JPH0721421Y2 - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

Info

Publication number
JPH0721421Y2
JPH0721421Y2 JP1988098312U JP9831288U JPH0721421Y2 JP H0721421 Y2 JPH0721421 Y2 JP H0721421Y2 JP 1988098312 U JP1988098312 U JP 1988098312U JP 9831288 U JP9831288 U JP 9831288U JP H0721421 Y2 JPH0721421 Y2 JP H0721421Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad
steering wheel
mounting hole
locking portion
leg piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988098312U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0218768U (ja
Inventor
友一 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP1988098312U priority Critical patent/JPH0721421Y2/ja
Publication of JPH0218768U publication Critical patent/JPH0218768U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0721421Y2 publication Critical patent/JPH0721421Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車等のステアリングホイールに係り、特
に、ステアリングホイール本体の上部にホーン操作用そ
の他のパッドを設けたものに関する。
(従来の技術) 従来のこの種のステアリングホイールとして、実開昭62
−36868号公報に示されたものがある。
このステアリングホイールは、第7図に示すように、ホ
ーンパッドの下部に設けたクランプスプリング1のく字
状の係止部2を、ステアリングホイール本体の上部に設
けたホーンプレート3の取付孔4に挿通して弾性的に係
止することにより、ステアリングホイール本体にホーン
パッドを取付けるものであるが、クランプスプリング1
の脚片5を下側部を単純にく字状に折曲することによっ
て係止部2を形成しているので、係止部2を取付孔4に
挿通する際に、脚片5がその起点a1を基準に変形するだ
けのため、係止部2による抜け止めの係止力を強くする
目的で、係止部2の高さb1を高くすると、係止部2の取
付孔4に挿通するのに必要な力が大きくなって、挿通し
難くなり、また、脚片5の係止部2までの長さc1もある
程度必要となるので、ホーンパッドの取付け位置が高く
なって、ステアリングホイール全体としては、ホーンパ
ッド部分の厚さが厚くなり、薄型のステアリングホイー
ルを形成する場合に問題を有している。
(考案が解決しようとする課題) 上述したように、従来のステアリングホイールの場合、
クランプスプリング1の係止部2による抜け止めの係止
力を強くすると、係止部2を取付孔4に挿通するのが難
しくなり、また、脚片5の係止部2までの長さc1もある
程度必要となるので、薄型のステアリングホイールを形
成する場合に問題を有している。
本考案は、このような点に鑑みなされたもので、クラン
プスプリングと取付孔に安定して取り付けることができ
るとともに、クランプスプリングの係止部による抜け止
めの係止力を確保しながら、係止部を取付孔に容易に挿
通できるようにし、また、脚片の係止部までの長さを短
くできるようにして、薄型のステアリングホイールを形
成できるようにすることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案は、ステアリングホイール本体14の上部に、取付
孔38を備えたパッド取付板25を設けるとともに、パッド
15の下部に、脚片33およびく字状の係止部37を備えたク
ランプスプリング31を設け、このクランプスプリング31
の脚片33および係止部37を上記パッド取付板25の取付孔
38に挿通して、上記脚片33を取付孔38の縁部に当接する
とともに上記係止部37を取付孔38の縁辺に弾性的に係止
したステアリングホイールに関するものであって、上記
クランプスプリング31は、上記パッド15に対する取付片
32の端部から下方に上記パッド取付板25の取付孔38に対
する脚片33を形成し、この脚片33の下端部側から上方に
上記く字状の係止部37を弾性変形可能に切り起こし形成
して成り、上記脚片33の下端部と係止部37の上端部が自
由端部となっているものである。
(作用) 本考案のステアリングホイールでは、クランプスプリン
グ31の係止部37をパッド取付板25の取付孔38に挿通する
際に、クランプスプリング31の脚片33と、この脚片33か
ら切り起こした係止部37とがそれぞれ独自に弾性的に変
形する。パッド取付板25の取付孔38にクランプスプリン
グ31を挿入した状態で、クランプスプリング31の脚片33
が取付孔38の縁部に当接するとともに、この脚片33に設
けた係止部37が取付孔38の縁辺に弾性的に係止される。
(実施例) 本考案のステアリングホイールの実施例を図面を参照し
て説明する。
第1図及び第2図に示すステアリングホイールは、環状
のリム部11と、その中心に位置したボス部12と、これら
のリム部11及びボス部12を連結した複数のスポーク部13
から成るステアリングホイール本体14の上部に、この実
施例ではボス部12の上部に、ホーン操作用のパッド15を
設けたものである。
上記ステアリングホイール本体14は、図示しないステア
リングシャフトに嵌着されるボス部12の金属ボス16と、
各スポーク部13の芯金17と、リム部11の芯金18を互いに
溶接し、金属ボス16の下部に合成樹脂製の下部カバー19
を装着して金属ボス16及び各スポーク部13の芯金17の内
端部の下面及び側面を覆うとともに、この下部カバー19
及び上記パッド15から露出した各スポーク部13の芯金17
の外端部及びリム部11の芯金18を軟質合成樹脂製の外被
20で覆うことによって形成されている。
そして、上記金属ボス16の上部にはフランジ部21が一体
形成され、このフランジ部21に支持板22が固定され、こ
の支持板22上に、絶縁インシュレータ23及びコイルスプ
リング24を介して、パッド取付板としての金属製のホー
ンプレート25が、ねじ26によって押圧自在に支持されて
いる。
なお、上記下部カバー19はねじ27で上記支持板22に固定
されているとともに、上記ホーンプレート25は上記下部
カバー19の下面に設けられた環状のスリップリング28
に、図示しないコンタクトスプリングを介して、電気的
に接続されている。
また、上記パッド15は、合成樹脂製で、その下部に複数
たとえば3個の金属製のクランプスプリング31が設けら
れている。この各クランプスプリング31は、第3図及び
第4図に示すように、取付片32とこの取付片32の両端か
ら下方に折曲した一対の脚片33とでほぼ倒コ字状に形成
されており、その取付片32を上記パッド15に突設した取
付用突部34にねじ35で取付けるとともに、この取付片32
をパッド15に突設した複数の方向規制用突部36に係合す
ることにより、パッド15に固定されている。
そして、この各クランプスプリング31の一対の脚片33の
両側下部には外方にく字状に突出した係止部37が形成さ
れている。この係止部37は、脚片33の自由端である下端
の両側部から上方に切り起こされ、その上端が自由端と
なっており、この係止部37を上記ホーンプレート25に形
成した取付孔38に挿通して取付孔38の縁辺の下部に弾性
的に係止するとともに、上記パッド15に突設した複数の
押圧用突部39(第1図に図示)をホーンプレート25に当
接することにより、パッド15が各クランプスプリング31
を介してホーンプレート25に固定されている。
したがって、パッド15を押圧すると、ホーンプレート25
が押圧され、可動接点となるホーンプレート25と固定接
点となるねじ27の頭部が導通し、ホーンが吹鳴するよう
になっている。
そして、パッド15の取付けに際しては、パッド15側の各
クランプスプリング31の係止部37をステアリングホイー
ル本体14側のホーンプレート25の対応する取付孔38に向
けた状態で、パッド15をステアリングホイール本体14に
押圧すると、第5図に示すように、各クランプスプリン
グ31の脚片33及びく字状の係止部37がそれぞれの起点a
2,a3を基準に独自に変形弾性的に変形して、係止部37が
取付孔38を通過し、係止部37が取付孔38の縁辺の下部に
係止するので、パッド15の取付けが容易にできる。
すなわち、係止部37が取付孔38を通過するために変形す
る部分の長さが、従来の第7図に示したクランプスプリ
ング1では、脚片5の起点a1からく字状の係止部2の頂
部までの長さであるのに対し、本考案のクランプスプリ
ング31では、脚片33のほぼ全長つまり脚片33の起点a2か
ら係止部37の起点a3までの長さに、係止部37の起点a3か
ら係止部37の頂部までの長さを加えたものとなるので、
係止部37を取付孔38に挿通するのが極めて容易となる。
したがって、係止部37により抜け止めの係止力を強くす
る目的で、第6図に示すように、係止部37の高さb2を高
くしても、係止部37を取付孔38に挿通するための力が大
きくならず、クランプスプリング31の係止部37による抜
け止めの係止力を確保しながら、係止部37を取付孔38に
容易に挿通することができ、また、脚片33の係止部37ま
での長さを短くしても、係止部37による抜け止めの係止
力を確保することができるので、パッド15部分の厚さを
薄くでき、薄型のステアリングホイールを製造すること
ができる。
また、ホーンプレート25の取付孔32にクランプスプリン
グ31を挿入した状態で、クランプスプリング31の一対の
脚片33が取付孔38の縁部に当接するとともに、これら脚
片33に設けた係止部37が取付孔38の縁辺に弾性的に係止
されるため、取付孔38にクランプスプリング31を安定し
て取り付けることができる。
なお、パッド15の位置は、上記実施例のボス部12に限ら
ず、スポーク部13でもよく、さらに、パッド15は、この
実施例のようなホーン操作用のものに限らず、他の目的
たとえば内部構造の覆いを目的としてステアリングホイ
ール本体14に設けられるものでもよく、したがって、パ
ッド取付板も、この実施例のホーンプレート25のように
押圧自在のものに限らず、固定のものでもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、パッド取付板の取付孔にクランプスプ
リングを挿入した状態で、クランプスプリングの脚片が
取付孔の縁部に当接するとともに、この脚片に設けた係
止部が取付孔の縁辺に弾性的に係止されるため、取付孔
にクランプスプリングを安定して取り付けることができ
る。そして、クランプスプリングの脚片に設けた係止部
をパッド取付板の取付孔に挿通する際に、脚片と、この
脚片から切り起こしたく字状の係止部がそれぞれ独自に
弾性的に変形するため、変形する部分の長さが長く、係
止部を取付孔に挿通するのが極めて容易となり、したが
って、係止部による抜け止めの係止力を強くする目的
で、係止部の高さを高くしても、係止部を取付孔に挿通
するための力が大きくならず、係止部による抜け止めの
係止力を確保しながら、係止部を取付孔に容易に挿通す
ることができ、また、脚片の係止部までの長さを短くし
ても、係止部による抜け止めの係止力を確保することが
できるので、パッド部分の厚さを薄くでき、薄型のステ
アリングホイールを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案のステアリングホイールの
実施例を示し、第1図は第2図のI−I視断面図、第2
図は全体の平面図、第3図はクランプスプリングの斜視
図、第4図は要部の縦断面図で通常時の状態、第5図は
要部の縦断面図で組立中の状態、第6図は作用を説明す
るための要部の縦断面図、第7図は従来のステアリング
ホイールの一部の縦断面図である。 14……ステアリングホイール本体、15……パッド、25…
…パッド取付板としてのホーンプレート、31……クラン
プスプリング、32……取付片、33……脚片、37……係止
部、38……取付孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングホイール本体の上部に、取付
    孔を備えたパッド取付板を設けるとともに、パッドの下
    部に、脚片およびく字状の係止部を備えたクランプスプ
    リングを設け、このクランプスプリングの脚片および係
    止部を上記パッド取付板の取付孔に挿通して、上記脚片
    を取付孔の縁部に当接するとともに上記係止部を取付孔
    の縁辺に弾性的に係止したステアリングホイールであっ
    て、 上記クランプスプリングは、上記パッドに対する取付片
    の端部から下方に上記パッド取付板の取付孔に対する脚
    片を形成し、この脚片の下端部側から上方に上記く字状
    の係止部を弾性変形可能に切り起こし形成して成り、上
    記脚片の下端部と係止部の上端部が自由端部であること
    を特徴とするステアリングホイール。
JP1988098312U 1988-07-25 1988-07-25 ステアリングホイール Expired - Lifetime JPH0721421Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988098312U JPH0721421Y2 (ja) 1988-07-25 1988-07-25 ステアリングホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988098312U JPH0721421Y2 (ja) 1988-07-25 1988-07-25 ステアリングホイール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0218768U JPH0218768U (ja) 1990-02-07
JPH0721421Y2 true JPH0721421Y2 (ja) 1995-05-17

Family

ID=31324462

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988098312U Expired - Lifetime JPH0721421Y2 (ja) 1988-07-25 1988-07-25 ステアリングホイール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0721421Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62105867U (ja) * 1985-12-25 1987-07-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0218768U (ja) 1990-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH02139174U (ja)
JPH0721421Y2 (ja) ステアリングホイール
JPH0710993Y2 (ja) ステアリングホイールのホーンスイツチ
JPH0323415Y2 (ja)
JPH0323416Y2 (ja)
JPH0321329Y2 (ja)
JPH0323414Y2 (ja)
JPH0132609Y2 (ja)
JPH086671Y2 (ja) ステアリングホイールへのホーンパット取付構造
JPH0436513Y2 (ja)
JPH0235576Y2 (ja)
JPH0119298Y2 (ja)
JPH0525923Y2 (ja)
JP2534004Y2 (ja) ステアリングホイール
JPH0423104Y2 (ja)
JPH0716541Y2 (ja) 衝撃エネルギー吸収体を備えたステアリングホイール
JPH0142899Y2 (ja)
JPH031343Y2 (ja)
JPH0438434Y2 (ja)
JP2865415B2 (ja) ステアリングホイール
JPH0119435Y2 (ja)
JPH0235577Y2 (ja)
JPH0119784Y2 (ja)
JPH0235575Y2 (ja)
JPH052385Y2 (ja)