JPH0323415Y2 - - Google Patents

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JPH0323415Y2
JPH0323415Y2 JP1985201749U JP20174985U JPH0323415Y2 JP H0323415 Y2 JPH0323415 Y2 JP H0323415Y2 JP 1985201749 U JP1985201749 U JP 1985201749U JP 20174985 U JP20174985 U JP 20174985U JP H0323415 Y2 JPH0323415 Y2 JP H0323415Y2
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pad
clamp spring
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steering wheel
edge
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JP1985201749U
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Steering Controls (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等のステアリングホイールに
係り、特に、ステアリングホイール本体の上部に
ホーン操作用その他のパツドを設けたものに関す
る。
〔従来の技術〕
従来のこの種のステアリングホイールとして、
実開昭60−57468号公報に示されたものがある。
これは、合成樹脂製のパツドの下部に設けた金
属製のクランプスプリングのく字状の係止部(弾
性係止部)を、ステアリングホイール本体の上部
に設けたパツド取付板(ホーンプレート)の取付
孔(係止孔)に挿通して弾性的に係止するもの
で、クランプスプリングの係止部の上部に幅狭部
を形成することにより、パツドに衝撃が加わつて
パツドがずれたときに、パツド取付板の取付孔の
縁部下面にクランプスプリングの係止部の上縁を
係合させて、パツドの脱落を防止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した従来のステアリングホイー
ルでは、パツドを定位置に固定するために、パツ
ドに複数の突部を一体成形してパツド取付板の上
面に当接している。
そのため、パツドを成形する金型のキヤビテイ
形成が面倒であり、しかも、表面被覆部を持たな
いパツドの場合、突部に対応したパツドの表面に
ヒケが生じるという問題があり、さらに、突部を
強固に形成しないと、突部が衝撃時に折れてしま
うので、強度的な配慮も必要であつた。
また、この従来のステアリングホイールでは、
衝撃によるパツドのずれを利用してパツドの脱落
を防止しているので、安全対策上一応の効果はあ
るが、パツドにずれを生じさせずにパツドをその
まま上方に外すような力が作用した場合には、ス
テアリングホイール本体からパツドが脱落してし
まうという問題があつた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、ステアリングホイール本体のパツド取付板に
対して、クランプスプリングを介して、パツドを
取付けるステアリングホイールにおいて、パツド
の製造を容易にすること、及び、ステアリングホ
イール本体からパツドが衝撃等により脱落するの
を防止することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ステアリングホイール本体4の上部
に、取付孔31を備えたパツド取付板たとえばホ
ーンプレート15等を設けるとともに、たとえば
ホーン操作用のパツド5の下部に、パツド5に対
する取付片22から脚片23を折曲しかつこの脚
片23の先端部にく字状の係止部27を形成して
成るクランプスプリング21を設け、このクラン
プスプリング21の係止部27を上記パツド取付
板の取付孔31に挿通して取付孔31の縁辺32
の下部に弾性的に係止したステアリングホイール
に関するものであつて、上記クランプスプリング
21の取付片22及び脚片23の少なくとも一方
に、上記パツド取付板の上部に当接する支持片3
0,30a,30bを一体に設け、この支持片3
0,30a,30bと上記係止部27とでパツド
取付板を挟持し、かつ、上記クランプスプリング
21の係止部27に、先端に端縁部28を残して
切欠部29を上下方向に形成し、上記パツド取付
板の取付孔31の縁辺32に、上記クランプスプ
リング21の切欠部29に嵌合する係合突起33
を突設し、上記パツド取付板の取付孔31の縁辺
32から上記クランプスプリング21の係止部2
7が外れたとき、このクランプスプリング21の
端縁部28が上記パツド取付板の係合突起33に
係合するものである。
〔作用〕
本考案のステアリングホイールは、パツド5に
設けたクランプスプリング21の係止部27と支
持片30,30a,30bとで、ステアリングホ
イール本体4に設けたホーンプレート15等のパ
ツド取付板を弾性的に挟持し、これによつて、従
来のようなパツド5と一体の突部を設けることな
く、パツド5をパツド取付板に取付固定すること
ができ、また、パツド5に衝撃が加わつてパツド
取付板の取付孔31の縁辺からクランプスプリン
グ21の係止部27が外れたとしても、このクラ
ンプスプリング21の端縁部28がパツド取付板
の係合突起33に係合するので、パツド5がステ
アリングホイール本体4から脱落することがな
い。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図はステアリングホイールを示
し、このステアリングホイールは、環状のリム部
1と、その中心に位置したボス部2と、これらの
リム部1及びボス部2を連結した複数のスポーク
部3から成るステアリングホイール本体4の上部
に、この実施例ではボス部2の上部に、ホーン操
作用のパツド5を設けたものである。
上記ステアリングホイール本体4は、図示しな
いステアリングシヤフトに嵌着されるボス部2の
金属ボス6と、各スポーク部3の芯金7と、リム
部1の芯金8を互いに溶接し、金属ボス6の下部
に合成樹脂製の下部カバー9を装着して金属ボス
6及び各スポーク部3の芯金7の内端部の下面及
び側面を覆うとともに、この下部カバー9及び上
記パツド5から露出した各スポーク部3の芯金7
の外端部及びリム部1の芯金8を軟質合成樹脂製
の外被10で覆うことによつて形成されている。
そして、上記金属ボス6の上部にはフランジ部
11が一体形成され、このフランジ部11に支持
板12が固定され、この支持板12上に、絶縁イ
ンシユレータ13及びコイルスプリング14を介
してパツド取付板としての金属製のホーンプレー
ト15が押圧自在に支持されている。
なお、上記下部カバー9はねじ16で上記支持
板12に固定されているとともに、上記ホーンプ
レート15は下部カバー9の下面に設けられた環
状のスリツプリング17に、図示しないコンタク
トスプリングを介して、電気的に接続されてい
る。
また、上記パツド5は、合成樹脂製で、その下
部に複数たとえば3個の金属製のクランプスプリ
ング21が設けられている。この各クランプスプ
リング21は、第3図ないし第5図に示すよう
に、取付片22と、この取付片22の両端から折
曲した一対の脚片23とでほぼコ字状に形成され
ており、その取付片22を上記パツド5に突設し
た取付用突部24にねじ25で取付けるととも
に、この取付片22をパツド5に突設した複数の
方向規制用突部26に係合することにより、パツ
ド5に固定されている。
そして、この各クランプスプリング21の一対
の脚片23の先端部には外方にく字状に折曲した
係止部27が形成され、この係止部27の先端に
端縁部28を残して、各脚片23に上下方向の切
欠部29が形成されているとともに、この各切欠
部29の上部の取付片22の両端から各係止部2
7と同方向にく字状に折曲した支持片30が一体
に形成されており、上記係止部27を上記ホーン
プレート15に形成した取付孔31に挿通して取
付孔31の縁辺32の下部に弾性的に係止すると
ともに、上記支持片30を上記取付孔31の縁辺
32に突設した係合突起33の上部に当接するこ
とにより、第3図に示すように、クランプスプリ
ング21の各係止部27と各支持片30とでホー
ンプレート15を弾性的に挟持し、パツド5が各
クランプスプリング21を介してホーンプレート
15に固定されている。
したがつて、パツド5を押圧すると、ホーンプ
レート15が押圧され、可動接点となるホーンプ
レート15と固定接点となるねじ16の頭部が導
通し、ホーンが吹鳴するようになつている。
そうして、パツド5を各クランプスプリング2
1を介してホーンプレート15に固定した第3図
の状態では、クランプスプリング21の脚片23
の切欠部29に、ホーンプレート15の取付孔3
1の係合突起33が遊嵌しているので、パツド5
に衝撃が加わつて、ホーンプレート15の取付孔
31の縁辺32からクランプスプリング21の係
止部27が外れたとしても、第5図に示すよう
に、クランプスプリング21の係止部27の端縁
部28が、ホーンプレート15の取付孔31の係
合突起33に引掛かるので、パツド5がステアリ
ングホイール本体4から脱落することがない。
そして、パツド5の取付けに際しても、パツド
5側の各クランプスプリング21の係止部27を
ステアリングホイール本体4側のホーンプレート
15の対応する取付孔31に向けた状態で、パツ
ド5をステアリングホイール本体4に押圧する
と、各クランプスプリング21のく字状の係止部
27の端縁部28が取付孔31の係合突起33を
弾性的に乗越えて、係止部27が取付孔31を通
過し、係止部27が取付孔31の縁辺32の下部
に弾性的に係止するとともに、係止部27の切欠
部29に取付孔31の縁辺32の係合突起33が
遊嵌し、さらに、係止部27の上部の支持片30
が取付孔31の縁辺32の係合突起33の上部に
係止するので、パツド5の取付けが容易にでき
る。
また、第6図及び第7図はクランプスプリング
21の変形例を示すもので、取付片22から脚片
23の切欠部29の外方に開いた支持片30aを
設けた例で、この支持片30aは、ホーンプレー
ト15の取付孔31から離れた位置に当接する。
そして、第8図もクランプスプリング21の変
形例を示すもので、第6図及び第7図の変形例と
は逆に、取付片22から脚片23の切欠部29の
内方に閉じた支持片30bを設けた例である。
さらに、別の変形例として、クランプスプリン
グ21の一対の脚片23の両側部に位置して取付
片22から脚片23の外方に開いた支持片を設け
てもよく、この場合、1つのクランプスプリング
21に4つの支持片を設けることができる。
なお、いずれの支持片30,30a,30bも、
弾性を有するが、パツド5の通常のホーン操作時
の押圧により変形してはならず、したがつて、ホ
ーンプレート15を支持したコイルスプリング1
4の弾性よりも強くしておく。そして、いずれの
支持片30,30a,30bも、クランプスプリ
ング21の取付片22に一体に設けたが、脚片2
3に一体に設けることもできる。
また、本考案の実施に際して、パツド5の位置
は、ボス部2に限らず、スポーク部3でもよく、
さらに、パツド5は、ホーン操作用に限らず、他
の目的、たとえば内部構造の覆いを目的としてス
テアリングホイール本体4に設けられるものでも
よく、したがつて、パツド取付板も、ホーンプレ
ート15のように押圧自在のものに限らず、固定
のものでもよい。
〔考案の効果〕 上述したように、本考案によれば、パツドに設
けたクランプスプリングのく字状の係止部をステ
アリングホイール本体に設けたパツド取付板の取
付孔に挿通して取付孔の縁辺の下部に係止すると
ともに、クランプスプリングの支持片をパツド取
付板の上部に当接し、係止部と支持片とで、パツ
ド取付板を弾性的に挟持するので、従来のような
パツドと一体の突部を設けることなく、パツドを
パツド取付板に取付け固定することができ、そし
て、取付けたパツドががたつくことがなく、した
がつて、パツドを成形する金型のキヤビテイ形成
が容易となり、しかも、パツドの表面にヒケを生
じさせる可能性のある突部を少なくできるので、
パツドの製造が容易となる。
また、パツドに衝撃が加わつてパツド取付板の
取付孔の縁辺からクランプスプリングのく字状の
係止部が外れたとしても、クランプスプリングの
係止部の端縁部がパツド取付板の取付孔の係合突
起に係合するので、パツドがステアリングホイー
ル本体から脱落することがなく、したがつて、運
転者の安全を確保できる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のステアリングホイールの実施例を
示し、第1図は第2図の−視断面図、第2図
はステアリングホイールの平面図、第3図はその
要部の縦断面図で通常時の状態、第4図はその要
部の分解斜視図、第5図はその要部の縦断面図で
パツドの脱落が防止された状態であり、第6図及
び第7図はクランプスプリングの変形例を示す要
部の縦断面図及び分解斜視図、第8図はクランプ
スプリングの他の変形例を示す要部の縦断面図で
ある。 4……ステアリングホイール本体、5……パツ
ド、15……パツド取付板としてのホーンプレー
ト、21……クランプスプリング、22……取付
片、23……脚片、27……係止部、28……端
縁部、29……切欠部、30,30a,30b…
…支持片、31……取付孔、32……縁辺、33
……係合突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングホイール本体の上部に、取付孔を
    備えたパツド取付板を設けるとともに、パツドの
    下部に、パツドに対する取付片から脚片を折曲し
    かつこの脚片の先端部にく字状の係止部を形成し
    て成るクランプスプリングを設け、このクランプ
    スプリングの係止部を上記パツド取付板の取付孔
    に挿通して取付孔の縁辺の下部に弾性的に係止し
    たステアリングホイールであつて、 上記クランプスプリングの取付片及び脚片の少
    なくとも一方に、上記パツド取付板の上部に当接
    する支持片を一体に設け、この支持片と上記係止
    部とでパツド取付板を挟持し、 かつ、上記クランプスプリングの係止部に、先
    端に端縁部を残して切欠部を上下方向に形成し、
    上記パツド取付板の取付孔の縁辺に、上記クラン
    プスプリングの切欠部に嵌合する係合突起を突設
    し、上記パツド取付板の取付孔の縁辺から上記ク
    ランプスプリングの係止部が外れたとき、このク
    ランプスプリングの端縁部が上記パツド取付板の
    係合突起に係合することを特徴とするステアリン
    グホイール。
JP1985201749U 1985-12-25 1985-12-25 Expired JPH0323415Y2 (ja)

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JPS62105866U (ja) 1987-07-06

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