JPH0119818Y2 - - Google Patents

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JPH0119818Y2
JPH0119818Y2 JP1983169686U JP16968683U JPH0119818Y2 JP H0119818 Y2 JPH0119818 Y2 JP H0119818Y2 JP 1983169686 U JP1983169686 U JP 1983169686U JP 16968683 U JP16968683 U JP 16968683U JP H0119818 Y2 JPH0119818 Y2 JP H0119818Y2
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JP
Japan
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housing
connector
ground
plug
plate
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ノイズフイルタを内蔵するコネクタ
に関する。
一般に、この種コネクタは、たとえば所要の電
子機器のプリント配線基板に取付けられ、このコ
ネクタを介して該機器に接続される他の電子機器
からホツトライン端子を介して電子機器内に流れ
込もうとするノイズ成分をコンデンサによつて除
去し、電子機器がノイズ等による誤動作を生じな
いように作用するようにしてある。このために、
従来においては、たとえば第1図に示すように、
コネクタ本体1の後端から真つ直ぐに引き出され
たホツトライン端子10,10にそれぞれ貫通形
コンデンサ21,21を挿着し、各コンデンサ2
1の外部電極にアース板14を導通接続するとと
もに、このアース板14をコネクタ本体1から引
き出された図外のアース端子に導通接続してい
た。ところが、これではアース板14がコネクタ
本体1の後方に張り出して位置することになるた
め、コネクタ自体の全体形状が嵩張り小型コンパ
クト化を図り得ない問題があり、しかも、アース
板14のグランドを取るため、このアース板14
自体をコネクタ本体1の前端パネル板22に接地
させなければならないなど組立てに手数を要する
欠点があつた。
そこで、上記従来問題を抜本的に改善するため
に、第2図に示すように、コネクタ全体を、ハウ
ジングの後部で端子が直角に屈曲するライトアン
グル型とし、前面にプラグの挿入口を有するコネ
クタ本体1の底部に基板23を取付け、この基板
23に第3図に示すように、アース用電極24を
形成し、ホツトライン端子10を基板23に取付
けたチツプ形コンデンサ25を介して、前記アー
ス用電極24に導通接続することにより、コネク
タ本体1から引き出されたホツトライン端子10
を途中部で屈曲させて、コネクタの全体形状の小
型コンパクト化を図ることを試みたところ、新た
に次のような問題が生じた。まず、基板23の構
成材料として両面銅張積層板を採用しなければな
らず、材料費が嵩む。そこで材料費を節約するた
めに、該基板23を片面銅張積層板を採用する
と、チツプ形コンデンサ25を基板23に取付け
る際に、両者を外側から半田付けしなければなら
ないため、コンデンサ25を基板23の下面側に
配置するしかなく、このため、コンデンサ25が
外部に露出してしまうため、使用上差支えがあ
る。したがつて基板23に片面銅張積層板を採用
するとすれば、新たにコンデンサ25をカバーす
る部材を用意しなければならず、それ程の材料費
の節減効果を生じないばかりか、却つて部品点数
の増加による組付作業性を低下させることにもな
る。
本考案は、かかる従来の欠点に鑑みてなされた
ものであつて、コネクタ自体の小形コンパクト化
と材料費の節減とを図るとともに、特にアース接
続のための構成部品の部品点数を減らして組付作
業性の向上を図り、併せてプラグ側のアース体と
の接続を確実にすることを目的とする。
本考案は、上記の目的を達成するために、前面
にプラグの挿入口を有するハウジングと、これの
底部に固定されてハウジングの後部から引き出さ
れた端子の屈曲端部を案内支持するリテーナとを
備え、かつこのリテーナとハウジングとからなる
コネクタ本体に、アース板を組み付けてなるコネ
クタにおいて、アース板をハウジングとリテーナ
との間に挟着固定するとともに、アース板には、
アース端子と、プラグのアース体に接触する舌片
とを一体に形成し、アース板に設けた複数の透孔
のうち少なくとも所要の透孔とこれを貫通するホ
ツトライン端子との間に、貫通形コンデンサを導
通接続した。
以下、本考案の実施例を図面にしたがつて詳細
に説明する。
第4図ないし第6図は本考案の実施例として
DINタイプのコネクタを示し、これのコネクタ
本体1はそれぞれ絶縁性を有する合成樹脂材から
なるハウジング2とリテーナ3とからなる。ハウ
ジング2は前面にプラグ4の挿入口が形成され、
前面からその内部にかけてプラグ4の接続端子5
が差し込まれる複数のコンタクト孔6,6…と、
プラグ4のアース環(アース体)7が差し込まれ
る環状孔8とを有する。リテーナ3はハウジング
2の後部で底部側に屈曲するホツトライン端子1
0,…の屈曲端部を案内支持するもので、矩形平
板状の基部9の後部にホツトライン端子10,1
0…の挿通孔11,11…を有し、該基部9の左
右端に立設された係合片12,12をハウジング
2の左右側壁に形成された係合溝13,13に係
着することにより、前記ハウジング2の底部に組
付けられる。
前記リテーナ3の基部9上面にはアース板14
が載置状に組付けられる。第6図に示すように、
アース板14は後方が広幅に形成されたT字状の
金属製平板、たとえば半田引きリン青銅板の前端
部を下向きに折り曲げ、この折り曲げ片15の左
右端にアース端子16,16を延設したもので、
後端広幅部に前記挿通孔11,11…に対応する
透孔17を穿設するとともに、前端部中央近傍
に、左右一対の係合片18,18と、舌片(アー
ス板の一部)19とが切起こし状に形成してあ
る。前記係合片18,18は、組付け後にたとえ
ばハウジング2の内部に形成されている穴や突起
等の係合部(図示せず)に嵌合され、アース板1
4の移動やリテーナ3の移動が阻止できるように
機能する。
ホツトライン端子10,10…はそれぞれプラ
グ4の各接続端子5を挾着する二股状のプラグ側
接続片10a,10a…と、これの後端から下方
に連設された装置側接続片10b,10b…とか
らなり、各プラグ側接続片10aが所定のコンタ
クト孔6に挿入され、各装置側接続片10bが筒
形コンデンサ21を介して、所定の透孔17およ
び挿通孔11に貫通状に挿入固定される。つまり
筒形コンデンサ21は装置側接続片10b,10
bを貫通端子とする貫通コンデンサを構成する。
これらのコンデンサ21はプラグ側の電子機器
からのノイズ成分を除去するために設けられたも
のであるが、その必要のないホツトライン端子1
0については、たとえば2PF程度の小容量のコン
デンサ21を採用し、製品組立て過程において、
手違いによるアース板14とホツトライン端子1
0との短絡事故を防ぐ。したがつて、この小容量
コンデンサ21を用いる箇所には、このコンデン
サ21に代えて絶縁性を有するブツシングを採用
してもよい。
また、各コンデンサ21は各ホツトライン端子
10およびアース板14と半田付けによつて導通
接続される。
このようにした、ハウジング2とリテーナ3と
の組付けを完了すると、アース板14の折り曲げ
片15の前面がハウジング2の前面パネル板22
の下端部に略接当するとともに、アース板14の
舌片19がハウジング2の環状孔8内に位置し、
プラグ4をコネクタ本体1に差し込むと、プラグ
4のアース環7に弾性接当して導通接続される。
これにより、ホツトライン端子10はコンデンサ
21を介してアース板14に導通接続される。
なお、説明の都合上、アース板14がリテーナ
3に先に組付けられるように叙述したが、実際の
組付過程においては、ホツトライン端子10,1
0…をコンデンサ21,21…を介してアース板
14に半田付けしたものを、ハウジング2に取付
け、しかるのちリテーナ3をアース板14を挾み
込んだ状態でハウジング2の底部に組付けるよう
にする。
上記構成を有するコネクタは各ホツトライン端
子10とアース端子16とが電子機器のプリント
配線基板上に半田付け等により固定される。した
がつて、該コネクタにプラグ4を介して接続され
た他の電子機器から、ノイズ成分が流れ込んだ場
合にはそのノイズ成分は電子機器本体に入る前に
コンデンサ21、アース板14、アース端子16
を介して除去される。
なお、上記実施例ではDIN形コネクタについ
て適用したが、他のコネクタにも適用し得る。
以上説明したように、本考案によれば、アース
板がコネクタ本体とリテーナとの間に挟着固定さ
れることになつて、外部に張り出すことがないの
で、コネクタの全体形状を小形コンパクト化する
ことができ、また、従来の改善例のような高価な
基板が不要となるので、材料費の節減を図ること
ができる。
また、プリント配線基板のアース電極に接続さ
れるアース端子と、プラグのアース体に接続され
る舌片とがアース板に一体に形成されるので、ア
ース接続のための構成部品が1個の部材にまとま
つて部品点数が減少し、組み付け作業性の向上を
期することができる。
しかも、アース板は、プラグの挿入部の一側近
傍に位置するから、その一部を舌片状に切り起こ
すだけ、該部をプラグの挿入部内に臨ませること
ができ、アース板の形状を大幅に変更することな
く、プラグのアース体と接触する舌片を一体に形
成しうる。
さらに、コネクタの前面側からプラグを挿入す
ると、プラグのアース体がアース板の板面上に入
り込み、アース板の舌片に摺接するから、アース
体とアース板との接続が確実に行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコネクタを示す断面図、第2図
および第3図は改善例を示し、第2図は斜視図、
第3図は基板の平面図である。第4図ないし第6
図は本考案の実施例を示す、第4図は斜視図、第
5図は中央縦断側面図、第6図はアース板の斜視
図である。 1……コネクタ本体、2……ハウジング、3…
…リテーナ、4……プラグ、7……プラグのアー
ス体(アース環)、10……ホツトライン端子、
14……アース板、16……アース端子、17…
…アース板の透孔、19……アース板の一部(舌
片)、21……貫通形コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前面にプラグの挿入口を有するハウジングと、
    これの底部に固定されてハウジングの後部から引
    き出された端子の屈曲端部を案内支持するリテー
    ナとを備え、かつこのリテーナとハウジングとか
    らなるコネクタ本体に、アース板を組み付けてな
    るコネクタにおいて、 アース板をハウジングとリテーナとの間に挾着
    固定するとともに、アース板には、アース端子
    と、プラグのアース体に接触する舌片とを一体に
    形成し、アース板に設けた複数の透孔のうち少な
    くとも所要の透孔とこれを貫通するホツトライン
    端子との間に、貫通形コンデンサを導通接続した
    ことを特徴とするコネクタ。
JP1983169686U 1983-10-31 1983-10-31 コネクタ Granted JPS6076881U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983169686U JPS6076881U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983169686U JPS6076881U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 コネクタ

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Publication Number Publication Date
JPS6076881U JPS6076881U (ja) 1985-05-29
JPH0119818Y2 true JPH0119818Y2 (ja) 1989-06-07

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ID=30370646

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JP1983169686U Granted JPS6076881U (ja) 1983-10-31 1983-10-31 コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62254376A (ja) * 1986-04-28 1987-11-06 ヒロセ電機株式会社 コンデンサー入りモジュラージャック

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS629666Y2 (ja) * 1981-02-18 1987-03-06
JPS58139682U (ja) * 1982-03-17 1983-09-20 ヒロセ電機株式会社 コンデンサ入電気コネクタ

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JPS6076881U (ja) 1985-05-29

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