JPH0321329Y2 - - Google Patents

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JPH0321329Y2
JPH0321329Y2 JP12818985U JP12818985U JPH0321329Y2 JP H0321329 Y2 JPH0321329 Y2 JP H0321329Y2 JP 12818985 U JP12818985 U JP 12818985U JP 12818985 U JP12818985 U JP 12818985U JP H0321329 Y2 JPH0321329 Y2 JP H0321329Y2
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JP
Japan
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pad
clamp spring
edge
steering wheel
mounting hole
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JP12818985U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等のステアリングホイールに
係り、特に、ステアリングホイール本体の上部に
ホーン操作用その他のパツドを設けたものに関す
る。
〔従来の技術〕
従来のこの種のステアリングホイールとして、
実開昭60−57468号公報に示されたものがある。
これは、ホーンパツドの下部に設けたクランプ
スプリングのく字状の弾性係止部を、ステアリン
グホイール本体の上部に設けたホーンプレートの
係止孔に挿通して弾性的に係止するもので、クラ
ンプスプリングの弾性係合部の上部に幅狭部を形
成することにより、ホーンパツドに衝撃が加わつ
てホーンパツドがずれたときに、ホーンプレート
の係止孔の縁部下面にクランプスプリングの弾性
係合部の上縁を係合させて、ホーンパツドの脱落
を防止している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、上述した従来のステアリングホイー
ルの場合、衝撃によるパツドのずれを利用してパ
ツドの脱落を防止しているので、安全対策上一応
の効果があるが、パツドにずれを生じさせずにパ
ツドをそのまま上方に外すような力が作用した場
合には、ステアリングホイール本体からパツドが
脱落してしまうという問題があつた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、ステアリングホイール本体の上部からホーン
操作用その他のパツドが衝撃等により脱落するの
を防止することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ステアリングホイール本体4の上部
に、取付孔28を備えたパツド取付板たとえばホ
ーンプレート15等を設けるとともに、たとえば
ホーン操作用等のパツド5の下部に、く字状の係
止部27を備えたクランプスプリング21を設
け、このクランプスプリング21の係止部27を
上記パツド取付板の取付孔28に挿通して取付孔
28の縁辺29に弾性的に係止したステアリング
ホイールに関するものであつて、上記クランプス
プリング21の係止部27に、下端に端縁部31
を残して切欠部32を上下方向に形成し、上記パ
ツド取付板の取付孔28の縁辺29に、上記クラ
ンプスプリング21の切欠部32に嵌合する係合
突起33を突設し、上記パツド5に衝撃が加わつ
てパツド取付板の取付孔28の縁辺29から上記
クランプスプリング21の係止部27が外れたと
き、このクランプスプリング21の端縁部31が
上記パツド取付板の係合突起33に係合するもの
である。
〔作用〕
本考案のステアリングホイールは、パツド5に
衝撃が加わつてホーンプレート15等のパツド取
付板の取付孔28の縁辺29からクランプスプリ
ング21の係止部27が外れたとしても、このク
ランプスプリング21の端縁部31がパツド取付
板の係合突起33に係合するので、パツド5がス
テアリングホイール本体4から脱落することがな
い。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図はステアリングホイールを示
し、このステアリングホイールは、環状のリム部
1と、その中心に位置したボス部2と、これらの
リム部1及びボス部2を連結した複数のスポーク
部3から成るステアリングホイール本体4の上部
に、この実施例ではボス部2の上部に、ホーン操
作用のパツド5を設けたものである。
上記ステアリングホイール本体4は、図示しな
いステアリングシヤフトに嵌着されるボス部2の
金属ボス6と、各スポーク部3の芯金7と、リム
部1の芯金8を互いに溶接し、金属ボス6の下部
に合成樹脂製の下部カバー9を装着して金属ボス
6及び各スポーク部3の芯金7の内端部の下面及
び側面を覆うとともに、この下部カバー9及び上
記パツド5から露出した各スポーク部3の芯金7
の外端部及びリム部1の芯金8を軟質合成樹脂製
の外被10で覆うことによつて形成されている。
そして、上記金属ボス6の上部にはフランジ部
11が一体形成され、このフランジ部11に支持
板12が固定され、この支持板12上に、絶縁イ
ンシユレータ13及びコイルスプリング14を介
して、パツド取付板としての金属製のホーンプレ
ート15が押圧自在に支持されている。
なお、上記下部カバー9はねじ16で上記支持
板12に固定されているとともに、上記ホーンプ
レート15は上記下部カバー9の下面に設けられ
た環状のスリツプリング17に、図示しないコン
タクトスプリングを介して、電気的に接続されて
いる。
また、上記パツド5は、合成樹脂製で、その下
部に複数たとえば3個の金属製のクランプスプリ
ング21が設けられている。この各クランプスプ
リング21は、第3図ないし第5図に示すよう
に、取付片22とこの取付片22の両端から折曲
した一対の脚片23とでほぼコ字状に形成されて
おり、その取付片22を上記パツド5に突設した
取付用突部24にねじ25で取付けるとともに、
この取付片22をパツド5に突設した複数の方向
規制用突部26に係合することにより、パツド5
に固定されている。
そして、この各クランプスプリング21の一対
の脚片23の下端部には外方にく字状に折曲した
係止部27が形成されており、この係止部27を
上記ホーンプレート15に形成した取付孔28に
挿通して取付孔28の縁辺29の下部に弾性的に
係止するとともに、上記パツド5に突設した複数
の押圧用突部30(第2図に図示)をホーンプレ
ート15に当接することにより、パツド5が各ク
ランプスプリング21を介してホーンプレート1
5に固定されている。
したがつて、パツド5を押圧すると、ホーンプ
レート15が押圧され、可動接点となるホーンプ
レート15と固定接点となるねじ16の頭部が導
通し、ホーンが吹鳴するようになつている。
そうして、上記各クランプスプリング21の一
対の脚片23の係止部27には、その下端に端縁
部31を残して、切欠部32が上下方向に形成さ
れ、この切欠部32に対応して上記ホーンプレー
ト15の各取付孔28の縁辺29に係合突起33
が突設されており、パツド5を各クランプスプリ
ング21を介してホーンプレート15に固定した
状態で、クランプスプリング21の係止部27の
切欠部32に、ホーンプレート15の取付孔28
の係合突起33が遊嵌している。
このため、パツド5に衝撃が加わつて、ホーン
プレート15の取付孔28の縁辺29からクラン
プスプリング21の係止部27が外れたとして
も、クランプスプリング21の係止部27の端縁
部31がホーンプレート15の取付孔28の係合
突起33に係合するので、パツド5がステアリン
グホイール本体4から脱落することがない。
そして、パツド5の取付けに際しても、パツド
5側の各クランプスプリング21の係止部27を
ステアリングホイール本体4側のホーンプレート
15の対応する取付孔28に向けた状態で、パツ
ド5をステアリングホイール本体4に押圧する
と、各クランプスプリング21のく字状の係止部
27の端縁部31が取付孔28の係合突起33を
弾性的に乗越え、係止部27が取付孔28の縁辺
29に係止するとともに、係止部27の切欠部3
2に取付孔28の係合突起33が遊嵌するので、
パツド5の取付けが容易にできる。
なお、この実施例では、各クランプスプリング
21の一対の係止部27の両方に切欠部32を設
け、この切欠部32とホーンプレート15の取付
孔28の係合突起33とを遊嵌したが、これに限
らず、一方の係止部27のみにおいて、切欠部3
2と係合突起33とを遊嵌してもよい。
また、パツド5の位置は、この実施例のボス部
2に限らず、スポーク部3でもよく、さらに、パ
ツド5は、この実施例のようなホーン操作用のも
のに限らず、他の目的たとえば内部構造の覆いを
目的としてステアリングホイール本体4に設けら
れるものでもよく、したがつて、パツド取付板
も、この実施例のホーンプレート15のように押
圧自在のものに限らず、固定のものでもよい。
〔考案の効果〕
上述したように、本考案によれば、パツドに衝
撃が加わつて、パツド取付板の取付孔の縁辺から
クランプスプリングのく字状の係止部が外れたと
しても、クランプスプリングの係止部の端縁部が
パツド取付板の取付孔の係合突起に係合するの
で、パツドがステアリングホイール本体から脱落
することがなく、したがつて、運転者の安全を確
保できる。
そして、パツドの取付けに際しても、パツド側
のクランプスプリングの係止部をステアリングホ
イール本体側のパツド取付板の取付孔に向けた状
態で、パツドをステアリングホイール本体に押圧
すると、クランプスプリングのく字状の係止部の
端縁部が取付孔の係合突起を弾性的に乗越え、係
止部が取付孔の縁辺に係止するとともに、係止部
の切欠部に取付孔の係合突起が遊嵌するので、パ
ツドの取付けが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案のステアリングホイールの一実施例
を示し、第1図はその平面図、第2図は第1図の
−視断面図、第3図はその要部の斜視図、第
4図はその要部の縦断面図で通常時の状態、第5
図はその要部の縦断面図でパツドの脱落が防止さ
れた状態である。 4……ステアリングホイール本体、5……パツ
ド、15……パツド取付板としてのホーンプレー
ト、21……クランプスプリング、27……係止
部、28……取付孔、29……縁辺、31……端
縁部、32……切欠部、33……係合突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングホイール本体の上部に、取付孔を
    備えたパツド取付板を設けるとともに、パツドの
    下部に、く字状の係止部を備えたクランプスプリ
    ングを設け、このクランプスプリングの係止部を
    上記パツド取付板の取付孔に挿通して取付孔の縁
    辺に弾性的に係止したステアリングホイールであ
    つて、 上記クランプスプリングの係止部に、下端に端
    縁部を残して切欠部を上下方向に形成し、上記パ
    ツド取付板の取付孔の縁辺に、上記クランプスプ
    リングの切欠部に嵌合する係合突起を突設し、上
    記パツドに衝撃が加わつてパツド取付板の取付孔
    の縁辺から上記クランプスプリングの係止部が外
    れたとき、このクランプスプリングの端縁部が上
    記パツド取付板の係合突起に係合することを特徴
    とするステアリングホイール。
JP12818985U 1985-08-22 1985-08-22 Expired JPH0321329Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12818985U JPH0321329Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12818985U JPH0321329Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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Publication Number Publication Date
JPS6236868U JPS6236868U (ja) 1987-03-04
JPH0321329Y2 true JPH0321329Y2 (ja) 1991-05-09

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