JPH028346Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH028346Y2
JPH028346Y2 JP1982120735U JP12073582U JPH028346Y2 JP H028346 Y2 JPH028346 Y2 JP H028346Y2 JP 1982120735 U JP1982120735 U JP 1982120735U JP 12073582 U JP12073582 U JP 12073582U JP H028346 Y2 JPH028346 Y2 JP H028346Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slip ring
connecting portion
cover
fixed
terminal plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982120735U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5925140U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP12073582U priority Critical patent/JPS5925140U/ja
Publication of JPS5925140U publication Critical patent/JPS5925140U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH028346Y2 publication Critical patent/JPH028346Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車等のステアリングホイルに組
込まれるステアリングホイル用ホーンスイツチ装
置に関する。
[従来の技術] 第1図に示されるようにホーンスイツチ1はホ
ーン2と電源3との間に直列接続されるものであ
つて、ステアリングホイルに取付けるようになつ
ている。従つてステアリングホイルの回転に伴つ
てホーンスイツチ1も一体に回転するため、ホー
ンスイツチ1は車体側(固定側)に対して相対回
転を生じることになる。従つて車体側との電気接
続をなすためにはステアリングホイルの回転中心
となるボス部に金属製のスリツプリングを設け、
このスリツプリングに車体側の接触子を摺接させ
ることによつてホーンスイツチ1に対する電気接
続をなすようにしている。
第2図は従来のホーンスイツチ装置の一例を示
すものであり、ステアリングホイル(図示せず)
にホーンスイツチ1の可動接片a1と固定接片a2
取付けるとともに、上記可動接片a1に電気接続さ
れる端子板eを連結し、更にこの端子板eに導電
ばねfを介してスリツプリングgを電気接続する
ようにしている。このスリツプリングgはステア
リングホイルと一体に回転するものであり、車体
側の固定接点hに摺接して電気的接触を保つよう
にしている。
また、第3図は他の従来例を示すものであり、
この場合リード線j(いわゆるホーンコード)を
使用してスリツプリングgと可動接片a1との電気
的接続をなすようにしている。
[考案が解決しようとする課題] 上記のように従来品ではいずれも導電ばねfや
リード線jといつた別部材を用いてスリツプリン
グgとの接続を行なうようにしているため、部品
点数が多くなり、製造に要する手間も余計にかか
つている。しかもこのような別部材を間に介在さ
せるために、スイツチ関連の組付け作業に手数が
かかるとともに、接触不良や断線を生じる可能性
のある箇所が増える等の問題もあつた。
従つて本考案の目的は、ホーンスイツチの端子
板とスリツプリングとを導電ばねあるいはリード
線などの別部材を用いることなく接続でき、部品
数の削減と組立ての容易化が図れるとともに、良
好な電気的接触状態が得られるホーンスイツチ装
置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を果たすために開発された本考案のホ
ーンスイツチ装置は、ステアリングホイルの芯金
の下面側に取着される樹脂カバーと、導電材料か
らなり上記カバーの下面側に固定されるスリツプ
リングと、上記芯金とカバーとの間に設けられる
スイツチの可動接片および固定接片とを備えたホ
ーンスイツチ装置であつて、上記可動接片の固定
端と一体にねじによつて共締めされる固定端子板
を設け、上記スリツプリングには上記カバーに開
設された透孔を通つて固定端子板側に突出する第
1の接続部を設け、かつ上記固定端子板には上記
第1の接続部と対応する位置にこの第1の接続部
と嵌合可能な第2の接続部を設け、上記第1の接
続部を上記透孔に通すとともに第2の接続部に嵌
合させることにより、スリツプリングと固定端子
板とを互いに機械的および電気的に接続したこと
を特徴とするものである。
[作用] カバーの外側(下面側)に位置するスリツプリ
ングの第1の接続部と、カバーの内側に位置する
固定端子板の第2の接続部とは、スリツプリング
を上記カバーに取付ける際に、カバーの透孔を通
じて互いに嵌め合わされる。第2の接続部が設け
られている固定端子板は、カバー内部の可動接片
の固定端と共締めされていて所定位置に確実に保
持されているから、スリツプリングをカバーに取
着する際に、上記透孔を通じて第1の接続部を第
2の接続部に容易に嵌合させることができる。そ
してリード線や導電ばねを用いることなくスリツ
プリングをスイツチの接片に導通させることがで
きる。
[実施例] 以下に本考案の一実施例について、第4図ない
し第6図を参照して説明する。
第4図において図中5はステアリングホイルを
示す。このステアリングホイル5は、芯金6の外
側を合成樹脂製の外装材7で覆つたものであつ
て、リング部5aとボス部5b、およびスポーク
部5cとにより構成されている。上記ボス部5b
の中心にはステアリングロツドを挿通させる孔8
が形成されており、この孔8に取付けたステアリ
ングロツドを中心としてステアリングホイル5が
回転するようになつている。
また、ボス部5bとスポーク部5cの裏側に合
成樹脂製のカバー9がねじ10等を用いて取着さ
れるようになつている。上記カバー9の中心部分
には上記ステアリングロツド挿通孔8と合致する
位置に貫通孔11が形成されているとともに、そ
の下面側に導電性材料からなるスリツプリング1
2がねじ13,13によつて固定されている。
そして上記カバー9の内側にホーンスイツチ1
を構成する一対の可動接片15,15と、これと
離間対向する位置に固定接片16,16が設けら
れている。上記固定接片16,16はねじ10,
10を介して芯金6にアースされている。
一方、可動接片15,15の自由端側にはそれ
ぞれスイツチ操作子20,20が取着され、これ
らスイツチ操作子20,20はスポーク部5cの
上面側に突出している。また、可動接片15,1
5の固定端には固定端子板21が連結されてい
る。固定端子板21と可動接片15,15は互い
に電気的に導通している。固定端子板21の両端
部は、絶縁体22,22を介してねじ23,23
によつて可動接片15,15と一緒に芯金6に共
締めされている。
固定端子板21とスリツプリング12とは以下
のようにして接続されている。スリツプリング1
2の一側部には垂直方向に折曲げた舌片状の第1
の接続部24が一体に形成されている。この接続
部24はカバー9に形成した透孔25を下側から
貫通してカバー9の内側に突出するようになつて
いる。そして上記接続部24と対向する位置にお
いて固定端子板21の一部に、第2の接続部26
が設けられている。第2の接続部26は、第6図
に示されるように固定端子板21の一部を折曲げ
て形成した挾持壁21aの両端を内方にカールさ
せたものであつて、このカール部21b,21b
と挾持壁21aとの間に第1の接続部24を挿入
し挟着させることにより、互いに機械的および電
気的に接続されるようになつている。また、本実
施例では、連結強度を高めるための好ましい例と
して、挾持壁21aに係止孔27を形成するとと
もに、第1の接続部24にはこの係止孔27が嵌
合可能な位置に凸部28を形成し、抜け止めを一
層確実なものとしている。
以上のように構成された本実施例は、ステアリ
ングホイル5を回転させるとこれと一体にスリツ
プリング12も回転し、車体側の固定接点h(第
5図に示す)と常時接触状態を保つことができ
る。従つて、ホーンスイツチ操作子20を押す
と、可動接片15が固定接片16に接触するた
め、固定接片16は可動接片15と固定端子板2
1を介してスリツプリング12と導通状態にな
り、つまりスイツチがオンとなつてホーンが鳴
る。操作子20から手を離せば、可動接片15自
身の弾性によつて可動接片15が固定接片16か
ら離れるためホーンが鳴り止む。
上記ホーンスイツチ装置は、カバー9の内側に
位置する固定端子板21と、カバー9の外側に位
置するスリツプリング12とを、接続部24,2
6を介して直接連結するようにしているから、従
来品のように導電ばねやリード線などの別部品を
間に介在させる場合に比べて連結構造がきわめて
簡単となり、接続作業も容易である。また、電気
的な接触箇所も少なくなるから、接触不良の発生
を防ぐ上でも有利である。しかも部品点数が少な
くてすみ、組立てに要する手間も削減できるから
コストダウンを図る上でも有効である。
なお、上記実施例ではスリツプリング12側の
第1の接続部24を舌片状に形成したが、これと
は逆に固定端子板21側の第2の接続部26を舌
片状に形成し、この接続部26が挿入される第1
の接続部24をスリツプリング12に設けるよう
にしてもよい。また、舌片状の接続部24はスリ
ツプリング12と別体に作られたものを、ろう付
けあるいはかしめ等の手段によつてスリツプリン
グ12に一体化させてもよい。第1の接続部24
と第2の接続部26は要するに互いに嵌合して機
械的および電気的に接続し合うものであればよい
から、その具体的形状は本考案の要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形して実施できることは言うま
でもない。
[考案の効果] 本考案のホーンスイツチ装置によれば、従来品
のように導電ばねやリード線などの導電用別部品
を用いる必要がない。また、スリツプリングに設
けられている第1の接続部は、樹脂カバー内側の
所定位置に固定されている固定端子板の第2の接
続部に対して、カバーの外側から透孔を通じて差
込むだけでよいから、カバーの内側と外側に分か
れて配置されているスイツチの接片とスリツプリ
ングとの接続を簡単に行なうことができる。
従つて、部品点数の削減と組立ての容易化によ
りコストダウンが可能となる。しかも導電ばね、
リード線のような別部品を介在させることなく直
接スリツプリングと端子板とを接続するから、電
気的接触箇所が従来品に比べて減少し、接触不良
や断線を生じるおそれのある箇所を減らすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はホーンととホーンスイツチとの関係を
示す概略図、第2図および第3図はそれぞれ従来
のホーンスイツチ装置を示す分解斜視図、第4図
ないし第6図は本考案の一実施例を示し、第4図
はステアリングホイルとホーンスイツチ装置の分
解斜視図、第5図は同スイツチ装置部分の縦断面
図、第6図は第1の接続部と第2の接続部の一部
を示す斜視図である。 1……ホーンスイツチ、5……ステアリングホ
イル、5b……ボス部、12……スリツプリン
グ、15……可動接片、16……固定接片、21
……固定端子板、24……第1の接続部、26…
…第2の接続部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングホイルの芯金6の下面側に取着さ
    れる樹脂カバー9と、導電材料からなり上記カバ
    ー9の下面側に固定されるスリツプリング12
    と、上記芯金6とカバー9との間に設けられるス
    イツチの可動接片15および固定接片16とを備
    えたホーンスイツチ装置であつて、 上記可動接片15の固定端と一体にねじ23に
    よつて共締めされる固定端子板21を設け、上記
    スリツプリング12には上記カバー9に開設され
    た透孔25を通つて固定端子板21側に突出する
    第1の接続部24を設け、かつ上記固定端子板2
    1には上記第1の接続部24と対応する位置にこ
    の第1の接続部24と嵌合可能な第2の接続部2
    6を設け、上記第1の接続部24を上記透孔25
    に通すとともに第2の接続部26に嵌合させるこ
    とにより、スリツプリング12と固定端子板21
    とを互いに機械的および電気的に接続したことを
    特徴とするステアリングホイル用ホーンスイツチ
    装置。
JP12073582U 1982-08-09 1982-08-09 ステアリングホイル用ホ−ンスイツチ装置 Granted JPS5925140U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12073582U JPS5925140U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 ステアリングホイル用ホ−ンスイツチ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12073582U JPS5925140U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 ステアリングホイル用ホ−ンスイツチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5925140U JPS5925140U (ja) 1984-02-16
JPH028346Y2 true JPH028346Y2 (ja) 1990-02-28

Family

ID=30276591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12073582U Granted JPS5925140U (ja) 1982-08-09 1982-08-09 ステアリングホイル用ホ−ンスイツチ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5925140U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543488U (ja) * 1977-06-13 1979-01-10
JPS549302A (en) * 1977-06-23 1979-01-24 Netsukou Gijiyutsu Kk Drain recovery device in boiler

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS543488U (ja) * 1977-06-13 1979-01-10
JPS549302A (en) * 1977-06-23 1979-01-24 Netsukou Gijiyutsu Kk Drain recovery device in boiler

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5925140U (ja) 1984-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20070038155A (ko) 간헐 연결 장치
US5827081A (en) Rotary connector apparatus
US4447684A (en) Automotive horn switch structure on steering wheel
JPH028346Y2 (ja)
US5621265A (en) Alternator supply and control unit
JPS59118281U (ja) テレビコンセント
JPH0115075Y2 (ja)
JP3538297B2 (ja) 回転接続装置
JPH054707Y2 (ja)
JPH0218605Y2 (ja)
JP2585868Y2 (ja) 電磁スイッチ
JPH0220792Y2 (ja)
JPS5937413Y2 (ja) ステアリングホイ−ル
JPH0321693Y2 (ja)
JP2510216Y2 (ja) コネクタ
JPH0330723U (ja)
JPS594548Y2 (ja) 接地極付コンセント
JPS5833653Y2 (ja) 配線器具
JPH03193098A (ja) アイロン
JPS6136071Y2 (ja)
JP3305193B2 (ja) 回転コネクタ装置
JPS6036212Y2 (ja) 電気掃除機
JP2604611Y2 (ja) 電線接続装置
JPH0541941U (ja) 車両用レバースイツチ装置
JPS608373Y2 (ja) リ−ド線接続具