JPH0410620Y2 - - Google Patents

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JPH0410620Y2
JPH0410620Y2 JP20369785U JP20369785U JPH0410620Y2 JP H0410620 Y2 JPH0410620 Y2 JP H0410620Y2 JP 20369785 U JP20369785 U JP 20369785U JP 20369785 U JP20369785 U JP 20369785U JP H0410620 Y2 JPH0410620 Y2 JP H0410620Y2
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liquid crystal
crystal element
circuit board
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、表示部材として液晶素子を用いる
液晶表示装置の改良構造に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、たとえば車輌用の各種計器類、テープレ
コーダのカウンタ等には、液晶素子を表示部材と
して使用して駆動回路から印加される電気信号に
より各種表示を行う液晶表示装置を採用してい
る。
この種の液晶表示装置は、たとえば実開昭58−
65018号公報、同58−71781号公報等に開示されて
おり、この液晶表示装置は、液晶素子の後方に位
置するとともに液晶素子駆動用回路を設けた回路
基板と、液晶素子の少なくとも前面周縁をおさえ
て前記回路基板に固定されるホルダーとによつて
液晶素子及び反射板を積層状態に挟持し、液晶素
子の両端辺に露出形成した接続端子と、前記回路
基板に形成した導電部分であるパターン電極とを
それぞれ導通接続すべく導電ゴムを圧縮して保持
するものである。
ところで、液晶素子の表示内容が数少ない場合
には、セグメント電極も少なくすむため、液晶素
子の一端辺側だけに前記セグメント電極の接続端
子や前記セグメント電極と対向して設けられるコ
モン電極の接続端子を引き出して形成することが
ある。この場合の液晶素子は、導電ゴムが一端辺
側のみに配設され、他の箇所が支持されずに不安
定状態となるため、従来では支持部材を液晶素子
と回路基板との間に介在せしめ、前記液晶素子の
安定状態を保持する構造が、たとえば実開昭58−
50478号公報等に開示され、第4図に示すものが
ある。
すなわち、液晶表示装置1は、二枚のガラス板
の間に液晶を封入せしめた液晶素子2が、所定の
数字や記号に形成するセグメント電極やコモン電
極の接続端子2aを一端辺側に集中させて露出形
成し、この接続端子と回路基板3のパターン電極
3aとを導電ゴム4によつて導通し、液晶素子2
の前記接続端子2aを形成しない他端辺側の下面
と前記回路基板との間には支持部材であるダミー
ゴム5を介在し、液晶素子2の下面側に反射板6
を配設し、液晶素子2及び反射板6をホルダー7
に挿入して位置決めし、このホルダー7を回路基
板3に固定することによつて、液晶素子2が一端
辺側を導電ゴム4に、他端辺側をダミーゴム5に
それぞれ支持して安定状態に保持されている。そ
して、図示しないが上下分割可能なケースに前記
各構成部品を組み付けた回路基板3を収納配設す
るものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来例の構造では、液晶素
子を安定状態に保持するために独立部品であるダ
ミーゴムが必要であるため、組み付け時の位置決
め作業がむずかしく、さらに永年使用に際しては
塑性変形することがあるため液晶素子の良好な保
持状態が維持できなくなるという問題点を有して
いた。
〔考案の目的〕
この考案は、前記従来例の問題点に着目して考
えられたものであり、組付作業時の煩わしい位置
決め作業を必要とせず、また永年使用に際しても
液晶素子を安定な状態に維持できる液晶表示装置
の提供を目的とする。
〔考案の概要〕
この考案は、前記目的を達成するため、一端辺
側に接続端子が露出形成された液晶素子と、前記
接続端子に導電ゴムを介して導通する導電部分を
形成した回路基板と、前記液晶素子及び前記回路
基板を積層状態に収納配置する上下に分割可能な
ケースとから成る液晶表示装置において、前記液
晶素子の下面に突き当てる突部を下ケースに立設
するものである。
〔考案の作用〕
この考案によれば、上下ケースを取り付けると
きに、ケース内部に収納する液晶素子が、一端辺
側を導電ゴムに、他の箇所を下ケースの突部にそ
れぞれ支持される。
〔実施例〕
第1図、第2図は、この考案の一実施例を適用
した液晶表示装置を示すものであり、第4図に示
した前記従来例と同一もしくは相当箇所には同じ
符号をつけ、その詳細な説明は省く。
合成樹脂製で箱形形状のケース8は、上下に分
割可能に形成され、上ケース8aには上下貫通す
る表示用窓9が形成され、この表示用窓9の周囲
に液晶素子2の位置決め用の立ち上がり壁10が
形成され、下ケース8bには回路基板3を載置す
る複数個の支持ボス部11が適所に形成され、前
記支持ボス部11の上面には液晶素子3に突き当
たる長さ寸法の突部12が立設されている。
すなわち、液晶表示装置1は、上ケース8a内
部の立ち上がり壁10に沿わせて液晶素子2と反
射板6とが積層状態に配設され、下ケース8b内
部の突部12を立設しない支持ボス部11に回路
基板3が固定手段であるネジ13で固定され、こ
のとき突部12が回路基板3に穿設した貫通孔1
4に挿通され、上ケース8aと下ケース8bとを
取り付けることによつて、液晶素子2と回路基板
3とを積層状態に収納配設し、導電ゴム4が液晶
素子2の接続端子2aと回路基板3の導電部分で
あるパターン電極3aとを導通するとともに、液
晶素子2の一端辺側を支持し、液晶素子2の他端
辺側を前記突部12が突き当てられて支持する構
成であり、上ケース8aの表示窓9を通して液晶
素子2の表示領域が視認できるようになつてい
る。
従つて、前記液晶表示装置1は、液晶素子2の
接続端子2aを露出形成した一端側以外に、他端
辺側を上ケース8aと下ケース8bとの取り付け
と同時に独立した支持部材を使用することなく支
持できるため、何ら位置決め作業を必要とせず、
しかも突部12は、永年使用に際しても塑性変形
しにくいため、従来に比べて良好に保持すること
ができる。
また、前記実施例では、液晶素子2に直接突部
12を当接しているが、防振作用及び緩衝作用を
高めるため、突部12にたとえばゴム等の弾性材
料から成るキヤツプ15を装着し、前記液晶素子
2にキヤツプ15を介して突部12を突き当てて
もよい。(第3図参照)。
なお、前記各実施例では、突部12を支持ボス
部11の上面に形成しているが、回路基板3が十
分な安定状態で固定されている場合には、前記突
部12を直接下ケース8bの底壁部に立設して
も、前記各実施例と略同様の作用、及び効果を得
ることができる。
また、突部12は、勿論円筒形状に限定され
ず、さらに下ケース8bに別付けとしてもよい。
〔考案の効果〕
この考案は、一端辺側に接続端子が露出形成さ
れた液晶素子と、前記接続端子に導電ゴムを介し
て導通する導電部分を形成した回路基板と、前記
液晶素子及び前記回路基板を積層状態に収納配置
する上下に分割可能なケースとから成る液晶表示
装置において、前記液晶素子の下面に突き当てる
突部を下ケースに立設するものであり、上ケース
と下ケースとの組み付けと同時に、従来のような
独立した支持部材を使用することなく液晶素子を
安定状態に保持でき、従つて取付作業時の煩わし
い位置決め作業も必要とせず、しかも永年使用に
際しても従来に比べて良好に保持できる等、実用
価値の大なる液晶表示装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の一実施例を適用し
た液晶表示装置の要部分解斜視図、要部断面図、
第3図はこの考案の他の実施例を適用した液晶表
示装置の要部断面図、第4図は従来の液晶表示装
置の要部断面図である。 1……液晶表示装置、2……液晶素子、3……
回路基板、4……導電ゴム、8……ケース、8a
……上ケース、8b……下ケース、12……突
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端辺側に接続端子が露出形成された液晶素子
    と、前記接続端子に導電ゴムを介して導通する導
    電部分を形成した回路基板と、前記液晶素子及び
    前記回路基板を積層状態に収納配置する上下に分
    割可能なケースとから成る液晶表示装置におい
    て、前記液晶素子の下面に突き当てる突部を下ケ
    ースに立設することを特徴とする液晶表示装置。
JP20369785U 1985-12-28 1985-12-28 Expired JPH0410620Y2 (ja)

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JP20369785U JPH0410620Y2 (ja) 1985-12-28 1985-12-28

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JPS62110981U JPS62110981U (ja) 1987-07-15
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JP2007108488A (ja) * 2005-10-14 2007-04-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd プラズマディスプレイ装置
KR100813843B1 (ko) * 2006-09-13 2008-03-17 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 모듈
JP2008298911A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Funai Electric Co Ltd 液晶モジュール

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