JPH0737243Y2 - プリント基板用ラグ端子の取付構造 - Google Patents

プリント基板用ラグ端子の取付構造

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JPH0737243Y2
JPH0737243Y2 JP1993004019U JP401993U JPH0737243Y2 JP H0737243 Y2 JPH0737243 Y2 JP H0737243Y2 JP 1993004019 U JP1993004019 U JP 1993004019U JP 401993 U JP401993 U JP 401993U JP H0737243 Y2 JPH0737243 Y2 JP H0737243Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printed circuit
circuit board
hole
terminals
lug terminal
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1993004019U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0636228U (ja
Inventor
喜一 菊地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Chemi Con Corp filed Critical Nippon Chemi Con Corp
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、プリント基板用ラグ
端子の取付構造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プリント基板用のラグ端子は、ネジ止め
によりプリント基板のネジ止めのための貫通孔が破損し
ないように貫通孔部を補強するために使用される。また
ラグ端子の端子部は、プリント基板のアース回路に半田
付けされてシャーシに電気的に接続されるようになって
いる。
【0003】従来のラグ端子10は、例えば図3に示す
ように、金属の板状部材からなる本体部11の平面部に
設けられたネジ止め用の円形の透孔12の中心線の延長
上の両端部にプリント基板へ半田付けする一組の端子1
3、14が立設されていた。
【0004】そしこの一組の端子13、14を図4に示
すように、プリント基板15に設けたスルーホールに挿
通してプリント基板の上の導電パターンに半田付けされ
る等の手段によって固定がなされる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ラグ端子10は通常プ
リント基板15の直角の切り込まれた端部等にこれらの
部分を補強するようにして取り付けられ、透孔12にビ
ス等を挿通して機器のシャーシや取付けのためのカーラ
ーに固定される。
【0006】ところで従来のラグ端子10は、立設され
た端子13、14と透孔12との位置関係から、透孔1
2とプリント基板15の端部との距離を一定距離以下に
することができず、プリント基板15の端部に目一杯近
づけて取り付けられない。この結果プリント基板15の
角部の一定の面積を占有してしまっていた。
【0007】このため高密度の部品配置と、小型化が要
求されるプリント基板の設計上の障害となっており、改
善が望まれていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこでこの考案では、板
状の本体部中央に設けられたネジ止め用のための円形の
透孔と、この透孔に対し、略線対称の位置でかつ透孔の
中心を通る直線上から偏在した位置の本体部端に一組の
端子を設けたプリント基板用ラグ端子を、そのラグ端子
の一組の端子と合致する二つのスルーホールと透孔に合
致する貫通孔を有し、角部に直角な切込みが形成されて
いるプリント基板に取り付けるプリント基板用ラグ端子
の取付構造であって、貫通孔を二つのスルーホールを結
ぶ線よりもプリント基板の内部側に設置したことを特徴
とする。
【0009】
【作用】本考案のプリント基板用ラグ端子の取付け構造
によれば、ラグ端子を角部に直角の切込みが形成された
プリント基板に配置する場合に、ラグ端子の両端に設け
られた端子の位置がラグ端子の中央部の透孔の中心線の
延長から偏在した位置に配置されているとともに、ラグ
端子の透孔を両端の端子を結ぶ線よりもプリント基板の
内側を向くように取り付けたことにより、直角な切込み
が形成されたプリント基板の角部にスルーホールと透孔
がより近づくように配置されるようになる。従って、プ
リント基板上でのラグ端子の占有する面積が小さくな
る。
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に従って説明す
る。図1は本考案で用いるプリント基板用ラグ端子を示
す斜視図、図2は本考案のプリント基板用ラグ端子の取
付構造を示す平面図である。
【0011】図において、ラグ端子1は、板状の金属か
らなるほぼ直角二等辺三角形の形状をなした本体部2の
ほぼ三角形の形状の頂点に相当する部分は円弧状に形成
され、ほぼ直角二等辺三角形の形状の斜辺に相当する部
分の中央はかなり角度の大きい鈍角に形成されほぼ直線
に近い形状となっている。
【0012】そしてこの本体部2のほぼ直角二等辺三角
形の形状の斜辺に相当する部分の両端に端子3、4が設
けられ、この端子3、4は本体部2との接続点の根元の
部分からほぼ直角に折り曲げられている。そして本体部
2の中央にはネジ等が挿入される透孔が設けられてい
る。透孔5はその中心が直角な2辺からほぼ同一、かつ
両端子3、4を結ぶ直線上から偏在した位置に設けられ
ている。
【0013】次にこのプリント基板用ラグ端子のプリン
ト基板への取付け構造について説明する。図2はプリン
ト基板の直角な切込みの入った角部にラグ端子1を取り
付けた取付構造を示したもので、ラグ端子1を本体部2
のほぼ二等辺三角形の頂点部分を基板の内側へ向けて設
置する。こうした場合、ラグ端子1の端子3、4は、プ
リント基板15に設けた位置決めのスルーホール16に
挿入して、プリント基板15の切込み部近傍に設けたネ
ジ等が挿入される貫通孔にラグ端子1の透孔5の位置が
合致するように位置決めされる。そしてラグ端子1はこ
の状態でその端子3、4をプリント基板15の裏面で折
り曲げてプリント基板15の裏面のアース回路等の導電
パターンに半田付けしたりししてプリント基板15に固
定される。
【0014】この場合、図4の従来例の取付け構造に比
べて、プリント基板15の直角な切込み側に配置される
ラグ端子1の本体部2の斜辺部はかなり角度の大きい鈍
角に形成され、ほぼ直線に近い配置(この2辺は直線に
配置してもよい)となっているので、本体部2の斜辺部
をプリント基板15の直角の切込み位置の直近まで近づ
けて配置できるので、透孔5もプリント基板15の直角
な切込み部に接近させて配置できる。また、端子3、4
は、透孔5の中心を通る線よりもプリント基板15の端
部側に偏在しているので、端子についても、プリント基
板15の端部へより近づいて配置されるようになる。
【0015】
【考案の効果】以上説明したように、本校ののプリント
基板用ラグ端子の取付構造によれば、ラグ端子をプリン
ト基板の直角な切込みの入った角部の近辺に配置する場
合に、プリント基板の端部のこれまで配置できなかった
領域にラグ端子を寄せて配置できるので、ラグ端子が配
置されても、プリント基板の面は従来以上に回路面とし
て有効に利用できる等実用的な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に用いるラグ端子を示す斜視図であ
る。
【図2】この考案のプリント基板用ラグ端子の取付け構
造を示す平面図である。
【図3】従来のラグ端子の取付構造で用いたラグ端子を
示す斜視図である。
【図4】従来のラグ端子の取付け構造を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1、10 ラグ端子 2、11 本体部 3、4、13、14 端子 5、12 透孔 6 貫通孔 15 プリント基板 16 スルーホール

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状の本体部中央に設けられたネジ止め
    用のための円形の透孔と、この透孔に対し、略線対称の
    位置でかつ前記透孔の中心を通る直線上から偏在した位
    置の本体部端に一組の端子を設けたプリント基板用ラグ
    端子を、前記ラグ端子の一組の端子と合致する二つのス
    ルーホールと前記透孔に合致する貫通孔を有し、角部に
    直角な切込みが形成されているプリント基板に取り付け
    るプリント基板用ラグ端子の取付構造であって、前記貫
    通孔を前記二つのスルーホールを結ぶ線よりもプリント
    基板の内部側に設置したことを特徴とするプリント基板
    用ラグ端子の取付構造。
JP1993004019U 1993-01-18 1993-01-18 プリント基板用ラグ端子の取付構造 Expired - Lifetime JPH0737243Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0636228U JPH0636228U (ja) 1994-05-13
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