JP2002181754A - 湿度センサ及びその製造方法 - Google Patents

湿度センサ及びその製造方法

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JP2002181754A JP2000376968A JP2000376968A JP2002181754A JP 2002181754 A JP2002181754 A JP 2002181754A JP 2000376968 A JP2000376968 A JP 2000376968A JP 2000376968 A JP2000376968 A JP 2000376968A JP 2002181754 A JP2002181754 A JP 2002181754A
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好昭 窪木
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直樹 平野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価且つ容易に量産できる湿度センサを提供
する。 【解決手段】 箱体17と蓋体19とヒンジ部21とか
らなるケース5を、合成樹脂により一体成形する。箱体
17の底壁部23に、湿度センサ素子3の湿度検出部9
上に外気を流入させる複数の通気孔23a…を形成す
る。湿度センサ素子3の湿度検出部9と箱体17の底壁
部23とが両者の間に間隙を形成して対向するように湿
度センサ素子3の絶縁基板7を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿度センサ及びそ
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特許第2831534号公報には、箱形
の第1のケース半部と第1のケース半部の開口部を閉塞
する閉塞壁部を有する第2のケース半部とからなるケー
スと、このケース内に収納される湿度センサ素子とを具
備する湿度センサが示されている。この湿度センサで
は、第1のケース半部の底壁部に大きな開口部が設けら
れている。そして、可撓性を有する多孔質シート部材
を、この開口部を覆い且つ第1のケース半部及び第2の
ケース半部間にヒンジ機構を形成するように両者に亘っ
て熱溶着している。そして、湿度検出部が開口部内の多
孔質シートと向かい合うように、湿度センサ素子をケー
ス内に収納している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の湿度センサでは、多孔質シート部材を用いる
ために、価格が高くなるという問題があった。更に、多
孔質シート部材を第1のケース半部及び第2のケース半
部に張り合わさなければならず、製造が面倒であった。
【0004】本発明の目的は、安価且つ容易に量産でき
る湿度センサ及びその製造方法を提供することにある。
【0005】本発明の他の目的は、湿度センサ素子の絶
縁基板をケース内で安定して支持できる湿度センサを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明が改良の対象とす
る湿度センサは、第1のケース半部と第2のケース半部
と両ケース半部を組み合わせ可能に結合するヒンジ部と
通気構造とを具備するケースと、収納室内に配置され,
絶縁基板と絶縁基板の表面上に形成された湿度検出部と
を有する湿度センサ素子とを具備している。第1のケー
ス半部は、底壁部、底壁部の周縁部から立ち上がる周壁
部及び底壁部と周壁部とによって囲まれて且つ底壁部と
対向する一面に開口部を有する収納室を備えている。第
2のケース半部は、第1のケース半部の開口部を閉塞す
る閉塞壁部を有している。通気構造は、収納室と外部と
を連通して収納室内に外気を導入する。本発明では、ケ
ースを合成樹脂材料により一体成形し、通気構造を、底
壁部、周壁部及び閉塞壁部の少なくとも一つに形成され
た複数の通気孔から構成する。
【0007】本発明によれば、合成樹脂材料により一体
成形したケースに直接複数の通気孔を形成して通気構造
を構成するため、従来のように多孔質シート部材を用い
る必要がなく、湿度センサの材料価格を低くできる。ま
た、多孔質シート部材を第1のケース半部及び第2のケ
ース半部に張り合わせる作業が必要がないため、ケース
の製造を容易にして湿度センサの製造価格を低くするこ
とができる。
【0008】複数の通気孔を形成する場所は任意である
が、底壁部及び閉塞壁部の両方にそれぞれ形成するのが
好ましい。このようにすれば、底壁部及び閉塞壁部の一
方に形成された複数の通気孔から導入した外気が底壁部
及び閉塞壁部の他方に形成された複数の通気孔を通して
外部に流出することにより、外気をケース内に満遍なく
流すことができる。そのため、外気の湿度の検出精度を
高めることができる。
【0009】底壁部及び閉塞壁部には底壁部側基板支持
部及び閉塞壁部側基板支持部をそれぞれ一体に形成し
て、絶縁基板を支持するのが好ましい。この場合、底壁
部側基板支持部及び閉塞壁部側基板支持部は、絶縁基板
の前述の表面が底壁部に沿い、絶縁基板と底壁部及び閉
塞壁部との間に複数の通気孔から収納室内に入った外気
を流通させて湿度検出部に導く間隙をそれぞれ形成し、
しかも絶縁基板を間に挟んだ状態で支持するように構成
すればよい。このように底壁部側基板支持部及び閉塞壁
部側基板支持部を形成すれば、湿度検出部の表面に外気
が流通する間隙が形成される上、絶縁基板を安定してケ
ース内に配置することができる。
【0010】本発明の湿度センサでは、第1のケース半
部を箱体により構成し、第2のケース半部を板状の蓋体
により構成することができる。この場合、絶縁基板の表
面と箱体の底壁部との間に間隙を形成するようにして湿
度センサ素子をケースの収納室の内部に収納すればよ
い。そして、湿度センサ素子の絶縁基板の裏面と閉塞壁
部との間にも間隙を形成すればよい。
【0011】閉塞壁部に設けられた複数の通気孔は、蓋
体のヒンジ部によって結合されている部分の両側に位置
する一対の辺の少なくとも一つの辺に沿って並ぶように
形成された複数のスリットから構成することができる。
この場合、複数のスリットは、蓋体の厚み方向両側と辺
の外側に向かって開口し、蓋体が箱体に組み合わされた
状態で、スリットを通して外気が収納室内に流入する長
さを有しているように形成する。このようにすれば、閉
塞壁部に貫通孔を形成せずに複数の通気孔を形成できる
ため、通気孔の形成を容易にできる。特に、射出成形等
によりケースを形成する場合において、成形金型の製造
を容易にできる。また、蓋体の厚み方向に開口する開口
部に加えて、辺の外側に向かって開口する開口部からも
外気を流出入できるので、蓋体を実装用回路基板の表面
上に密着して配置しても、辺の外側に向かって開口する
開口部により外気を流出入できる。
【0012】本発明の湿度センサに用いるケースは、種
々の電子センサ用のケースとして用いることができる。
また、箱体と蓋体とをしっかりと組み合わせできるよう
に、両者を相互に係止する係止構造を具備することがで
きる。
【0013】第1のケース半部に形成された底壁部側基
板支持部は、それぞれ底壁部から起立し仮想の正三角形
の頂点に位置する位置関係で配置された3つの突出部か
ら構成することができる。この場合、3つの突出部のう
ち2つの突出部は、底壁部の隣接する二つの角部に位置
し、3つの突出部は絶縁基板上の湿度検出部と接触しな
い大きさに形成すればよい。このようにすれば、湿度検
出部と外気との接触を妨げることなく、底壁部側基板支
持部により安定して絶縁基板を支持することができる。
【0014】ヒンジ部は、第1のケース半部の周壁部を
構成する1つの側壁部に接続された第1のヒンジ半部
と、閉塞壁部に接続された第2のヒンジ半部と、第1の
ヒンジ半部と第2のケース半部とが接合されて形成され
た接合部分とから構成すればよい。この場合、第1及び
第2のヒンジ半部は、接合部分に向かうに従って厚みが
薄くなり、第1のケース半部の開口部を第2のケース半
部の閉塞壁部で閉塞した状態で第1及び第2のヒンジ半
部は互いに密着する形状をそれぞれ有するように構成す
ればよい。このようにすれば、ヒンジ部を単純な形状に
形成できるため、第1のケース半部と第2のケース半部
とを組み合わせることができるケースを簡単に一体成形
できる。
【0015】本発明の具体的な構成の湿度センサは、矩
形の底壁部と底壁部の周縁部から立ち上がる4つの側壁
部からなる周壁部とを有し,底壁部と対向する位置に開
口部を有する箱形の第1のケース半部と,第1のケース
半部に係止構造を介して組み合わされて第1のケース半
部の開口部を閉塞する矩形の閉塞壁部を有する第2のケ
ース半部と,第1のケース半部及び第2のケース半部を
組み合わせ可能に結合するヒンジ部とからなるケース
と、絶縁基板と,絶縁基板の一方の面上に形成された湿
度検出部と,湿度検出部に電気的に接続された一対のリ
ード端子とを有し,絶縁基板の一方の面が底壁部と所定
の間隙を介して対向するようにして絶縁基板がケースの
内部に配置され,一対のリード端子がケースの外部に延
び出る湿度センサ素子とを具備している。そして、湿度
センサ素子の絶縁基板を、第1のケース半部の底壁部に
一体に形成された底壁部側基板支持部と第2のケース半
部の閉塞壁部に一体に形成された閉塞壁部側基板支持部
とに挟持された状態でケース内に配置し、第2のケース
半部を実装用回路基板の表面に接触するようにして使用
する。そして、ケースを合成樹脂材料により一体成形
し、底壁部及び閉塞壁部には、ケース内に外気を流入さ
せる複数の通気孔をそれぞれ形成する。また、閉塞壁部
に設けられた複数の通気孔は、蓋体のヒンジ部によって
結合されている部分の両側に位置する一対の辺の少なく
とも一つの辺に沿って並ぶように形成された複数のスリ
ットから構成し、これらの複数のスリットは閉塞壁部の
厚み方向両側と辺の外側に向かって開口させる。複数の
スリットは閉塞壁部が箱体に組み合わされた状態で、ス
リットを通して外気がケース内に流入する長さを有する
ように形成する。
【0016】本発明の湿度センサは、例えば、次のよう
に製造する。まず、複数のケースが湿度センサ素子の絶
縁基板の収納を許容し且つ第1のケース半部と第2のケ
ース半部との組み立てを許容する状態で、列をなすよう
に連結部により連結された構造を有し、合成樹脂材料に
より一体成形されてなるケース連結体を用意する。ま
た、一対のリード端子構成部が直線状連結部の長手方向
に間隔をあけて直線状連結部に複数対一体に連結されて
構成されたフープ状リード端子連結体と、複数対のリー
ド端子構成部にそれぞれ固定された複数の絶縁基板とか
らなる湿度センサ素子連結体を用意する。そして、湿度
センサ素子連結体の複数の絶縁基板をケース連結体の複
数のケースの第1のケース半部にそれぞれ収納した後、
複数のケースの第1のケース半部と第2のケース半部と
を組み合わせる。その後、連結部を切断し、複数対のリ
ード端子構成部を直線状連結部から切り離す。このよう
に湿度センサを製造すれば、ケース連結体の内部に湿度
センサ素子連結体の複数の絶縁基板を配置するだけで、
第1のケース半部と第2のケース半部からなる複数個の
ケース内に複数個の湿度センサ素子の絶縁基板を一度に
配置できる。そのため、湿度センサ素子のケース内部へ
の配置を簡単な作業で多量に行え、湿度センサの量産が
容易になる。また、従来のように多孔質シート部材を張
り合わせる必要がないため、製造を容易にして製造価格
を低くすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1(A)及び(B)は、
本実施の形態の湿度センサの一部破断平面図及び側面図
である。両図に示すように、湿度センサ1は、湿度セン
サ素子3とケース5とを有している。湿度センサ素子3
は、ケース5内に収納されるセラミックス製の矩形の絶
縁基板7と、絶縁基板7の一方の面(表面)7a上に形
成された湿度検出部9と、湿度検出部9に電気的に接続
されてケース5から外部に延びる2本のリード端子11
A,11Bとを有している。
【0018】湿度検出部9は、一対の櫛歯状の電極13
A,13B上の一部に感湿層15が形成されて構成され
ている。電極13A,13Bは、いずれも導通部13a
と、導通部13aから互いに相手方の電極側に向かって
延びる複数の櫛歯部13b…とを有しており、Au及び
RuOからなる低抵抗ペーストをスクリーン印刷するこ
とにより形成されている。そして、一対の電極13A,
13Bは、隣接する相互の複数の櫛歯部13b,13b
が0.3〜1.0mmのギャップを有して並ぶように配
置されている。感湿層15は、10.10アイオネンクロラ
イド等の周囲雰囲気の湿度の増加に伴って導電率が増加
する感湿ポリマの溶液を用いて形成されている。本例で
は、電極13A,13Bの各櫛歯部13bを覆うように
絶縁基板7の上半部を被覆して感湿層15を形成した。
絶縁基板7は、この湿度検出部9と後述するケース5の
底壁部23とが対向するようにケース5内に配置されて
いる。
【0019】ケース5は、図1及び図2(A)及び
(B)に示すように、第1のケース半部を構成する箱体
17と、箱体17に開閉自在に組み合わされる第2のケ
ース半部を構成するほぼ板状の蓋体19と、箱体17及
び蓋体19を組み合わせ可能に結合するヒンジ部21と
を有しており、合成樹脂材料の射出成形により一体成形
されている。なお、図2(A)及び(B)は、箱体17
及び蓋体19を組み合せる前のケース5の平面図及び断
面図である。また、図2(B)には、参考のためケース
5内に配置される湿度センサ素子3の輪郭を一点鎖線で
示している。
【0020】箱体17は、矩形の底壁部23と、底壁部
の周縁部から立ち上がる4つの側壁部25A〜25Dか
らなる周壁部とを有する箱形形状を有している。これに
より、箱体17内には、底壁部23と対向する一面に開
口部27aを有する収納室27が形成される。底壁部2
3には、複数の通気孔23a…が形成されている。通気
孔23aは、外気を流入でき、しかも水滴が内部に浸入
し難い大きさの矩形(本例では、一辺0.5mmの正方
形)を有している。これらの複数の通気孔23a…は、
底壁部23と対向する湿度センサ素子3の湿度検出部9
上に外気を十分に流入できるように、複数の列を形成し
て、底壁部23全体に亘って形成されている。本例によ
れば、合成樹脂により一体成形したケース5の底壁部2
3に複数の通気孔23a…を直接形成するため、従来の
ように多孔質シート部材を用いる必要がなく、湿度セン
サの材料価格を低くできる。また、多孔質シート部材を
第1のケース半部及び第2のケース半部に張り合わせる
作業が必要がないため、ケースの製造を容易にして湿度
センサの製造価格を低くすることができる。
【0021】4つの側壁部25A〜25Dは、ヒンジ部
21と結合されたヒンジ部結合側壁部25Aと、側壁部
25Aと対向するヒンジ部対向側壁部25Cと、両側壁
部25A,25Cを連結する連結側壁部25B,25D
とから構成されている。ヒンジ部対向側壁部25Cに
は、湿度センサ素子3のリード端子11A,11Bの付
け根部分が配置される端子配置溝25a,25bが形成
されている。また、ヒンジ部対向側壁部25Cと連結側
壁部25Bとの接合部及びヒンジ部対向側壁部25Cと
連結側壁部25Dとの接合部には、開口部27a側に開
口する係止孔25c,25dがそれぞれ形成されてい
る。これらの係止孔25c,25dには、箱体17及び
蓋体19を組み合わせた際に後述する蓋体19の係止用
突部35c,35dがそれぞれ嵌合される。
【0022】底壁部23及び側壁部25A〜25Dに
は、底壁部23から開口部27a側(湿度センサ素子
側)に延びて湿度センサ素子3の絶縁基板7を支持する
第1〜第3の支持部用突出部29,31,33が形成さ
れている。第1〜第3の支持部用突出部29,31,3
3は、仮想の正三角形の頂点に位置する位置関係で配置
されている。第1の支持部用突出部29は、底壁部23
とヒンジ部結合側壁部25Aと連結側壁部25Dとに亘
って形成されており、開口部27a側に絶縁基板7の角
部と当接する五角形の当接面29aを有している。第2
の支持部用突出部31は、底壁部23とヒンジ部結合側
壁部25Aと連結側壁部25Bとに亘って形成されてお
り、開口部27a側に絶縁基板7の角部と当接する五角
形の当接面31aを有している。第3の支持部用突出部
33は、ヒンジ部対向側壁部25Cのほぼ中央からヒン
ジ部結合側壁部25A側に延びると共に底壁部23の複
数の通気孔23a…の列の間から湿度センサ素子3側に
延びる板状の形状を有しており、2本のリード端子11
A,11Bの間に位置して両者の間の空間を仕切る仕切
部33aと、仕切部33aからヒンジ部結合側壁部25
A側に延びる基板当接部33bとを有している。基板当
接部33bの開口部27a側の側面33cには、絶縁基
板7の湿度検出部9が形成されていない部分(絶縁基板
7の下半部の中央)が当接される。このように第1〜第
3の支持部用突出部29,31,33は、絶縁基板7上
の湿度検出部9と接触しない大きさを有して、箱体17
に形成された底壁部側基板支持部を構成している。これ
らの支持部用突出部29,31,33により、絶縁基板
7の湿度検出部9と第1のケース半部の底壁部23との
間には間隙が形成される。
【0023】蓋体19は、箱体17と組み合わされて、
箱体17の開口部27aを閉塞する矩形の閉塞壁部35
を有している。閉塞壁部35は、箱体17の側壁部25
A〜25Dと当接する周縁部35aと、周縁部35aに
囲まれて、ほぼ五角形の輪郭形状を有する肉厚部35b
とを有している。肉厚部35bは、周縁部35aの側壁
部25A〜25Dと当接する面から僅かに箱体17側に
突出しており、箱体17及び蓋体19が組み合わされた
状態で、箱体17の開口部27aから箱体17内に僅か
に入り込む。また、閉塞壁部35は、ヒンジ部21と結
合されたヒンジ部結合側面35fと、側面35fと対向
するヒンジ部対向側面35gと、両側面35f,35g
を連結する連結側面35h,35iとを有している。ま
た、この閉塞壁部35には、複数の通気孔35e…が形
成されている。通気孔35e…は、蓋体19の厚み方向
両側(閉塞壁部35の両面35j,35k)と一方の連
結側面35hとに開口するように、周縁部35aと肉厚
部35bとに跨って形成された複数のスリットと、閉塞
壁部35の両面35j,35kと他方の連結側面35i
とに開口するように、周縁部35aと肉厚部35bとに
跨って形成された複数のスリットとにより構成されてい
る。箱体17と蓋体19とを組み合わせると、通気孔3
5e…の周縁部35aに対応する部分35e1の一面
は、連結側壁部25B,25Dにより閉塞されるため、
部分35e1が蓋体の辺の外側に向かって開口する開口
部となり、通気孔35e…の肉厚部35bに対応する部
分35e2が蓋体19の蓋体の厚み方向に開口する開口
部となる。本例では、蓋体19を実装用回路基板の表面
上に密着して配置しても、辺の外側に向かって開口する
開口部35e2により外気を流出入できる。通気孔35
eも、箱体17の通気孔23aと同様に、蓋体19が箱
体17に組み合わされた状態で、外気を流入でき、しか
も水滴が内部に浸入し難い大きさに形成されている。本
例では、複数の通気孔23a…及び複数の通気孔35e
…により収納室27と外部とを連通して収納室27内に
外気を導入する通気構造が構成される。これら複数の通
気孔23a…及び複数の通気孔35e…により外気がケ
ース内に容易に流出入するため、外気をケース5内に満
遍なく流すことができる。そのため、外気の湿度の検出
精度を高めることができる。
【0024】閉塞壁部35のヒンジ部対向側面35g側
の両角部近傍には、箱体17に向かう側に突出する係止
用突部35c及び35dが形成されている。係止用突部
35c及び35dは、箱体17の係止孔25c,25d
と共に係止構造を構成しており、箱体17及び蓋体19
が組み合わされた際に、係止孔25c,25dに嵌合し
て両ケース半部17,19を係止する。
【0025】閉塞壁部35の肉厚部35bには、閉塞壁
部35の一方の面35jから突出して湿度センサ素子3
の絶縁基板7を支持する第1〜第3の支持部用突出部3
7,39,41が形成されている。第1及び第2の支持
部用突出部37,39は、横断面が円形を有しており、
箱体17及び蓋体19が組み合わされた状態で、箱体1
7の第1及び第2の支持部用突出部29,31の当接面
29a,31aと対応する位置に形成されている。第3
の支持部用突出部41は、横断面が楕円形を有してお
り、箱体17及び蓋体19が組み合わされた状態で、箱
体17の第3の支持部用突出部33の当接面33cと対
応する位置に形成されている。これらの第1〜第3の支
持部用突出部37,39,41により、蓋体19に設け
られた閉塞壁部側基板支持部が構成される。このため、
湿度センサ素子3の絶縁基板7は、箱体17及び蓋体1
9が組み合わされた状態で、箱体17に形成された第1
〜第3の支持部用突出部29,31,33と蓋体19に
形成された第1〜第3の支持部用突出部37,39,4
1とに挟持されることになる。本例によれば、箱体17
の第3の支持部用突出部33は、底壁部23の複数の通
気孔23a…が並ぶ列の間から湿度センサ素子3側に延
びて絶縁基板7に当接する板状形状を有しているので、
楕円形状の第3の支持部用突出部41と共に絶縁基板7
を挟持する面積を大きくできる。そのため、複数の通気
孔23a…が底壁部23全体に亘って形成されるのを妨
げることなく、絶縁基板7をケース5内で安定して支持
することができる。
【0026】箱体17及び蓋体19を組み合わせ可能に
結合するヒンジ部21は、第1のヒンジ半部43と、第
2のヒンジ半部45と、第1のヒンジ半部43と第2の
ヒンジ半部45とを接合する接合部分47とから構成さ
れている。第1のヒンジ半部43は、箱体17のヒンジ
部結合側壁部25Aに接続されており、細長い三角柱形
状を有してる。第2のヒンジ半部45は、蓋体19のヒ
ンジ部結合側面35fに接続されており、第1のヒンジ
半部43と同様に細長い三角柱形状を有してる。接合部
分47は、細長い線状形状を有してる。言い換えるなら
ば、第1及び第2のヒンジ半部43,45は接合部分4
7に向かうに従って厚みが薄くなり、箱体17の開口部
27aを蓋体19の閉塞壁部35で閉塞した状態で第1
及び第2のヒンジ半部43,45は互いに密着する形状
をそれぞれ有している。このヒンジ部21により箱体1
7及び蓋体19は、容易に組み合わせることができる。
【0027】本発明の湿度センサは、次のように製造し
た。まず、図3(A)に示すように、複数のケース5が
湿度センサ素子3の絶縁基板7の収納を許容し且つ箱体
17と蓋体19との組み立てを許容する状態で、列をな
すように連結部51により連結された構造を有し、合成
樹脂材料により一体成形されたケース連結体53を用意
した。また、図3(B)に示すように、一対のリード端
子構成部55,55が直線状連結部57の長手方向に間
隔をあけて直線状連結部57に複数対一体に連結されて
構成されたフープ状リード端子連結体59と、複数対の
リード端子構成部55,55にそれぞれ固定された複数
の絶縁基板7…とからなる湿度センサ素子連結体61を
用意した。次に、図4に示すように、湿度センサ素子連
結体61の複数の絶縁基板7…をケース連結体53の複
数のケース5…の箱体17…にそれぞれ収納してから、
複数のケース5…の箱体17と蓋体19とを組み合わせ
た。その後、連結部51を切断し、複数対のリード端子
構成部55,55を直線状連結部57から切り離して図
1に示す湿度センサ1を完成した。このように湿度セン
サ1を製造すれば、ケース連結体53の内部に湿度セン
サ素子連結体61の複数の絶縁基板7…を配置するだけ
で、複数個のケース5…内に複数個の湿度センサ素子3
…の絶縁基板7を一度に配置できる。そのため、湿度セ
ンサ素子3のケース5内部への配置を簡単な作業で多量
に行え、湿度センサ1の量産が容易になる。また、従来
のように多孔質シート部材を張り合わせる必要がないた
め、製造を容易にして製造価格を低くすることができ
る。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、合成樹脂により一体成
形したケースに直接複数の通気孔を形成するため、従来
のように多孔質シート部材を用いる必要がなく、湿度セ
ンサの材料価格を低くできる。また、多孔質シート部材
を第1のケース半部及び第2のケース半部に張り合わせ
る作業が必要がないため、ケースの製造を容易にして湿
度センサの製造価格を低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)及び(B)は、本発明の実施の形態の
湿度センサの一部破断平面図及び側面図である。
【図2】 (A)及び(B)は、図1に示す湿度センサ
の第1のケース半部及び第2のケース半部を組み合せる
前のケースの平面図及び断面図である。
【図3】 (A)及び(B)は、図1に示す湿度センサ
の製造方法を説明するために用いる図である。
【図4】 図1に示す湿度センサの製造方法を説明する
ために用いる図である。
【符号の説明】 1 湿度センサ 3 湿度センサ素子 5 ケース 7 絶縁基板 9 湿度検出部 11A,11B リード端子 17 第1のケース半部 19 第2のケース半部 21 ヒンジ部 23 底壁部 23a 通気孔

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁部、前記底壁部の周縁部から立ち上
    がる周壁部及び前記底壁部と前記周壁部とによって囲ま
    れて且つ前記底壁部と対向する一面に開口部を有する収
    納室を備えた第1のケース半部と、前記第1のケース半
    部の前記開口部を閉塞する閉塞壁部を有する第2のケー
    ス半部と、前記第1のケース半部と前記第2のケース半
    部とを組み合わせ可能に結合するヒンジ部と、前記収納
    室と外部とを連通して前記収納室内に外気を導入する通
    気構造とを具備するケースと、 前記収納室内に配置され、絶縁基板と前記絶縁基板の表
    面上に形成された湿度検出部とを有する湿度センサ素子
    とを具備する湿度センサにおいて、 前記ケースは合成樹脂材料により一体成形されており、 前記通気構造は、前記底壁部、前記周壁部及び前記閉塞
    壁部の少なくとも一つに形成された複数の通気孔から構
    成されていることを特徴とする湿度センサ。
  2. 【請求項2】 前記底壁部及び前記閉塞壁部の両方に前
    記複数の通気孔がそれぞれ形成されている請求項1に記
    載の湿度センサ。
  3. 【請求項3】 前記底壁部及び前記閉塞壁部には底壁部
    側基板支持部及び閉塞壁部側基板支持部がそれぞれ一体
    に形成されており、 前記底壁部側基板支持部及び閉塞壁部側基板支持部は、
    前記絶縁基板の前記表面が前記底壁部に沿い、前記絶縁
    基板と前記底壁部及び前記閉塞壁部との間に前記複数の
    通気孔から前記収納室内に入った外気を流通させて前記
    湿度検出部に導く間隙をそれぞれ形成し、しかも前記絶
    縁基板を間に挟んだ状態で支持するように構成されてい
    る請求項2に記載の湿度センサ。
  4. 【請求項4】 底壁部、前記底壁部の周縁部から立ち上
    がる周壁部及び前記底壁部と前記周壁部とによって囲ま
    れて且つ前記底壁部と対向する一面に開口部を有する収
    納室を備えた箱体と、前記箱体の前記開口部を閉塞する
    閉塞壁部を有するほぼ板状の蓋体と、前記箱体と前記蓋
    体とを組み合わせ可能に結合するヒンジ部と、前記収納
    室と外部とを連通して前記収納室内に外気を導入する通
    気構造とを具備するケースと、 絶縁基板と前記絶縁基板の表面上に形成された湿度検出
    部とを有する湿度センサ素子とを具備し、 前記湿度センサ素子が前記絶縁基板の前記表面と前記箱
    体の前記底壁部との間に間隙を形成するようにして前記
    ケースの前記収納室の内部に収納されている湿度センサ
    において、 前記箱体、前記蓋体及び前記ヒンジ部は合成樹脂材料に
    より一体成形されており、 前記湿度センサ素子の前記絶縁基板の裏面と前記閉塞壁
    部との間に間隙が形成されており、 前記通気構造は、前記底壁部及び前記閉塞壁部にそれぞ
    れ形成された複数の通気孔から構成されていることを特
    徴とする湿度センサ。
  5. 【請求項5】 前記閉塞壁部に設けられた前記複数の通
    気孔は、前記蓋体の前記ヒンジ部によって結合されてい
    る部分の両側に位置する一対の辺の少なくとも一つの辺
    に沿って並ぶように形成された複数のスリットから構成
    され、 前記複数のスリットは前記蓋体の厚み方向両側と前記辺
    の外側に向かって開口しており、 前記複数のスリットは前記蓋体が前記箱体に組み合わさ
    れた状態で、前記スリットを通して外気が前記収納室内
    に流入する長さを有している請求項4に記載の湿度セン
    サ。
  6. 【請求項6】 底壁部、前記底壁部の周縁部から立ち上
    がる周壁部及び前記底壁部と前記周壁部とによって囲ま
    れて且つ前記底壁部と対向する一面に開口部を有する収
    納室を備えた箱体と、前記箱体の前記開口部を閉塞する
    閉塞壁部を有するほぼ板状の蓋体と、前記箱体と前記蓋
    体とを組み合わせ可能に結合するヒンジ部と、組み合わ
    された前記箱体と前記蓋体とを相互に係止する係止構造
    と、前記収納室と外部とを連通して前記収納室内に外気
    を導入する通気構造とを具備する電子センサ用のケース
    であって、 前記箱体、前記蓋体及び前記ヒンジ部は合成樹脂材料に
    より一体成形されており、 前記通気構造は、前記底壁部及び前記閉塞壁部にそれぞ
    れ形成された複数の通気孔から構成されていることを特
    徴とする電子センサ用のケース。
  7. 【請求項7】 底壁部と前記底壁部の周縁部から立ち上
    がる周壁部とを有し、前記底壁部に対向する位置に開口
    部を有する箱形の第1のケース半部と、前記第1のケー
    ス半部に係止構造を介して組み合わされて前記第1のケ
    ース半部の前記開口部を閉塞する閉塞壁部を有する第2
    のケース半部と、前記第1のケース半部及び前記第2の
    ケース半部を組み合わせ可能に結合するヒンジ部とから
    なるケースと、 絶縁基板と前記絶縁基板の一方の面上に形成された湿度
    検出部とを有し、前記一方の面を間隙を介して前記底壁
    部と対向させるようにして前記ケース内に収納される湿
    度センサ素子とを具備し、 前記湿度センサ素子の前記絶縁基板は、前記第1のケー
    ス半部に設けられた底壁部側基板支持部と前記第2のケ
    ース半部に設けられた閉塞壁部側基板支持部との間に挟
    持されている湿度センサにおいて、 前記ケースは、合成樹脂材料により一体成形されてお
    り、 前記第1のケース半部の前記底壁部には、前記間隙内に
    外気を流入させる複数の通気孔が形成されていることを
    特徴とする湿度センサ。
  8. 【請求項8】 前記第1のケース半部に形成された前記
    底壁部側基板支持部は、それぞれ前記底壁部から起立し
    仮想の正三角形の頂点に位置する位置関係で配置された
    3つの突出部からなり、 前記3つの突出部のうち2つの突出部は、前記底壁部の
    隣接する二つの角部に位置しており、 前記3つの突出部は前記絶縁基板上の前記湿度検出部と
    接触しない大きさを有している請求項7に記載の湿度セ
    ンサ。
  9. 【請求項9】 前記第2のケース半部の前記閉塞壁部に
    は、前記絶縁基板の他方の面と当接して前記閉塞壁部と
    前記他方の面との間に間隙を形成するように、前記閉塞
    壁部側基板支持部が一体に形成されており、 前記閉塞壁部にも前記間隙内に外気を流入させる複数の
    通気孔が形成されている請求項8に記載の湿度センサ。
  10. 【請求項10】 前記複数の通気孔は、前記閉塞壁部の
    厚み方向に位置する両面と一方の側面とに開口する複数
    のスリットと前記閉塞壁部の厚み方向に位置する両面と
    前記一方の側面と対向する他方の側面とに開口する複数
    のスリットとにより構成されていることを特徴とする請
    求項9に記載の湿度センサ。
  11. 【請求項11】 前記ヒンジ部は、前記第1のケース半
    部の前記周壁部を構成する1つの側壁部に接続された第
    1のヒンジ半部と、前記閉塞壁部に接続された第2のヒ
    ンジ半部と、前記第1のヒンジ半部と前記第2のケース
    半部とが接合されて形成された接合部分とからなり、 前記第1及び第2のヒンジ半部は前記接合部分に向かう
    に従って厚みが薄くなり、前記第1のケース半部の前記
    開口部を前記第2のケース半部の前記閉塞壁部で閉塞し
    た状態で前記第1及び第2のヒンジ半部は互いに密着す
    る形状をそれぞれ有している請求項7に記載の湿度セン
    サ。
  12. 【請求項12】 矩形の底壁部と前記底壁部の周縁部か
    ら立ち上がる4つの側壁部からなる周壁部とを有し、前
    記底壁部と対向する位置に開口部を有する箱形の第1の
    ケース半部と、前記第1のケース半部に係止構造を介し
    て組み合わされて前記第1のケース半部の前記開口部を
    閉塞する矩形の閉塞壁部を有する第2のケース半部と、
    前記第1のケース半部及び前記第2のケース半部を組み
    合わせ可能に結合するヒンジ部とからなるケースと、 絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面上に形成された湿
    度検出部と、前記湿度検出部に電気的に接続された一対
    のリード端子とを有し、前記絶縁基板の前記一方の面が
    前記底壁部と所定の間隙を介して対向するようにして前
    記絶縁基板が前記ケースの内部に配置され、前記一対の
    リード端子が前記ケースの外部に延び出る湿度センサ素
    子とを具備し、 前記湿度センサ素子の前記絶縁基板が、前記第1のケー
    ス半部の前記底壁部に一体に形成された底壁部側基板支
    持部と前記第2のケース半部の閉塞壁部に一体に形成さ
    れた閉塞壁部側基板支持部とに挟持された状態で前記ケ
    ース内に配置され、 前記第2のケース半部が実装用回路基板の表面に接触す
    るようにして使用される湿度センサにおいて、 前記ケースは合成樹脂材料により一体成形されており、 前記底壁部及び前記閉塞壁部には、前記ケース内に外気
    を流入させる複数の通気孔がそれぞれ形成されており、 前記閉塞壁部に設けられた前記複数の通気孔は、前記蓋
    体の前記ヒンジ部によって結合されている部分の両側に
    位置する一対の辺の少なくとも一つの辺に沿って並ぶよ
    うに形成された複数のスリットから構成され、 前記複数のスリットは前記閉塞壁部の厚み方向両側と前
    記辺の外側に向かって開口しており、 前記複数のスリットは前記閉塞壁部が前記箱体に組み合
    わされた状態で、前記スリットを通して外気が前記ケー
    ス内に流入する長さを有していることを特徴とする湿度
    センサ。
  13. 【請求項13】 底壁部と前記底壁部の周縁部から立ち
    上がる周壁部とを有し、前記底壁部に対向する位置に開
    口部を有する箱形の第1のケース半部と、前記第1のケ
    ース半部に係止構造を介して組み合わされて前記第1の
    ケース半部の前記開口部を閉塞する閉塞壁部を有する第
    2のケース半部と、前記第1のケース半部及び前記第2
    のケース半部を組み合わせ可能に結合するヒンジ部とか
    らなるケースと、 絶縁基板と、前記絶縁基板の一方の面上に形成された湿
    度検出部と、前記絶縁基板に固定された一対のリード端
    子とを有し、前記絶縁基板が前記ケース内に位置し且つ
    前記リード端子が前記ケースの外部に延び出るようにし
    て前記ケース内に収納される湿度センサ素子とを具備す
    る湿度センサの製造方法において、 複数の前記ケースが前記湿度センサ素子の前記絶縁基板
    の収納を許容し且つ前記第1のケース半部と前記第2の
    ケース半部との組み立てを許容する状態で、列をなすよ
    うに連結部により連結された構造を有し、合成樹脂材料
    により一体成形されてなるケース連結体を用意し、 一対のリード端子構成部が直線状連結部の長手方向に間
    隔をあけて前記直線状連結部に複数対一体に連結されて
    構成されたフープ状リード端子連結体と、前記複数対の
    リード端子構成部にそれぞれ固定された複数の前記絶縁
    基板とからなる湿度センサ素子連結体を用意し、 前記湿度センサ素子連結体の複数の前記絶縁基板を前記
    ケース連結体の前記複数のケースの前記第1のケース半
    部にそれぞれ収納した後、前記複数のケースの前記第1
    のケース半部と前記第2のケース半部とを組み合わせ、 その後前記連結部を切断し、前記複数対のリード端子構
    成部を前記直線状連結部から切り離すことを特徴とする
    湿度センサの製造方法。
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