JPH0235577Y2 - - Google Patents

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JPH0235577Y2
JPH0235577Y2 JP1985010915U JP1091585U JPH0235577Y2 JP H0235577 Y2 JPH0235577 Y2 JP H0235577Y2 JP 1985010915 U JP1985010915 U JP 1985010915U JP 1091585 U JP1091585 U JP 1091585U JP H0235577 Y2 JPH0235577 Y2 JP H0235577Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車などにおけるステアリングホ
イールのホーン装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ステアリングホイールのホーン装置とし
ては、たとえば、実公昭58−14142号公報、実開
昭51−121928号公報に示されるように、ボス部、
円環状のリム部およびこのボス部とリム部とを連
結するスポーク部を備えたステアリングホイール
において、スポーク部の上部にパツドを設け、こ
のパツドに形成されたホーンボタン開口部にホー
ンボタンを押圧自在に設け、このホーンボタンの
下方にコンタクトプレートおよびこのコンタクト
プレートに対向して上記ホーンボタンの押圧によ
りコンタクトプレートに接離されるホーンプレー
トを配設している。
そして、そのコンタクトプレートは、中央部に
絶縁材を介してホーンプレートを取付けるととも
に、両端をパツドの下面に形成した取付突部にね
じで固着している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上述のような従来の装置においては、
コンタクトプレートの両端をパツドの取付突部に
ねじにより固着しているため、組立が面倒である
とともに、パツドが合成樹脂であるため、ねじで
固着するときそのねじの締付トルクにより、パツ
ドの取付突部に変形しようとする内部応力が発生
し、とくに、高温時に上記内部応力によりパツド
の取付突部がねじのねじり方向に変形し、接点間
隔にも変化が生じ、一定したホーンストロークが
割保できないという問題がある。また、合成樹脂
からなるパツドと金属製のコンタクトプレートと
の熱膨張係数が異なるため、−40℃〜+90℃の使
用範囲でそれぞれの変形量が異なり、パツドの長
手方向の変形量が大きいので、パツドのホーンボ
タンの部分が上方または下方に彎曲してしまい、
この点からも接点間隔に変化が生じて一定したホ
ーンストロークを保持できない。
本考案は、上述のような問題を解決しようとす
るもので、コンタクトプレートのパツドへの取付
けをねじによらずに、係合により取付けられるよ
うにし、取付けを容易にするとともに、安定した
作動が得られるようにすることを目的とするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ボス部2、円環状のリム部3および
このボス部2とリム部3とを連結するスポーク部
4を備え、このスポーク部4の上部にパツド5を
設け、このパツド5の上記リム部3側に形成され
たホーンボタン開口部6にホーンボタン7を押圧
自在に設け、このホーンボタン7の下方にコンタ
クトプレート11およびこのコンタクトプレート
11に対向して上記ホーンボタン7の押圧により
コンタクトプレート11に接離されるホーンプレ
ート13を設けたステアリングホイールのホーン
装置において、上記パツド5のホーンボタン開口
部6の上記リム部3側に上記コンタクトプレート
11の一端を挿通支持する挿通孔22を形成した
板状の支持片21を垂設し、上記パツド5のホー
ンボタン開口部6の上記ボス部2側に上記コンタ
クトプレート11の他端を係合する係合部23を
設け、上記コンタクトプレート11の一端を上記
支持片21の挿通孔22に挿通支持するととも
に、コンタクトプレート11の他端に上記係合部
22に係合する係合部18を設け、上記コンタク
トプレート11の少なくとも一方をその長手方向
に移動自在に支持したものである。
〔作用〕
本考案は、コンタクトプレート11の一端をパ
ツド5の支持片21の挿通孔22に挿通支持した
後、コンタクトプレート11の他端の係合部18
をパツド5の係合部23に係合し、コンタクトプ
レート11をその長手方向に移動自在に支持する
ものである。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1図ないし第5図
を参照して説明する。
1はステアリングホイール本体で、このステア
リングホイール本体1は、中央部のボス部2、外
周の円環状のリム部3、および、このボス部2と
リム部3とを連結するスポーク部4からなつてい
る。
このスポーク部4の上部にパツド5が設けら
れ、このパツド5の上記リム部3側にホーンボタ
ン開口部6が形成され、このホーンボタン開口部
6にホーンボタン7が押圧上下動自在に設けられ
ている。このホーンボタン7には、内側外周部に
抜け止め用の縁片8が設けられているとともに、
内面に押圧突部9が突設されている。
上記ホーンボタン7の下方に細長板状のコンタ
クトプレート11が配設され、このコンタクトプ
レート11の中央上部に絶縁材12を介して細長
板状のホーンプレート13の中央部がボルト14
およびナツト15で取付けられ、このホーンプレ
ート13は上記ホーンボタン7の押圧により押圧
突部9を介してコンタクトプレート11に接離さ
れる。
また、上記コンタクトプレート11の一端に挿
入部16が形成されているとともに、コンタクト
プレート11の他端には係合部18が設けられて
いる。この係合部18には中央部に係合孔19が
穿設されている。
上記パツド5のホーンボタン開口部6の上記リ
ム部3側の一端下端に板状の支持片21が一体に
垂設され、この支持片21に上記コンタクトプレ
ート11の一端の挿入部16を挿通支持する挿通
孔22が形成されている。また、上記パツド5の
ホーンボタン開口部6の上記ボス部2側の他端下
部に上記コンタクトプレート11の他端の係合部
18と係合する係合部23が設けられている。こ
の係合部23は、上記係合孔19に係合する中央
の係合片24および下端に係合爪25を有する両
側の支持片26が一体に垂設されている。
そして、上記コンタクトプレート11の一端の
挿入部16は一方の支持片21の挿通孔22に挿
通されて長手方向移動自在に支持され、また、コ
ンタクトプレート11の他端の係合部18は、中
央の係合孔19に中央の係合片24が係合されて
いるとともに、両側縁部が両側の支持片26の係
合爪25で支持されている。
そして、この状態で、ホーンプレート13の両
端に上記ホーンボタン7の押圧突部9が当接して
いる。
この組立にあたつては、パツド5のホーンボタ
ン開口部6に下方からホーンボタン7を嵌合し、
その外周部の縁片8をホーンボタン開口部6の縁
部内側に当接する。
そして、ホーンプレート13を取付けたコンタ
クトプレート11の一端の挿入部16を一方の支
持片21の挿通孔22に挿通し、ついで、コンタ
クトプレート11の他端の係合部18における係
合孔19を他方の係合部23における中央の係合
片24に係合するとともに、コンタクトプレート
11の他端の両側縁部を両側の支持片26の係合
爪25に係合させ、コンタクトプレート11をパ
ツド5に支持する。
このようにすることにより、コンタクトプレー
ト11の一端は支持片21の挿通孔22に対して
長手方向にフリーな状態となり、パツド5が長さ
方向に変形した際にそれを許容する。
また、パツド5のリム部3側に板状の支持片2
1を設けることにより、パツド5の端部とホーン
ボタン7との間の距離lを、従来の取付突部を設
けたものに比して小さくすることができるので、
リム部3とホーンボタン7との距離が小さくで
き、したがつて、ホーンボタン7をリム部3側に
近寄らせることができて、ホーンボタン7を操作
しやすくすることができる。
なお、この場合、パツド5のステアリングホイ
ール本体1に固定する個所は、ホーンボタン7よ
りボス部2側に設ける。
なお、コンタクトプレート11の係合部18と
パツド5の係合部23は、上記実施例のものに限
らず、種々の係合構造を用いることができる。
第6図ないし第8図に示すものは、コンタクト
プレート11の係合部18に中央の係合孔19と
ともに両側の係合孔31を形成し、この中央の係
合孔19に係合片24を挿入するとともに、両側
の係合孔31に両側の支持片26の係合爪25を
係止したものである。
また、第9図および第10図に示すものは、コ
ンタクトプレート11の係合部18に円形状の係
合孔32を形成し、この係合孔32に、パツド5
の係合部23における円筒状の係合片33の下端
の爪部34を嵌合係止したものである。
また、第11図ないし第14図に示すものは、
コンタクトプレート11の一端に下方に折曲した
係合片35を折曲形成するとともに、コンタクト
プレート11の一端近くの上面に係合片36を切
り起し形成し、コンタクトプレート11の一端を
一方の支持片21の挿通孔22に挿通して、外側
の係合片16および内側の係合片17によつて係
着し、また、コンタクトプレート11の他端の係
合部18に係合孔を設けずに、コンタクトプレー
ト11の中央上面にパツド5の係合片24を当接
するとともに、両側を支持片26の係合爪25で
支持したものである。
すなわち、この実施例は、前記実施例と反対
に、コンタクトプレート11の一端を固定すると
ともに、他端をその長手方向に移動自在としたも
のである。
〔考案の効果〕
本考案によれば、コンタクトプレートのパツド
への取付けに際しては、パツドのホーンボタン開
口部の両方に設けた支持片および係合部にコンタ
クトプレートの両端を係合固定することにより、
従来のねじ固定により発生する変形しようとする
内部応力の発生がないため、熱等による変形は起
きず、さらに、コンタクトプレートは少なくとも
その一方を長手方向に対して移動自在に支持して
いるため、温度変化によつてパツドが長手方向に
変形しても、パツドがコンタクトプレートの長手
方向にずれるだけなので、悪影響を及ぼす変形は
生ぜず、したがつて、ホーンプレートとの接点間
隔も一定に保ち、一定したホーンストロークによ
り安定した作動を得ることができ、また、ねじに
よらない係合固定であるため、組付けの工具が不
要となり、取付けが容易にできる。
また、パツドのホーンボタン開口部におけるリ
ム部側に板状の支持片を設けることにより、パツ
ドの端部とホーンボタンとの間の距離を、従来の
取付突部を設けたものに比して小さくすることが
できるので、リム部とホーンボタンとの距離が小
さくでき、したがつて、ホーンボタンをリム部側
に近寄らせることができて、ホーンボタンを操作
しやすくすることができる。
また、支持片は板状であるので、パツドの基本
肉厚との比が小さくでき、外観のひけを少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の一実施例を示す平面
図、第2図は第1図の要部の断面図、第3図は第
2図の支持片部の側面図、第4図は第2図の係合
部の断面図、第5図は第2図のコンタクトプレー
トの一部の平面図、第6図は本考案の装置の第2
の実施例の要部の断面図、第7図は第6図の係合
部の断面図、第8図は第7図の下面図、第9図は
本考案の装置の第3の実施例の要部の断面図、第
10図は第9図の係合部の下面図、第11図は本
考案の装置の第4の実施例の要部の断面図、第1
2図は第11図の支持片部の側面図、第13図は
第11図の係合部の断面図、第14図は第13図
の下面図である。 2……ボス部、3……リム部、4……スポーク
部、5……パツド、6……ホーンボタン開口部、
7……ホーンボタン、11……コンタクトプレー
ト、13……ホーンプレート、18……係合部、
21……支持片、22……挿通孔、23……係合
部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ボス部、円環状のリム部およびこのボス部とリ
    ム部とを連結するスポーク部を備え、このスポー
    ク部の上部にパツドを設け、このパツドの上記リ
    ム部側に形成されたホーンボタン開口部にホーン
    ボタンを押圧自在に設け、このホーンボタンの下
    方にコンタクトプレートおよびこのコンタクトプ
    レートに対向して上記ホーンボタンの押圧により
    コンタクトプレートに接離されるホーンプレート
    を設けたステアリングホイールのホーン装置にお
    いて、 上記パツドのホーンボタン開口部の上記リム部
    側に上記コンタクトプレートの一端を挿通支持す
    る挿通孔を形成した板状の支持片を垂設し、 上記パツドのホーンボタン開口部の上記ボス部
    側に上記コンタクトプレートの他端を係合する係
    合部を設け、 上記コンタクトプレートの一端を上記支持片の
    挿通孔に挿通支持するとともに、コンタクトプレ
    ートの他端に上記係合部に係合する係合部を設
    け、 上記コンタクトプレートの少なくとも一方をそ
    の長手方向に移動自在に支持した ことを特徴とするステアリングホイールのホーン
    装置。
JP1985010915U 1985-01-29 1985-01-29 Expired JPH0235577Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835434B2 (ja) * 1979-06-01 1983-08-02 日本電気株式会社 カラ−固体撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5835434U (ja) * 1981-08-31 1983-03-08 豊田合成株式会社 ステアリングホイールのホーンパッド組付構造

Patent Citations (1)

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JPS5835434B2 (ja) * 1979-06-01 1983-08-02 日本電気株式会社 カラ−固体撮像装置

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JPS61127070U (ja) 1986-08-09

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