JP2917650B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP2917650B2 JP2917650B2 JP4057306A JP5730692A JP2917650B2 JP 2917650 B2 JP2917650 B2 JP 2917650B2 JP 4057306 A JP4057306 A JP 4057306A JP 5730692 A JP5730692 A JP 5730692A JP 2917650 B2 JP2917650 B2 JP 2917650B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- male
- contact
- female
- connector
- grounding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通信機等に使用されるコ
ネクタに関し、特に電磁遮蔽を行なうための構造に関す
るものである。
ネクタに関し、特に電磁遮蔽を行なうための構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のコネクタは、絶縁体に導
電性めっきを施した枠体をプリント基板のアース回路に
接続するため、プリント基板に枠体をその両端に設けた
フランジの貫通穴を介してねじ止め等により固定してい
た。従来のこの種のコネクタを図4ないし図6によって
説明する。
電性めっきを施した枠体をプリント基板のアース回路に
接続するため、プリント基板に枠体をその両端に設けた
フランジの貫通穴を介してねじ止め等により固定してい
た。従来のこの種のコネクタを図4ないし図6によって
説明する。
【0003】図4は従来のコネクタの一部を破断して示
す側面図で、同図は雄,雌コネクタ本体どうしを結合さ
せた状態を示す。図5は従来のコネクタの雌コネクタ本
体を示す斜視図、図6は従来のコネクタの雄コネクタ本
体を示す斜視図である。
す側面図で、同図は雄,雌コネクタ本体どうしを結合さ
せた状態を示す。図5は従来のコネクタの雌コネクタ本
体を示す斜視図、図6は従来のコネクタの雄コネクタ本
体を示す斜視図である。
【0004】これらの図において、1は雌コネクタ本体
で、この雌コネクタ本体1は、合成樹脂などの絶縁材か
らなる枠体2と、この枠体2のコンタクト保持穴2a内
に絶縁体3を介して保持された雌コンタクト4とから構
成されており、プリント基板5上に実装されている。な
お、雌コンタクト4の端部はプリント基板5に半田付け
されている。
で、この雌コネクタ本体1は、合成樹脂などの絶縁材か
らなる枠体2と、この枠体2のコンタクト保持穴2a内
に絶縁体3を介して保持された雌コンタクト4とから構
成されており、プリント基板5上に実装されている。な
お、雌コンタクト4の端部はプリント基板5に半田付け
されている。
【0005】前記コンタクト保持穴2aは枠体2を上下
に貫通するように穿設され、その下半部に雌コンタクト
支持用の絶縁体3が充填されている。
に貫通するように穿設され、その下半部に雌コンタクト
支持用の絶縁体3が充填されている。
【0006】前記枠体2の両側部には前記プリント基板
5に対接するフランジ2bが形成されている。そして、
そのフランジ2bには不図示の固定ねじが挿通される貫
通穴2cが穿設されている。すなわち、この雌コネクタ
本体1はプリント基板5にねじ止めされる。
5に対接するフランジ2bが形成されている。そして、
そのフランジ2bには不図示の固定ねじが挿通される貫
通穴2cが穿設されている。すなわち、この雌コネクタ
本体1はプリント基板5にねじ止めされる。
【0007】また、前記枠体2の表面には全面的に導電
性めっきが施されており、前記貫通穴2cに形成された
めっき部分がプリント基板5のアース回路(図示せず)
に接触することによって、枠体2の表面全面に電磁遮蔽
を施すことができる。
性めっきが施されており、前記貫通穴2cに形成された
めっき部分がプリント基板5のアース回路(図示せず)
に接触することによって、枠体2の表面全面に電磁遮蔽
を施すことができる。
【0008】6は雄コネクタ本体で、この雄コネクタ本
体6と前記雌コネクタ本体1とで従来のコネクタが構成
されている。この雄コネクタ本体6はコンタクトが雄型
である点以外は前記雌コネクタ本体1と同等に形成され
ている。すなわち、7は表面全面に導電性めっきが施さ
れた枠体、7aはコンタクト保持穴、7bはフランジ、
7cは貫通穴、8は雄コンタクトである。9は雌コネク
タ本体6を支持するプリント基板である。
体6と前記雌コネクタ本体1とで従来のコネクタが構成
されている。この雄コネクタ本体6はコンタクトが雄型
である点以外は前記雌コネクタ本体1と同等に形成され
ている。すなわち、7は表面全面に導電性めっきが施さ
れた枠体、7aはコンタクト保持穴、7bはフランジ、
7cは貫通穴、8は雄コンタクトである。9は雌コネク
タ本体6を支持するプリント基板である。
【0009】すなわち、この雄コネクタ本体6の雄コン
タクト7を雌コネクタ本体1の雌コンタクト4に係合さ
せることによって雄雌両コネクタ本体どうしが結合され
ることになる。そして、雄雌両コネクタ本体どうしが対
接することで、2つのプリント基板5,9のアース回路
どうしが電気的に接続することになる。
タクト7を雌コネクタ本体1の雌コンタクト4に係合さ
せることによって雄雌両コネクタ本体どうしが結合され
ることになる。そして、雄雌両コネクタ本体どうしが対
接することで、2つのプリント基板5,9のアース回路
どうしが電気的に接続することになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このように
構成された従来のコネクタでは、導電性めっきが施され
た雌,雄コネクタ本体1,6をプリント基板5,9のア
ース回路に接続するに当たって雌,雄コネクタ本体1,
6をプリント基板5,9にそれぞれねじ止めによって行
なっていたので、各枠体2,7にねじ締め用フランジ2
b,7bが必要であった。このため、雌,雄コネクタ本
体1,6が大型化し高密度実装を図るにも限度があっ
た。
構成された従来のコネクタでは、導電性めっきが施され
た雌,雄コネクタ本体1,6をプリント基板5,9のア
ース回路に接続するに当たって雌,雄コネクタ本体1,
6をプリント基板5,9にそれぞれねじ止めによって行
なっていたので、各枠体2,7にねじ締め用フランジ2
b,7bが必要であった。このため、雌,雄コネクタ本
体1,6が大型化し高密度実装を図るにも限度があっ
た。
【0011】また、雌,雄コネクタ本体1,6の導電性
めっきが施された枠体2,7は、コネクタ嵌合時に端面
にて接触する構造とされてはいるものの不安定である。
嵌合が完全でない場合には、両枠体2,7どうしは全く
接触することができずに2つのプリント基板5,9のア
ース回路が接続されないという欠点があった。これを解
決するには、電気信号接続用コンタクトが挿入されるプ
リント基板のスルーホールとねじ締め用フランジに対応
したプリント基板の回路面を回路で接続する必要があっ
た。
めっきが施された枠体2,7は、コネクタ嵌合時に端面
にて接触する構造とされてはいるものの不安定である。
嵌合が完全でない場合には、両枠体2,7どうしは全く
接触することができずに2つのプリント基板5,9のア
ース回路が接続されないという欠点があった。これを解
決するには、電気信号接続用コンタクトが挿入されるプ
リント基板のスルーホールとねじ締め用フランジに対応
したプリント基板の回路面を回路で接続する必要があっ
た。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るコネクタ
は、雄コンタクトを有し基板に支持された雄コネクタ本
体と、雌コンタクトを有しかつ前記基板とは別の基板に
支持されて前記雄コネクタ本体と対接する雌コネクタ本
体とからなり、前記雄,雌両コネクタ本体の表面に導電
性めっきが施されて電磁遮蔽構造とされたコネクタにお
いて、前記雄,雌両コネクタ本体の互いに対向する部位
に複数個のコンタクト保持穴をそれぞれ設け、各コンタ
クト保持穴の内壁面にコネクタ本体表面側と一連に導電
性めっきを施し、これらのコンタクト保持穴に、前記雄
コンタクト、前記雌コンタクトと、コネクタ本体を支持
する基板のアース回路に接続されたアース用雄コンタク
ト,アース用雌コンタクトをそれぞれ嵌挿装着してな
り、前記雄コンタクトおよび前記雌コンタクトについて
は絶縁体を介して嵌挿して内壁面の導電柱めっきと電気
的に絶縁し、前記アース用雄コンタクトおよび前記アー
ス用雌コンタクトについては直接嵌挿して内壁面の導電
性めっきと電気的に接続したものである。
は、雄コンタクトを有し基板に支持された雄コネクタ本
体と、雌コンタクトを有しかつ前記基板とは別の基板に
支持されて前記雄コネクタ本体と対接する雌コネクタ本
体とからなり、前記雄,雌両コネクタ本体の表面に導電
性めっきが施されて電磁遮蔽構造とされたコネクタにお
いて、前記雄,雌両コネクタ本体の互いに対向する部位
に複数個のコンタクト保持穴をそれぞれ設け、各コンタ
クト保持穴の内壁面にコネクタ本体表面側と一連に導電
性めっきを施し、これらのコンタクト保持穴に、前記雄
コンタクト、前記雌コンタクトと、コネクタ本体を支持
する基板のアース回路に接続されたアース用雄コンタク
ト,アース用雌コンタクトをそれぞれ嵌挿装着してな
り、前記雄コンタクトおよび前記雌コンタクトについて
は絶縁体を介して嵌挿して内壁面の導電柱めっきと電気
的に絶縁し、前記アース用雄コンタクトおよび前記アー
ス用雌コンタクトについては直接嵌挿して内壁面の導電
性めっきと電気的に接続したものである。
【0013】
【作用】アース用雄コンタクトとアース用雌コンタクト
とを結合させることによって、雄コネクタ本体と雌コネ
クタ本体の表面の導電性めっき部分どうしが電気的に接
続される。
とを結合させることによって、雄コネクタ本体と雌コネ
クタ本体の表面の導電性めっき部分どうしが電気的に接
続される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
よって詳細に説明する。図1は本発明に係るコネクタの
要部を破断して示す側面図で、同図は雄,雌コネクタ本
体どうしを結合させた状態を示す。図2は本発明に係る
コネクタの雌コネクタ本体を示す斜視図、図3は本発明
に係るコネクタの雄コネクタ本体を示す斜視図である。
これらの図において前記図3ないし図5で説明したもの
と同一もしくは同等部材については、同一符号を付し詳
細な説明は省略する。
よって詳細に説明する。図1は本発明に係るコネクタの
要部を破断して示す側面図で、同図は雄,雌コネクタ本
体どうしを結合させた状態を示す。図2は本発明に係る
コネクタの雌コネクタ本体を示す斜視図、図3は本発明
に係るコネクタの雄コネクタ本体を示す斜視図である。
これらの図において前記図3ないし図5で説明したもの
と同一もしくは同等部材については、同一符号を付し詳
細な説明は省略する。
【0015】図1ないし図3において、11は雌コネク
タ本体1に取付けられたアース用雌コンタクトで、この
アース用雌コンタクト11は、雌コネクタ本体1の枠体
2に穿設されたコンタクト保持穴12に圧入されて固定
されている。このアース用雌コンタクト11は枠体2を
貫通する構造で、貫通端部がプリント基板5のアース回
路(図示せず)に接続されている。
タ本体1に取付けられたアース用雌コンタクトで、この
アース用雌コンタクト11は、雌コネクタ本体1の枠体
2に穿設されたコンタクト保持穴12に圧入されて固定
されている。このアース用雌コンタクト11は枠体2を
貫通する構造で、貫通端部がプリント基板5のアース回
路(図示せず)に接続されている。
【0016】前記コンタクト保持穴12は枠体2の上面
(雄コネクタ本体6と対向する面)に開口する大径部
と、下面に開口する小径部とから構成され、この小径部
に前記アース用雌コンタクト11の基部細径部が圧入さ
れている。
(雄コネクタ本体6と対向する面)に開口する大径部
と、下面に開口する小径部とから構成され、この小径部
に前記アース用雌コンタクト11の基部細径部が圧入さ
れている。
【0017】また、雌コネクタ本体1の枠体2は、従来
のものと同様にして外壁面の全面にわたって導電性めっ
きが施されている。この導電性めっきは、上述したコン
タクト保持穴12の孔壁面(大径部および小径部の内周
面)にも施されている。すなわち、コンタクト保持穴1
2にアース用雌コンタクト11を圧入装着させると、枠
体2の表面の導電性めっきにアース用雌コンタクト11
が電気的に接続されることになる。
のものと同様にして外壁面の全面にわたって導電性めっ
きが施されている。この導電性めっきは、上述したコン
タクト保持穴12の孔壁面(大径部および小径部の内周
面)にも施されている。すなわち、コンタクト保持穴1
2にアース用雌コンタクト11を圧入装着させると、枠
体2の表面の導電性めっきにアース用雌コンタクト11
が電気的に接続されることになる。
【0018】なお、雌コンタクト4が保持されるコンタ
クト保持穴2aも孔壁面に導電性めっきが施されるが、
雌コンタクト4は絶縁体3を介してコンタクト保持穴2
aに保持される関係から、雌コンタクト4は導電性めっ
きに対して絶縁される。
クト保持穴2aも孔壁面に導電性めっきが施されるが、
雌コンタクト4は絶縁体3を介してコンタクト保持穴2
aに保持される関係から、雌コンタクト4は導電性めっ
きに対して絶縁される。
【0019】13はアース用雄コンタクトで、このアー
ス用雄コンタクト13は雄コネクタ本体6の枠体7に穿
設されたコンタクト保持穴14に圧入されて固定されて
いる。このアース用雄コンタクト13は枠体7を貫通す
る構造で、貫通端部がプリント基板9のアース回路(図
示せず)に接続されている。
ス用雄コンタクト13は雄コネクタ本体6の枠体7に穿
設されたコンタクト保持穴14に圧入されて固定されて
いる。このアース用雄コンタクト13は枠体7を貫通す
る構造で、貫通端部がプリント基板9のアース回路(図
示せず)に接続されている。
【0020】前記コンタクト保持穴14は前記雌コネク
タ本体1のコンタクト保持穴12と同様に形成されてお
り、大径部および小径部から構成されている。また、こ
のコンタクト保持穴14の形成位置としては、雌コネク
タ本体1のコンタクト保持穴12と対向する位置に位置
づけられている。そして、このコンタクト保持穴14の
小径部に前記アース用雄コンタクト13の基部細径部が
圧入されている。
タ本体1のコンタクト保持穴12と同様に形成されてお
り、大径部および小径部から構成されている。また、こ
のコンタクト保持穴14の形成位置としては、雌コネク
タ本体1のコンタクト保持穴12と対向する位置に位置
づけられている。そして、このコンタクト保持穴14の
小径部に前記アース用雄コンタクト13の基部細径部が
圧入されている。
【0021】また、雄コネクタ本体6の枠体7は、従来
のものと同様にして外壁面の全面にわたって導電性めっ
きが施されている。この導電性めっきは、上述したコン
タクト保持穴14の孔壁面(大径部および小径部の内周
面)にも施されている。すなわち、コンタクト保持穴1
4にアース用雄コンタクト13を圧入装着させると、枠
体7の表面の導電性めっきにアース用雄コンタクト13
が電気的に接続されることになる。
のものと同様にして外壁面の全面にわたって導電性めっ
きが施されている。この導電性めっきは、上述したコン
タクト保持穴14の孔壁面(大径部および小径部の内周
面)にも施されている。すなわち、コンタクト保持穴1
4にアース用雄コンタクト13を圧入装着させると、枠
体7の表面の導電性めっきにアース用雄コンタクト13
が電気的に接続されることになる。
【0022】なお、枠体2および枠体7に施す導電性め
っきは、無電解めっきによって行なったり、無電解めっ
き後に電解めっきを施したりして実施される。
っきは、無電解めっきによって行なったり、無電解めっ
き後に電解めっきを施したりして実施される。
【0023】このように構成された本発明に係るコネク
タでは、図1に示すように雌コネクタ本体1の雌コンタ
クト4に雄コネクタ本体6の雄コンタクト8を係合させ
ることによって、両コンタクトどうしが電気的,機械的
に接続されて雄雌両コネクタ本体どうしが結合されるこ
とになる。このときには、雌コネクタ本体1側のアース
用雌コンタクト11に雄コネクタ本体6側のアース用雄
コンタクト13が係合される。
タでは、図1に示すように雌コネクタ本体1の雌コンタ
クト4に雄コネクタ本体6の雄コンタクト8を係合させ
ることによって、両コンタクトどうしが電気的,機械的
に接続されて雄雌両コネクタ本体どうしが結合されるこ
とになる。このときには、雌コネクタ本体1側のアース
用雌コンタクト11に雄コネクタ本体6側のアース用雄
コンタクト13が係合される。
【0024】すなわち、アース用雌コンタクト11とア
ース用雄コンタクト13が互いに電気的に接続され、雌
コネクタ本体1の枠体2に形成されためっき部分と雄コ
ネクタ本体6の枠体7に形成されためっき部分とが電気
的に接続されると共に、プリント基板5,9のアース回
路どうしも電気的に接続されるようになる。
ース用雄コンタクト13が互いに電気的に接続され、雌
コネクタ本体1の枠体2に形成されためっき部分と雄コ
ネクタ本体6の枠体7に形成されためっき部分とが電気
的に接続されると共に、プリント基板5,9のアース回
路どうしも電気的に接続されるようになる。
【0025】なお、本実施例では、アース用雌コンタク
ト11,アース用雄コンタクト13を保持するに当た
り、小径部を有するコンタクト保持穴12,14に各コ
ンタクトを圧入させたが、導電性めっきが外面全面に予
め施された絶縁体3を使用すれば、雄,雌コンタクト
4,8を保持するコンタクト保持穴2a,7aを利用し
て前記アース用雌コンタクト11,アース用雄コンタク
ト13を保持することができる。このようにしても前記
実施例と同等の効果が得られる。
ト11,アース用雄コンタクト13を保持するに当た
り、小径部を有するコンタクト保持穴12,14に各コ
ンタクトを圧入させたが、導電性めっきが外面全面に予
め施された絶縁体3を使用すれば、雄,雌コンタクト
4,8を保持するコンタクト保持穴2a,7aを利用し
て前記アース用雌コンタクト11,アース用雄コンタク
ト13を保持することができる。このようにしても前記
実施例と同等の効果が得られる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タは、雄,雌両コネクタ本体の互いに対向する部位にコ
ンタクト保持穴をそれぞれ設け、各コンタクト保持穴の
内壁面にコネクタ本体表面側と一連に導電性めっきを施
し、各コンタクト保持穴に、コネクタ本体を支持する基
板のアース回路に接続されたアース用雄コンタクト,ア
ース用雌コンタクトをそれぞれ嵌挿装着したため、アー
ス用雄コンタクトとアース用雌コンタクトとを結合させ
ることによって、雄コネクタ本体と雌コネクタ本体の表
面の導電性めっき部分どうしが電気的に接続される。
タは、雄,雌両コネクタ本体の互いに対向する部位にコ
ンタクト保持穴をそれぞれ設け、各コンタクト保持穴の
内壁面にコネクタ本体表面側と一連に導電性めっきを施
し、各コンタクト保持穴に、コネクタ本体を支持する基
板のアース回路に接続されたアース用雄コンタクト,ア
ース用雌コンタクトをそれぞれ嵌挿装着したため、アー
ス用雄コンタクトとアース用雌コンタクトとを結合させ
ることによって、雄コネクタ本体と雌コネクタ本体の表
面の導電性めっき部分どうしが電気的に接続される。
【0027】したがって、雄コネクタ本体を支持するプ
リント基板のアース回路と、雌コネクタ本体を支持する
プリント基板のアース回路とを確実に接続することがで
きる。また、雄コネクタ本体と雌コネクタ本体との嵌合
が不完全で両者間の機械的接触が無い場合においても、
アース用雄コンタクトとアース用雌コンタクトとの結合
により雄雌両コネクタ本体どうしを電気的に接続するこ
とができるので、電磁遮蔽効果を高めることができる。
リント基板のアース回路と、雌コネクタ本体を支持する
プリント基板のアース回路とを確実に接続することがで
きる。また、雄コネクタ本体と雌コネクタ本体との嵌合
が不完全で両者間の機械的接触が無い場合においても、
アース用雄コンタクトとアース用雌コンタクトとの結合
により雄雌両コネクタ本体どうしを電気的に接続するこ
とができるので、電磁遮蔽効果を高めることができる。
【0028】さらに、アース用雄コンタクトとアース用
雌コンタクトとをそれぞれ基板のアース回路に接続した
ため、雄雌両コネクタ本体を各基板にねじ締めする必要
が無くなる。このため、雄雌両コネクタ本体にねじ締め
用のフランジが不要となってコネクタの寸法を小さくす
ることができ、高密度実装を図る上で有利となる。
雌コンタクトとをそれぞれ基板のアース回路に接続した
ため、雄雌両コネクタ本体を各基板にねじ締めする必要
が無くなる。このため、雄雌両コネクタ本体にねじ締め
用のフランジが不要となってコネクタの寸法を小さくす
ることができ、高密度実装を図る上で有利となる。
【図1】本発明に係るコネクタの要部を破断して示す側
面図で、同図は雄,雌コネクタ本体どうしを結合させた
状態を示す。
面図で、同図は雄,雌コネクタ本体どうしを結合させた
状態を示す。
【図2】本発明に係るコネクタの雌コネクタ本体を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図3】本発明に係るコネクタの雄コネクタ本体を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】従来のコネクタの一部を破断して示す側面図
で、同図は雄,雌コネクタ本体どうしを結合させた状態
を示す。
で、同図は雄,雌コネクタ本体どうしを結合させた状態
を示す。
【図5】従来のコネクタの雌コネクタ本体を示す斜視図
である。
である。
【図6】従来のコネクタの雄コネクタ本体を示す斜視図
である。
である。
1 雌コネクタ本体 2 枠体 3 絶縁体 4 雌コンタクト 5 プリント基板 6 雄コネクタ本体 7 枠体 8 雄コンタクト 9 プリント基板 11 アース用雌コンタクト 12 コンタクト保持穴 13 アース用雄コンタクト 14 コンタクト保持穴
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/648 - 13/658 H01R 23/00 - 23/68
Claims (1)
- 【請求項1】 雄コンタクトを有し基板に支持された雄
コネクタ本体と、雌コンタクトを有しかつ前記基板とは
別の基板に支持されて前記雄コネクタ本体と対接する雌
コネクタ本体とからなり、前記雄,雌両コネクタ本体の
表面に導電性めっきが施されて電磁遮蔽構造とされたコ
ネクタにおいて、前記雄,雌両コネクタ本体の互いに対
向する部位に複数個のコンタクト保持穴をそれぞれ設
け、各コンタクト保持穴の内壁面にコネクタ本体表面側
と一連に導電性めっきを施し、これらのコンタクト保持
穴に、前記雄コンタクト、前記雌コンタクトと、コネク
タ本体を支持する基板のアース回路に接続されたアース
用雄コンタクト,アース用雌コンタクトをそれぞれ嵌挿
装着してなり、前記雄コンタクトおよび前記雌コンタク
トについては絶縁体を介して嵌挿して内壁面の導電性め
っきと電気的に絶縁し、前記アース用雄コンタクトおよ
び前記アース用雌コンタクトについては直接嵌挿して内
壁面の導電性めっきと電気的に接続したことを特徴とす
るコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4057306A JP2917650B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4057306A JP2917650B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05226032A JPH05226032A (ja) | 1993-09-03 |
JP2917650B2 true JP2917650B2 (ja) | 1999-07-12 |
Family
ID=13051881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4057306A Expired - Lifetime JP2917650B2 (ja) | 1992-02-12 | 1992-02-12 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2917650B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103378492B (zh) * | 2012-04-12 | 2016-03-02 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器 |
-
1992
- 1992-02-12 JP JP4057306A patent/JP2917650B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05226032A (ja) | 1993-09-03 |
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