JPH052385Y2 - - Google Patents

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JPH052385Y2
JPH052385Y2 JP1986022592U JP2259286U JPH052385Y2 JP H052385 Y2 JPH052385 Y2 JP H052385Y2 JP 1986022592 U JP1986022592 U JP 1986022592U JP 2259286 U JP2259286 U JP 2259286U JP H052385 Y2 JPH052385 Y2 JP H052385Y2
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JP
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boss
contact
coil spring
contact plate
horn
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JP1986022592U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ホーンを吹鳴させるホーンスイツチ
機構を備えたステアリングホイールに関する。
(従来の技術) ホーンスイツチを備えたステアリングホイール
として、例えば実公昭46−35131号公報に示され
たものがある。
このステアリングホイールでは、ボス部の上部
のコンタクトプレートとボス部の下部のスリツプ
リングとを、下端がスリツプリングに接触するコ
イルスプリングと、このコイルスプリングの上端
に当接して押し上げられコンタクトプレートに接
触する接触杆とによつて電気的に導通させてい
る。
しかし、スリツプリングとコンタクトプレート
を電気的に導通させるのに、コイルスプリングと
接触杆の2部品を必要とし、コストが高くなると
ともに、スリツプリングおよびコンタクトプレー
トとの接触部分の他に、コイルスプリングと接触
杆の接触部分があるので、導通不良を生じ易い問
題がある。
そこで、例えば実開昭57−79065号公報に示す
ように、スリヅプリングとコンタクトプレートを
コイルスプリングのみの1部品で電気的に導通さ
せるようにしたステアリングホイールもあるが、
そのコイルスプリングは、ボス部のボスカバーに
設けられコイルスプリングを支持する筒体に対し
て上方から着脱自在になつているので、組立時に
飛び出したり脱落し易い問題がある。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、従来のステアリングホイールで
は、コイルスプリングのみの1部品でスリツプリ
ングとコンタクトプレートとを電気的に導通させ
る構造とすれば、部品点数を少なくし、コストを
低くできるとともに接触不良を生じにくくできる
が、組立時にコイルスプリングが飛び出したり脱
落し易く、組立作業が悪い問題がある。
本考案は、このような点に鑑みてなされたもの
で、スリツプリングとコンタクトプレートとを電
気的に導通させコイルスプリングの脱落を防止す
ることができるステアリングホイールを提供する
ことを目的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、ステアリングシヤフトに嵌着される
ボス5を有するボス部4、環状のリム部2、ボス
部4とリム部2とを連結するスポーク部3からな
るステアリングホイール1であつて、上記ボス部
4の下部に設けられ上下に貫通開口する筒状保持
部19を有するボスカバー16と、このボスカバ
ー16の下面に筒状保持部19の下面開口を閉塞
して設けられたスリツプリング21と、上記ボス
5の上方に支持手段(実施例では絶縁部材9,1
0、圧縮ばね11,取付ねじ12にて構成する)
によりボス5に対して絶縁状態で支持されたコン
タクトプレート8と、上記筒状保持部19に上端
が筒状保持部19の上面から突出し嵌挿され上記
スリツプリング21とコンタクトプレート8とに
それぞれ弾性的に接触して電気的に導通されるコ
イルスプリング22と、上記ボス部4とスポーク
部3の少なくとも一方に設けられホーン押動操作
により上記ボス5側とコンタクトプレート8側と
を電気的に導通させてホーンを吹鳴させる電気的
回路を閉成する可動接点(実施例ではコンタクト
プレート8にて構成する)および固定接点(実施
例では接続ねじ17aにて構成する)を有するホ
ーンスイツチ機構26とを備え、上記ボスカバー
16の筒状保持部19の上端に抜け止め部20を
設けるとともに、上記コイルスプリング22の中
間部にその抜け止め部20に係止される係止段部
25を設けたものである。
(作用) 本考案では、スリツプリング21、コイルスプ
リング22、コンタクトプレート8、ホーンスイ
ツチ機構26、ボス5によつて、ホーンを吹鳴さ
せる電気的回路を構成する。そして、ホーンスイ
ツチ機構26のホーン押動操作により、ホーンス
イツチ機構26の可動接点と固定接点とが接触し
て上記電気的回路が閉成され、ホーンが吹鳴され
る。
スリツプリング21とコンタクトプレート8と
を電気的に導通させているコイルスプリング22
は、係止段部25が筒状保持部19の抜け止め部
20に係止して、筒上保持部19の上端からの抜
け止めがなされる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照し
て説明する。
第3図において、1はステアリングホイール
で、このステアリングホイール1は、環状のリム
部2、このリム部2の内側間に架設されたスポー
ク部3、このスポーク部3の中央に固定されたボ
ス部4から構成されている。
このボス部4は、第1図および第2図に示すよ
うに、スポーク部3のスポーク芯金3aが溶接に
よつて固定され図示しないステアリングシヤフト
に嵌着される金属製のボス5を有し、このボス5
の上面には、金属製の取付板6が固定ねじ7で数
箇所において固定され、この取付板6の上方に金
属製のコンタクトプレート8が支持手段により絶
縁状態で上下動可能に支持されている。この支持
手段は、絶縁部材9,10および圧縮ばね11を
介して取付ねじ12で、コンタクトプレート8を
取付板6に数箇所において取付けることにより、
コンタクトプレート8を下方に向つて押圧可能に
支持している。
さらに、コンタクトプレート8の上部に、ボス
部4の上面を覆う合成樹脂製のホーンパツド13
が、そのホーンパツド13の下面に止めねじ14
によつて固定された弾性を有する金属製のクラン
プスプリング15で数箇所において取付けられて
いる。
また、上記取付板6の下面にボス部4の側面お
よび底面を覆う合成樹脂製のボスカバー16が接
続ねじ17a,17bで数箇所において取付けら
れ、このボスカバー16の上面には、上下に貫通
開口された保持孔18を有する筒状保持部19が
取付板6の挿通孔6aから上方に突出して設けら
れ、この筒状保持部19の上部には、保持孔18
の上端内径を小径に構成する抜け止め部20が設
けられている。なお、この筒状保持部19の保持
孔18は、下方に向つて拡開するように傾斜して
設けられている。
筒状保持部19の保持孔18内には、その保持
孔18に下方から挿入されてボスカバー16の下
面に取付けられた円環状のスリツプリング21に
よつ支持されたコイルスプリンク22が収納され
ている。このコイルスプリンク22は、第4図に
も示すように、下部の大径部23と上部の小径部
24とからなり、その大径部23と小径部24と
の間に係止段部25が形成されている。そして、
大径部23の下端はスリツプリング21に弾性的
に接触するとともに、小径部24の上端は筒状保
持部19から上方に突出してコンタクトプレート
8に弾性的に接触し、スリツプリンク21とコン
タクトプレート8とを電気的に導通する。なお、
係止段部25はコイルスプリング22が圧縮され
ていることから、筒状保持部19の抜け止め部2
0に対して下方に位置して離反している。
そして、コンタクトプレート8は、コイルスプ
リング22、スリツプリング21、図示しないコ
ンタクトピンおよびホーンを介してバツテリーの
(+)側に接続され、また、接続ねじ17aは、
取付板6、ボス5およびステアリングシヤフトを
介してバツテリーの(−)側に接続されており、
コンタクトプレート8をホーンスイツチ機構26
の可動接点とするとともに、接続ねじ17aをホ
ーンスイツチ機構26の固定接点とし、ホーンを
吹鳴させる電気的回路が構成されている。従つ
て、ホーンパツド13を介してコンタクトプレー
ト8を下方に押動すると、コンタクトプレート8
が接続ねじ17aに接触してホーンが吹鳴する。
そうして、上記コイルスプリング22の1部品
のみによつてスリツプリング21とコンタクトプ
レート8とを電気的に導通させるので、部品点数
の削減によるコイルの低減および導通不良の発生
の低減を図れる。しかも、コイルスプリング22
は、その係止段部25が筒状保持部19の抜け止
め部20に係着して上方への抜け止めがなされて
筒状保持部19内に保持されるので、ボスカバー
16にコイルスプリング22およびスリツプリン
グ21を取付ける際の組立時等に筒状保持部19
から脱落するのを防止することができる。
なお、コイルスプリング22は、第5図に示す
ように、小径部24の途中に大径部23を形成し
て係止段部25を設けてもよい。
また、コイルスプリング22は、第6図に示す
ように、大径部23の上下部に長さl1=l2の各小
径部24をそれぞれ形成して係止段部25を設け
てもよく、この場合には、コイルスプリング22
の上下方向の区別がなくなるので、組立作業性が
向上する。
また、上記実施例では、ホーンスイツチ機構2
6として、ホーンパツド13の押圧で一体に可動
するコンタクトプレート8を可動接点とする構成
にしたが、コンタクトプレート8の位置を固定と
し、このコンタクトプレート8の上部にホーンパ
ツド13の押圧によつて接点が閉塞する接点機構
を設け、そして、この接点機構とコンタクトプレ
ート8とを例えばコード等で接続する構成として
もよい。
また、上記実施例では、ボス部4にホーンスイ
ツチ機構26を設けていたが、スポーク部3にホ
ーンスイツチ機構26の接点機構を設けてもよ
く、この場合にも、上述のように接点機構とコン
タクトプレートとをコード等で接続すればよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、スリツプリングとコンタクト
プレートとをコイルスプリングの1部品のみによ
つて電気的に導通させ、かつ、このコイルスプリ
ングに設けた係止段部が筒状保持部の抜け止め部
に係止され、コイルスプリングの抜け止めがなさ
れるので、部品点数の削減によるコストの低減お
よび接触不良の低減を図ることができるととも
に、コイルスプリングの脱落を防止して組立作業
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のステアリングホイールの一実
施例を示す第3図の−視断面図、第2図は第
3図の−視断面図、第3図はその平面図、第
4図はそのコイルスプリングの斜視図、第5図お
よび第6図は本考案の他の実施例を示すコイルス
プリングの斜視図である。 1……ステアリングホイール、2……リム部、
3……スポーク部、4……ボス部、5……ボス、
8……可動接点の機能を兼用するコンタクトプレ
ート、9,10……支持手段の一部を構成する絶
縁部材、11……支持手段の一部を構成する圧縮
ばね、12……支持手段の一部を構成する取付ね
じ、16……ボスカバー、17a……固定接点と
しての接続ねじ、19……筒状保持部、20……
抜け止め部、21……スリツプリング、22……
コイルスプリング、25……係止段部、26……
ホーンスイツチ機構。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングシヤフトに嵌着されるボスを有す
    るボス部、環状のリム部、ボス部とリム部とを連
    結するスポーク部からなるステアリングホイール
    であつて、 上記ボス部の下部に設けられ上下に貫通開口す
    る筒状保持部を有するボスカバーと、 このボスカバーの下面に筒状保持部の下面開口
    を閉塞して設けられたスリツプリングと、 上記ボスの上方に支持手段によりボスに対して
    絶縁状態で支持されたコンタクトプレートと、 上記筒状保持部に上端が筒状保持部の上面から
    突出して嵌挿された上記スリツプリングとコンタ
    クトプレートとにそれぞれ弾性的に接触して電気
    的に導通させるコイルスプリングと、 上記ボス部とスポーク部の少なくとも一方に設
    けられホーン押動操作により上記ボス側とコンタ
    クトプレート側とを電気的に導通させてホーンを
    吹鳴させる電気的回路を閉成する可動接点および
    固定接点を有するホーンスイツチ機構とを備え、 上記ボスカバーの筒状保持部の上端に抜け止め
    部を設けるとともに、上記コイルスプリングの中
    間部にその抜け止め部に係止される係止段部を設
    けた ことを特徴とするステアリングホイール。
JP1986022592U 1986-02-19 1986-02-19 Expired - Lifetime JPH052385Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986022592U JPH052385Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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JP1986022592U JPH052385Y2 (ja) 1986-02-19 1986-02-19

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Publication Number Publication Date
JPS62137747U JPS62137747U (ja) 1987-08-31
JPH052385Y2 true JPH052385Y2 (ja) 1993-01-21

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ID=30820122

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Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5518896U (ja) * 1978-07-25 1980-02-06

Family Cites Families (3)

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JPS6247471U (ja) * 1985-09-11 1987-03-24

Patent Citations (1)

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JPS62137747U (ja) 1987-08-31

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