JPH0119784Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0119784Y2
JPH0119784Y2 JP18731883U JP18731883U JPH0119784Y2 JP H0119784 Y2 JPH0119784 Y2 JP H0119784Y2 JP 18731883 U JP18731883 U JP 18731883U JP 18731883 U JP18731883 U JP 18731883U JP H0119784 Y2 JPH0119784 Y2 JP H0119784Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable plate
fixed
movable
plate
contact
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18731883U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6094741U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18731883U priority Critical patent/JPS6094741U/ja
Publication of JPS6094741U publication Critical patent/JPS6094741U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0119784Y2 publication Critical patent/JPH0119784Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、自動車用ステアリングホイールのホ
ーンスイツチに関し、詳しくは、可動コンタクト
を備えた可動板を固定コンタクトを備えた固定板
に対して一定の関係に保持するための構造に関す
る。
従来技術 自動車のホーンスイツチは一般にステアリング
ホイールの中心部すなわちステアリングシヤフト
とリング部とを連結するための連結部に組込まれ
る。このホーンスイツチは、一般に、複数の所定
箇所に固定コンタクトを備えた固定板に対して、
上記固定コンタクトに対応する各可動コンタクト
を備えた可動板を複数の所定箇所においてかつ一
定の距離を保持して取付け、スイツチの上カバー
すなわちホーンスイツチ操作カバーを介して上記
可動板を押圧したとき、可動板が適宜傾動して所
定の可動コンタクトがこれに対応する固定コンタ
クトに接触することにより、ホーンスイツチの電
気回路が閉成してクラクシヨンを鳴らすようにな
つている。
ところで、従来のホーンスイツチにおいては、
可動板の固定板に対する取付けは各取付箇所にお
いて第1図に示したごとき取付構造が一般に採用
されている。すなわち、第1図において、13は
ベースであつて、該ベースに固定板12が固定さ
れており、該固定板12に対して取付手段14,
17,16および15等を介して可動板11が、
固定板12に対して一定の距離を保ちながら取付
けられている。上記取付手段を詳述すれば、16
は絶縁バネ座、17は可動板押え筒、14はネ
ジ、15はスプリングである。すなわち、バネ座
16を固定板12の所定箇所に当てがい、該バネ
座16にコイルスプリング15を設置した上で、
可動板11の貫通穴11aに可動板押え筒17を
挿入して該押え筒17を上記バネ座16に当てが
い、次いでネジ14を上方より押え筒17および
バネ座16の各中央貫通孔並びに固定板12の貫
通穴に上方より貫通し、ベース13のネジ穴にね
じ込んで可動板11を可動板にまたはベース13
に対して取付けるようになつている。
上記構成において、可動板11は、コイルスプ
リング15のバネ力により常時図中上方に持上げ
られており、一方押え筒17の上部に形成した鍔
17aにより抜け止め防止が図られている。従つ
てこの可動板11は固定板12に対して一定距離
隔てて保持されている。上記可動板11および固
定板12は夫々複数所定箇所に可動コンタクト並
びに固定コンタクトを備え(図示せず)、上記可
動板11が上カバー(図示せず)を介して押圧さ
れると、スプリング15のバネ力に抗して傾動
し、所定の可動コンタクトがそれに対応する固定
コンタクトに対して接触するようになつているの
である。
ところで、第1図について説明した従来の取付
構造は、ネジ14を押え筒17およびバネ座16
を貫通せしめてベース13に固定しているので、
その固定は非常に確実であるという利点を有する
ものの、部品点数が多くまた取付作業がしにくい
という問題がある。すなわち、上記取付箇所は通
常3〜4箇所であり、これらは大略同時的に取付
ける必要があるが、各取付箇所にはスプリング1
5が介在しているため、可動板11を押えながら
作業をする必要があり、また電気的絶縁に必要な
バネ座16と押え筒17が別構成品であることと
相俟つて、ネジ込みによる取付作業が容易でない
のである。
本考案の目的 従つて、本考案は、少なくとも1つの取付箇所
において、可動板を固定板に対して簡単に取付け
ることができる、すなわち可動板を単純に押込む
だけで取付けられるようにし、もつてそれ自体の
取付作業を容易化するとともに、該取付箇所を最
初に取付けることにより可動板の固定板に対する
位置決めを行ない、他の取付箇所における取付作
業も容易化しようとするものである。
本考案の要旨 本考案は上記目的を達成するために以下の如く
構成した。
すなわち、少なくとも1つの上記取付箇所にお
いて、基部に電気的絶縁に必要な鍔を有するとと
もに該基部より先端側に少なくとも2以上の足が
伸び、該各足の先端部外周に爪を備えてなる可動
板連結絶縁部材の上記基部を固定板の所定箇所に
ネジ止めする一方、可動板の所定箇所に貫通穴を
形成して該貫通穴内に上記各足を弾力的に貫通せ
しめて各爪を貫通穴周囲壁外面に係合せしめ、さ
らに、可動板連結絶縁部材の外周にコイルスプリ
ングを嵌め込んで、該コイルスプリングの一端を
上記フランジに当接せしめる一方その他端を可動
板の上記貫通穴周囲壁内面に当接せしめるように
構成した。
上記構成においては、可動板連結絶縁部材の各
足に形成した爪に可動板の貫通穴周囲壁外面が当
接するとともに、可動板がスプリングにより常時
固定板より離れる方向に付勢されているので、可
動板は固定板に対して常に一定距離離れた位置に
保持される一方、スイツチをオンする場合には、
この可動板をスプリングのバネ力に抗して押圧す
ることにより自在に傾動せしめることができ、そ
の可動コンタクトを固定板の固定コンタクトに接
触させることができる。
上記構成によれば可動板の固定板に対する取付
時には、予め固定板にネジ止めした可動板連結絶
縁部材に対して可動板を上から押込むだけで、連
結絶縁部材の各足が弾力的に変形しながら可動板
の貫通穴に入込み貫通後には再び外方に広がつ
て、その各爪が可動板の貫通穴周囲壁外面に自動
的に係止するのである。従つて、可動板は可動板
連結絶縁部材に対して単に押込むだけの簡単な操
作で取付けることができるのである。このように
して、少なくとも1つの取付箇所において可動板
が取付けられると、可動板の固定板に対する位置
が一応決定され、従つて他の取付箇所における取
付作業も非常に楽になる。さらに、上記構成によ
れば、可動板連結絶縁部材は1個の部材であり、
すなわち第1図に示した従来例に見られるような
2つの部材すなわちバネ座16および可動板押え
筒17の如く2つの部材に分離していないため、
部品点数が少なくなるという利点もある。
実施例 以下に、第2〜9図に示した実施例について本
考案を具体的に説明する。
図示の実施例は、可動板を固定板に対して4箇
所で取付けるようにしたものであつて、その内の
2箇所に本考案に係る取付構造を適用し他の2箇
所に従来の取付構造を適用したものである。
第2図にハンドル並びにホーンスイツチの概略
構成を示している。図において、Aはリング、B
はスポーク、Cはステアリングホイールの中央部
すなわちステアリングシヤフトに連結される部分
を示している。この中央部Cにホーンスイツチが
組込まれている。上記リングAおよびスポークB
には夫々芯金20,21がインサート成形により
内蔵されており、芯金21の先端部にベース13
が固定されるようになつている。このベース13
はホーンスイツチの基板を成している。
そして、中央部Cにおいて、上記ベース13上
に固定板12が固定され、該固定板12およびベ
ース13に対して可動板11が一定の関係に取付
けられているのである。可動板11の固定板12
に対する取付箇所は、第2図に示す如く、符号
D1〜D4で示す如く4箇所である。そして、取付
箇所D1,D2については従来の取付構造すなわち
第1図に示した取付構造が採用されており、他の
2つの取付箇所D3,D4は本考案に係る取付構造
が採用されているのである。
上記固定板12は、第7図に示したごとき平面
形状を成しており、第2,3図によく示すよう
に、取付箇所D1,D2においては可動板11とと
もにベース13に固定されており、またさらに中
央部においてはネジ25によりベース13に固定
されている。
上記可動板11は、第6図に示すごとき平面形
状を有し、取付箇所D1,D2におけるその取付構
造は第3図によく示されている。図から明らかな
ように、この箇所D1,D2における取付構造は第
1図の取付構造と全く同一である。従つて、同一
部材には同一符号を付しその詳細な説明は省略す
る。
一方、取付箇所D3,D4における取付構造の詳
細は第4図によく示されている。図より明からな
如く、固定板12の所定位置に、可動板連結絶縁
部材31がネジ30によりネジ止めされており、
この連結絶縁部材31に対して可動板11が連結
されているのである。以下にその詳細を第4図並
びに第8,9図に基づいて説明する。
上記各可動板連結絶縁部材31は、その基部に
鍔31aを有し、該基部より先端側に少なくとも
2以上の足31b,31cが伸びており、該各足
の先端部外周に爪31dを形成して成るものであ
る。そして、連結絶縁部材31の基部が上記ネジ
30により固定板12の所定箇所にネジ止めされ
るのである。一方、可動板11はその所定箇所
に、上記連結絶縁部材31の足31b,31cの
各爪31dの外形寸法より若干小さい貫通穴11
bを備えている。従つて、可動板12を上方より
連結絶縁部材31に対して押込むと、連結絶縁部
材31の足31b,31cが内側に撓みながら貫
通穴11bに挿入され、挿入し終つた時点で再び
拡大し、その爪31dが可動板11の貫通穴11
bの周囲壁外面に係合するのである。従つて可動
板11の各取付箇所D3,D4における抜け止めが
図られるのである。そしてさらに、連結絶縁部材
31の外周にはコイルスプリング15が嵌込まれ
る。このコイルスプリング15の一端は連結絶縁
部材31の鍔31aに当接し、またその他端は可
動板11の上記貫通穴11bの周囲壁内面に当接
して、可動板11を常時図中上方に押し上げて可
動板12に対して一定の距離を保持しているので
ある。
上記可動板11および固定板12は夫々4個ず
つのコンタクトを有しており、可動板11の可動
コンタクト24は第2図並びに第6図にその配置
関係がよく示されている。また固定コンタクト2
7は上記各可動コンタクト24に対応していて、
第7図にその配置関係がよく示されている。従つ
て、可動板11が固定板12に対してどのような
方向に傾動しても、いずれか1組の可動コンタク
ト・固定コンタクトが接触してホーンスイツチ回
路を閉成することができるのである。
尚、中央部Cには下カバー23および上カバー
すなわちホーンスイツチ操作カバー22が設けら
れている。すなわち、下カバー23は、第4図に
よく示すように、その所定位置内面に足23aを
有し、該足23aが、ベース13に固定された固
定板12に対してネジ26により固定されている
のである。
一方、ホーンスイツチ操作カバー22は、クラ
クシヨンを鳴らす場合に直接手で押圧されるよう
になつていて、上記固定板12および可動板11
等を上から覆うようにして可動板11に一体的に
取付けられている。すなわち、この操作カバー2
2は第3,4図に示す如く、所定位置3箇所に足
22aを備えており、一方可動板11の所定箇所
3位置に3つの貫通穴11aを備えている。そし
て、各足22aの下端部はこれらの貫通穴11a
に上方より強制的に嵌込まれ、各足22aの下端
部に形成した外周溝22bに嵌まり込むようにな
つているのである。従つて、このホーンスイツチ
操作カバー22を押圧すると、これに伴つて可動
板11が適宜傾動し、その可動コンタクト24が
可動板12の所定の固定コンタクト27に接する
のである。
上記実施例の構成において、可動板11の固定
板12に対する組付は、先ず取付箇所D3,D4
おいて、可動板11を固定板12に固定した各可
動板連結絶縁部材31の足に押圧作業で連結し、
もつて可動板11の固定板12に対する位置決め
を行ない、次いで他の取付箇所D1,D2において、
各部材5,6,7を適宜配置した上でネジ14を
ベース13に対してねじ込んで固定すればよい。
従つて、取付箇所D3,D4における可動板11の
取付自体が非常に容易のみならず、この取付箇所
D3,D4における取付けにより可動板11の固定
板12に対する位置決めが一応なされるので他の
取付箇所D1,D2における取付けも非常に容易に
なるのである。
上記の如くして、上記実施例によれば本考案の
所期の目的を達成することができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のホーンスイツチにおける可動板
の固定板に対する取付構造を示す断面図、第2〜
9図は本考案の1実施例を示し、第2図はハンド
ルの全体を示す概略平面図、第3,4,5図は
夫々第2図−線屈曲拡大断面図、−線屈
曲拡大断面図、−線拡大一部断面図、第6図
は可動板の平面図、第7図は固定板の平面図、第
8図は取付箇所D3,D4における可動板の固定板
に対する取付構造を示す拡大断面図、第9図は第
8図における可動板連結絶縁部材の平面図であ
る。 11…可動板、11a,11b…貫通穴、12
…固定板、12a,12b…貫通穴、13…ベー
ス、14…ネジ、15…スプリング、16…バネ
座、17…可動板押え筒、17a…鍔、20,2
1…芯金、22…上カバー(ホーンスイツチ操作
カバー)、22a…足、22b…外周溝、23…
下カバー、23a…足、23b…ネジ穴、24…
可動コンタクト、25,26…ネジ、27…固定
コンタクト、30…ネジ、31…可動板連結絶縁
部材、31a…鍔、31b,31c…足、31d
…爪、A…リング、B…スポーク、C…ステアリ
ンクシヤフト連結中央部、D1〜D4…取付箇所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 複数箇所に固定コンタクトを備えた固定板に対
    して、上記固定コンタクトに対応する各可動コン
    タクトを備えた可動板を複数箇所においてかつ一
    定の距離を保持して取付け、可動板を押圧したと
    き可動板が適宜傾動して所定の可動コンタクトが
    これに対応する固定コンタクトに接触するように
    したホーンスイツチであつて、 少なくとも1つの上記取付箇所において、 基部に鍔を有するとともに該基部より先端側に
    少なくとも2以上の足が伸び、該各足の先端部外
    周に爪を備えてなる可動板連結絶縁部材の上記基
    部を固定板の所定箇所にネジ止めする一方、可動
    板の所定箇所に貫通穴を形成して該貫通穴内に上
    記各足を弾力的に貫通せしめて各爪を貫通穴周囲
    壁外面に係合せしめ、さらに、可動板連結絶縁部
    材の外周にコイルスプリングを嵌め込んで、該コ
    イルスプリングの一端を上記鍔に当接せしめる一
    方その他端を可動板の上記貫通穴周囲壁内面に当
    接せしめたことを特徴とする自動車用ステアリン
    グホイールのホーンスイツチ。
JP18731883U 1983-12-02 1983-12-02 自動車用ステアリングホイ−ルのホ−ンスイツチ Granted JPS6094741U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18731883U JPS6094741U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 自動車用ステアリングホイ−ルのホ−ンスイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18731883U JPS6094741U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 自動車用ステアリングホイ−ルのホ−ンスイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6094741U JPS6094741U (ja) 1985-06-28
JPH0119784Y2 true JPH0119784Y2 (ja) 1989-06-07

Family

ID=30404371

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18731883U Granted JPS6094741U (ja) 1983-12-02 1983-12-02 自動車用ステアリングホイ−ルのホ−ンスイツチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6094741U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6094741U (ja) 1985-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000018223A (ja) 溶着スタッド
JP4287470B2 (ja) 少なくとも一つの導体を支持片に対して電気的に接続しかつ固定するためのシステム
JPH0119784Y2 (ja)
JPH062181Y2 (ja) ステアリングホイールのホーンスイッチ
JPS6136450Y2 (ja)
JPH0323415Y2 (ja)
JPH0640052Y2 (ja) ホーンパツドの取付構造
JPH0438434Y2 (ja)
JPH0525983Y2 (ja)
JPH0235576Y2 (ja)
JPS5832286Y2 (ja) 部品取付装置
JPH0235577Y2 (ja)
JPH0721421Y2 (ja) ステアリングホイール
JPH0132627Y2 (ja)
JPH052385Y2 (ja)
JP2000249128A (ja) 部品取付用クリップ
JPS6146046Y2 (ja)
JPS6212685Y2 (ja)
JPH0214534Y2 (ja)
JPS6129569Y2 (ja)
JPH0119298Y2 (ja)
JPH0323416Y2 (ja)
KR200192430Y1 (ko) 스티어링휠의 어퍼커버 장착구조
JPH03703Y2 (ja)
KR970005197Y1 (ko) 트럭용 리어 콤비램프의 취부구조