JPH06252683A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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Publication number
JPH06252683A
JPH06252683A JP6095793A JP6095793A JPH06252683A JP H06252683 A JPH06252683 A JP H06252683A JP 6095793 A JP6095793 A JP 6095793A JP 6095793 A JP6095793 A JP 6095793A JP H06252683 A JPH06252683 A JP H06252683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electronic component
cup
piezoelectric
holding
terminals
Prior art date
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Pending
Application number
JP6095793A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuhei Yoshida
田 竜 平 吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP6095793A priority Critical patent/JPH06252683A/ja
Publication of JPH06252683A publication Critical patent/JPH06252683A/ja
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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 低背化が図れる電子部品を提供する。 【構成】 この電子部品10は、カップ端子12a,1
2bを含む。カップ端子12a,12bは、その長手方
向に延びるリード部14a,14bと、その長手方向の
他方に設けられるたとえば断面J字形の保持部16a,
16bとで構成される。カップ端子12aおよび12b
間には、電極24,26を有する電子部品素子20が保
持され、電極24,26は、保持部16a,16bに電
気的かつ機械的に接続される。保持部16a,16bの
下端面とリード部14a,14bの付け根部との角度を
θ1とし、リード部14a,14bの中間部の折り曲げ
角度をθ2としたとき、θ1およびθ2が、0<θ1≦
90°,θ2≧90°になるように設定される。したが
って、この電子部品10では、保持部16a,16bの
下端にストッパとなるような部分が形成されないため、
カップ端子12aおよび12b間に電子部品素子20を
深く挿入して保持することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電子部品に関し、特に
たとえば圧電部品などの電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】図5(A)はこの発明の背景となる従来
の圧電部品の一例を示す正面図解図であり、図5(B)
はその圧電部品に用いられるカップ端子を示す要部斜視
図である。この圧電部品1は圧電共振素子2を含み、圧
電共振素子2は矩形の圧電基板3を含む。圧電基板3の
主面上には、電極4,4が形成される。圧電共振素子2
は、カップ端子5,5で保持される。カップ端子5,5
は、その長手方向の一方に延びる棒状のリード部6,6
と、その長手方向の他方に設けられる断面J字形の保持
部7,7とで形成される。この場合、圧電共振素子2が
保持部7,7の内側の下端に形成されたストッパ部8,
8で保持される。また、電極4,4は、カップ端子5,
5の保持部7,7に、はんだ付けなどの方法で、電気的
かつ機械的に接続される。さらに、圧電共振素子2およ
びカップ端子5,5の保持部7,7の周囲には、樹脂な
どで外装材(図示せず)が形成される。
【0003】図6は、図5に示す従来の圧電部品1に用
いられるカップ端子の他の例を示す要部斜視図である。
このカップ端子5では、保持部7の内側の下端に、半円
形のストッパ部8が保持部7と一体的に形成されてい
る。
【0004】図5および図6に示す従来のカップ端子5
において、それらの保持部7の下端にストッパ部8が設
けられている理由は、元来、圧電共振素子2をカップ端
子5の内側に手作業で挿入して、ストッパ部8で圧電共
振素子2を係止してから、電極4と保持部7とをはんだ
付けしていた為である。
【0005】一方、近年において、圧電共振素子等の電
子部品素子とカップ端子との取付けが取付自動機などで
行われるようになったため、カップ端子の保持部に対す
る電子部品素子の挿入深さを自由にコントロールするこ
とができるようになった。そのため、本願発明の発明者
は、従来のように、カップ端子の保持部の下端にストッ
パ部を設け、そのストッパ部分で電子部品素子を係止す
る必要がないことを見い出した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧電部品1では、カップ端子5の保持部7の下端に設け
られたストッパ部8により圧電共振素子2の幅方向の一
端側が保持されるため、圧電共振素子2の幅方向の他端
側が保持部7の上端からはみ出してしまう。そのため、
従来の圧電部品1では、圧電共振素子2がカップ端子5
の保持部7の上端からはみ出した分だけ圧電部品1の高
さが高くなり、近年の低背化に対応することができなく
なってきた。したがって、このようなカップ端子を用い
た従来の圧電部品1では、それをプリント基板などに取
付けると、その高さのため大きな取付けスペースが必要
となる。それゆえに、この発明の主たる目的は、低背化
が図れる電子部品を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、電極を有す
る電子部品素子と、電子部品素子を挿入して保持するた
めにその開口が対向するように配置された保持部と保持
部の一方から延びるリード部とを備え、保持部に電子部
品素子の電極が電気的かつ機械的に接続される1対のカ
ップ端子とを含み、保持部とリード部の付け根部との角
度をθ1とし、リード部の中間部の折り曲げ角度をθ2
としたとき、0<θ1≦90°,θ2≧90°になるよ
うに設定される、電子部品である。
【0008】
【作用】保持部とリード部の付け根部との角度をθ1と
し、リード部の中間部の折り曲げ角度をθ2としたと
き、0<θ1≦90°,θ2≧90°になるように設定
されるため、カップ端子における電子部品素子の挿入深
さが大きく形成される。したがって、電子部品素子が保
持部の挿入端より挿入方向へ深く挿入した位置で保持さ
れる。
【0009】
【発明の効果】この発明によれば、電子部品の低背化を
図ることができる。そのため、この電子部品の取付けス
ペースが小さくなる。また、従来の電子部品のように、
カップ端子の保持部の上端から電子部品素子が大きくは
み出さないため、従来の電子部品のように電子部品表面
に突出部が比較的小さく、電子部品表面の外形形状が安
定する。そのため、従来の電子部品に比べて、電子部品
の表面にたとえば製品番号などの表示が容易に印刷でき
る。
【0010】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【実施例】図1(A)はこの発明の一実施例を示す正面
図であり、図1(B)は図1(A)におけるカップ端子
の側面図であり、図1(C)はその要部拡大斜視図であ
る。この発明は、電子部品に関するが、この実施例で
は、2端子形圧電共振素子を有する圧電部品について説
明する。この圧電部品10は、2つのカップ端子12a
および12bを含む。カップ端子12aおよび12bの
長手方向の一方には、それぞれ、細い棒状のリード部1
4aおよび14bが形成される。カップ端子12aおよ
び12bの長手方向の他方には、それぞれ、断面J字形
の保持部16aおよび16bが形成される。2つのカッ
プ端子12aおよび12bは、その保持部16aおよび
16bの開口が対向し、この2つの保持部16aおよび
16bとの間に、後述の圧電共振素子20が保持され
る。
【0012】カップ端子12aには、リード部14aと
保持部16aとの間に、折り曲げ部18aが形成され
る。同様にして、カップ端子12bには、リード部14
bと保持部16bとの間に、折り曲げ部18bが形成さ
れる。これらの折り曲げ部18aおよび18bは、それ
ぞれ、保持部16aおよび16bの下端から延びるリー
ド部14aおよび14bを折り曲げることによって形成
される。この場合、保持部16a,16bの下端面とリ
ード部14a,14bの付け根部の側端面との角度は、
その角度をθ1としたとき、0<θ1≦90°になるよ
うに設定される。また、リード部14a,14bの中間
部の折り曲げ部18a,18bにおける角度、すなわ
ち、リード部14a,14bを保持部16a,16bの
内側の方向に折り曲げたときの折り曲げ角度は、その角
度をθ2としたとき、θ2≧90°になるように設定さ
れる。
【0013】したがって、カップ端子12a,12bの
保持部16a,16bの下端には、後述の圧電共振素子
20の挿入深さを規制するストッパ部が形成されない。
この実施例では、圧電共振素子20の挿入深さを規制す
る折り曲げ部18a,18bが保持部16a,16bの
下端よりも下に配置されている。また、この実施例で
は、θ1が90°に、θ2が160°に設定される。さ
らに、保持部16a,16bの上端から折り曲げ部18
a,18bまでの長さ(圧電共振素子20の挿入深さ)
が圧電共振素子20の幅方向の長さとほぼ同じに形成さ
れている。
【0014】圧電共振素子20は、たとえばセラミック
スなどからなる矩形の圧電基板22を含む。圧電基板2
2は、その幅方向の長さがカップ端子12a,12bの
保持部16a,16bの幅方向の長さよりも大きく形成
される。この場合、保持部16a,16bの幅方向の長
さとは、保持部16a,16bを圧電基板22の幅方向
に見たときの長さを示す。圧電基板22の一方主面上に
は、その長手方向の一端から中央付近まで電極24が形
成される。同様に、圧電基板22の他方主面上には、そ
の長手方向の他端から中央付近まで電極26が形成され
る。これらの電極24および26は、圧電基板22の中
央で対向するように形成されている。
【0015】この圧電共振素子20は、保持部16aお
よび16bに保持された状態で、電極24の端部が保持
部16aに、電極26の端部が保持部16bに、それぞ
れ、たとえばはんだ付けすることにより、電気的かつ機
械的に接続される。これらのカップ端子12a,12b
の保持部16a,16bと圧電共振素子20との周囲に
は、たとえばエポキシ樹脂などの外装材(図示せず)が
形成されている。
【0016】この電子部品10では、カップ端子の保持
部の下端にストッパ部が設けられていないので、従来の
電子部品1に比べて、カップ端子12a,12bの保持
部16a,16bの内側に圧電共振素子20を深く挿入
して保持することができる。そのため、この電子部品1
0では、保持部16a,16bから圧電共振素子20が
はみ出すことがなく、図5および図6に示すカップ端子
が用いられる従来の電子部品1に比べて、低背化が図ら
れる。したがって、この電子部品10を装置内に組み込
んだとき、その取付けスペースを小さくできる。
【0017】さらに、この電子部品10では、カップ端
子12a,12bの保持部16a,16bに圧電共振素
子20を挿入したとき、保持部16a,16bから圧電
共振素子20がはみ出ないため、外形寸法が安定し、そ
の表面にたとえば製造番号などの印刷の表示が容易とな
る。
【0018】図2(A)はこの発明の他の実施例を示す
正面図であり、図2(B)はその平面図である。この実
施例の電子部品10では、図1実施例の電子部品と比べ
て、特に、カップ端子12aおよび12bの外側面に、
コンデンサ基板28がたとえばはんだ付けなどにより電
気的かつ機械的に接続される。コンデンサ基板28は、
図3(A)に示すように、矩形板状の誘電体の一方主面
の長手方向の両端に1対の電極30aおよび30aが形
成される。また、誘電体の他方主面の中央には、図3
(B)に示すように、電極30bが形成される。そし
て、電極30a,30aと1対のカップ端子12a,1
2bの保持部16a,16bの外側面とが電気的かつ機
械的に接続される。さらに、コンデンサ基板28の中央
の電極30bに端子32が接続される。
【0019】この電子部品10でも、図5および図6に
示すカップ端子が用いられる従来の電子部品1に比べ
て、カップ端子12a,12bの保持部16a,16b
の内側に圧電共振素子20を深く挿入して保持すること
ができるので、従来の電子部品1に比べて、低背化が図
られる。したがって、この電子部品10を装置内に組み
込んだとき、その取付けスペースを小さくできる。この
図2実施例では、カップ端子の保持部16a,16bの
外側面にコンデンサ基板28を取付けたが、抵抗など他
の電子部品素子でもよいし、これらを組み合わせた回路
基板を用いることも可能である。
【0020】図4はこの発明に適用されるカップ端子の
他の例を示す側面図である。このカップ端子12では、
図1および図2実施例に適用されるカップ端子と比べ
て、特にたとえば、θ1=60°,θ2=150°に設
定されている。このカップ端子12を用いた電子部品で
も、図1および図2に示す電子部品10と同様に、従来
の電子部品1に比べて、低背化が可能となる。
【0021】上述の各実施例では、電子部品素子とし
て、たとえば圧電共振素子20を用いたが、抵抗および
コンデンサなど他の電子部品素子を用いることも可能で
ある。また、それらの電子部品素子の電極とカップ端子
の保持部とを電気的かつ機械的に接続する方法として
は、はんだ付け以外にも導電ペーストなどの他の導電性
接合材を用いてもよい。さらに、カップ端子12aおよ
び12bは、断面J字形以外にも、断面U字形,断面半
円形および断面L字形など他の形状に形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)はこの発明の一実施例を示す正面図
であり、図1(B)は図1(A)におけるカップ端子の
側面図であり、図1(C)はその要部拡大斜視図であ
る。
【図2】図2(A)はこの発明の他の実施例を示す正面
図であり、図2(B)はその平面図である。
【図3】図2実施例におけるコンデンサ基板を示す図で
あり、(A)はその正面図であり、(B)はその背面図
である。
【図4】この発明に適用されるカップ端子の他の例を示
す側面図である。
【図5】この発明の背景となる従来の圧電部品の一例を
示す図であり、(A)はその正面図であり、(B)はそ
の圧電部品に用いられるカップ端子を示す要部斜視図で
ある。
【図6】この発明の背景となる従来の圧電部品に用いら
れるカップ端子の他の例を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
10 圧電部品 12a,12b カップ端子 14a,14b リード部 16a,16b 保持部 18a,18b 折り曲げ部 20 圧電共振素子 22 圧電基板 24,26,30a,30b 電極 28 コンデンサ基板 32 端子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極を有する電子部品素子、および前記
    電子部品素子を挿入して保持するためにその開口が対向
    するように配置された保持部と前記保持部の一方から延
    びるリード部とを備え、前記保持部に前記電子部品素子
    の前記電極が電気的かつ機械的に接続される1対のカッ
    プ端子を含み、 前記保持部と前記リード部の付け根部との角度をθ1と
    し、前記リード部の中間部の折り曲げ角度をθ2とした
    とき、0<θ1≦90°,θ2≧90°になるように設
    定される、電子部品。
JP6095793A 1993-02-24 1993-02-24 電子部品 Pending JPH06252683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6095793A JPH06252683A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 電子部品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6095793A JPH06252683A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 電子部品

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JPH06252683A true JPH06252683A (ja) 1994-09-09

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ID=13157395

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JP6095793A Pending JPH06252683A (ja) 1993-02-24 1993-02-24 電子部品

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JP (1) JPH06252683A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2765403A1 (fr) * 1997-06-25 1998-12-31 Hewlett Packard Co Structures encastrees de guides d'ondes pour un module de circuit a micro-ondes
US5982076A (en) * 1997-05-28 1999-11-09 Samsung Electro-Mechanics Co., Ltd. Electronic component involving 2-terminal type piezo-electric device
US6307305B1 (en) 1999-09-17 2001-10-23 Murata Manufacturing Co., Ltd Piezoelectric component with leads

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FR2765403A1 (fr) * 1997-06-25 1998-12-31 Hewlett Packard Co Structures encastrees de guides d'ondes pour un module de circuit a micro-ondes
US6307305B1 (en) 1999-09-17 2001-10-23 Murata Manufacturing Co., Ltd Piezoelectric component with leads

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