JPH0323703Y2 - - Google Patents

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JPH0323703Y2
JPH0323703Y2 JP1984174471U JP17447184U JPH0323703Y2 JP H0323703 Y2 JPH0323703 Y2 JP H0323703Y2 JP 1984174471 U JP1984174471 U JP 1984174471U JP 17447184 U JP17447184 U JP 17447184U JP H0323703 Y2 JPH0323703 Y2 JP H0323703Y2
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JP
Japan
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container
terminal
resonator
ceramic
plates
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JP1984174471U
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JPS6190317U (ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はセラミツク共振子と、その共振子を挟
合する端子板とを絶縁体容器に収容するセラミツ
クフイルタに関し、所要の端子板の一部を絶縁体
容器の外面に添わせてインサートして固定し、絶
縁体容器の内部に突出する部分で共振子を安定よ
く挟み、さらに絶縁体容器の外面をプリント基板
等の電極に接触するだけでその基板等に設けた回
路に接触できるようにすることを利用分野とする
ものである。
(従来の技術) セラミツクフイルタは、第5図に示す結線から
なり、構成は実公昭58−48814号公報及び実開昭
55−162428号公報に開示している如くであつて、
特に後者の公報にはケース内面に突出する端子先
端により圧電振動子の側部中心を保持し、その端
子をケースの外面引き出した上でケース表面に沿
つた小平面を形成して該小平面を外部端子とした
構成を開示するものであるが、それらの端子の一
部をケースの成形時に外面に添わせてインサート
にして固定することは開示されていない。また端
子板の一部を、該絶縁容器乃至絶縁ケースにイン
サートにより固定する従来技術は存在しない。
(考案が解決しようとする問題点) セラミツク共振子を挟む端子板の一部を、絶縁
体容器成形の過程でインサートにより固定して容
器内空に突出し、それらの端子板の容器内部に突
出する部分の間にセラミツク共振子を挿し込んで
弾力的に支持すると共に、端子板に延長状に形成
した接触板を絶縁体容器の外面に配列し、これら
を、フイルタ回路をプリント成形したプリント基
板等の端子電極に接触するようにすれば極めて有
用である。
本考案はかかる構成上の解決を問題点とするも
のである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のセラミツクフイルタは前記の問題点を
解決することを目的とするもので、具体的には、
セラミツク共振子と、その共振子を挟合する端子
板とを絶縁体容器に収納するセラミツクフイルタ
において、前記の所要の端子板に絶縁容器の外面
に添わせて配列する接触用板を延長状に一体形成
すると共に、それら端子板の接触用板と接続する
一部を絶縁体容器の成形時に外面に添わせてイン
サートにより固定したことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本考案は、端子板7a〜7cに絶縁体容器1の
一側の外面に接して配列する接触用板9a〜9c
を延長状に一体形成し、それによつて生じた折曲
部などの一部を、合成樹脂により成形する絶縁体
容器1の成形時に外面に添わせてインサートによ
り固定し、容器内空の端子板7a〜7cの突起1
0の間にセラミツク共振子11を弾力的に挿入し
て保持する構成にするもので、端子板7a〜7c
の延長をなす接触用板9a〜9cの一部が絶縁体
容器1の成形時にインサートにより固定されてい
るから、前記成形の後に行うセラミツク共振子1
1の挿入の組立が容易であるだけでなく、出荷輸
送の時などに端子板7a〜7c、セラミツク共振
子11等が絶縁体容器1内でみだりに動揺したり
移動することはなく、前記のセラミツク振動子1
1の挿入間隔を正確に保持して、第1図等に例示
したフイルタ素子としての組立及び組立保持が容
易である。またそれらの端子板7a〜7cの各々
から延長した接触用板9a〜9cの絶縁体容器外
面への配列を前記のインサートによつて安定させ
ることができ、絶縁体容器1を所定の取付け部分
に挿し込むのみで、該取付部分に用意にされてい
るプリント基板等の配線の端子をなす電極に、接
触用板9a〜9cを接触させ得るので、セラミツ
クフイルタ自体の所定位置への挿入などにより、
音響装置などの回路に接続し、かつその接続保持
を簡易にできて、その取扱いを極く容易にする。
(実施例) 本考案の一実施例を添付図面について説明す
る。
1は伏函形の絶縁体容器であつて、下口4に底
板6を嵌めて固定する構成になる。7a,7b,
7cは絶縁体容器1の内空5に納める端子板であ
つて、これらにセラミツク共振子11の両側面に
形成された薄膜形の電極に弾接する突起10を設
けると共に絶縁体容器の天井部2を突貫いて上面
と平行に接触し、さらに該容器の一側の外面3に
接して第4図に示すように一列に配列される接触
用板9a,9b,9cを延長状に形成する。本実
施例は各端子板7a〜7cごとに細巾の延長部8
a,8b,8cの位置を変え、かつ直角二度曲げ
により形成したもので、その態様を第3図に示
す。
前記した端板7a〜7cは合成樹脂からなる絶
縁体容器1を形成するときに、接触用板9a〜9
cを含む延長部8a〜8cを該容器1の外面に添
わせてにインサートするものであつて、該インサ
ートにより容器の強度を増加するため、この結
果、天井部の上面と一側の外面に、第2図に示す
ように埋込みの溝を生ずる。
絶縁体容器1に対するセラミツク共振子11の
挿入は下口4から施す。
第1,2図のセラミツク共振子11には図の左
側から接する突起がないので、別個の端子板12
を端子板7bに接触して挿入し突起13により支
持を施す。
本実施例の作用は、考案の作用と均等である。
(考案の効果) 本考案は前記に述べたようにセラミツクフイル
タの絶縁体容器1の内空5にセラミツク共振子と
ともに挿入する複数の端子板7a〜7cの延長部
8a〜8c等の一部を前記容器の成形のときに外
面に添わせて予めインサートして内空5に所定配
列を生じさせ、かつそれらの端子板に延長状を以
て一体形成した接触用板9a〜9cを容器外面に
配列するものであるため、セラミツク共振子11
を突起10の間に挿入した組立状態において、端
子板7a〜7cが変位してセラミツクフイルタの
ユニツト構成を不安定にすることはなく、組立も
容易である。また絶縁体容器1の外面に配列した
接触用板9a〜9cは、該容器1を配線基板など
の導電部にサーフエスマウントする等で、所要の
回路のフイルタ回路素子として接続することが容
易にできる等の諸効果をもつ。
【図面の簡単な説明】
第1〜第4図は本考案の実施例を示し、第1図
は第4図A−A線切断側面図、第2図は第1図B
−B線切断平面図、第3図は端子板7a〜7cの
分離斜視図、第4図は外面を示した斜視図であ
る。第5図は回路図である。 1……絶縁体容器、3……外面、7a〜7c…
…端子板、8a〜8c……延長部、9a〜9c…
…接続用板、11……セラミツク共振子、12…
…端子板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セラミツク共振子と、その共振子を挟合する端
    子板とを絶縁体容器に収納するセラミツクフイル
    タにおいて、前記の所要の端子板に絶縁容器の外
    面に添わせて配列する接触用板を延長状に一体形
    成すると共に、それら端子板の接触用板と接続す
    る一部を絶縁体容器の成形時に外面に添わせてイ
    ンサートにより固定したことを特徴とするセラミ
    ツクフイルタ。
JP1984174471U 1984-11-17 1984-11-17 Expired JPH0323703Y2 (ja)

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JP1984174471U JPH0323703Y2 (ja) 1984-11-17 1984-11-17

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JP1984174471U JPH0323703Y2 (ja) 1984-11-17 1984-11-17

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JPS6190317U JPS6190317U (ja) 1986-06-12
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JPH0749863Y2 (ja) * 1989-02-14 1995-11-13 日本特殊陶業株式会社 梯子型電気濾波器
JPH0619215Y2 (ja) * 1989-11-21 1994-05-18 日本特殊陶業株式会社 梯子型電気濾波器
JP2509275Y2 (ja) * 1991-04-02 1996-08-28 日本特殊陶業株式会社 梯子型電気濾波器
JP2567662Y2 (ja) * 1991-04-12 1998-04-02 日本特殊陶業 株式会社 梯子型電気濾波器

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JPS5536681B2 (ja) * 1976-10-06 1980-09-22
JPS614314A (ja) * 1984-06-19 1986-01-10 Toko Inc 梯子形圧電濾波器

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JPS6190317U (ja) 1986-06-12

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