JPH073693Y2 - セラミック発振子 - Google Patents

セラミック発振子

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JPH073693Y2
JPH073693Y2 JP15046889U JP15046889U JPH073693Y2 JP H073693 Y2 JPH073693 Y2 JP H073693Y2 JP 15046889 U JP15046889 U JP 15046889U JP 15046889 U JP15046889 U JP 15046889U JP H073693 Y2 JPH073693 Y2 JP H073693Y2
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capacitor
piezoelectric vibrator
ceramic oscillator
electrodes
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JP15046889U
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JPH0390121U (ja
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守 片柳
春義 小山
啓義 田中
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Toko Inc
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Toko Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各種のデジタルシステムにおいてクロック信
号発生回路などに使用されるセラミック発振子に係り、
特に圧電振動子の両端にコンデンサを接続して一体構造
としたコンデンサ内蔵型のセラミック発振子に関するも
のである。
〔従来の技術〕
クロック信号発生回路は、一般に第8図のようにインバ
ータ2と圧電振動子10と2個の負荷コンデンサC1・C2
で構成される。そして、組み込みの容易さや実装密度の
向上を図るために、圧電振動子10とコンデンサC1・C2
一つの回路素子に組み込んだコンデンサ内蔵型のセラミ
ック発振子が用いられている。
第9図は、従来のこの種のセラミック発振子の構成例を
示すものである。
短冊状のエネルギー閉じ込め型圧電振動子10の上下面に
は、一部が圧電板15を介して対向し一端がそれぞれ圧電
板15の異なる端部まで導出された電極11・12が設けられ
ている。チップ状のコンデンサ20は、誘電体板25の主表
面に中央部で分離された二つの電極21・22を有し、他方
の主表面全体には電極21・22と対向する図示しない共通
電極が設けられている。
圧電振動子10は、その電極11・12がそれぞれ異なる端子
33・31に半田付けされている。また、コンデンサ20は、
電極21・22がそれぞれ端子31・33に半田付けされ、共通
電極が端子32に半田付けされている。そして圧電振動子
10の振動部周囲に空隙を残して外装樹脂4が本体を覆っ
ている。なお符号6は半田を示している。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このような従来の構成では圧電振動子10やコ
ンデンサ20の位置を決めにくく生産性が悪いうえ、空隙
形成用ワックスの塗布量とその形を一定にするのが難し
いため、歩留りが低下する問題があった。また、端子の
素材としては、打ち抜き形成したリードフレーム30を用
いるので、コスト高になる欠点もあった。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、3本の端子を平行に植設したベースを備えた
コンデンサ内蔵型セラミック発振子において、中央の端
子の径寸法を両端の端子のそれよりも小さくし、それぞ
れの端子の側面の一部が同一平面上に位置するようにし
て3本の端子をベースに固定するとともに、3本の端子
の同一平面上にある側の側面にコンデンサを取付け、両
端の2本の端子における反対側の側面に圧電振動子を取
付けた構成を特徴とする。
〔実施例〕
第2図は本考案のセラミック発振子の一実施例を示す正
面図、第3図はその背面図である。前述の従来例と共通
な部分には、以下の図においても同一符号を付してあ
る。
40は、3本の端子51、52、53を互いに平行に植設した絶
縁材からなるベースである。ベース40の正面側には、こ
れらの端子51、52、53の一部を内部に露出させた溝41が
形成してある。一方、ベース40の背面側の上端には、第
3図に示すように端子51、52、53の一部を内部に露出さ
せた細長い切欠部42が形成してある。3本の端子51、5
2、53は共に丸棒状の線材で構成してあり、中央の端子5
2は両端の端子51、53よりも直径を小さく選んである。
また、3本の端子51、52、53は、第4図から明らかなよ
うに側面の一部、すなわち切欠部42内に露出した側が同
一平面上に位置するようにしてベース40を貫通させてあ
る。
切欠部42の内部には、第6図に示すようなチップ状のコ
ンデンサ60を、主表面が上または下を向いた方向、すな
わち、側面が端子51、52、53に対向する向きに取付けて
ある。第3図から明らかなように、切欠部42の両端には
コンデンサ60の厚みよりも僅かに大きい凹部42aが形成
してあり、これらの凹部42aにコンデンサ60の両端をそ
れぞれ嵌め込んである。コンデンサ60は誘電体板65の主
表面に中央部で分離された二つの電極61・62を有し、両
端部を除く他方の主表面には電極61・62と対向する共通
電極63が設けられている。コンデンサ60の電極61、62、
63は、それぞれ端子51、53、52の同一平面上にある側の
側面に、図示しない半田または導電性接着剤等で導通を
とった状態に固定してある。
一方、溝41の内部には圧電振動子10が取付けてある。圧
電振動子10もコンデンサ60と同じく主表面が上または下
を向いた方向、すなわち、側面が端子51、52、53に対向
する向きに取付けてある。そして、電極11、12が、溝41
の幅広部41aにおいて図示しない半田等で電気的な接続
をとりながら両端の端子53、51にそれぞれ固定されてい
る。第5図に示すように、径寸法の小さい中央の端子52
と圧電振動子10との間には、圧電振動子10の振動を妨げ
ないだけの間隙が形成してある。
そして、圧電振動子10の中央付近の振動部周囲に空隙を
残して、エポキシ樹脂等の外装樹脂70が本体を覆ってい
る。
本考案における端子と圧電振動子およびコンデンサの互
いの位置関係を第1図に示す。この図から明らかなよう
に、本考案は中央の端子52の径寸法を両端の端子51、53
の径寸法よりも小さくし、それぞれの端子の側面の一部
が同一平面上に位置するようにして3本の端子51、52、
53をベースに固定するとともに、3本の端子51、52、53
の同一平面上にある側の側面にコンデンサ60を取付け、
両端の2本の端子51、53における反対側の側面に圧電振
動子10を取付けた構成を特徴とする。
丸棒状の線材からなる端子は、板状の端子に比べてはる
かに安価であるばかりでなく、自由な方向に曲げること
ができ、プリント基板に装着してからの切断も容易であ
る等の利点がある。本考案のセラミック発振子は3本の
端子がベースを貫通した構成なので、この丸棒状の端子
を用いることができる。すなわち、第7図のように長尺
の端子用線材51′、52′、53′に、ベース40を所定の間
隔でモールド成形する方法によって、端子51、52、53と
ベース40を簡単に組立てることができる。ただし、本考
案は丸棒状の端子に限らず、角棒状や板状の端子を備え
たセラミック発振子にも適用できることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、圧電振動子10を溝41に、コンデンサ60
の両端を切欠部の凹部42aに、それぞれ嵌め込むことで
簡単に位置決めできるのに加え、空隙形成用ワックスは
溝41の中に充填すればよいので一定量に調節され、生産
性が向上する。またリードフレームの代わりに安価な棒
状材料で端子を構成できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案における端子と圧電振動子とコンデンサ
の位置関係を示す平面図、第2図は本考案のセラミック
発振子の一実施例を示す正面図、第3図はその背面図、
第4図は同平面図、第5図は第2図のA−A線断面図、
第6図はコンデンサの拡大斜視図、第7図は端子とベー
スの組立工程の説明図、第8図はクロック信号発生回路
の回路図、第9図は従来のセラミック発振子の正面図で
ある。 10……圧電振動子 11・12……電極 40……ベース 41……溝 42……切欠部 42a……凹部 51・52・53……端子 60……コンデンサ 61・62・63……電極

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両主表面に一部が圧電板を介して対向する
    電極が形成されたエネルギー閉じ込め型の圧電振動子
    と、誘電体基板の一方の主表面に二つの電極を有し他方
    の主表面に共通電極を有するコンデンサと、3本の端子
    を平行に植設したベースとを備えたコンデンサ内蔵型セ
    ラミック発振子において、3本の端子は側面の一部が同
    一平面上に位置してベースを貫通し、かつ該平面と直角
    な方向の径寸法が中央の端子は他の2本の端子よりも小
    さくなされており、3本の端子の同一平面上にある側の
    側面にコンデンサの電極がそれぞれ接続され、両端の2
    本の端子における反対側の側面に圧電振動子の電極がそ
    れぞれ接続されていることを特徴とするセラミック発振
    子。
  2. 【請求項2】圧電振動子とコンデンサが、共に側面を端
    子に対向させた向きに配置されている請求項1のセラミ
    ック発振子。
  3. 【請求項3】3本の端子が丸棒状の線材からなる請求項
    1のセラミック発振子。
  4. 【請求項4】端子の一部を露出させた溝および切欠部を
    ベースに設け、圧電振動子を該溝内に取付け、コンデン
    サを該切欠部内に取付けた請求項1のセラミック発振
    子。
  5. 【請求項5】切欠部の両端に、コンデンサの厚みよりも
    僅かに大きい凹部を形成し、該凹部にコンデンサの両端
    を嵌め込んだ請求項4のセラミック発振子。
JP15046889U 1989-12-27 1989-12-27 セラミック発振子 Expired - Lifetime JPH073693Y2 (ja)

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JPH0390121U JPH0390121U (ja) 1991-09-13
JPH073693Y2 true JPH073693Y2 (ja) 1995-01-30

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