JPH0423104Y2 - - Google Patents

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JPH0423104Y2
JPH0423104Y2 JP1985154887U JP15488785U JPH0423104Y2 JP H0423104 Y2 JPH0423104 Y2 JP H0423104Y2 JP 1985154887 U JP1985154887 U JP 1985154887U JP 15488785 U JP15488785 U JP 15488785U JP H0423104 Y2 JPH0423104 Y2 JP H0423104Y2
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steering wheel
hook
plate
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hole
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は車両等のステアリングホイールに係
り、詳しくはパツド部の取付構造に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、ステアリングホイールのボス部を覆うパ
ツド部は、自動車への組付工程上、ステアリング
ホイール本体と別体に形成され、前記ステアリン
グホイール本体をステアリングシヤフトに取り付
けた後に該ステアリングホイール本体に組付けら
れていた。すなわち、第6図に示すように、ボス
プレート34及びこれに取付けられたスポーク3
1の裏面側から、下部カバー38とアツパーカバ
ー30とを取付け、アツパーカバー30の開口部
30aに前記パツド部39がその係止突起39a
を介して組付けられているので、組付けやすい反
面、パツド部39がステアリングホイール本体4
0から外れやすいというおそれがあつた。
そこで、第7図に示すような、底面略中央部に
取付穴35,36が形成され、断面コ字状をな
し、上端縁部が内外に折れ曲つて互いに係合する
一対のホルダ33を用いてパツド部39をステア
リングホイール本体40に組付け、容易に外れな
いようにすることが考えられている。このホルダ
33は、いずれか一方のホルダ33aをスポーク
31又はボスプレート34の適宜の複数箇所に螺
着するとともに、これらと係合する他方のホルダ
33bをパツド部39に固定して、同パツド部3
9のホルダ33aを前記ホルダ33bに係合させ
て、同パツド部39をボスプレート34、スポー
ク31、リング部37等よりなるステアリングホ
イール本体40に取付けるものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、前記構造のホルダ33を用いたステ
アリングホイールにおいては、パツド部39やス
ポーク31又はボスプレート34部分に前記ホル
ダ33の取付け部を余分に設ける必要があるた
め、ステアリングホイール全体を構成する部品点
数を増加させるとともに、金属製のホルダ33を
用いるため製造コストもかさんでいた。
さらに、メンテナンス時等でパツド部39をス
テアリングホイール40等から取り外すときに
は、ステアリングホイールの裏面側から一方のホ
ルダ33bを固定しているねじを外し、ホルダ3
3を裏面に付けた状態でパツド部39を外さなけ
ればならず、その作業が面倒であつた。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案はボスに連結されるプレートと、該プレ
ートの上位に位置するホーンコンタクトプレート
とに孔部と切欠部とを形成するとともに、パツド
部の裏面には、前記孔部に遊嵌する引掛部と、前
記ホーンコンタクトプレートの端部と対応する引
掛部と、ロアカバーに突出形成された取付突部と
弾性的に係合する係止突部とがそれぞれ設けら
れ、前記取付突部と係止突部とを係合してパツド
部をステアリングホイール本体に取付け、前記パ
ツド部が過度に傾斜したときに前記引掛部が前記
孔部に、又前記引掛部が前記ホーンコンタクトプ
レートの端部に引掛かるようにした手段を採用し
ている。
(作用) パツド部が傾動するような強い力が直接加わつ
た場合、あるいはステアリングホイールに強い衝
撃力が加わり、ステアリングホイールのリング部
及びスポーク部が捩れるように湾曲変形し、これ
が進んでパツド部にパツド部が回動するように傾
動するような力が伝わつた場合、パツド部裏面か
ら突出している引掛部は前記パツド部自体の傾動
によつて、一方の引掛部がボスプレートに連結す
る孔部に、又一方の引掛部がホーンコンタクトプ
レートの端部に引掛かることにより、弾性的にス
テアリングホイールに係合しているパツド部がス
テアリングホイールから脱落することを防止する
ことができる。
(実施例) 以下、本考案を具体化した実施例を第1〜4図
に従つて説明する。
第3図に示すように、自動車のコラムに取付け
られたステアリングシヤフト1の先端部にはボス
2がナツト3により締付固定されている。同ボス
2の上面部には全体が略コ字状をなす金属製のボ
スプレート4が同様に溶接等により固定されてい
る。同ボスプレート4の上端部外周には、外方向
に突出するフランジ部4aが形成されている。
第2図に示すように、前記フランジ部4aには
中央部に四角形状の孔部5aを有する平面略三角
形状の支持プレート5が溶接等により固着されて
おり、該孔部5aは前記ボスプレート4内へと連
通されている。前記支持プレート5の各頂点部分
には略真横及び下方に突出する合計3本の金属製
のスポーク部芯金6が一体的に形成されている。
また、前記支持プレート5はホーンスイツチの
固定側コンタクトプレートも兼ねており、その所
定部位には受け接点を備えている。該支持プレー
ト5の上方には中央部に大径の切欠部10aと前
記受け接点と対応した位置に接点を有する平板状
の可動側ホーンコンタクトプレート10が設けら
れており、該切欠部10aは前記孔部5aと連通
されている。また、前記前記ホーンコンタクトプ
レート10は合成樹脂製の絶縁スペーサとコイル
ばね(図示せず)を介して前記支持プレート5に
可動可能に弾性的に支持されており、従つて、ホ
ーンコンタクトプレート10を押し下げることに
より、接点を導通させてホーンを鳴らすことがで
きる。
前記スポーク部芯金6の先端部には環状をなす
金属製のリング部芯金7が溶接されており、該リ
ング部芯金7及びスポーク部芯金6の表面にはポ
リウレタン樹脂が被覆されている。そして、前記
リング部芯金6の外周には樹脂製の被覆部材8を
介して皮9が巻回されてリング部11が形成され
ており、スポーク部にも同様に前記皮9が巻回さ
れてスポーク部12が形成されている。
各スポーク部芯金6の中央より中心側には、
各々1個ずつのねじ孔13が螺設されている。ま
た、同スポーク部芯金6の裏面及び前記ボスプレ
ート4の下部には、同スポーク部芯金6及びボス
プレート4を覆う樹脂製のロアカバー15が設け
られている。前記ねじ孔13と対応するロアカバ
ー15には同じくねじ孔16が螺設されており、
前記各ねじ孔13,16を重ね合わせてねじ17
を螺入することによつて、該スポーク部芯金6及
びボスプレート4と、ロアカバー15とが固定さ
れるようになつている。
前記スポーク部芯金6のねじ孔13の近接部分
のロアカバー15には入口が縮径された段差部を
備えた係止孔(図示せず)を有する取付突部19
が突出形成されている。
前記ロアカバー15の上部には合成樹脂製のパ
ツド部21が取着されており、該パツド部21の
前記取付突部19と対向する部分に一体的に突出
形成された係止突部22を、該取付突部19に係
入させることによつて該パツド部21が上下動可
能にかつ弾性的に取付けられている。
また、前記パツド部21は軟質の塩化ビニル樹
脂の表皮とABS樹脂のインサートにより形成さ
れており、裏面には前記コンタクトプレート10
と常に当接するホーン当接部材23が突出形成さ
れている。従つて、パツド部21を押圧すること
によつて、前記ホーン当接部材23で前記ホーン
コンタクトプレート10を前記コイルばね(図示
せず)の弾性力に抗して押圧して図示しない接点
を接触させてホーンを鳴らし、パツド部21の押
圧を解除すると、前記コイルばねの弾性力によつ
て該パツド部21が元の位置に戻るようになつて
いる。
前記パツド部21の略中央部には合成樹脂で別
体に形成された四角筒状の第1引掛部25が接着
されており、第1図における下側には2本の長方
形突条26を有する第2引掛部27が同じく接着
されている。また、前記第1及び第2引掛部2
5,27はパツド部21取付時においては、第3
図に示すように、前記第1引掛部25は前記切欠
部10a及び孔部5a内を通つてボスプレート4
内に挿入されており、第2引掛部27は前記ホー
ンコンタクトプレート10の端部10cに近接し
た状態となつている。
以上のように構成されたステアリングホイール
の作用を説明する。
ステアリングホイールに強い衝撃力が加わつた
場合、ステアリングホイールのリング部11及び
スポーク部12が捩れるように湾曲変形し、これ
が進むと前記パツド部21がボスプレート4を中
心として回動するように傾動する。それに伴い、
前記掛止突部22及び取付突部19(以下、取付
部という)は弾性変形を起こして前記衝撃力を緩
和しようとする。
そして、前記パツド部21の略中央部及び端部
に形成された第1及び第2引掛部25,27は次
に示すように作用する。
すなわち、第4図に示すように、前記第1引掛
部25は前記孔部5aの開口端部5bに対して接
触する。すると、前記第1引掛部25は合成樹脂
にて形成されているため、その外周部の前記接触
部分は前記開口端部5bで引掛かつて削られる。
従つて、前記第1引掛部25が前記開口端部5b
で引掛かることによつて、前記取付部が外れるこ
とを防止し、ステアリングホイールからパツド部
21が脱落することを防止する。
また、前記第2引掛部27も前記ホーンコンタ
クトプレート10の端部10cが前記突条26に
接触することによつて、該突条26が引掛かつて
削られる。従つて、前記第2引掛部27が前記端
部10cに引掛かることによつて前記取付部が外
れることを防止し、同様に、パツド部21がステ
アリングホイールから簡単に脱落することを防止
する。
さらに、前記第1及び第2引掛部25,27を
合成樹脂を用いて角ばつた形状としたため、該角
部が前記支持プレート5の開口端部5bに引掛か
つて削れ易く、また、その削れた部分に前記支持
プレート5が引掛かり易いため、取付部が外れる
ことをさらに確実に防止することができる。
さらにまた、パツド部21のスイテアリングホ
イール本体への装着は係止突部22のアンダーカ
ツト止めによる弾性係合であるので、通常の装着
およびメンテナンス時のパツド部21の上下方向
の取り外しは容易に行なうことができるのみなら
ず、前記衝撃力の緩和が効果的に行われ、しかも
パツド部に力が作用して通常のホーンストローク
以上の過度の傾動がおこつた場合には引掛部を上
下に2個所設けたため、パツド部21の脱落をよ
り確実に防止することができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されることな
く、下記のように具体化してもよい。
(1) 前記各引掛部25,27を1個または、3個
以上にすること。
(2) 前記各引掛部25,27は本実施例において
は合成樹脂を用いたが、これに限定されるもの
ではなく、金属やエラストマー等を用いても良
い。但し、引掛部自体がある程度削れ易いもの
の方が好ましい。
(3) 前記第1引掛部25の形状は、本実施例の形
状に限定されるものではなく、円筒状では中実
でも良く、3角形や5角形以上でも良い。ま
た、第2引掛部27の形状も本実施例の他、長
方形状でも良い。
(4) 前記第1引掛部25が引掛かる場所も本実施
例の支持プレート5に限定されるものではな
く、第5図に示すように、ボスプレート4内に
金属製のプレート29を設けて、その部分で引
掛部が引掛かるようにしても良い。つまり、ボ
ス2に連結するプレートならボスプレート4で
あろうと、スポーク芯金6であろうと何でもい
いのである。
考案の効果 以上詳述したように、本考案はステアリングホ
イールが過度に傾斜したとき、ボスに連結するプ
レートが引掛かる引掛部をパツド部の裏面に設け
たため、前記ステアリングホイールに衝撃力等が
加わつてパツド部が傾動しても該パツド部はステ
アリングホイールから簡単に脱落しないという優
れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図に本考案を具体化した一実施例を示
し、第1図はパツド部の裏面側を示す斜視図、第
2図は本実施例のステアリングホイールを示す平
面図、第3図は第2図の側面A−A線断面図、第
4図は第3図の作用を示す部分拡大断面図、第5
図は別例を示す部分側断面図、第6,7図は従来
例を示す側面断面図及び斜視図である。 ボス……2、孔部……5a、支持プレート……
5、パツド部……21、引掛部……25,27。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ボス2に連結されるプレート5と、該プレー
    ト5の上位に位置するホーンコンタクトプレー
    ト10とに孔部5aと切欠部10aとを形成す
    るとともに、パツド部21の裏面には、前記孔
    部5aに遊嵌する引掛部25と、前記ホーンコ
    ンタクトプレート10の端部10cと対応する
    引掛部27と、ロアカバー15に突出形成され
    た取付突部19と弾性的に係合する係止突部2
    2とがそれぞれ設けられ、前記取付突部19と
    係止突部22とを係合してパツド部21をステ
    アリングホイール本体に取付け、前記パツド部
    21が過度に傾斜したときに前記引掛部25が
    前記孔部5aに、又前記引掛部27が前記ホー
    ンコンタクトプレート10の端部10cに引掛
    かるようにしたことを特徴とするステアリング
    ホイール。 2 前記プレート5はボス2の上方に取着された
    支持プレートであり、ホーンスイツチの固定側
    コンタクトプレートを兼ねていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第1項に記載のス
    テアリングホイール。 3 前記引掛部25はパツド部21裏面の略中央
    部に設けられていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項に記載のステアリングホ
    イール。 4 前記引掛部25は合成樹脂にて四角筒状に形
    成されていることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項に記載のステアリングホイー
    ル。
JP1985154887U 1985-10-10 1985-10-10 Expired JPH0423104Y2 (ja)

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JPS6262573U JPS6262573U (ja) 1987-04-18
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58146758U (ja) * 1982-03-29 1983-10-03 日本プラスト株式会社 ステアリングホイ−ル

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