JPH10318960A - 湿度センサおよびその製造方法 - Google Patents

湿度センサおよびその製造方法

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JPH10318960A
JPH10318960A JP12368597A JP12368597A JPH10318960A JP H10318960 A JPH10318960 A JP H10318960A JP 12368597 A JP12368597 A JP 12368597A JP 12368597 A JP12368597 A JP 12368597A JP H10318960 A JPH10318960 A JP H10318960A
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Kiyoshi Ikeuchi
揮好 池内
Shinji Tsukiji
信治 築地
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種電子機器に使用される湿度センサにおい
て、感湿抵抗層の傷や汚れなどのない電子機器への取り
付けができることを目的とする。 【解決手段】 絶縁基板21の上面に設けられた一対の
端子電極層22と、端子電極層22の一部と重なるよう
に設けられた一対の櫛形対向電極層23と、少なくとも
櫛形対向電極層23の上面と対向電極間部24を覆うよ
うに設けられた感湿抵抗層25と、絶縁基板21の上面
の端子電極層22および櫛形対向電極層23と反対側に
空白部26を有することにより、絶縁基板21の上面の
空白部26と裏面を挟み込むように保持して電子機器へ
取り付けることができるので、感湿抵抗層25への機械
的ストレスによる傷や、手作業であれば油脂付着などに
よる汚れなどの影響をなくすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿度センサおよび
その製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、特開昭58−99740
号に開示されたものが知られている。
【0003】以下、従来の湿度センサおよびその製造方
法について、図面を参照しながら説明する。
【0004】図15(a)は従来の湿度センサの上面
図、図15(b)は図15(a)のA−A線の断面図で
ある。
【0005】図において、1は絶縁基板である。2は絶
縁基板1の上面に設けられた一対の端子電極層である。
3は絶縁基板1の上面に端子電極層2の一部と重なるよ
うに設けられた一対の櫛形対向電極層である。4は絶縁
基板1の上面の櫛形対向電極層3が相対向する対向電極
間部である。5は櫛形対向電極層3の表面と対向電極間
部4を覆うように設けられた感湿抵抗層である。6は端
子電極層2の上面に導通するように設けたリード端子で
ある。7は端子電極層2とリード端子6のはんだ接続部
である。
【0006】以上のように構成された従来の湿度センサ
について、以下にその製造方法を図面を参照しながら説
明する。
【0007】図16は従来の湿度センサの製造法の要部
であるシート基板上面図、図17は従来の湿度センサの
製造法のリード端子接続図である。
【0008】まず、図16に示すように、シート基板8
の上面の分割溝9で囲まれた部分に、それぞれ一対の端
子電極層10を塗着形成する。
【0009】次に、端子電極層10の一部と重なるよう
にシート基板8の上面に櫛形対向電極層11を塗着形成
する。
【0010】次に、櫛形対向電極層11の表面と対向電
極間部12を覆うように感湿抵抗層13を塗着形成す
る。
【0011】次に、分割溝9に沿って図17に示す個片
基板14に分割する。最後に、端子電極層10とリード
端子15をはんだ接続し、従来の湿度センサを製造して
いた。
【0012】以上のように、構成、製造された従来の湿
度センサについて、以下にその動作と電子機器への取り
付け方法について説明する。
【0013】この種の湿度センサは、電気抵抗式の湿度
センサとして開発されたものであり、湿度変化に対応し
た抵抗値やインピーダンス値の変化を検出することで、
測定対象となる環境の湿度変化や対象物の表面状態の変
化を検知するものである。検出方法としては、湿度の変
化に影響しない抵抗器などと組み合わせて、電位変化と
して制御回路に取り込んでいる。
【0014】電子機器への取り付けは、リード端子6を
プリント基板の配線ランド穴に直接挿入する方法や、コ
ネクタ、ハーネスなどを介してプリント基板およびその
他の部位に取り付けるなど種々方法が用いられている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、リード端子6だけを保持して電子機器へ
取り付けるに際して、細長く軟質性のリード端子は掴み
にくい上に、確実に掴もうとするとリード端子自身が変
形するなどの問題があり、絶縁基板1の大部分の面積を
占める感湿抵抗層5を保持した状態で取り付けねばなら
ず、湿度変化を検知する感湿抵抗層5への機械的ストレ
スによる傷や、手作業であれば油脂付着などの汚れによ
る品質上の課題を有していた。
【0016】また、その対策として、保護ケース、保護
フィルタまたは保護皮膜付きの湿度センサが開発された
経過があるが、保護ケース、保護フィルタや保護膜の取
り付けにより製造コストの増加となる課題を有してい
た。
【0017】さらに、上記従来の製造方法では、シート
基板8に端子電極層10、対向電極層11または感湿抵
抗層13を塗着形成するに際して、シート基板8をステ
ージなどに保持しておく必要があるが、一般的な保持手
段である金属系ガイドでのチャッキングによるストレス
で、シート基板8の外周端面部に微少なクラックやカケ
が発生し、端面部近傍の対向電極層11または感湿抵抗
層13が破損する課題を有していた。
【0018】また、その対策として、図18に示すよう
に、シート基板8などの外周部に空白部を有するシート
基板16を使用する製造方法もあるが、外周空白部17
を外周分割溝18で分割し、取り除くための余分な工程
と、外周空白部17の材料コストや廃棄コストなど製造
コストの増加となる課題を有していた。
【0019】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、製造コストを増加させることなく、機械的ストレス
や油脂付着による感湿抵抗層の傷や汚れなどのない電子
機器への取り付けが可能で、端子電極層、対向電極層お
よび感湿抵抗層の破損が少ない湿度センサおよびその製
造方法を提供することを目的とするものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、絶縁基板の上面に対向するように設けられ
た一対の対向電極層と、前記絶縁基板の上面に前記対向
電極層と導通するように設けられた感湿抵抗層と、前記
対向電極層と導通するように設けられた一対のリード端
子とからなり、前記絶縁基板の上面の前記対向電極層と
反対側に空白部を有してなるものである。
【0021】また、上記目的を達成するために本発明
は、分割溝を有するシート基板の上面の分割溝で囲まれ
た複数の部分に一対の対向電極層を形成する工程と、前
記対向電極層間を導通するように感湿抵抗層を形成する
工程と、前記感湿抵抗層を形成してなる分割溝を有する
シート基板を個片基板に分割する工程と、前記個片基板
の対向電極層とリード端子を導通する工程とを有する製
造方法からなり、前記感湿抵抗層を形成してなる分割溝
を有するシート基板の上面の側部に前記対向電極層およ
び前記感湿抵抗層の存在しない空白部を配置して形成す
る製造方法とからなるものである。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、絶縁基板の上面に対向するように設けられた一対の
対向電極層と、前記絶縁基板の上面に前記対向電極層と
導通するように設けられた感湿抵抗層と、前記対向電極
層と導通するように設けられた一対のリード端子とから
なる湿度センサにおいて、前記絶縁基板の上面の前記対
向電極層と反対側に空白部を有してなるものである。
【0023】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
記載の空白部は、感湿抵抗層のパターン面積以上有して
なるものである。
【0024】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
記載の空白部は、感湿抵抗層から隔離して少なくとも一
つの位置基準部を有してなるものである。
【0025】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
または3記載の絶縁基板と対向電極層との間に端子電極
層を備え、リード端子が、前記端子電極層と導通してな
るものである。
【0026】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
記載の対向電極層は、櫛形を有してなるものである。
【0027】また、請求項6に記載の発明は、請求項3
記載の位置基準部は、対向電極層または感湿抵抗層の少
なくともいずれかと同一材料からなるものである。
【0028】また、請求項7に記載の発明は、請求項3
記載の位置基準部は、対向電極層または感湿抵抗層のい
ずれかと同一材料からなる第一の位置基準部と、前記第
一の位置基準部と相違する対向電極層または感湿抵抗層
のいずれかと同一材料からなる第二の位置基準部よりな
るものである。
【0029】また、請求項8記載の発明は、請求項4記
載の位置基準部は、端子電極層、対向電極層または感湿
抵抗層の少なくともいずれかと同一材料からなるもので
ある。
【0030】また、請求項9記載の発明は、請求項4記
載の位置基準部は、端子電極層、対向電極層または感湿
抵抗層のいずれかと同一材料からなる第一の位置基準部
と、前記第一の位置基準部と相違する端子電極層、対向
電極層または感湿抵抗層のいずれかと同一材料からなる
第二の位置基準部と、前記第一の位置基準部および前記
第二の位置基準部と相違する端子電極層、対向電極層ま
たは感湿抵抗層のいずれかと同一材料からなる第三の位
置基準部よりなるものである。
【0031】また、請求項10記載の発明は、請求項1
記載の対向電極層は、金、白金、パラジウム、銀のいず
れか、または、それらを含む合金からなるものである。
【0032】また、請求項11記載の発明は、請求項1
記載の対向電極層は、カーボンブラックを導電粒子とし
て含む樹脂材料からなるものである。
【0033】また、請求項12記載の発明は、請求項1
記載の対向電極層は、酸化ルテニウム系導電粒子、ルテ
ニウム酸鉛系導電粒子、ルテニウム酸ビスマス系導電粒
子のいずれかまたは、それらの混合物を含む無機ガラス
材料からなるものである。
【0034】また、請求項13記載の発明は、請求項1
記載の感湿抵抗層は、2−ヒドロキシエチルメタクリレ
ートとグリシジルメタクリレートからなる共重合体を主
成分とし、硬化剤ジアミノジフェニルメタンにより架橋
構造体とした吸湿性樹脂に導電粒子としてカーボンブラ
ックを含有してなるものである。
【0035】また、請求項14記載の発明は、分割溝を
有するシート基板の上面の分割溝で囲まれた複数の部分
に一対の対向電極層を形成する工程と、前記対向電極層
間を導通するように感湿抵抗層を形成する工程と、前記
感湿抵抗層を形成してなる分割溝を有するシート基板を
個片基板に分割する工程と、前記個片基板の対向電極層
とリード端子を導通する工程とからなり、前記感湿抵抗
層を形成してなる分割溝を有するシート基板の上面の側
部に前記対向電極層および前記感湿抵抗層の存在しない
空白部を配置して形成してなる工程であるものである。
【0036】また、請求項15に記載の発明は、請求項
14記載のシート基板の最外部の個片基板は、空白部
が、前記シート基板の外側になるように配置して形成し
てなる工程であるものである。
【0037】また、請求項16に記載の発明は、請求項
14記載の個片基板の空白部は、感湿抵抗層のパターン
面積以上有して形成してなる工程であるものである。
【0038】また、請求項17に記載の発明は、請求項
14記載の対向電極層を形成する工程の前に、端子電極
層を形成する工程を有するとともに、リード端子は、前
記端子電極層と導通するように形成してなる工程である
ものである。
【0039】また、請求項18に記載の発明は、請求項
14記載の対向電極層は、櫛形に形成してなる工程であ
るものである。
【0040】また、請求項19に記載の発明は、請求項
14または17記載の位置基準部は、端子電極層、対向
電極層または感湿抵抗層の少なくともいずれかと同時に
形成してなる工程であるものである。
【0041】また、請求項20に記載の発明は、請求項
19記載の位置基準部は、対向電極層と同時に対向電極
位置基準部を形成する工程と、感湿抵抗層と同時に前記
対向電極位置基準部の上面に感湿抵抗位置基準部を形成
する工程とからなるものである。
【0042】また、請求項21に記載の発明は、請求項
19記載の位置基準部は、端子電極層と同時に端子電極
位置基準部を形成する工程と、対向電極層と同時に端子
電極位置基準部の上面に対向電極位置基準部を形成する
工程と、感湿抵抗層と同時に前記対向電極位置基準部の
上面に感湿抵抗位置基準部を形成する工程とからなるも
のである。
【0043】これらの構成および製造方法により、絶縁
基板の上面の空白部と裏面を挟み込むように保持して電
子機器へ取り付けることができるので、感湿抵抗層への
機械的ストレスや汚染などの影響をなくすことができ
る。
【0044】さらに、シート基板の上面の側部に空白部
を配置して、対向電極層および感湿抵抗層を形成するこ
とにより、シート基板を保持する際のチャッキング部
は、空白部となるシート基板の上面の側部と接するシー
ト基板端面部とすることで、微少なクラックやカケによ
る対向電極層や感湿抵抗層の破損を少なくすることがで
きるという作用を有するものである。
【0045】(実施の形態1)以下、本発明の実施の形
態1における湿度センサおよびその製造方法について、
図面を参照しながら説明する。
【0046】図1(a)は本発明の実施の形態1におけ
る湿度センサの上面図、図1(b)は図1(a)のB−
B線の断面図である。
【0047】図において、21はアルミナなどからなる
約縦17mm×横10mmの矩形状の絶縁基板である。
22は絶縁基板21の上面に設けられた銀を主成分と
し、パラジウム、白金および硼珪酸鉛ガラスなどを含む
混合材料からなる一対の端子電極層である。23は絶縁
基板21の上面に端子電極層22の一部と重なるように
設けられたカーボンブラックなどの導電粒子と、フェノ
ール樹脂やエポキシ樹脂などとの混合材料からなる一対
の櫛形対向電極層である。24は絶縁基板21の上面の
櫛形対向電極層23が相対向する対向電極間部である。
25は少なくとも櫛形対向電極層23の上面と対向電極
間部24を覆うように設けられたカーボンブラックなど
の導電粒子と、2−ヒドロキシエチルメタクリレートと
グリシジルメタクリレートからなる共重合体を主成分と
し、硬化剤ジアミノジフェニルメタンにより架橋構造体
とした吸湿性樹脂との混合材料からなる約縦5mm×横
8.5mmの感湿抵抗層である。26は絶縁基板21の
上面の端子電極層22および櫛形対向電極層23と反対
側に設けられた約縦7mm×横10mmの空白部であ
る。27は端子電極層22の上面に導通するように設け
られた銅や銅合金や銅を下地めっきした鉄または鉄系合
金などに錫を主成分とするはんだめっきを施した一対の
リード端子であり、それぞれの間隔は約5mmである。
28は端子電極層22とリード端子27を接続する錫、
鉛および銀などからなるはんだ接続部である。
【0048】以上のように構成された湿度センサについ
て、以下にその製造方法を図面を参照しながら説明す
る。
【0049】図2、図3、図4、図5、図6、図7は本
発明の実施の形態1における湿度センサの製造方法を示
す工程図である。
【0050】まず図2に示すように、縦横の分割溝29
を有するアルミナなどからなるシート基板30の上面の
分割溝29で囲まれた部分に、それぞれ一対の銀を主成
分とし、パラジウムおよび硼珪酸鉛ガラスなどを含む無
機混合物と、エチルセルロースおよびテレピネオールな
どの有機ビヒクルとからなる混合ペースト材料をスクリ
ーン印刷し、約150℃で数分間乾燥して、ベルト式連
続焼成炉によって、ピーク温度域が約850℃で5分前
後の時間となるような温度プロファイルを用いて焼成
し、端子電極層31を形成する。
【0051】次に、図3に示すように、端子電極層31
の一部と重なるようにシート基板30の上面にカーボン
ブラックなどの導電粒子と、フェノール樹脂やエポキシ
樹脂などとの混合物にベンジルアルコールなどの有機溶
剤を加えた混合ペースト材料を分割溝29で囲まれた最
外部の個片基板の空白部32が、シート基板30の外側
になるように配置して、スクリーン印刷し、約100℃
で数分間予備乾燥して、熱風循環式乾燥機によって、1
90℃前後で約1時間の硬化乾燥を行い、櫛形対向電極
層33を形成する。
【0052】次に、図4に示すように、櫛形対向電極層
33の表面とシート基板30の上面の櫛形対向電極層3
3の対向電極間部を覆うようにカーボンブラックなどの
導電粒子と、2−ヒドロキシエチルメタクリレートとグ
リシジルメタクリレートからなる共重合体を主成分と
し、硬化剤ジアミノジフェニルメタンにより架橋構造体
とした吸湿性樹脂との混合材料にベンジルアルコールな
どの有機溶剤を加えた混合ペースト材料を分割溝29で
囲まれた最外部の個片基板の空白部32が、シート基板
30の外側になるように配置して、スクリーン印刷し、
80℃から150℃で1時間から2時間の硬化乾燥を行
い、感湿抵抗層34を形成する。
【0053】次に、図5に示すように、図4の分割溝2
9の横方向の分割溝でシート基板30を短冊基板35に
空白部32または端子電極層31と端子電極層間部36
を作用点としてモーメント力により一次分割する。
【0054】次に、図6に示すように、図5の短冊基板
35を図5の個片分割溝37で個片基板38に二次分割
する。
【0055】最後に、図7に示すように、個片基板38
の端子電極層31の上面に銅や銅合金や銅を下地めっき
した鉄または鉄系合金などに錫を主成分とするはんだめ
っきを施したリード端子39を錫、鉛および銀などから
なるはんだで接続して、湿度センサを製造するものであ
る。
【0056】以上のように構成、製造された湿度センサ
について、以下にその特性を説明する。
【0057】図1に示すように、約17mm×10mm
の絶縁基板21の上面のはんだ接続部28と反対側に約
7mm×10mmの空白部26を設けたことにより、こ
の空白部26と、絶縁基板21の空白部26の裏面部と
をはさみ込むように保持して電子機器のプリント基板な
どの取り付け部に容易に実装することができる。
【0058】特に、空白部26の面積は約70mm2
感湿抵抗層25の面積約42.5mm2より大きくして
あるため、一般的にカーボンブラックなどを含む黒色系
の感湿抵抗層25と、一般的にアルミナなどの白色系の
絶縁基板21とのコントラストから空白部26の認識性
が向上し、手作業で取り付ける場合においても誤って感
湿抵抗層に触れることがないので、取り扱いが簡単で能
率良く作業を行うことができる。
【0059】さらに、図3、図4に示すように、シート
基板30の最外部の分割溝29で囲まれた個片基板の空
白部32が、シート基板30の外側になるように配置し
たので、シート基板30のそれぞれの空白部32が近接
する短辺側の端面部は任意の箇所をチャッキングでき、
他方の長辺側の端面部は空白部32と接する端面部を選
択してチャッキングすることで、端子電極層31、櫛形
対向電極層33および感湿抵抗層34の破損を少なくす
ることができる。
【0060】また、図5、図6に示すように、シート基
板30を分割する際にも、空白部32を分割の作用点と
して使えば櫛形対向電極層33や感湿抵抗層34に機械
的なストレスを与えることがない。
【0061】なお、実施の形態1では、図2、図3、図
4に示すようにシート基板30の中心にある横方向の分
割溝29で線対称となるように端子電極層31、櫛形対
向電極層33および感湿抵抗層34を形成したが、この
配置に限るものでなく、シート基板30の最外部の双方
に空白部32が形成される配置であれば同様の効果が得
られるものであり、シート基板30の最外部の一方に空
白部32が形成される配置であっても、湿度センサとし
てもっとも重要な構成要素である感湿抵抗層34の破損
を少なくすることができる。
【0062】(実施の形態2)以下、本発明の実施の形
態2における湿度センサおよびその製造方法について、
図面を参照しながら説明する。
【0063】図8は、本発明の実施の形態2における湿
度センサの上面図である。図において、41はアルミナ
などからなる約縦17mm×横10mmの矩形状の絶縁
基板である。42は絶縁基板41の上面に設けられた銀
を主成分とし、パラジウム、白金および硼珪酸鉛ガラス
などを含む混合材料からなる一対の端子電極層である。
43は絶縁基板41の上面の端子電極層42と反対側の
側部に設けられた端子電極層42と同材質の銀を主成分
とし、パラジウム、白金および硼珪酸鉛ガラスなどを含
む混合材料からなる約0.5mm角の端子電極位置基準
部である。44は絶縁基板41の上面に端子電極層42
の一部と重なるように設けられたカーボンブラックなど
の導電粒子と、フェノール樹脂やエポキシ樹脂などとの
混合材料からなる一対の櫛形対向電極層である。45は
絶縁基板41の上面の櫛形対向電極層44が相対向する
対向電極間部である。46は少なくとも櫛形対向電極層
44の上面と対向電極間部45を覆うように設けられた
カーボンブラックなどの導電粒子と、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレートとグリシジルメタクリレートからな
る共重合体を主成分とし、硬化剤ジアミノジフェニルメ
タンにより架橋構造体とした吸湿性樹脂との混合材料か
らなる約縦5mm×横8.5mmの感湿抵抗層である。
47は絶縁基板41の上面の端子電極層42および櫛形
対向電極層44と反対側に設けられた約縦7mm×横1
0mmの空白部である。48は端子電極層42の上面に
導通するように設けられた銅や銅合金や銅を下地めっき
した鉄または鉄系合金などに錫を主成分とするはんだめ
っきを施した一対のリード端子であり、それぞれの間隔
は約5mmである。49は端子電極層42とリード端子
48を接続する錫、鉛および銀などからなるはんだ接続
部である。
【0064】以上のように構成された温度センサについ
て、以下にその製造方法を図面を参照しながら説明す
る。
【0065】図9、図10、図11、図12、図13、
図14は本発明の実施の形態2における湿度センサの製
造方法を示す工程図である。
【0066】まず図9に示すように、縦横の分割溝50
を有するアルミナなどからなるシート基板51の上面の
分割溝50で囲まれた部分に、それぞれ一対の銀を主成
分とし、パラジウムおよび硼珪酸鉛ガラスなどを含む無
機混合物と、エチルセルロースおよびテレピネオールな
どとの有機ビヒクルからなる混合ペースト材料をスクリ
ーン印刷し、約150℃で数分間乾燥して、ベルト式連
続焼成炉によって、ピーク温度域が約850℃で5分前
後の時間となるような温度プロファイルを用いて焼成
し、端子電極層52および端子電極位置基準部53を同
時に形成する。
【0067】次に、図10に示すように、端子電極層5
2の一部と重なるようにシート基板51の上面にカーボ
ンブラックなどの導電粒子と、フェノール樹脂やエポキ
シ樹脂などとの混合物にベンジルアルコールなどの有機
溶剤を加えた混合ペースト材料を分割溝50で囲まれた
最外部の個片基板の空白部54が、シート基板51の外
側になるように配置して、スクリーン印刷し、約100
℃で数分間予備乾燥して、熱風循環式乾燥機によって、
190℃前後で約1時間の硬化乾燥を行い、櫛形対向電
極層55を形成する。
【0068】次に、図11に示すように、櫛形対向電極
層55の表面とシート基板51の上面の櫛形対向電極層
55の対向電極間部を覆うようにカーボンブラックなど
の導電粒子と、2−ヒドロキシエチルメタクリレートと
グリシジルメタクリレートからなる共重合体を主成分と
し、硬化剤ジアミノジフェニルメタンにより架橋構造体
とした吸湿性樹脂との混合材料にベンジルアルコールな
どの有機溶剤を加えた混合ペースト材料を分割溝50で
囲まれた最外部の個片基板の空白部54が、シート基板
51の外側になるように配置して、スクリーン印刷し、
80℃から150℃で1時間から2時間の硬化乾燥を行
い、感湿抵抗層56を形成する。
【0069】次に、図12に示すように、図11の分割
溝50の横方向の分割溝でシート基板51を短冊基板5
7に空白部54または端子電極層52と端子電極層間5
8を作用点としてモーメント力により一次分割する。
【0070】次に、図13に示すように、図12の短冊
基板57を図12の個片分割溝59で個片基板60に二
次分割する。
【0071】最後に、図14に示すように、個片基板6
0の端子電極層52の上面に銅や銅合金や銅を下地めっ
きした鉄または鉄系合金などに錫を主成分とするはんだ
めっきを施したリード端子61を錫、鉛および銀などか
らなるはんだで接続して、湿度センサを製造するもので
ある。
【0072】以上のように構成、製造された湿度センサ
について、以下にその特性を説明する。
【0073】図9に示すように、端子電極層52をシー
ト基板51にスクリーン印刷する際に、端子電極位置基
準部53とシート基板51の外周端面との間隔を目標に
して形成位置をあわせることができるので、認識性の低
い分割溝50と端子電極層52との間隔を目標にするよ
りも容易に位置を決定することができる。
【0074】さらに、それぞれの工程で形成位置の確認
を行う際に、端子電極位置基準部53が、シート基板5
1からはみ出すほどに形成位置が外れた場合、容易に目
視の外観検査により確認することができる。
【0075】なお、本発明の実施の形態2では、端子電
極位置基準部53を分割溝50で囲まれた全ての個片基
板に、それぞれ、二個一対として形成したが、特定の個
片基板に一個ずつ形成しても同様の効果が得られるもの
である。
【0076】なお、本発明の実施の形態2では、端子電
極位置基準部53を位置基準部としたが、櫛形対向電極
層55や感湿抵抗層56と同時にスクリーン印刷して、
形成した対向電極位置基準部や感湿抵抗位置基準部であ
ってもよい。
【0077】特に、端子電極位置基準部と対向電極位置
基準部と感湿抵抗位置基準部を順次重ねて形成する構成
および製造方法であれば、それぞれの形成位置の位置認
識用の形成パターンとして利用することもできるという
効果がある。
【0078】なお、以上の実施の形態1および実施の形
態2では、湿度センサを端子電極層と櫛形対向電極層と
感湿抵抗層の構成で説明したが、端子電極層を兼ねた櫛
形対向電極層と感湿抵抗層の構成であっても同様であ
る。
【0079】なお、以上の実施の形態1および実施の形
態2では、感湿抵抗層と導通する対向電極層は櫛形形状
の構成で説明したが、この櫛形形状に限るものでなく、
一対の任意形状の対向電極層の構成であっても同様の効
果が得られるものである。
【0080】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、絶縁基板
の上面の対向電極層と反対側に空白部を設けることによ
り、空白部を保持して機械的ストレスや油脂付着による
感湿抵抗層の傷や汚れなどのない電子機器への取り付け
を容易に行うことができ、シート基板の上面の側部に空
白部を配置して形成することにより、シート基板のチャ
ッキング時に、クラックやカケで対向電極層や感湿抵抗
層が破損することを少なくした湿度センサおよびその製
造方法を提供できるものである。
【0081】また、スクリーン印刷直後のシート基板
は、一般的な移し替え手段である吸着パットなどでシー
ト基板の上面を真空吸着する方法が、シート基板のほぼ
全面に印刷形成された場合、ペースト材料が乾燥や焼成
処理を行うまでできないが、本発明によれば、空白部を
真空吸着部として外周空白部を有するシート基板と同様
に吸着式搬送法が利用できるとともに、保護膜を使用し
た湿度センサよりも応答性の良い、非常に合理的で品
質、信頼性および性能の優れた湿度センサおよびその製
造方法を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1における湿度セン
サの上面図 (b)同図1(a)のB−B線断面図
【図2】同製造法を示す工程図
【図3】同工程図
【図4】同工程図
【図5】同工程図
【図6】同工程図
【図7】同工程図
【図8】本発明の実施の形態2における湿度センサの上
面図
【図9】同製造法を示す工程図
【図10】同工程図
【図11】同工程図
【図12】同工程図
【図13】同工程図
【図14】同工程図
【図15】(a)従来の湿度センサの上面図 (b)同図15(a)のA−A線断面図
【図16】同製造法の要部であるシート基板の上面図
【図17】同製造法のリード端子接続図
【図18】同シート基板上面図
【符号の説明】 21 絶縁基板 23 櫛形対向電極層 25 感湿抵抗層 26 空白部 27 リード端子

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板の上面に対向するように設けら
    れた一対の対向電極層と、前記絶縁基板の上面に前記対
    向電極層と導通するように設けられた感湿抵抗層と、前
    記対向電極層と導通するように設けられた一対のリード
    端子とからなる湿度センサにおいて、前記絶縁基板の上
    面の前記対向電極層と反対側に空白部を有する湿度セン
    サ。
  2. 【請求項2】 空白部は、感湿抵抗層のパターン面積以
    上である請求項1記載の湿度センサ。
  3. 【請求項3】 空白部は、感湿抵抗層から隔離して少な
    くとも一つの位置基準部を有する請求項1記載の湿度セ
    ンサ。
  4. 【請求項4】 絶縁基板と対向電極層との間に端子電極
    層を備え、リード端子が、前記端子電極層と導通する請
    求項1または3記載の湿度センサ。
  5. 【請求項5】 対向電極層は、櫛形である請求項1記載
    の湿度センサ。
  6. 【請求項6】 位置基準部は、対向電極層または感湿抵
    抗層の少なくともいずれかと同一材料である請求項3記
    載の湿度センサ。
  7. 【請求項7】 位置基準部は、対向電極層または感湿抵
    抗層のいずれかと同一材料からなる第一の位置基準部
    と、前記第一の位置基準部と相違する対向電極層または
    感湿抵抗層のいずれかと同一材料からなる第二の位置基
    準部である請求項3記載の湿度センサ。
  8. 【請求項8】 位置基準部は、端子電極層、対向電極層
    または感湿抵抗層の少なくともいずれかと同一材料であ
    る請求項4記載の湿度センサ。
  9. 【請求項9】 位置基準部は、端子電極層、対向電極層
    または感湿抵抗層のいずれかと同一材料からなる第一の
    位置基準部と、前記第一の位置基準部と相違する端子電
    極層、対向電極層または感湿抵抗層のいずれかと同一材
    料からなる第二の位置基準部と、前記第一の位置基準部
    および前記第二の位置基準部と相違する端子電極層、対
    向電極層または感湿抵抗層のいずれかと同一材料からな
    る第三の位置基準部である請求項4記載の湿度センサ。
  10. 【請求項10】 対向電極層は、金、白金、パラジウ
    ム、銀のいずれか、または、それらを含む合金からなる
    請求項1記載の湿度センサ。
  11. 【請求項11】 対向電極層は、カーボンブラックを導
    電粒子として含む樹脂材料からなる請求項1記載の湿度
    センサ。
  12. 【請求項12】 対向電極層は、酸化ルテニウム系導電
    粒子、ルテニウム酸鉛系導電粒子、ルテニウム酸ビスマ
    ス系導電粒子のいずれか、または、それらの混合物を含
    む無機ガラス材料からなる請求項1記載の湿度センサ。
  13. 【請求項13】 感湿抵抗層は、2−ヒドロキシエチル
    メタクリレートとグリシジルメタクリレートからなる共
    重合体を主成分とし、硬化剤ジアミノジフェニルメタン
    により架橋構造体とした吸湿性樹脂に導電粒子としてカ
    ーボンブラックを含有してなる請求項1記載の湿度セン
    サ。
  14. 【請求項14】 分割溝を有するシート基板の上面の分
    割溝で囲まれた複数の部分に一対の対向電極層を形成す
    る工程と、前記対向電極層間を導通するように感湿抵抗
    層を形成する工程と、前記感湿抵抗層を形成してなる分
    割溝を有するシート基板を個片基板に分割する工程と、
    前記個片基板の対向電極層とリード端子を導通する工程
    とからなる湿度センサの製造方法において、前記感湿抵
    抗層を形成してなる分割溝を有するシート基板の上面の
    側部に前記対向電極層および前記感湿抵抗層の存在しな
    い空白部を配置して形成してなる湿度センサの製造方
    法。
  15. 【請求項15】 シート基板の最外部の個片基板は、空
    白部が、前記シート基板の外側になるように配置して形
    成してなる請求項14記載の湿度センサの製造方法。
  16. 【請求項16】 個片基板の空白部は、感湿抵抗層のパ
    ターン面積以上有してなる請求項14記載の湿度センサ
    の製造方法。
  17. 【請求項17】 対向電極層を形成する工程の前に、端
    子電極層を形成する工程を有するとともに、リード端子
    は、前記端子電極層と導通するように形成してなる請求
    項14記載の湿度センサの製造方法。
  18. 【請求項18】 対向電極層は、櫛形に形成してなる請
    求項14記載の湿度センサの製造方法。
  19. 【請求項19】 位置基準部は、端子電極層、対向電極
    層または感湿抵抗層の少なくともいずれかと同時に形成
    してなる請求項14または17記載の湿度センサの製造
    方法。
  20. 【請求項20】 位置基準部は、対向電極層と同時に対
    向電極位置基準部を形成する工程と、感湿抵抗層と同時
    に前記対向電極位置基準部の上面に感湿抵抗位置基準部
    を形成する工程とからなる請求項19記載の湿度センサ
    の製造方法。
  21. 【請求項21】 位置基準部は、端子電極層と同時に端
    子電極位置基準部を形成する工程と、対向電極層と同時
    に端子電極位置基準部の上面に対向電極位置基準部を形
    成する工程と、感湿抵抗層と同時に前記対向電極位置基
    準部の上面に感湿抵抗位置基準部を形成する工程とから
    なる請求項19記載の湿度センサの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002181754A (ja) * 2000-12-12 2002-06-26 Hokuriku Electric Ind Co Ltd 湿度センサ及びその製造方法
JP2020176918A (ja) * 2019-04-18 2020-10-29 日本特殊陶業株式会社 センサ素子の製造方法、センサ素子及びガスセンサ
KR20210075338A (ko) * 2019-12-13 2021-06-23 한국전자기술연구원 정전용량형 습도센서 및 그의 제조방법

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