JPH0616359Y2 - 水晶振動子の保持構造 - Google Patents

水晶振動子の保持構造

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JPH0616359Y2
JPH0616359Y2 JP1987186992U JP18699287U JPH0616359Y2 JP H0616359 Y2 JPH0616359 Y2 JP H0616359Y2 JP 1987186992 U JP1987186992 U JP 1987186992U JP 18699287 U JP18699287 U JP 18699287U JP H0616359 Y2 JPH0616359 Y2 JP H0616359Y2
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JP
Japan
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holding hole
crystal plate
holding
circuit board
held
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JP1987186992U
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JPH0191297U (ja
Inventor
昌弘 中村
光之 杉田
Original Assignee
株式会社精工舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は水晶振動子の保持構造に関するものである。
(従来の技術) 従来における振動子の保持構造は、回路基板上に水晶振
動子を保持する2本の保持ばねを立設し、この保持ばね
の先端で、円形あるいは長方形の水晶振動子を回路基板
に対して垂直あるいは水平に保持している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来技術においては、保持ばねを必要とするため部
品点数が増加するとともに、保持ばねを回路基板に立設
する工程が必要であり、保持ばねの先端への水晶振動子
の取付けは手作業によらなければならず、取付作業が複
雑で自動化が難しくコスト高となるなどの問題がある。
本考案の目的は、水晶振動子を回路基板に保持すること
を容易にし、この振動子の振動を阻害されることがな
く、さらに組立の自動化を可能とし、コストの低減を達
成することのできる水晶振動子の保持構造を提供するこ
とにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の特徴は、細長状の保持孔とこの保持孔の両端部
に延伸する接続電極とを有する回路基板と、保持孔に立
設状態に挿入保持される矩形水晶板とからなり、保持孔
の両端部は先細状をなしているとともに、底部に水晶板
の角隅部を受ける受け部が設けてあり、この水晶板は保
持孔の受け部と両端部でそれぞれ線接触的に保持され、
さらに接続電極と電気的かつ機械的に接続されていると
ころにある。
(作用) 本考案は、矩形水晶板を回路基板の細長状の保持孔に線
接触状態で挿入保持し、この水晶板の角隅部を受け部に
て線接触状態で受けて立設状態とする。水晶板は保持孔
の両端部で、回路基板の接続電極と電気的かつ機械的に
接続されて保持される。
(実施例) 以下本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図に示すように、ベース1上に回路基板2が固定し
てあり、この回路基板には矩形水晶板3を立設状態に挿
入保持するための保持孔4が形成してある。
保持孔4は第2図示のように、矩形水晶板3の厚みより
やや大きい程度の狭い幅の細長状であり、その両端部4
a,4aはV字形に尖った先細状をなしている。この先
細状の両端部の底部には第3図示のように内側が低い傾
斜面に形成された受け部4b,4bが設けてある。受け
部4bと4bとの内端間隔は挿入される矩形水晶板3の
幅よりも小さいように設定してある。このために矩形水
晶板3を保持孔4に立設状態で挿入したときに、その下
端面の角隅部3aが、保持孔4の受け部4bの傾斜面に
よって線接触した状態で水平に支持され、両側端面の垂
直な4つの角部が先細状の両端部4a,4aの壁面に線
接触して、転倒しない状態に保持される。
第1,2図示のように矩形水晶板3の両面には電極膜5
a,5bを形成してあり、保持孔4の両端部4a,4a
の周囲の回路基板2上には接続電極2a,2bがプリン
トしてある。第3図示のように、矩形水晶板3は保持孔
4に立設状態で挿入保持された後で、保持孔4の両端部
4a,4aで導電性接着剤6によって固着される。これ
により矩形水晶板3は回路基板2に立設固定されると共
に電極膜5a,5bと接続電極2a,2bとが電気的か
つ機械的に接続される。接続電極2aおよび2bは回路
基板2上に取付けてある集積回路7に接続される。四隅
には引出し用の端子ピン8が貫通している。
なお保持孔の両端部は、V字形に限定されるものではな
く、U字形や放物線形状その他の先細の形状であればよ
い。
(考案の効果) 以上の通り、本考案は回路基板に形成してある保持孔に
矩形水晶板を立設状態に挿入保持されるので、従来必要
とされた水晶保持ばねが不要となり、これにより部品点
数が減少し、保持ばねの取付作業を省略できるので組立
が容易となる。特に、保持孔の受け部を傾斜面にかつ、
保持孔の両端部を先細状に形成したので、この保持孔に
立設状態に挿入される矩形水晶板とこの保持孔の内面と
は線接触状態で保持され、矩形水晶板の振動が阻害され
ることが極力少ない。
また、煩雑な取付の手作業がいらないので、組立の自動
化が可能となるとともに矩形水晶板を用いるので水晶板
の無駄が排除でき、コストの低減が達成できるなど顕著
な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図はその要部の平面図、第3図は
第2図III−III線断面図である。 2……回路基板、 2a,2b……接続電極、 3……矩形水晶板、 3a……角隅部、 4……保持孔、 4a……両端部、 4b……受け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】回路基板と、矩形水晶板とからなり、 上記回路基板は、細長状の保持孔とこの保持孔の両端部
    に延伸する接続電極とを有するものであり、 上記矩形水晶板は、上記保持孔に立設状態に挿入保持さ
    れるものであり、 上記保持孔は、その両端部が先細状をなしていると共に
    底部に上記水晶板の角隅部を受ける受け部が設けてあ
    り、 上記受け部は傾斜面に形成され、上記矩形水晶板をこの
    傾斜面で線接触状態で支持しており、 上記水晶板は、上記保持孔の両端部で線接触状態で保持
    され、さらに上記接続電極と電気的かつ機械的に接続さ
    れている ことを特徴とする水晶振動子の保持構造。
JP1987186992U 1987-12-08 1987-12-08 水晶振動子の保持構造 Expired - Lifetime JPH0616359Y2 (ja)

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JPH0191297U JPH0191297U (ja) 1989-06-15
JPH0616359Y2 true JPH0616359Y2 (ja) 1994-04-27

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564119U (ja) * 1979-11-01 1980-05-01
JPS6051489U (ja) * 1983-09-17 1985-04-11 リズム時計工業株式会社 時計用回路基板

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JPH0191297U (ja) 1989-06-15

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