JPH086671Y2 - ステアリングホイールへのホーンパット取付構造 - Google Patents
ステアリングホイールへのホーンパット取付構造Info
- Publication number
- JPH086671Y2 JPH086671Y2 JP13247289U JP13247289U JPH086671Y2 JP H086671 Y2 JPH086671 Y2 JP H086671Y2 JP 13247289 U JP13247289 U JP 13247289U JP 13247289 U JP13247289 U JP 13247289U JP H086671 Y2 JPH086671 Y2 JP H086671Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- steering wheel
- clamp spring
- horn pad
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はステアリングホイールへのホーンパッド取付
構造に関するものである。
構造に関するものである。
(従来技術) 従来、ホーンパッド取付けの作業性を良くする為、ね
じ止め等でなく、金属製のクランプを使用し、これの弾
性を利用してワンタッチで固定できるようにしていた。
例えば第5図に示すクランプスプリングaは左右対称形
に成形された係止片bを備え、この係止片bをたとえば
アームc側の穴dに挿入し、係止片bの弾性で取付ける
ようになっていた。外すときは左右の係止片bを内側に
押して(第6図矢印)巾狭にすれば容易に外すことがで
きる。
じ止め等でなく、金属製のクランプを使用し、これの弾
性を利用してワンタッチで固定できるようにしていた。
例えば第5図に示すクランプスプリングaは左右対称形
に成形された係止片bを備え、この係止片bをたとえば
アームc側の穴dに挿入し、係止片bの弾性で取付ける
ようになっていた。外すときは左右の係止片bを内側に
押して(第6図矢印)巾狭にすれば容易に外すことがで
きる。
しかし、取り付け・取り外しが易しい半面、運転者が
ホーンパッドに衝突し衝撃力が加わった場合、ホーンパ
ッドが外れるという問題があった。
ホーンパッドに衝突し衝撃力が加わった場合、ホーンパ
ッドが外れるという問題があった。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来技術の問題点に鑑み、取り付けが容易
で、しかも取り外しに際してもスプリングの一部をドラ
イバー等で押せば容易に外すことができ、尚かつ衝撃力
が加わってもホーンパッドが脱落することのない強固な
取付構造を提供することを目的とする。
で、しかも取り外しに際してもスプリングの一部をドラ
イバー等で押せば容易に外すことができ、尚かつ衝撃力
が加わってもホーンパッドが脱落することのない強固な
取付構造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 平鋼スプリング材をプレス加工した複数のクランプス
プリング11をホーンパッド4下面の取付部材に取付け、
ステアリングホイール側のアーム6に装着する押圧式ホ
ーンパッドの取付構造に於て、前記クランプスプリング
11は取付部12に対し直角に折曲げた脚片13と、該脚片13
の下端から外向き上方に斜めに折曲げた係止部14と、該
係止部14の上部に内向に折曲げた段部15と、段部15の中
央端部から直角上方に立上る立上り片16とよりなり、又
前記ステアリングホイール側のアーム6には前記脚片13
及び係止部14を挿通可能な長方形大穴17aと前記立上り
片16が係合する小穴17bとからなる凸型穴17が設けられ
ており、前記クランプスプリング11の段部15を、ステア
リングホイールのアーム6の下面に当接させ、クランプ
スプリング11の立上り片16をアーム6に設けた前記凸型
穴17の小穴17bの内側面と係合させて取付けるようにし
た。
プリング11をホーンパッド4下面の取付部材に取付け、
ステアリングホイール側のアーム6に装着する押圧式ホ
ーンパッドの取付構造に於て、前記クランプスプリング
11は取付部12に対し直角に折曲げた脚片13と、該脚片13
の下端から外向き上方に斜めに折曲げた係止部14と、該
係止部14の上部に内向に折曲げた段部15と、段部15の中
央端部から直角上方に立上る立上り片16とよりなり、又
前記ステアリングホイール側のアーム6には前記脚片13
及び係止部14を挿通可能な長方形大穴17aと前記立上り
片16が係合する小穴17bとからなる凸型穴17が設けられ
ており、前記クランプスプリング11の段部15を、ステア
リングホイールのアーム6の下面に当接させ、クランプ
スプリング11の立上り片16をアーム6に設けた前記凸型
穴17の小穴17bの内側面と係合させて取付けるようにし
た。
(作用) ホーンパッド4をステアリングホイール側のアーム6
に取付けるには、クランプスプリング11をアーム6に設
けた凸型穴に押し込んでワンタッチで取付けることがで
きる。このとき立上り片16が凸型穴の小穴17bの内側面
に係合し、しっかりと取付けることができる。又取外す
にはクランプスプリング11の係止部14をばね力に抗して
内側に押せば、容易にアーム6に設けた凸型穴から引出
すことができる。
に取付けるには、クランプスプリング11をアーム6に設
けた凸型穴に押し込んでワンタッチで取付けることがで
きる。このとき立上り片16が凸型穴の小穴17bの内側面
に係合し、しっかりと取付けることができる。又取外す
にはクランプスプリング11の係止部14をばね力に抗して
内側に押せば、容易にアーム6に設けた凸型穴から引出
すことができる。
(実施例) 本考案の一実施例を図面を参照して説明する。第1図
はステアリングホイールを示し、このステアリングホイ
ールは、環状のリム部1と、その中心に位置したボス部
2と、これらのリム部1及びボス部2を連結した複数の
スポーク部3から成るステアリングホイール本体とボス
部2の上部に取付けたホーン操作用のホーンパッド4と
からなっている。
はステアリングホイールを示し、このステアリングホイ
ールは、環状のリム部1と、その中心に位置したボス部
2と、これらのリム部1及びボス部2を連結した複数の
スポーク部3から成るステアリングホイール本体とボス
部2の上部に取付けたホーン操作用のホーンパッド4と
からなっている。
上記ステアリングホイール本体は、図示しないステア
リングシャフトに嵌着されるボス部2の金属ボス5と、
各スポーク部3のアーム6と、リム部1の芯金7を互い
に溶接し、金属ボス5の下部に合成樹脂製の下部カバー
8を装着して金属ボス5及び各スポーク部3のアーム6
の内端部の下面及び側面を覆うとともに、この下部カバ
ー8及び上記ホーンパッド4から露出した各スポーク部
3のアーム6の外端部及びリム部1の芯金7を軟質合成
樹脂製の外被9で覆うことによって形成されている。
リングシャフトに嵌着されるボス部2の金属ボス5と、
各スポーク部3のアーム6と、リム部1の芯金7を互い
に溶接し、金属ボス5の下部に合成樹脂製の下部カバー
8を装着して金属ボス5及び各スポーク部3のアーム6
の内端部の下面及び側面を覆うとともに、この下部カバ
ー8及び上記ホーンパッド4から露出した各スポーク部
3のアーム6の外端部及びリム部1の芯金7を軟質合成
樹脂製の外被9で覆うことによって形成されている。
そして、上記金属ボス5の上部には支持部材10が取付
けられ、この支持部材10に前記アーム6の内端が固定さ
れ、このアーム6上にホーンパッド4は取付けられてい
る。
けられ、この支持部材10に前記アーム6の内端が固定さ
れ、このアーム6上にホーンパッド4は取付けられてい
る。
本考案はこのホーンパッド4のアーム6への取付構造
であって、以下第2図〜第4図を参照して説明する。11
は平鋼スプリング材をプレス加工したクランプスプリン
グである。このクランプスプリング11はホーンパッド4
の下側に取付けた取付部材に複数個取付けられている。
であって、以下第2図〜第4図を参照して説明する。11
は平鋼スプリング材をプレス加工したクランプスプリン
グである。このクランプスプリング11はホーンパッド4
の下側に取付けた取付部材に複数個取付けられている。
クランプスプリング11は第2図に示す如く、平坦な取
付部12と、該取付部12に対し直角に折曲げられた脚片13
と、該脚片13の下端から外側上方に斜めに折曲げられた
係止部14と、該係止部14の上部で略水平内向に折曲げら
れた段部15と、段部15の中央端部から直角上方に立上る
立上り片16とからなっている。17はアーム6に穿設した
凸型穴で、該穴にクランプスプリング11は挿入される。
凸型穴17は脚片13と係止部14とが挿入される横長の長方
形大穴17aと、立上り片16が嵌る小穴17bとで構成されて
いる。
付部12と、該取付部12に対し直角に折曲げられた脚片13
と、該脚片13の下端から外側上方に斜めに折曲げられた
係止部14と、該係止部14の上部で略水平内向に折曲げら
れた段部15と、段部15の中央端部から直角上方に立上る
立上り片16とからなっている。17はアーム6に穿設した
凸型穴で、該穴にクランプスプリング11は挿入される。
凸型穴17は脚片13と係止部14とが挿入される横長の長方
形大穴17aと、立上り片16が嵌る小穴17bとで構成されて
いる。
第3図はクランプスプリング11がアーム6の凸型穴17
に押し込まれた状態を示す。クランプスプリング11の係
止部14の厚みt(第3図)は長方形大穴17aの短辺寸法
t′(第2図)よりも大であって、係止部14を凸型穴17
に挿入するにはそのばね力に抗して挿入する。挿入する
と、段部15の上面がアーム6の下面に当接し、又立上り
片16が小穴17bの内側面に押圧されて当接する。
に押し込まれた状態を示す。クランプスプリング11の係
止部14の厚みt(第3図)は長方形大穴17aの短辺寸法
t′(第2図)よりも大であって、係止部14を凸型穴17
に挿入するにはそのばね力に抗して挿入する。挿入する
と、段部15の上面がアーム6の下面に当接し、又立上り
片16が小穴17bの内側面に押圧されて当接する。
第4図はこの状態を斜め方向から見た図で、立上り片
16が小穴17bに嵌っているので、衝撃がホーンパッドに
かゝっても、この立上り片16の小穴17bの内側面との係
合で外れないようになっている。
16が小穴17bに嵌っているので、衝撃がホーンパッドに
かゝっても、この立上り片16の小穴17bの内側面との係
合で外れないようになっている。
(効果) クランプスプリング11の段部15をアーム6の下面と当
接させ、又クランプスプリング11の立上り片16をアーム
6に設けた凸型穴の小穴17bと係合させるようにした。
接させ、又クランプスプリング11の立上り片16をアーム
6に設けた凸型穴の小穴17bと係合させるようにした。
したがって取付けはばね力に抗して単に押し込むだ
け、又外す場合は係止部14をドライバー等で押して、立
上り片16と小穴17bの係合を解けば容易に上方に引出す
ことができる。
け、又外す場合は係止部14をドライバー等で押して、立
上り片16と小穴17bの係合を解けば容易に上方に引出す
ことができる。
このように取付け取り外しが容易であるが、一旦取り
つけると、立上り部16と凸型穴17を構成する小穴17bの
内側面との強固な当接構造により、衝撃力が加わっても
外れる心配は皆無である。
つけると、立上り部16と凸型穴17を構成する小穴17bの
内側面との強固な当接構造により、衝撃力が加わっても
外れる心配は皆無である。
第1図は本考案を実施したステアリングホイール。 第2図はクランプスプリング及び凸形穴の斜視図。 第3図はクランプスプリングを挿入した状態を示す。 第4図は同じくクランプスプリングを凸形穴に挿入した
状態の斜視図。 第5図は公知クランプスプリングの斜視図。 第6図は同じくクランプスプリングをアーム側に挿入し
た状態を示す。 図において; 1……リム部、2……ボス部 3……スポーク部、4……ホーンパッド 5……金属ボス、6……アーム 7……芯金、8……下部カバー 9……外被、10……支持部材 11……クランプスプリング、12……取付部 13……脚片、14……係止部 15……段部、16……立上り片 17……凸型穴、17a……長方形大穴 17b……小穴
状態の斜視図。 第5図は公知クランプスプリングの斜視図。 第6図は同じくクランプスプリングをアーム側に挿入し
た状態を示す。 図において; 1……リム部、2……ボス部 3……スポーク部、4……ホーンパッド 5……金属ボス、6……アーム 7……芯金、8……下部カバー 9……外被、10……支持部材 11……クランプスプリング、12……取付部 13……脚片、14……係止部 15……段部、16……立上り片 17……凸型穴、17a……長方形大穴 17b……小穴
Claims (1)
- 【請求項1】平鋼スプリング材をプレス加工した複数の
クランプスプリング(11)をホーンパッド(4)下面の
取付部材に取付け、ステアリングホイール側のアーム
(6)に装着する押圧式ホーンパッドの取付構造に於
て、前記クランプスプリング(11)は取付部(12)に対
し直角に折曲げた脚片(13)と、該脚片(13)の下端か
ら外向き上方に斜めに折曲げた係止部(14)と、該係止
部(14)の上部に内向きに折曲げた段部(15)と、段部
(15)の中央端部から直角上方に立上る立上り片(16)
とよりなり、又前記ステアリングホイールのアーム
(6)側には前記脚片(13)及び係止部(14)を挿通可
能な長方形大穴(17a)と前記立上り片(16)が係合す
る小穴(17b)とからなる凸型穴(17)が設けられてお
り、前記クランプスプリング(11)の段部(15)を、ス
テアリングホイールのアーム(6)の下面に当接させ、
クランプスプリング(11)の立上り片(16)をアーム
(6)に設けた前記凸型穴(17)の小穴(17b)の内側
面と係合させて取付けることを特徴とするステアリング
ホイールへのホーンパッド取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13247289U JPH086671Y2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | ステアリングホイールへのホーンパット取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13247289U JPH086671Y2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | ステアリングホイールへのホーンパット取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0370573U JPH0370573U (ja) | 1991-07-16 |
JPH086671Y2 true JPH086671Y2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=31679925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13247289U Expired - Lifetime JPH086671Y2 (ja) | 1989-11-16 | 1989-11-16 | ステアリングホイールへのホーンパット取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH086671Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-16 JP JP13247289U patent/JPH086671Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0370573U (ja) | 1991-07-16 |
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