JPH0429505Y2 - - Google Patents

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JPH0429505Y2
JPH0429505Y2 JP295988U JP295988U JPH0429505Y2 JP H0429505 Y2 JPH0429505 Y2 JP H0429505Y2 JP 295988 U JP295988 U JP 295988U JP 295988 U JP295988 U JP 295988U JP H0429505 Y2 JPH0429505 Y2 JP H0429505Y2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、ゴムコネクタ等の可撓性コネクタを
介して、配線基板上に配設されたICチツプ等の
電気部品から導出されている端子と、結晶表示板
など所望の他電気部品がもつている端子とを接続
するのに用いて好適な電気部品の接続用具に関す
る。
《従来の技術》 上記の如く液晶表示板とICチツプ等を、狭い
スペースにあつて、しかも短い距離内で接続する
ため、ソケツトが全く不安で安価な第6図に示す
如きゴム等による可撓性コネクタが用いられてい
る。
上記可撓性コネクタaは既知の如く電気絶縁性
が高く、機械特性も良好でフレキシブルな材料、
例えばシリコーンゴムなどによるシート状の弾性
絶縁体bに、所定のピツチにて導電材c,c……
を埋設し、かつ当該導電材c,c……の両端面
c′,c′を、上記弾性絶縁材bの上下各端面d,d
に、面一状態で露呈するようにしたものである。
ところで、上記の如き可撓性コネクタaによつ
て、前記のように両電気部品を接続しようとする
際、これまでは第6図cに示す通り、固定状態に
ある第1、第2電気部品e,fにおける夫々第
1、第2端子面e′,f′間に、当該コネクタaを圧
縮状態で挟持し、これにより第1、第2端子面
e′,f′に夫々、導電材c,c……の両端面c′,c′を
圧接するようにしている。
しかし、かかる従来の接続手段によるときは、
上下2電気部品e,fにより圧縮されているだけ
であるため、同上図cのように、どうしても外向
きなどに屈曲してしまうこととなり、この結果端
面c′,c′が端子面e′,f′から遊離したり、ずれてし
まつたりするようになり、接触不良を生ずるに至
るといつた重大な欠陥をもつている。
《考案が解決しようとする課題》 本考案は上記の難点に鑑み、適切な構成とした
内側カバー体と外側カバー体とを重ね合せること
によつて、両体間に部品収納用空所とコネクタ嵌
詰用空所とを形成可能となしこれにより上記コネ
クタ嵌詰用空所に嵌詰状態となつた可撓性コネク
タによつて、内側カバー体に内装配置の電気部品
と、前記部品収納用空所に嵌合した他の電気部品
とを接続可能となし、これによつて比較的簡易な
構成部材の容易な操作によつて、可撓性コネクタ
の不本意な変形確実にして安定性の高い電気的接
続を行い得るようにするのが、その目的である。
《課題を解決するための手段》 本考案は上記の目的を達成するため、配線基板
上に載置することで、当該配線基板に設けられた
第1端子付きの第1電気部品を包囲できる大きさ
の無底にして角箱状の内側カバー体と、この内側
カバー体に外嵌状態にて前記配線基板上に載置固
定される無底にして角箱状の外側カバー体とを具
備すると共に、当該外側カバー体の蓋部と、上記
内側カバー体の上壁部との間に、第2端子付きの
第2電気部品が嵌合する寸法の部品収納用空所が
形成され、かつ外側カバー体の側壁部と内側カバ
ー体の側壁部間には、弾性絶縁体に所要数の導電
材を両端面露呈状態にて埋設してなる角状の可撓
性コネクタが、圧縮状態にて上記導電材の端面を
夫々前記第1端子、第2端子に接触を保持して収
納されるコネクタ嵌詰用空所が形成されてなる可
撓性コネクタによる電気部品の接続用具を提供し
ようとするものである。
《作用》 内側カバー体の外側に嵌装された外側カバー体
が、配線基板上に載置固定されることで、配線基
板上の第1電気部品が内側カバー体に内在配置状
態となり、この際当該電気部品の第1端子は同上
内側カバー体から延出状態となり、かつこの際両
カバー体間に形成される部品収納用空所に、不動
の状態で第2電気部品が収納され、しかも同時に
両カバー体間に形成されるコネクタ嵌詰用空所に
は、可撓性コネクタが押潰状態にて嵌詰されるこ
ととなり、当該コネクタの屈曲変形が阻止される
と共に、第1、第2電気部品の第1、第2端子と
可撓性コネクタの導電材端面との接触も良好に保
持される。
《実施例》 本考案を図示の実施例によつて詳記すれば、第
1図乃至第5図によつて示されている通り、本考
案による構成部材は内側カバー体1とこれに外嵌
可能な外側カバー体2とである。
先ず上記の内側カバー体1は二対の側壁部1a
と上壁部1bとにより無底の角箱状に形成された
もので、図示例では短い一対の側壁部1aにあつ
て、その下端外面から、各一対の角状とした係合
突子1cが突設されている。
次に外側カバー体2は、これまた二対の側壁部
2aと蓋部2bとによつて無底の角箱状に形成さ
れたものであるが、これには後述する配線基板3
上に載置して固定するための固定手段2cが設け
られている。
図示の固定手段2cは各側壁部2aにあつて長
い方の下端縁から下方へ突設した係止突起によつ
て形成され、これを配線基板3に突設した係止孔
3aに係合することにより、側壁部2aの下端縁
が配線基板3に当接した状態にて、係止突起の爪
先2dが同上基板3の裏面に係止されるよう構成
されている。
さらに、図示の実施例では外側カバー体2の短
い側壁部2aにあつて、夫々一対宛の係嵌切溝2
eが下端縁に開口するよう欠設され、後述のよう
に使用時この係嵌切溝2eに、前記の内側カバー
体1に設けた係合突子1cが係合するようになつ
ている。
ここで、図中aは既に第6図によつて説示した
可撓性コネクタを示し、4は前記の配線基板3上
に設けられている表示用ICチツプ等による第1
電気部品を示し、4aが当該部品4から多数延出
された第1端子であり、5が液晶表示板等による
角板状の第2電気部品で、5aが多数の第2端子
5bを平行に列設した端子面を示している。
そこで、上記の接続用具を用いるには、先ず第
1図a,bに示す如く外側カバー体2内に、これ
が丁度がたつきなく嵌合する第2電気部品5を嵌
装し、さらに、可撓性コネクタaを、上記第2電
気部品5の端子面5aに、その端面dが押当する
ようにし、さらに内側カバー体1を外側カバー体
2に内嵌し、これにより第1図bと第3図によつ
て明示する如く外側カバー体2の蓋体2bと内側
カバー体1の上壁部1bとの間に形成された部品
収納用空所A1に、前記の第2電気部品5が不動
状態にて嵌合収納されると共に、内側カバー体1
の側壁部1aと、外側カバー体2の側壁部2aと
の間に形成されるコネクタ嵌詰用空所A2に、可
撓性コネクタaを収納するのである。
そして、この際上記コネクタ嵌詰用空所A2
は、可撓性コネクタaの容積よりも小さく形成さ
れていることから、第1図bのように当該コネク
タaは、面一状態となつた外側、内側カバー体
2,1の下端縁から、少しだけ突出した状態とな
る。
ここで、もちろん外側カバー体2に内側カバー
体1を内嵌する際、前者2の係嵌切溝2eに、後
者1の係合突子1cが嵌合することとなる。
このようにして構成された同上第1図bの如き
組成体を、配線基板3上に載置させるようにする
ことで、前記の如く、外側カバー体2の固定手段
2cを配線基板3の係止孔3aに嵌合し、これに
より第3図乃至第5図に示す通り、固定手段2c
が配線基板3の裏面に抜止状態にて係止され、こ
の際外側カバー体2の側壁部2aはその下端縁が
配線基板3上に押当し、内側カバー体1の側壁部
1aにあつてその下端縁からコネクタ嵌詰用空所
A2に延出している配線基板3上の第1端子4a
に、可撓性コネクタaの導電材cが、その端面
c′において圧接することとなり、第1電気部品4
と第2電気部品5との接続が完了されることとな
る。
《考案の効果》 本考案は上記のようにして構成されるから、第
2電気部品5が不動の状態に保持され、かつ可撓
性コネクタaは屈曲変形を阻止された状態に保持
されると共に、導電材cの長さ方向に圧縮された
状態にて第1、第2端子4a,5bに圧接するの
で、第1電気部品4と第2電気部品5との安定確
実な接続を、簡易な構成物による簡潔な操作によ
つて実現できることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案に係る接続用具と第1電気部
品および可撓性コネクタを示す組立説明用斜視
図、同図bは同上部材の組立状態と配線基板とに
よる組立説明用斜視図、第2図は当該接続用具の
使用状態における一部切欠の平面図、第3図、第
4図、第5図は夫々第2図の−線、−
線、−線矢視断面図、第6図a,b,cは可
撓性コネクタを示す夫々平面図、正面図、使用状
態側面説明図である。 1……内側カバー体、1a……内側カバー体の
側壁部、1b……内側カバー体の上壁部、1c…
…係合突子、2……外側カバー体、2a……外側
カバー体の側壁部、2b……外側カバー体の蓋
部、2c……固定手段、2e……係嵌切溝、3…
…配線基板、3a……係止孔、4……第1電気部
品、4a……第1端子、5……第2電気部品、5
b……第2端子、A1……部品収納用空所、A2
……コネクタ嵌詰用空所、a……可撓性コネク
タ、b……弾性絶縁体、c……導電材、c′……導
電材の端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 配線基板上に載置することで、当該配線基板
    に設けられた第1端子付きの第1電気部品を包
    囲できる大きさの無底にして角箱状の内側カバ
    ー体と、この内側カバー体に外嵌状態にて前記
    配線基板上に載置固定される無底にして角箱状
    の外側カバー体とを具備すると共に、当該外側
    カバー体の蓋部と、上記内側カバー体の上壁部
    との間に、第2端子付きの第2電気部品が嵌合
    する寸法の部品収納用空所が形成され、かつ外
    側カバー体の側壁部と内側カバー体の側壁部間
    には、弾性絶縁体に所要数の導電材を両端面露
    呈状態にて埋設してなる角状の可撓性コネクタ
    が、圧縮状態にて上記導電材の端面を夫々前記
    第1端子、第2端子に接触を保持して収納され
    るコネクタ嵌詰用空所が形成されてなる可撓性
    コネクタによる電気部品の接続用具。 (2) 外側カバー体を配線基板上に固定するための
    手段が、当該外側カバー体の側壁部下端縁から
    複数個突設させた係止突起と、上記配線基板に
    穿設した係止孔との嵌合係止による請求項1記
    載の可撓性コネクタによる電気部品の接続用
    具。 (3) 内側カバー体に外側カバー体が外嵌されるこ
    とで、部品収納用空所とコネクタ嵌詰用空所が
    形成された際、内側カバー体の側壁部から外側
    へ突設した係合突子が、外側カバー体の側壁部
    下端縁に欠設した係嵌切溝に係合するようにし
    た請求項1記載の可撓性コネクタによる電気部
    品の接続用具。
JP295988U 1988-01-13 1988-01-13 Expired JPH0429505Y2 (ja)

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