JPH03193098A - アイロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は衣類等のしわ伸ばしを行うアイロンに関するも
のである。

従来の技術 従来、この種のアイロンは、第４図に示すような構造に
なっていた。

すなわち、２１はヒータ（図示せず）を埋設したベース
で、このヒータに接続した導電性接続部材２２をアイロ
ン本体２３の後部に形成したターミナル部２４内に突設
しており、この導電性接続部材２２と電源コード２５を
配線ねじ２６などによって締結し、ヒータに通電される
ようにしている。

そして、上記電源コード２５の端末部には、導電性接続
部材２２との接続が確実に行われるように端子２７など
の接続部品を取り付けるとともに、この電源コード２５
をターミナル部２４内で保持するようになっていた。

発明が解決しようとする課題 しかし、このような構造のものでは、電源コード２５が
外方へ引張られた際、電源コード２５の端子２７と導電
性接続部材２２との接続部に張力が加わらないようにす
るために、電源コード２５を保持する構成が非常に複雑
なものとなっていた。

すなわち、把手２８の内壁に複数個の突起２９を設け、
この突起２９で作られた曲がりくねった溝の中に電源コ
ード２５を挿入した後、ターミナル部２４を覆う蓋体（
図示せず）で押圧してこの溝から外れないようにするこ
とにより、電源コード２５と導電性接続部材２２との接
続部に張力が加わらないようにしており、電源コード２
５の保持が行ないにくく作業性が悪いという問題があっ
た。

しかも、電源コード２５自体の温度上昇を抑制するため
に、把手２８に設けた複数のリブ３０を用いて電源コー
ド２５の端末部付近を分離することから、その作業性は
一段と悪いものとなっていた。

そこで本発明は、電源コードの簡単な保持構造により、
導電性接続部材との接続部に張力が加わらないようにし
たアイロンを得ることを目的としている。

課題を解決するための手段 そして、上記の目的を達成するために本発明は、電源コ
ードに固定部材を設け、この固定部材をターミナル部内
に形成した保持装置で保持するようにしたものである。

作用 本発明のアイロンは、上記構成により、固定部材を設け
た電源コードをアイロン本体後部のターミナル部内に形
成した保持装置に保持させるだけの簡単な作業で、電源
コードの保持ができるようになるとともに、電源コード
に外方への張力が加わっても、固定部材によってその張
力を受は止めるられることになり、導電性接続部材との
接続部に張力が加わることがないのである。

実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。第１図および第２図において、１はヒータ２によっ
て加熱されるベース、３はこのヒータ２の両端に接続し
た導電性接続部材、４はベース１の上方に設置した把手
で、その後部にはターミナル部５が形成されており、前
記導電性接続部材３が配置されている。６は一端をこの
ターミナル部５内で導電性接続部材３とねし７によつて
電気的に接続されている電源コードで、他端は前記把手
４から外部へ導出されている。そして、この電源コード
６の端末部は導電性接続部材３との接続が確実に行われ
るように端子８が取付けられている。９はターミナル部
５内に位置して電源コード６に取付けた固定部材で、一
対の部材によって電源コード６を両側から挟むように固
着している。そして、この固定部材９はターミナル部５
内に形成した保持装置１０によって電源コード６が所定
の位置に固定されるように保持されており、ターミナル
部５を覆う蓋体（図示せず）で押圧してこの溝から外れ
ないようにしている。

次に、この一実施例の構成における作用を説明する。ま
ず、ターミナル部５内に位置する電源コード６に固定部
材９を取付けた後、同電源コード６と導電性接続部材３
をねじ７で接続するとともに、他方を把手４から外部へ
導出する。

そして、上記固定部材９はターミナル部５内に形成され
た保持装置１０に保持させることによって、電源コード
６が固定部材９によって所定の位置に固定される。この
とき、固定部材９の電源コード６への取付は位置は、保
持装置１０から電源コード６と導電性接続部材３との接
続部までの距離より長くなるように設定している。

したがって、電源コード６に取付けた固定部材９を保持
装置１０に保持させるだけの簡単な動作で行えるように
なるとともに、電源コード６に外方への張力が加わって
も、固定部材９によってその張力を受は止めるられるこ
とになり、導電性接続部材３との接続部に張力か加わる
こともなくなるのである。

なお、電源コード６は上記実施例で示した２芯のほかア
ース付の３芯のものにも適用できる。

特に３芯の電源コードの場合は、コード自体も太く固い
ものであるため、その作業性はさらに向上させることが
できて一層効果的なものとなる。

また、固定部材９は前記の実施例の外、第３図に示すよ
うに電源コード６の所定の位置に、例えばモールド成型
などによって一体に形成してもよい。要は電源コードの
所定の位置にターミナル部内の保持装置によって保持さ
れる固定部材が設けてあればよい。

発明の効果 以」二のように本発明は、電源コードに固定部材を設け
、この固定部材をターミナル部内に形成した保持装置で
保持するようにしたことにより、電源コードに取付けた
固定部材を保持装置に保持させるだけの頗る簡単な動作
で行えるようになるとともに、電源コードに外方への張
力が加わっても、固定部材によってその張力を受は止め
るられることになり、導電性接続部材との接続部に張力
が加わることがなく、導電性接続部材との電気的接続が
長期に亘って確実になるとともに、次のような効果も奏
する。

すなわち、電源コードの線芯数が変化しても、固定部材
を変えるだけで作業の複雑さを解消することができるも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示したアイロンの要部分解
斜視図、第２図は固定部材の要部断面図、第３図は同他
の実施例を示した要部断面図、第４図は従来例の要部後
面図である。 ３・・・導電性接続部材、５・・・ターミナル部、６・
・・電源コード、９・・・固定部材、１０・・・保持装
置。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ヒータによって加熱されるベースと、上記ヒータ
   に接続した導電性接続部材と、この導電性接続部材を介
   して前記ヒータ回路に接続する電源コードと、この電源
   コードと前記導電性接続部材を接続するターミナル部を
   備え、上記電源コードに固定部材を設け、この固定部材
   を前記ターミナル部内に形成した保持装置で保持したア
   イロン。
2. （２）上記固定部材を電源コードと一体に設けた請求項
   １記載のアイロン。