作により往復
移動するロッドｋを挿通する。

（発明が解決しようとする課題） 先行技術の構造は、アクチュエータボックスＣのモータ
室ｄよりも上部位置にロックレバ−ｆを設け、ロックレ
バ−ｆの裏側位置に重合してスイッチボックスｇを設け
ている。そして。

スイッチボックスｇはバー２クブレートｂにネジｈで取
付けている。そのため、スイッチボックスｇの取付位置
は、部品が多いい雑然としている位置に取付られる構造
である。

しかし、ロックレバ−ｆとスイッチボックスｇの重合関
係を逆にし、第１図においてロックレバ−ｆがスイッチ
ボックスｇより手前側となるようにすると、ロックレバ
−ｆおよびスイッチポー、クスｇを広く空いているＡ位
置に移動させることが可能となる。

つぎの課題としてスイッチボックスの構造が指摘される
。第２図は通常構造の断面図であるが、ｍはスイッチボ
ックスｇの底板、ｎは蓋板であるとき、モータ室ｄにネ
ジｈで取付けている。この構造では、締付けによる位置
ずれがある点、および底板ｍ分だけ厚みが厚くなる点に
課題が残る。

（発明の目的） よって本発明は、スイッチボックスを広い空間に移動さ
せるとともに、スイッチボックスの位置ずれのない構造
とし、且つ厚みを薄くしたものである。

（課題を解決するための手段） よって本発明は、表側に凹部を形成した合成樹脂製ボデ
ィ１と、前記凹部内に設けられ車体側のストライカと係
合して回転する回転ラッチおよび該回転ラッチの外周面
の係合段部と係合して前記回転ラッチの逆転を防止する
ラチェットと、前記ボディ１の下方位置に設けられ該ボ
ディｌと一体または別体の合成樹脂製アクチュエータボ
ックス３と、該アクチュエータボックス３の裏側位置に
一体的に膨出形成される合成樹脂製スイッチボックス６
と、該スイッチボックス６の蓋板９と、該スイッチポー
、クス６より裏側位置に突き出す軸ヅと、該軸比の突出
部に固定される回動スイッチアーム已と、該回動スイッ
チアーム已に一端の係合ビン１５を係合させた連結レバ
ー１６と、該連結レバー１６の他端と係合しキー操作に
より往復移動するロッドＯとからなる車両用ロック装置
としたものである。

（実施例） 本発明の一実施例を図面により説明すると、１は合成樹
脂製ボディで、該合成樹脂製ボディｌの表側には書状の
金属板で形成されているカバープレートを当接しく図省
略）され、該合成樹脂製ボディｌの裏側には金属板で形
成されている書状のバックプレート２を当接し、鋲また
はネジ等により三枚重ねに一体的に固着する。

前記合成樹脂製ボディｌの表側のカバープレートとの間
には凹部が形成され、該凹部内には公知のように車体側
に固定したストライカと係合して回転する回転ラッチお
よび該回転ラッチの外周面のフルロツク係合段部と係合
して前記回転ラッチの逆転を防止するラチェットを軸止
する。

前記合成樹脂製ボディ１の下方位置には合成樹脂により
形成されたアクチュエータボックス３を、前記合成樹脂
製ボディｌと一体的または別体構造に設ける。４は前記
アクチュエータポー７クス３のモータ室、５は減速室で
あり、モータ室４の内部にモータを、減速室５の内部に
ギヤ群を設ける（場合により反対構造にすることもある
）。

しかして、前記アクチュエータボックス３のモータ室４
の裏側には、スイッチポー７クス６を設ける。該スイッ
チポー７クス６は、キーまたはシルノブ操作によりオン
・オフさせると、他の扉のロック機構をロック・アンロ
ックさせるものである。

前記アクチュエータポー、クス３は表側ポー２クス７と
裏側ボックス８とにより分割可能に形成され、裏側ボッ
クス８にはスイッチポー、クス６が一体的に膨出形成さ
れ、スイッチボックス６に蓋板９をなし、止ネジ１０で
止着する。

スイッチボックス６内にはスイッチ収容室１１を形成し
、スイッチ収容室ｌｌ内に切替部材を内蔵させる。

臣はスイッチ収容室ｌｌより蓋板９を貫通して突出する
軸であり、軸ηに回動スイッチアーム１３に基部を固定
する。

回動スイッチアーム１３の回動端には放射方向の長孔１
４を形成し、長孔１４には係合ピン１５を係合させる。

１６は連結レバーで、軸１７に軸着され、一端側には前
記係合ピン１５が設けられ、他端側にはキー操作で往復
移動するロッド１９を係合させる。

２０は、前記軸１７に軸止されているロックレバ−で、
該ロックレバー加に長孔拾を形成し、前記ロット１９は
前記長孔追を介して軸止される。ロックレバ−加の他端
側にはシルノブが連結される。

（作用） 次に作用を述べる。

本発明は、表側に凹部を形成し、前記凹部内に車体側の
ストライカと係合して回転する回転ラッチおよび該回転
ラッチの外周面の係合段部と係合して前記回転チー２チ
の逆転を防止するラチェットを設けた合成樹脂製ボディ
ｌの下方位置に、一体または別体の合成樹脂製アクチュ
エータボックス３を設けたものにおいて、該アクチュエ
ータボックス３の裏側位置に一体的に合成樹脂製スイッ
チポ：・クス６を膨出形威しであるので、前記スイッチ
ボックス６は、広い空間に形成されるから、全体の組立
は容易である。

即ち、内部にスイッチ機構を設けるとともに蓋板９をな
し、軸装は蓋板９から突き出るように取付け、軸ツの突
出端に回動スイッチアーム１３の基部を嵌合固定する０
回動スイッチアーム１３には長孔１４が形成されている
から、軸１７に軸装した連結レバー１６の一端の係合ピ
ン１５を長孔１４に係合させ、連結レバー１６の他端に
はロッド１９を軸止する。軸１７にはロックレバ−加を
軸装し、ロックレバ−加の長孔１８を介してロッド１９
を軸止すると、スイッチ機構の組立ては終了する。

しかして、キーにより施解錠操作すると、ロッド１９は
ロックレバ−四の長孔追を往復移動する。ロー２ドＤは
、連結レバー１６の一端部に係合しているから、連結レ
バー１６は軸１７を中心に回動する。連結レバー１６の
他端側には、係合ピン１５が固定され、係合ピン１５は
回動スイッチポー１３の長孔１４に係合しているから、
回動スイッチアーム１３は軸ツを中心に回動させられ、
スイッチボックス６内のスイッチ機構をオン・オフさせ
て、他の屏のロック機構を、ロー７り・アンロックさせ
る。

（効果） 本発明に対する先行技術として、第１図記載の車両用ロ
ック装置がある。

しかし、先行技術の構造は、アクチュエータボックスＣ
のモータ室ｄよりも上部位置にロックレバ−ｆを設け、
ロー２クレバーｆの裏側位置に重合してスイッチボック
スｇを設けている。

そして、スイッチボックスｇはバックプレートｂにネジ
ｈで取付けている。そのため、スイッチボックスｇの取
付位置は、部品が多いい雑然としている位置に取付られ
る構造である。

また、スイッチボックスの構造を第２図のようにすると
、締付けによる位置ずれと、底板ｍ分だけ厚みが厚くな
る点に課題が残る。

しかるに本発明は、表側に凹部を形成した合成樹脂製ボ
ディーと、前記凹部内に設けられ車体側のストライカと
係合して回転する回転ラッチおよび該回転ラッチの外周
面の係合段部と係合して前記回転ラッチの逆転を防止す
るラチェットと、前記ボディーの下方位置に設けられ該
ボディーと一体または別体の合成樹脂製アクチュエータ
ボックス３と、該アクチュエータボックス３の裏側位置
に一体的に膨出形成される合成樹脂型スイッチボックス
６と、該スイッチボックス６の蓋板９と、該スイッチボ
ックス６より裏側位置に突き出す軸しと、該軸ツの突出
部に固定される回動スイッチアーム１３と、該回動スイ
ッチアーム１３に一端の係合ピン１５を係合させた連結
レバー１６と、該連結レバー１６の他端と係合しキー操
作により往復移動するロッド１９とからなる車両用ロッ
ク装置としたものであるから イ、合成樹脂型スイッチボックス６を、従来は利用され
ていないアクチュエータボックス３の裏側位置に設けら
れ、組付容易である。

口、合成樹脂製スイッチボックス６を、アクチュエータ
ボックス３の裏側位置に一体的に膨出形成したから、形
成容易である。

ハ１合成樹脂製スイッチボックス６を、アクチュエータ
ボックス３の裏側位置に一体的に膨出形成したから、厚
さを薄くできる。

二、合成樹脂製スイッチボックス６を、アクチュエータ
ポー７クス３の裏側位置に一体的に膨出形成したから、
位置すれかなく、接点機構の作動が優れる。

という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は先行技術背面図、第２図は第１図の改善案断面
図、第３図は本発明背面図、第４図はスイッチ部の背面
斜視図、第５図は要部断面図である。 符号の説明 １・・・合成樹脂型ボディ、２・・・バックプレート、
３・・・アクチュエータボックス、４・・・モータ室、
５・・・減速室、６・・・スイッチボックス、７・・・
表側ボックス、８・・・裏側ボックス、９・・・蓋板、
１０・・・旧ネジ、１１・・・収容室、臣・・・軸、１
３・・・回動スイッチアーム、１４・・・長孔、１５・
・・係合ピン、１６・・・連結レバー、１７・・・軸、
１８・・・円弧長孔、１９・・・ロー２ド、加・・・ロ
ックレバ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 表側に凹部を形成した合成樹脂製ボディ１と、前記凹部
   内に設けられ車体側のストライカと係合して回転する回
   転ラッチおよび該回転ラッチの外周面の係合段部と係合
   して前記回転ラッチの逆転を防止するラチェットと、前
   記ボディ１の下方位置に設けられ該ボディ１と一体また
   は別体の合成樹脂製アクチュエータボックス３と、該ア
   クチュエータボックス３の裏側位置に一体的に膨出形成
   される合成樹脂製スイッチボックス６と、該スイッチボ
   ックス６の蓋板９と、該スイッチボックス６より裏側位
   置に突き出す軸１２と、該軸１２の突出部に固定される
   回動スイッチアーム１３と、該回動スイッチアーム１３
   に一端の係合ピン１５を係合させた連結レバー１６と、
   該連結レバー１６の他端と係合しキー操作により往復移
   動するロッド１９とからなる車両用ロック装置。