JPH01104296A - アイロン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、一般家庭で使用するアイロンに関するもの
である。

従来の技術 従来、この種のアイロンの電源コード部の接続及びコー
ドの係止方法は、第４図に示す様に構成されていた。即
ち３２はヒーター（図示せず）を埋設したペースで、こ
のヒーターに接続した導電部材３４をアイロン本体３１
の後部に突設しておシ、電源コード３７と配線ネジ３８
等との締結によシヒーターに通電する役目を来たしてい
る。上記電源コード３７の端末部はメガネ端子３９等の
接続部品が取シ付けられている。更に一般にアイロン本
体３１を構成する把手３５には、ボス４゜やリプ４１を
設けて電源コード３７を保持している。

発明が解決しようとする問題点 この様な構成に於いては、以下に示す種々の問題があっ
た。

その問題を大きく２つに分けると、 ■、電源コードを導電部材に配線する作業性の悪さ ■、電源コードをアイロン本体に係止する為の作業性の
悪さ が掲げられる。

まず第１の問題としては ａ　コード端末部の位置決めが行えないため作業者が配
線ビス３８をメガネ端子３９の穴に通し、更に導電部材
３４のタップに挿入しネジ締めする為、作業の熟練が必
要となると共に、自動機等を利用した締結が不可能であ
った。更に輸出向の様にコードが３芯になった場合は極
度に配線が難しくなシ、作業性を悪化させていた。

次に第２の問題としては 己　一般に、コード３了を引張った際、コード端木部（
３９付近）に張力が加わらないように把手３５に複数の
ボス４ｏを設け、このボス４Ｑにコード３７をボス４０
に巻き付けるため組立時に於いて、コード３７を導電部
材３４に締結後、コード３７の引き廻し作業が必要とな
るため組立時の作業性を悪くしていた。又、コード自体
の温度上昇を抑制するために把手３６に複数のリプ４１
を設け５図に示す様にこのリプ４１を用い、コード３７
の端末付近を分離する構造を取っているものも多く増々
作業性を悪くしていた。さらに、アイロンの組立工程に
於いては、上記電源コード３７の取υ付けは最終工程で
行なわれる為、この作業の為、全体のラインノくランス
を崩す要因となっていたものである。

即ち、コス）ＵＰの大きい要因がこの配線作業であった
。

本発明は、この様な従来の問題点をコードの端末部の処
理方法の改善によシ解決したものである。

問題点を解決するための手段 この様な問題点を解決する為に本発明は、電源コードの
端末部分に上記導電部材と対向して端末部位置決め用部
材を設けたものである。

作用 この本発明の構成によれば、電源コードの位置決めに位
置決め部材を用いるとともに、この位置だけで導電部材
の締結穴部に電源コードのメガネ等の締結用穴を対向さ
せることができる。したがって、配線作業が楽になると
共に、自動によるネジ締めも可能となり、大巾に作業の
スピード化が図れ、コストダウンに連がるものである。

実施例 以下、その一実施例を第１図〜第３図を参照して説明す
る。

第１図に於いて、１は電源コードであシ、その端末にメ
ガネ端子２が取シ付けられている。このメガネ端子２の
一部に位置決め用の穴等を設けておく。３は電源コード
位置決め用部材であシ、上記電源コードのメガネ端子部
２を保持している。

この際、前記メガネ端子２に設けた位置決め用穴に係合
するボス等を位置決め部材３に形成しておけばメガネ端
子の位置が正確に決まる様になっている。この外に、一
体に成形する方法もあシ要は電源コード位置決め用部材
３の所定の位置にメガネ端子２が固定されていればよい
。この状態で。

上記電源コード位置決め用部材３に設けた穴７を把手４
に設けた位置決めボスに挿入すれば上記メガネ端子２の
締結用の穴が、導電部材６の締結用の穴と対向する位置
にくる様になる。この様に。

電源コード１を電源コード位置決め用部材３にセットし
た物を用いれば配線作業が楽になると共に自動機による
締付は作業も可能となるものである。

第２図は、第１図に示した実施例の応用であるが、電源
コード位置決め用部材３に電源コード１の係止を行える
様８に示す様な係止部を電源コード位置決め用部材３に
一体に形成している。

この状態で電源コード１を引張ってもメガネ端子２等に
張力が加わらない様になっている。この状態で上記電源
コード位置決め用部材３をアイロン本体の所定の位置に
セットできる様、例えば把手４に設けたリブ６にセット
すれば、上記実施例１で述べたと同様に上記メガネ端子
２の締結用穴が導電部材６の締結用穴と対向する位置に
来ると共に、把手４に設けたリブ６が、上記電源コード
位置決め用部材３を保持する為、アイロン本体組立後電
源コード１を引張っても、締結部（メガネ端子２と導電
部材６との締結箇所）に張力艇加わらない様にもなって
いる。

更に今述べた実施例は、電源コード１を２芯の場合で図
示しているが、これは当然電源コード１が３芯の場合に
も応用できる。３芯の場合一般に締袋コードが多いと共
に、コード外径自体も太く、更に３箇所の締結となる為
、本発明による構成を取れば２芯の場合以上に効果が得
られるものである。

第３図に池の実施例を示す。上記実施例に関しては電源
コード１と導電部材６との締結を、配線ネジ等を用いる
方法で説明したが、締結方法に関してはこれに限らず、
要は電源コード１と導電部材６とが電気的に接続されて
いれば良いのでろって、例えば、第３図に示す様なコネ
クタ一端子９で構成し、そのコネクタ一端子９に挿入可
能となる様導電部材６の板厚形状等にすればよい。本方
式によれば当然配線ネジ等が不用となると共に、挿入も
楽である為、更にコス）　ｄｏｗｎを図る事が可能とな
るものである。

発明の効果 以上の様に本発明によれば、電源コードの端末部分を導
電部材と対向する位置になる様、電源コードの端末部分
に端末部位置決め用部材を設ける事により、従来の組立
工程でのスピードＵＰ化を阻害していた配線及びコード
セット（コードの引き廻し作業等）工程を大巾に改善す
る事が出来る様になると共に、作業者自体の習熟度も従
来程必要でなくなシ、更には自動化も可能となった。こ
の様に、組立工程でのスピードＵＰ化が図れ、大きいコ
ス）　ｄｏｗｎ化が図れる。更に従来は例えば２芯と３
芯とでは配線本数、コード処理のやシ方等でラインバラ
ンスが違い、特に３芯の場合は配線までの組立工程は２
芯と３芯で同じスピードで出来ても配線部で３芯が大き
くスピードｄｏｗｎする為、３芯の場合は全体的にライ
ンスピードを落とす必要があり大きいコストＵＰ要素と
なると共に、組立人員も２芯と３芯とで変更する必要が
あるなど大きい問題となっていたが、本発明の構成によ
れば当然金運べた問題も解消できるのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部分解斜視図、第２
図および第３図は他の実施例における要部分解斜視図、
第４図は従来例の要部後面図である。 １・・・・・・電源コード、３・・・・・・電源コード
端本部位置決め用部材、４・・・・・・把手（アイロン
本体）、６・・・・・・位置決め用ボス（リプ）、６・
・・・・・導電性接続部材。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名ｒ−
’ｒｃ源ゴーＶ Ｃ−傭覚枝掩読辞被

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）ヒーターによって加熱されるベースと、上記ヒー
   ターに接続した導電性接続部材と、この導電性接続部材
   を介して前記ヒーター回路に接続する電源コードを備え
   、上記電源コードの端末部分に前記導電性接続部材と対
   向して端末部位置決め用部材を設けたアイロン。
2. （２）上記端末部位置決め用部材に電源コードを固定し
   た特許請求の範囲第１項記載のアイロン。
3. （３）上記端末部位置決め用部材にコネクターを設けた
   特許請求の範囲第１項記載のアイロン。
4. （４）上記端末部位置決め用部材を係止する係止部をア
   イロン本体の一部に設けた特許請求の範囲第１項記載の
   アイロン。