JP4220286B2 - 車両用ドアラッチ装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ドアが半ドア状態である場合、モータ駆動により、ラッチユニットをハーフラッチ状態からフルラッチ状態に移行させるようにした車両用ドアラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両用ドアラッチ装置において、車体側に固着されたストライカと係脱可能なラッチユニットと、モータ駆動により、ニュートラル位置からリリース方向とクローズ方向との2方向へ回動可能なギヤ等の回動部材を有する駆動ユニットとを備え、回動部材のリリース方向への回動により、ラッチユニットとストライカとの係合を解除し、また、同じくクローズ方向への回動により、ラッチユニットをハーフラッチ状態からフルラッチ状態に移行させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特公平5−27748号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の車両用ドアラッチ装置においては、ラッチユニットに連結される2枚のアームが、駆動ユニットにおける回動部材の回転軸方向へ、回動部材と重なり合うように枢支されるため、回動部材が設けられる部分の厚さが大となって、駆動ユニットの大型化を招き、ひいてはドアラッチ装置全体が大型化するおそれがある。
【0005】
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、駆動ユニット、ひいてはドアラッチ装置全体の小型化を図ることができるようにした車両用ドアラッチ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1)車体とドアとのいずれか一方に設けられ、かつ他方に設けたストライカと係合可能な噛合機構及び該噛合機構と前記ストライカとの係合を解除させるリリース作動可能なリリース手段を有するラッチユニットと、正逆回転可能なモータの正転により、前記噛合機構を前記ストライカと辛うじて係合するハーフラッチ状態から前記ストライカと完全に係合するフルラッチ状態へ移行させ、また前記モータの逆転により、前記リリース手段をリリース作動させる駆動ユニットとを備える車両用ドアラッチ装置において、前記ラッチユニットに固定される駆動用ベースプレートと、該駆動用ベースプレートに枢支され、かつ前記モータの回転を減速して出力可能な出力ギヤと、前記駆動用ベースプレートに枢支されるとともに、前記出力ギヤに噛合する歯部を有し、かつ予め定められたニュートラル位置から、前記モータの正転によりクローズ方向へ回転し、また前記モータの逆転により前記クローズ方向と反対方向のリリース方向へ回動可能なセクタギヤと、該セクタギヤのクローズ方向への回動により、前記噛合機構をハーフラッチ状態からフルラッチ状態へ移行させるように、前記セクタギヤと前記ラッチユニットとを連結するケーブルと、基部が前記駆動用ベースプレートにおける前記セクタギヤの歯部の周辺で、かつ前記出力ギヤの近傍に枢着され、前記セクタギヤに対して当該セクタギヤの枢軸方向に重合する遊端部が当該遊端部に枢着されるリンクを介して前記リリース手段に連係され、前記セクタギヤに重合する部分に、前記リリース方向へ回動する前記セクタギヤに当接可能な当接部を有し、前記セクタギヤのリリース方向への回動により、前記当接部が前記セクタギヤと当接することにより、前記リンクを介して、前記リリース手段をリリース作動させ得る連結部材とを設ける。
【0008】
)上記( )項において、ラッチユニットに、リリース手段を覆うケーシングを設けるとともに、前記リリース手段の端部を前記ケーシングに設けた長孔を通して外部へ突出させ、前記前記リリース手段の端部と前記連結部材の遊端部とを、リンクを介して連係する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係わるドアラッチ装置(1)の側面図、図2は、ラッチユニット(3)の側面図、図3は、ラッチユニット(3)の内部構造を示す後面図、図4は、ラッチユニット(3)の正面図、図5は、図4におけるV矢視図、図6及び図7は、要部の側面図である。
【0010】
(1)は、車両のドアの後端内部に取り付けられるドアラッチ装置で、ドアを閉じたとき、車体側に固着されたストライカ(2)(図3に想像線で示す)と係合し、ドアを閉止状態に保持可能なラッチユニット(3)と、ドアを半ドア状態まで閉じたとき、ドアを半ドア状態から全閉状態、すなわちラッチユニット(3)における後述のラッチ(14)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置まで強制的に駆動可能な駆動ユニット(4)とを備えている。
【0011】
駆動ユニット(4)は、図1に示すように、ラッチユニット(3)の下部にねじ(5)(5)により固定される駆動用ベースプレート(6)と、ベースプレート(6)に固定される正逆回転可能なモータ(7)と、駆動用ベースプレート(6)に枢軸(8)により枢着され、かつモータ(7)により、図1に示す予め定められたニュートラル位置から、リリース方向(図1において時計方向)へ回動した図7に示すリリース位置と、ニュートラル位置からリリース方向と反対方向のクローズ方向(図1において反時計方向)へ回動した図6に示すクローズ位置とに回動可能なセクタギヤ(9)と、ベースプレート(6)に枢軸(10a)により枢着され、かつセクタギヤ(9)のリリース方向への回動に対して連動し、図1に示す待機位置から反時計方向へ回動した図7に示すリリース位置に回動可能な連結部材(10)と、下端部が連結部材(10)における上下方向へ移動可能な遊端部(10c)に連結軸(11a)により回動可能に連結され、かつ上端部がラッチユニット(3)に設けられる後述のインサイドレバー(28)に連結されるリンク(11)とを有している。
【0012】
セクタギヤ(9)は、その外周縁に設けられた歯部(9a)が、モータ(7)の回転を減速する図示略の減速機構の出力ギヤ(7a)に噛合し、モータ(7)の回転によって、上述の中立位置からクローズ位置とリリース位置とに回動可能であるととともに、枢軸(8)と歯部(9a)との間の部分には、円弧状の長孔(9b)が設けられている。長孔(9b)には、ラッチ本体(3)の外周を沿うように配索されたケーブル(30)の一端部(30a)が摺動可能に嵌合される。
【0013】
図1に示すように、連結部材(10)は、基部がセクタギヤ ( ) の歯部 (9a) の周辺で、かつ枢軸(10a)により出力ギヤ(7a)の近傍に枢着されるとともに、リンク(11)の下端部が枢着される遊端部(10c)は、枢軸(8)(10a)の軸線方向へ、セクタギヤ(9)と重合するように配置される。また、連結部材(10)における左右方向のほぼ中央下部(セクタギヤ ( ) と重合する部分)には、セクタギヤ(9)に設けられた係合部(9c)に対して当接可能な当接部(10b)が設けられている。このように連結部材(10)を配置することにより、駆動ユニット(4)におけるセクタギヤ(9)が配置される部分の厚さを薄くすることができ、駆動ユニット(4)の小型化、ひいてはラッチ装置(1)全体の小型化を図ることができる。また、連結部材(10)とセクタギヤ(9)とを狭いスペース内に配置することができ、駆動用ベースプレート(6)を小さくすることができる。
【0014】
連結部材(10)は、セクタギヤ(9)がニュートラル位置からリリース方向へ回動すると、セクタギヤ(9)の係合部(9c)が当接部(10b)に当接することにより、待機位置からリリース位置へ回動させられる。
【0015】
ラッチユニット(3)は、合成樹脂製のボディ(12)を有し、このボディ(12)の後方を向く収容部(12a)には、ストライカ(2)と係脱可能な噛合機構と、上下方向へ移動可能なクローズレバー(19)の上部が収容されている。
【0016】
噛合機構は、図3に示すように、ラッチ軸(13)をもって枢着されるとともに、ドアの開閉に伴ってストライカ(2)と係脱可能なラッチ(14)と、ポール軸(15)をもって枢着されるとともに、ラッチ(14)のフルラッチ爪部(14a)及びハーフラッチ爪部(14b)に係脱可能なポール(16)とから形成される。
【0017】
クローズレバー(19)は、上部に設けられた突部(19a)が、ボディ(12)の上部に枢軸(17)(図4に示す)により枢着された連結レバー(18)のガイド孔(18a)に摺動可能に嵌合されるとともに、ボディ(12)に上下方向へ移動可能に支持され、かつ下端部に設けられた連結部(19c)がケーブル(30)の他端部(30b)に連結される。
【0018】
なお、図3においては、ボディ(12)の内部構造を示すため、ボディ(12)の収容部(12a)を閉塞するためのカバープレート(20)を取り外した状態を示している。
【0019】
ラッチ(14)は、ドアの閉じ動作に伴って、ストライカ(2)から離脱した図示略のオープン位置から、ストライカ(2)と辛うじて係合するハーフラッチ位置(ポール(16)がラッチ(14)のハーフラッチ爪部(14b)に係合する位置)、ストライカ(2)と完全に係合する図3に示すフルラッチ位置へ回動するようになっている。
【0020】
ドアが半ドア状態、すなわちラッチ(14)がハーフラッチ位置になると、モータ(7)の正転により、セクタギヤ(9)がニュートラル位置からクローズ位置へ回動させられる。これにより、クローズレバー(19)は、ケーブル(30)を介して、図3に示す待機位置から上方へ移動させられて、爪部(19b)がラッチ(14)の外周に設けた係合部(14c)に係合し、ラッチ(14)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ回動させる。
【0021】
ラッチユニット(3)におけるボディ(12)の前面側には、図4に示すように、リリースレバー(21)、アウトサイドレバー(22)、施解錠レバー(23)、サブレバー(24)、キャンセルレバー(25)が設けられている。また、ボディ(12)の前面側(図4において紙面手前側)に固定されたベースプレート(12b)には、図2に示すように、インサイドレバー(28)、オーバーライドレバー(29)が設けられている。さらに、ボディ(12)の前面側には、前記各レバーを覆うような形状をした合成樹脂製のケーシング(31)が取り付けられる。
なお、図2及び図4においては、ラッチユニット(3)の前記各レバーを示すため、ケーシング(31)を外した状態を示している。
【0022】
リリースレバー(21)は、ポール(16)と一体的に回動し得るように、ボディ(12)から突出したポール軸(15)の端部に固着され、リリース方向(図4において時計方向)へ回動することにより、ポール(16)をラッチ(14)から離脱させる。
【0023】
アウトサイドレバー(22)は、枢軸(22a)によりボディ(12)に枢着されるとともに、ドアの車外側に設けられた図示略のアウトサイドハンドルが開扉操作されると、リリース方向(図4において反時計方向)へ回動するように、アウトサイドハンドルに連結される。
【0024】
インサイドレバー(28)は、枢軸(28a)によりベースプレート(12b)に枢着されるとともに、ドアの車内側に設けられた図示略のインサイドハンドルに連結され、インサイドハンドルが開扉操作されると、リリース方向(図2において時計方向)へ回動し、その回動をもって、オーバーライドレバー(29)をリリース方向(図2において反時計方向)へ回動させるように、オーバーライドレバー(29)に連結される。
【0025】
オーバーライドレバー(29)は、枢軸(29a)によりベースプレート(12b)に枢着され、リリース方向への回動により、リリースレバー(21)に当接し、リリースレバー(21)をリリース方向へ回動させる。
【0026】
インサイドレバー(28)の端部には、車外側(図5において右方)に向けてほぼ直角に折曲された連結部(28b)が設けられている。この連結部(28b)は、ケーシング(31)に設けられた円弧状の長孔(31a)を通してケーシング(31)の外部へ突出されるとともに、連結部材(10)の遊端部に枢着されたリンク(11)の上端部に設けられた嵌合孔(11b)に回動可能に嵌合される。これにより、駆動ユニット(4)側に設けられる連結部材(10)とラッチユニット(3)側に設けられるインサイドレバー(28)とを、リンク(11)を介して、ケーシング(31)の外部で連係することができ、連結作業を容易かつ確実に行うことができる。
【0027】
インサイドレバー(28)は、連結部材(10)が待機位置からリリース位置へセクタギヤ(9)により回動させられることにより、リンク(11)を介して、リリース方向へ回動させられる。
【0028】
なお、上述のリリースレバー(21)と、オーバーライドレバー(29)と、インサイドレバー28とによって、本発明におけるリリース手段が形成される。
【0029】
施解錠レバー(23)は、枢軸(23a)によりボディ(12)に枢着されるとともに、ドアの車外側に設けられた図示略のキーシリンダ及び車内側に設けられた図示略のロックノブが解錠操作されると、図4に示す施錠位置から反時計方向へ所定角度回動した解錠位置へ回動し、また、施錠操作されると、解錠位置から施錠位置へ回動するように、キーシリンダ及びロックノブに連結される。
【0030】
サブレバー(24)は、施解錠レバー(23)とアウトサイドレバー(22)との間に架設され、アウトサイドレバー(22)のリリース方向への回動に連動して、下方に移動するようになっている。
【0031】
キャンセルレバー(25)は、下端部がアウトサイドレバー(22)の左端部に枢着されるとともに、上端部が連結レバー(18)の上端に設けられた突起(18b)に嵌合されることにより、連結レバー(18)を介してクローズレバー(19)に連結される。これにより、アウトサイドレバー(22)がリリース方向へ回動すると、連結レバー(18)を介して、クローズレバー(19)の爪部(19b)をラッチ(14)の係合部(14c)から離脱させる。
【0032】
アウトサイドハンドルが開扉操作されて、アウトサイドレバー(22)がリリース方向へ回動すると、サブレバー(24)は下方へ移動する。これにより、施解錠レバー(23)が施錠位置にあるときは、リリースレバー(21)に対してサブレバー(24)が空振りして、ドアを開けることができないが、施解錠レバー(23)が解錠位置にあるときには、サブレバー(24)がリリースレバー(21)に対して係合し、リリースレバー(21)及びポール(16)をリリース方向へ回動させ、ドアを開けることができる。
【0033】
また、インサイドハンドルが開扉操作されるか、またはモータ(7)の逆転によりセクタギヤ(9)がリリース方向へ回動させられると、インサイドレバー(28)及びオーバーライドレバー(29)がリリース方向へ回動し、施解錠レバー(23)及びサブレバー(24)の位置に関係なく、オーバーライドレバー(29)がリリースレバー(21)に対して係合し、リリースレバー(21)及びポール(16)をリリース方向へ回動させ、ドアを開けることができる。
【0034】
次に、上述の実施形態における各作動について説明する。
(クローズ作動)
開放状態にあるドアを閉じると、ラッチユニット(3)のラッチ(14)は、先ずストライカ(2)と辛うじて係合するハーフラッチ位置に回動する。これにより、図示略のハーフラッチ検出スイッチがラッチ(14)のハーフラッチ位置を検出し、モータ(7)は正転制御される。
【0035】
セクタギヤ(9)は、図1に示すニュートラル位置から、図6に示すクローズ位置へ回動し、ケーブル(30)を介して、クローズレバー(19)を待機位置からクローズ方向へ移動させて、ラッチ(14)をハーフラッチ位置からフルラッチ位置へ強制的に回動させることにより、ドアを半ドア状態から全閉状態に移動させる。ドアが全閉状態になると、図示略のフルラッチ検出スイッチにより、ラッチ(14)のフルラッチ位置が検出され、モータ(7)が反転制御される。これにより、セクタギヤ(9)はニュートラル位置に復帰して、その位置に停止する。
【0036】
(リリース作動)
運転席近傍に設けられた操作スイッチまたはリモートコントロールスイッチが操作されると、モータ(7)が逆転制御され、セクタギヤ(9)は、ニュートラル位置からリリース方向へ回動させられる。
【0037】
セクタギヤ(9)が、図7に示すように、リリース位置へ回動すると、セクタギヤ(9)の係合部(9c)に対して連結部材(10)の当接部(10b)が当接することにより、連結部材(10)は、待機位置からリリース位置に回動させられ、リンク(11)を上方へ移動させる。
【0038】
インサイドレバー(28)は、リンク(11)の上方への移動に伴って、リリース方向へ回動させられ、オーバーライドレバー(29)、リリースレバー(21)を介して、ポール(16)をリリース方向へ回動させて、ラッチ(14)から離脱させ、ドアを開けることができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
(a)請求項1記載の発明によると、ラッチユニット側に設けられるリリース手段に連結される駆動ユニット側の連結部材を、駆動用ベースプレートにおけるセクタギヤの歯部の周辺で、かつ出力ギヤの近傍に枢着するとともに、セクタギヤのリリース方向への回動に対して、セクタギヤと当接することにより、リリース手段をリリース作動させ得るようにしたので、駆動ユニットにおける厚さを薄くすることができ、駆動ユニットの小型化、ひいてはドアラッチ装置全体の小型化を図ることができる。さらには、連結部材とセクタギヤとを狭いスペース内に配置することができので、駆動用ベースプレートを小さくすることができる。
【0041】
)請求項記載の発明によると、請求項1に係わる発明の効果に加えて、連結部材とリリース手段とを、ケーシングの外側で連結することができ、連結作業を容易かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるドアラッチ装置の側面図である。
【図2】同じく、ラッチユニットの側面図である。
【図3】同じく、ラッチユニットの内部構造を示す後面図である。
【図4】同じく、ラッチユニットの正面図である。
【図5】図4におけるV矢視図である。
【図6】クローズ作動した状態の要部の側面図である。
【図7】リリース作動した状態の要部の側面図である。
【符号の説明】
(1)ドアラッチ装置
(2)ストライカ
(3)ラッチユニット
(4)駆動ユニット
(5)ねじ
(6)駆動用ベースプレート
(7)モータ
(7a)出力ギヤ
(8)枢軸
(9)セクタギヤ
(9a)歯部
(9b)長孔
(9c)係合部
(10)連結部材
(10a)枢軸
(10b)当接部
(10c)遊端部
(11)リンク
(11a)連結軸
(11b)嵌合孔
(12)ボディ
(12a)収容部
(12b)ベースプレート
(13)ラッチ軸
(14)ラッチ(噛合機構)
(14a)フルラッチ爪部
(14b)ハーフラッチ爪部
(14c)係合部
(15)ポール軸
(16)ポール(噛合機構)
(17)枢軸
(18)連結レバー
(18a)ガイド孔
(18b)突起
(19)クローズレバー
(19a)突部
(19b)爪部
(19c)連結部
(20)カバープレート
(21)リリースレバー(リリース手段)
(22)アウトサイドレバー
(22a)枢軸
(23)施解錠レバー
(23a)枢軸
(24)サブレバー
(25)キャンセルレバー
(28)インサイドレバー(リリース手段)
(28a)枢軸
(28b)連結部
(29)オーバーライドレバー(リリース手段)
(29a)枢軸
(30)ケーブル
(30a)一端部
(30b)他端部
(31)ケーシング
(31a)長孔

Claims (2)

  1. 車体とドアとのいずれか一方に設けられ、かつ他方に設けたストライカと係合可能な噛合機構及び該噛合機構と前記ストライカとの係合を解除させるリリース作動可能なリリース手段を有するラッチユニットと、正逆回転可能なモータの正転により、前記噛合機構を前記ストライカと辛うじて係合するハーフラッチ状態から前記ストライカと完全に係合するフルラッチ状態へ移行させ、また前記モータの逆転により、前記リリース手段をリリース作動させる駆動ユニットとを備える車両用ドアラッチ装置において、
    前記ラッチユニットに固定される駆動用ベースプレートと、
    該駆動用ベースプレートに枢支され、かつ前記モータの回転を減速して出力可能な出力ギヤと、
    前記駆動用ベースプレートに枢支されるとともに、前記出力ギヤに噛合する歯部を有し、かつ予め定められたニュートラル位置から、前記モータの正転によりクローズ方向へ回転し、また前記モータの逆転により前記クローズ方向と反対方向のリリース方向へ回動可能なセクタギヤと、
    該セクタギヤのクローズ方向への回動により、前記噛合機構をハーフラッチ状態からフルラッチ状態へ移行させるように、前記セクタギヤと前記ラッチユニットとを連結するケーブルと、
    基部が前記駆動用ベースプレートにおける前記セクタギヤの歯部の周辺で、かつ前記出力ギヤの近傍に枢着され、前記セクタギヤに対して当該セクタギヤの枢軸方向に重合する遊端部が当該遊端部に枢着されるリンクを介して前記リリース手段に連係され、前記セクタギヤに重合する部分に、前記リリース方向へ回動する前記セクタギヤに当接可能な当接部を有し、前記セクタギヤのリリース方向への回動により、前記当接部が前記セクタギヤと当接することにより、前記リンクを介して、前記リリース手段をリリース作動させ得る連結部材とを設けたことを特徴とする車両用ドアラッチ装置。
  2. ラッチユニットに、リリース手段を覆うケーシングを設けるとともに、前記リリース手段の端部を前記ケーシングに設けた長孔を通して外部へ突出させ、前記前記リリース手段の端部と前記連結部材の遊端部とを、リンクを介して連係した請求項記載の車両用ドアラッチ装置。
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