JPH0522982Y2 - - Google Patents

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JPH0522982Y2
JPH0522982Y2 JP1987003700U JP370087U JPH0522982Y2 JP H0522982 Y2 JPH0522982 Y2 JP H0522982Y2 JP 1987003700 U JP1987003700 U JP 1987003700U JP 370087 U JP370087 U JP 370087U JP H0522982 Y2 JPH0522982 Y2 JP H0522982Y2
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case
noise filter
attached
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inlet
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、インレツト型ノイズフイルタに関
し、特に、取り付け基板等に直接取り付けて用い
るのに適したインレツト型ノイズフイルタに関す
る。
(従来技術) 従来のインレツト型ノイズフイルタは、たとえ
ば、第10図および第11図に示すように、イン
レツトソケツト1を、その差し込み口2が矩形状
のケース3の開口部の形成された面に露出するよ
うにして、このケース3に取りつけ、前記ソケツ
ト1の裏面側にコイルおよびコンデンサからなる
フイルタ回路部(図示せず)を配置したものであ
る。このフイルタ回路部は、たとえば、第12図
に示すような等価回路を形成している。5,6
は、ラグ状の出力端子、7は、ラグ状のアース端
子でいずれもケース3の前記開口部の形成された
面と直交する面に固定されている。なお、出力端
子5,6は、前記ケース3の開口部の形成された
面と直交する面に肉厚状に形成された凸部9,1
0に植設されて固定されている。
このような構成になる従来のインレツト型ノイ
ズフイルタは、たとえば、第13図に示すよう
に、電子機器等の筐体11に、その差し込み口2
が露出するようにして取り付け、各端子5,6,
7と、この筐体11内に取り付けられたプリント
基板12とを、夫々リード線13,14,15に
よつて電気的に接続して用いられる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構成になる従来のイ
ンレツト型ノイズフイルタは、各端子5,6,7
とプリント基板12とを夫々リード線13,1
4,15によつて接続して用いるものであるた
め、接続作業が煩雑となるとともに、前記リード
線13,14,15に筐体11内部のノイズが伝
播してフイルタ機能が低下するという問題があ
る。
このような問題を解決するために、このノイズ
フイルタを直接プリント基板12に載置して用い
ようとすると、前記ケース3の取り付け板面とな
る各端子の固定されている面が、水平ではなく、
凹凸のあるものであるため、安定した取り付けが
行なえないという不都合を有するものとなる。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもの
で、取り付けが簡単かつ確実で、優れたフイルタ
特性を有するインレツト型ノイズフイルタを提供
することを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案のインレツト型ノイズフイルタは、ケー
スの開口部に、インレツトソケツトが、その差し
込み口を露出するようにして取り付けられるとと
もに、前記ケースの、前記開口部の形成された面
以外の面にアース端子と出力端子が取り付けられ
てなるインレツト型ノイズフイルタであつて、前
記ケースの外周部に、前記各端子と同一方向に突
出する係止部を形成したことを特徴とするもので
ある。
(作用) 本考案のインレツト型ノイズフイルタは、係止
部を、ケース外周部から、前記出力端子およびア
ース端子と同一方向に突出させるようにしたの
で、取り付け基板に前記各端子を挿通し、前記係
止部を係合させるだけで固定することができる。
また、前記各端子と基板上の各パターンを直接半
田等により接続することができるので、この部分
に不要なノイズが伝播することがない。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
第1図は、第1実施例のインレツト型ノイズフ
イルタの側面図、第2図は、その底面図である。
なお、基本的な構成は、第10図および第11
図に示す従来例のものと同一であるので、同一部
材については、同一番号を用いてその説明を省略
する。
これらの図において、ケース3は、合成樹脂を
用いて形成されており、21,22は、ピン状の
出力端子、23は、ピン状のアース端子で、夫々
ケース3の開口部の形成された面以外の面であ
る、この開口部の形成された面と直交する面に固
定されている。24,25,26,27は、前記
ケース3の外周面の一部であるケース3底面か
ら、前記各端子21,22,23と同一方向に突
出して形成された4個の係止部である。これらの
係止部24,25,26,27は、第3図に示す
ように、その先端部に夫々戻止部28,29,3
0,31が形成されている。
このような構成になる本考案の第1実施例のイ
ンレツト型ノイズフイルタは、たとえば、第4図
および第5図に示すようにして用いられる。
すなわち、一面側に1組の導電パターン41,
42およびアースパターン33が形成されてなる
プリント基板等の取り付け基板34の他面側か
ら、この基板34に設けられた穴35,36およ
び37を介して、各端子21,22および23を
挿入し、前記導電パターン41,42と出力端子
21,22を、前記アースパターン33とアース
端子23を夫々半田等(図示せず)により取り付
けてなるものである。また、この時、前記各係止
部24,25,26,27が、前記基板34に設
けられた孔(図示せず)に挿通され、その先端部
に形成された戻止部28,29,30,31によ
つて前記基板34に固定される。
また、この時、第6図に示すように、インレツ
トソケツト1のフランジ部38を、電子機器等の
筐体39に設けたスリツト40に嵌合させて、ノ
イズフイルタをこの筐体39に固定している。前
記スリツト40は、筐体39と一体に形成され、
この筐体39内方に略L字状に設けられた一対の
位置決め部43,43の間で形成され、インレツ
トソケツト1のフランジ部38を前記両位置決め
部43と43で支持することにより、ノイズフイ
ルタが筐体39に固定されている。
前記スリツト40を形成する1対の位置決め部
43と43は、ノイズフイルタの位置決めを行う
と同時に、インレツトソケツト1へのプラグの着
脱の時に加わる押圧力を吸収するのにも有効であ
る。
第7図は、第2実施例のインレツト型ノイズフ
イルタの表側斜視図、第8図は、その底面図であ
る。
なお、基本的な構成は、第1図ないし第2図に
示す第1実施例のものと同一であるので、同一部
材については同一番号を用いてその説明を省略す
る。
これらの図において、ケース3は、合成樹脂か
らなる樹脂ケース部71と、その外側に外嵌され
る金属からなる金属ケース部72とからなり、こ
の金属ケース部72は、底板部73の両側に側板
部74,74を設けた断面コ字状に形成され、樹
脂ケース部71に対し、底面からその両側面に外
嵌するようになつている。
75,75は、前記金属ケース部72の両側板
部74,74各一端から夫々外方に突出して形成
されたフランジ部で、インレツトソケツト1のフ
ランジ部38裏面側に当接して配置される。7
6,77および78,79は、前記両側板部7
4,74の下縁に前記底板部73を切り起こして
形成した2対の係止部である。これらの係止部7
6,77および78,79は、第9図に示すよう
に、その先端部を夫々折り曲げて形成した戻止部
81を有する。82は、前記金属ケース部72の
底板部73と出力端子21,22との間に介在す
る絶縁ブツシング等の絶縁物である。
本考案の第2実施例のインレツト型ノイズフイ
ルタを、プリント基板等の取り付け基板に取り付
けて用いる場合には、取り付け基板に設けた穴
に、前記係止部76,77,78,79を差込め
ば戻止部81が基板下面に係合して抜止めとな
り、基板に対するノイズフイルタの取り付けが行
える。
また、この第2実施例のノイズフイルタを、第
6図に示すような筐体39に取り付ける場合に
は、金属ケース部72のフランジ75,75と筐
体39の位置決め部43とを電気的に接続するこ
とができ、より確実にアースを取ることができ
る。
さらには、第5図に示すようなプリント基板3
4に取り付けて用いる場合に、アース端子23の
両側に位置する係止部78と79も、アース端子
23同様アースパターン33と半田付けすること
ができ、さらに一層確実にアースを取ることがで
きる。
従つて、金属ケース部72を用いた第2実施例
のノイズフイルタでは、一層アース特性の良いも
のとなる。
なお、本考案のインレツト型ノイズフイルタは
上記各実施例のものに限定するものではなく、要
旨を変更しない範囲で適宜変更し得ることは言う
までもない。
たとえば、インレツトソケツト1の取り付け位
置は、ケース3の長手方向端面に取り付けられる
ものに限らず、ケース3の長手方向に沿う面や、
各端子21,22,23の取り付けられている面
と対向する面等、各端子21,22,23の取り
付けられている面以外の面であれば、いずれの面
に取り付けられてもよい。
フイルタ回路部はインレツトソケツト1の側部
に配置されていてもよい。
また、ケース3の取り付け板面となる各端子2
1,22,23の形成された面は、平坦なものに
限らず、従来のもののように凹凸のあるものや、
第10図および第11図に示す従来例のものにお
いて、アース端子も肉厚状の凸部に取り付けて、
取り付け部分を面一にしたようなものであつても
よい。
係止部の数、取り付け位置、形状および形成方
法等は任意である。同様に、戻止部の形状等も任
意である。
各端子の形状もピン状のものに限定するもので
はなく、従来例に示すもののようなラグ状のもの
やタブ状のもの等他の形状のものであつてもよ
い。
各端子の数は任意であり、特にアース端子は複
数であつてもよい。さらには、筐体39へのノイ
ズフイルタの固定は、ボルトとナツトを用いる公
知の方法等によつて行つてもさしつかえない。
(考案の効果) 本考案のインレツト型ノイズフイルタは、以上
のような構成にしたので、取り付けが簡単かつ確
実で、優れたフイルタ特性を有するものとなる等
の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の第1実施例のインレツト型
ノイズフイルタの側面図、第2図は、その底面
図、第3図は、その係止部の拡大図、第4図およ
び第5図は、夫々その取り付け状態の一例を示す
縦断面図および底面図、第6図は、取り付け状態
の一例を示す横断面図、第7図は、本考案の第2
実施例のインレツト型ノイズフイルタの表側斜視
図、第8図は、その底面図、第9図は、その係止
部の拡大図、第10図は、従来のインレツト型ノ
イズフイルタの側面図、第11図は、その底面
図、第12図は、フイルタ回路部の等価回路図、
第13図は、その取り付け状態の一例を示す縦断
面図である。 1……インレツトソケツト、2……差し込み
口、3……ケース、21,22……出力端子、2
3……アース端子、24,25,26,27,7
6,77,78,79……係止部、28,29,
30,31,81……戻止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースの開口部に、インレツトソケツトが、そ
    の差し込み口を露出するようにして取り付けられ
    るとともに、前記ケースの、前記開口部の形成さ
    れた面以外の面にアース端子と出力端子が取り付
    けられてなるインレツト型ノイズフイルタにおい
    て、前記ケースの外周部に、前記各端子と同一方
    向に突出する係止部を形成したことを特徴とする
    インレツト型ノイズフイルタ。
JP1987003700U 1986-01-13 1987-01-13 Expired - Lifetime JPH0522982Y2 (ja)

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JP1987003700U JPH0522982Y2 (ja) 1986-01-13 1987-01-13

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JP369286 1986-01-13
JP1987003700U JPH0522982Y2 (ja) 1986-01-13 1987-01-13

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JPS62181033U JPS62181033U (ja) 1987-11-17
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JP2564401B2 (ja) * 1989-08-30 1996-12-18 株式会社日立製作所 インレット型ノイズフィルタ

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JPS62181033U (ja) 1987-11-17

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