JPH0121100Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0121100Y2
JPH0121100Y2 JP1983154614U JP15461483U JPH0121100Y2 JP H0121100 Y2 JPH0121100 Y2 JP H0121100Y2 JP 1983154614 U JP1983154614 U JP 1983154614U JP 15461483 U JP15461483 U JP 15461483U JP H0121100 Y2 JPH0121100 Y2 JP H0121100Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horn
steering wheel
storage recess
horn mechanism
base body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983154614U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6061971U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15461483U priority Critical patent/JPS6061971U/ja
Publication of JPS6061971U publication Critical patent/JPS6061971U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0121100Y2 publication Critical patent/JPH0121100Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Steering Controls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車などのステアリングホイール
に係り、とくに、そのホーン機構に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来のステアリングホイールのホーン機構とし
ては、たとえば実公昭58−4757号公報に示されて
いるもののように、ホーン機構を構成する部品を
1つずつステアリングホイール本体のスポーク部
の上部及び下部に順番に組付けるような構造であ
つた。
そのため、ホーンボタンの押圧操作は部品の組
付を完了してからでないと行なうことができず、
ホーンボタンの操作フイーリング及び作動ストロ
ークの確認は組付完了後となるので、各部品の精
度のばらつきによつて操作フイーリング及び作動
ストロークも製品ごとにばらつきやすく、不良品
が発生した場合には、これに対する処置も面倒で
あり、しかも、ステアリングホイール本体のスポ
ーク部に各部品を直接に組付けるので、組立作業
も面倒であり、ホーン機構を標準化して複数種の
ステアリングホイールに使用することも困難であ
つた。
(考案が解決しようとする問題点) 上述したように、従来のステアリングホイール
のホーン機構は、構成部品を1つずつステアリン
グホイール本体のスポーク部に組付ける構造のた
め、組立が面倒で、作動の確認が組立完了後とな
るので、品質管理も面倒であり、また、標準化も
困難であつた。
本考案は、このような点に鑑みなされたもの
で、ステアリングホイールのホーン機構のうちと
くに可動部分を本体と別個に組立てられる構造と
して、品質管理及び組立作業の能率を高めるとと
もに、ホーン機構の標準化を容易にすることも目
的とするものである。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案のステアリングホイールは、ステアリン
グホイール本体1の合成樹脂製の外被11によつ
てステアリングホイール本体1のスポーク部4の
上部に収納凹部17を形成し、この収納凹部17
にホーン機構組立体25を収納固定したステアリ
ングホイールであつて、上記ホーン機構組立体2
5は、上記本体1の収納凹部17に収納固定され
るベース体20上にスプリング21を介して上記
収納凹部17を覆うホーンボタン22を配設する
とともに、このホーンボタン22の下部に突設し
た突部22bを上記ベース体20に形成した挿通
孔20bに上下動自在に挿通し、上記ベース体2
0の下側に位置して上記突部22bの下端部に可
動端子23を取付けて成り、上記ホーン機構組立
体25を上記本体1の収納凹部17に収納すると
ともに、そのベース体20を本体1の収納凹部1
7内に固定したものである。
(作用) 本考案のステアリングホイールは、ホーン機構
組立体25を、ステアリングホイール本体1と別
個に組立てた後、本体1の収納凹部17に収納す
るとともに、そのベース体20を本体1の収納凹
部17内に固定するものである。
(実施例) 本考案のステアリングホイールの実施例を図面
を参照して説明する。
第1図において、1はステアリングホイール本
体で、この本体1は環状のリム部2とその中心に
位置するボス部3とを一対のスポーク部4で連結
した形状で、一対のスポーク部4にはそれぞれホ
ーン機構5が設けられている。
上記ステアリングホイール本体1は、第2図に
示すように、図示しないステアリングシヤフトに
嵌着されるボス部3の金属ボス8と、各スポーク
部4の板状の芯金9とリム部2のパイプ状の芯金
10を互いに熔接し、リム部2の芯金10及び各
スポーク部4の芯金9を軟質合成樹脂製の外被1
1で被うとともに、ボス部3の金属ボス8および
各スポーク部4の芯金9の露出部分を合成樹脂製
の上部カバー12及び下部カバー13で被うこと
により形成されている。
そして、上記各スポーク部4のホーン機構5を
設ける部分は、第2図ないし第4図に示すよう
に、上下の外被11及び芯金9に渡つて上下方向
に中空状に形成されているとともに、この中空部
に位置して金属板からなるブラケツト16が芯金
9の下部に熔接され、このブラケツト16及びそ
の外側上部の外被11によつて、各スポーク部4
の上部に収納凹部17が形成されており、上記ホ
ーン機構5は上記ブラケツト16に取付けられて
上記収納凹部17に設けられるようになつてい
る。
上記ホーン機構5は、両側部に係合孔20aを
形成するとともに中央部に挿通孔20bを形成し
た合成樹脂製のベース体20上に一対のコイルス
プリング21を介して合成樹脂製のホーンボタン
22を配設し、このホーンボタン22の両側下部
に突設した引掛け係止片22aを上記ベース体2
0の係合孔20aに挿通して引掛け係止するとと
もに、ホーンボタン22の中央下部に突設した円
筒状の突部22bを上記ベース体20の挿通孔2
0bに上下動自在に挿通し、上記ベース体20の
下側に位置して上記突部22bの下端部に板状の
可動端子23をねじ24で取付けてホーン機構組
立体25を構成し、この実施例では、このホーン
機構組立体25と板状の固定端子26を上記ステ
アリングホイール本体1の収納凹部17に収納し
て上記ブラケツト16に固定することにより形成
されている。
そして、上記ホーン機構組立体25と固定端子
26の固定は、ホーン機構組立体25のベース体
20の両側下部に突設された一対の円筒状の突部
20cを上記ブラケツト16にねじ29で固定す
るとともに、この際に、ベース体20の突部20
cとブラケツト16の間に固定端子26を挟持す
ることによつて行なわれており、この状態で、収
納凹部17はホーンボタン22によつて覆われて
いる。
また上記可動端子23はボス部3の下部カバー
13に設けられたスリツプリング32にリード線
33を介して接続され、上記固定端子26はブラ
ケツト16及び芯金9を介して金属ボス8に導通
している。
なお、スポーク部4の下部カバー13はねじ3
4でブラケツト16に固定されている。
次に、作用を説明する。
上記ホーン機構5は、ホーンボタン22をコイ
ルスプリング21の付勢力に抗して押圧すること
により、可動端子23と固定端子26をねじ24
の頭部を介して接触させるものであるから、ホー
ン機構組立体25の組立てた段階でステアリング
ホイール本体1の収納凹部17に収納する前に、
ホーンボタン22のフイーリング等の確認を行な
うことができ、したがつて、不良の場合でも、こ
の段階で調整等の処置ができるので、品質管理が
容易となり、しかも、ホーン機構組立体25は、
本体1と別個に組立てられるもので、組立てが容
易で、本体1に対する組付けも容易にでき、組立
作業の能率が向上する。
また、ホーン機構組立体25は、比較的に小さ
く、ステアリングホイールの意匠はボス部3の上
部カバー12の形態やスポーク部4の数や配置等
によつて決まり、ステアリングホイール本体1の
スポーク部4に対するホーン機構組立体25の配
置も、ステアリングホイールの意匠が変わつて
も、あまり、変化しないため、このホーン機構組
立体25をそのまま他の複数種のステアリングホ
イールに用いることができ、この場合には、本体
1側では収納凹部17を共通にするだけでよく、
さらに、ホーン機構組立体25側でホーンボタン
22を複数種用意しておくと、より多種のステア
リングホイールに用いることができる。
さらに、使用中にホーンボタン機構5が故障し
た場合にも、そのホーン機構組立体25だけを簡
単に交換することができるので、メンテナンス性
やサービス性も非常に良い。
なお、本考案の実施に際しては、上述した実施
例に限定されず、たとえば、第5図に示すよう
に、ベース体20の両側下部の突部20cの下端
部外周にリブ37を設けるなどして、ベース体2
0の突部20cと固定端子26の係合部26a
(第4図に示す)との関係を圧入係止するように
しておくと、固定端子26をベース体20に仮固
定することができ、このようにすると、固定端子
26をホーン機構組立体25に含めて本体1と別
個に組立てることができる。
また、上述した実施例では、ホーン機構組立体
25において、ベース体20に対するホーンボタ
ン22の脱落防止は、引掛け係止片22a及び可
動端子23のいずれによつても可能であるので、
引掛け係止片22aは必ずしも必要ではなく、廃
止することもできる。なお、この引掛け係止片2
2aを設けた目的は、使用時にホーンボタン22
の端部を押圧した場合に、反対側の端部が持ち上
がるのを防止するためである。
また、上述した実施例では、ブラケツト16を
設けたが、このブラケツト16は必ずしも必要で
はなく、スポーク部4の芯金9にホーン機構組立
体25を固定することもでき、さらに、固定端子
26を廃止して、ブラケツト16あるいはブラケ
ツト16を省略した場合には芯金9を固定端子2
6の代りに用いることもできる。
なお、ホーン機構5を設けるスポーク部4の芯
金9は、板状に限らずパイプ状等でもよいが、こ
の場合にはブラケツト16を設ける必要がある。
〔考案の効果〕
上述したように本考案によれば、ステアリング
ホイールのホーン機構のうち可動部分をステアリ
ングホイール本体と別個にホーン機構組立体とし
て組立てることができるので、ホーンボタンの操
作フイーリング等の作動の確認を本体に組付ける
前に行なうことができ、品質管理の能率が向上で
き、しかも、組立ても容易となり組立作業の能率
も向上でき、そして、ホーン機構組立体は比較的
小さく、ステアリングホイール全体の意匠に影響
を与えないため、標準化して、複数種のステアリ
ングホイールに用いることが極めて容易で、しか
も、使用中にホーン機構が故障した場合にも、そ
のホーン機構組立体だけを簡単に交換することが
ができるので、メンテナンス性やサービス性も非
常に良くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のステアリングホイールの実施
例の平面図、第2図は第1図の−視断面図、
第3図は第1図の−視断面図、第4図はその
要部の分解斜視図、第5図はその変形例の要部の
側面図である。 1……ステアリングホイール本体、4……スポ
ーク部、11……外被、17……収納凹部、20
……ベース体、20b……挿通孔、21……スプ
リング、22……ホーンボタン、22b……突
部、23……可動端子、25……ホーン機構組立
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ステアリングホイール本体の合成樹脂製の外被
    によつてステアリングホイール本体のスポーク部
    の上部に収納凹部を形成し、この収納凹部にホー
    ン機構組立体を収納固定したステアリングホイー
    ルであつて、 上記ホーン機構組立体は、上記本体の収納凹部
    に収納固定されるベース体上にスプリングを介し
    て上記収納凹部を覆うホーンボタンを配設すると
    ともに、このホーンボタンの下部に突設した突部
    を上記ベース体に形成した挿通孔に上下動自在に
    挿通し、上記ベース体の下側に位置して上記突部
    の下端部に可動端子を取付けて成り、 上記ホーン機構組立体を上記本体の収納凹部に
    収納するとともに、そのベース体を本体の収納凹
    部内に固定したことを特徴とするステアリングホ
    イール。
JP15461483U 1983-10-05 1983-10-05 ステアリングホイ−ル Granted JPS6061971U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15461483U JPS6061971U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 ステアリングホイ−ル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15461483U JPS6061971U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 ステアリングホイ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6061971U JPS6061971U (ja) 1985-04-30
JPH0121100Y2 true JPH0121100Y2 (ja) 1989-06-23

Family

ID=30341723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15461483U Granted JPS6061971U (ja) 1983-10-05 1983-10-05 ステアリングホイ−ル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6061971U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5466332U (ja) * 1977-10-18 1979-05-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6061971U (ja) 1985-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS63181216A (ja) ステアリングホイ−ルのホ−ンスイツチ
JPH0121100Y2 (ja)
US4886460A (en) Electrical connector assembly for a steering wheel occupant cushion restraint system
JP2534004Y2 (ja) ステアリングホイール
JPH0121103Y2 (ja)
JPH018452Y2 (ja)
JP2524107Y2 (ja) ステアリングホイールのホーンボタン
JPH0640052Y2 (ja) ホーンパツドの取付構造
JPH0323415Y2 (ja)
JPH0418180Y2 (ja)
JPH031343Y2 (ja)
JPH0748437Y2 (ja) ステアリングホイール
JP3877546B2 (ja) 回転センサ用中継端子の取付け構造
JPH06144241A (ja) ステアリングホイール
JPS5937413Y2 (ja) ステアリングホイ−ル
JPH0646027Y2 (ja) ステアリングホイールのホーンスイッチ組立体
JPH0438434Y2 (ja)
US6130532A (en) Indicator movement
JPH0646773Y2 (ja) ステアリングホイールにおけるホーンスイツチの取付構造
JPH028346Y2 (ja)
JPH0430742Y2 (ja)
JPH0121101Y2 (ja)
JPH0449025Y2 (ja)
JPH0136686Y2 (ja)
JPS6213900Y2 (ja)