JP2524107Y2 - ステアリングホイールのホーンボタン - Google Patents
ステアリングホイールのホーンボタンInfo
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- JP2524107Y2 JP2524107Y2 JP1548892U JP1548892U JP2524107Y2 JP 2524107 Y2 JP2524107 Y2 JP 2524107Y2 JP 1548892 U JP1548892 U JP 1548892U JP 1548892 U JP1548892 U JP 1548892U JP 2524107 Y2 JP2524107 Y2 JP 2524107Y2
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- Japan
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- case
- hole
- flat portion
- movable plate
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、自動車のステアリン
グホイールに配設されるホーンボタンに関し、特に、コ
ンパクトなホーンボタンに関する。
グホイールに配設されるホーンボタンに関し、特に、コ
ンパクトなホーンボタンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のホーンボタンでは、コン
パクトにするために、実公昭44−9765号公報に記
載されているように、コイルばねの内部に、相互に対応
する接点を設けて構成することが知られている。このよ
うに、コイルばねの内部に接点を配置させれば、コイル
ばねの外径より若干大きな構成で、ホーンボタンを構成
することが可能となるからである。
パクトにするために、実公昭44−9765号公報に記
載されているように、コイルばねの内部に、相互に対応
する接点を設けて構成することが知られている。このよ
うに、コイルばねの内部に接点を配置させれば、コイル
ばねの外径より若干大きな構成で、ホーンボタンを構成
することが可能となるからである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記公報記載
のホーンボタンでは、ホーンボタン自体がステアリング
ホイール本体に取り付けられた後、実際にホーンボタン
を操作する操作ボタンをステアリングホイール本体に組
み付ける態様としている。
のホーンボタンでは、ホーンボタン自体がステアリング
ホイール本体に取り付けられた後、実際にホーンボタン
を操作する操作ボタンをステアリングホイール本体に組
み付ける態様としている。
【0004】そのため、ホーンボタン自体のホーンスト
ロークが、操作ボタンのステアリングホイール本体への
取り付け位置の誤差や形状の寸法誤差によって、一定に
確保されない虞れがある。一方、ホーンストロークを確
保できるようにするためには、ステアリングホイール本
体や操作ボタンの製造時や組付時に厳格な精度管理が必
要となって、ステアリングホイールのコストを著しく増
加させてしまう。
ロークが、操作ボタンのステアリングホイール本体への
取り付け位置の誤差や形状の寸法誤差によって、一定に
確保されない虞れがある。一方、ホーンストロークを確
保できるようにするためには、ステアリングホイール本
体や操作ボタンの製造時や組付時に厳格な精度管理が必
要となって、ステアリングホイールのコストを著しく増
加させてしまう。
【0005】この考案は、上述の課題を解決するもので
あり、コンパクトな形状を維持して、一定のホーンスト
ロークを容易に確保することができるホーンボタンを提
供することを目的とする。
あり、コンパクトな形状を維持して、一定のホーンスト
ロークを容易に確保することができるホーンボタンを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この考案に係るホーンボ
タンは、ステアリングホイール本体に取り付けられるス
テアリングホイールのホーンボタンであって、ケース、
操作ボタン、可動プレート、固定プレート、コイルば
ね、及び、リード線、を備えて構成され、前記ケース
が、底壁と、該底壁の周縁から上方へ延びる周壁と、を
備え、前記底壁が、上面に、前記コイルばね用のばね座
を備え、下面に、前記固定プレートをねじ止めするねじ
用孔を備え、前記ばね座の中央に、貫通孔を備え、前記
周壁が、複数の係止孔と、前記リード線を通す溝と、を
備え、前記可動プレートが、上平面部と、下平面部と、
前記上・下平面部を連結する連結部と、を備えた断面ク
ランク状とし、前記上平面部が、前記連結部を中心とす
る線対称形として、前記操作ボタンにねじ止めする取付
孔と、前記リード線を取り付けるかしめ用孔と、位置決
め孔と、の3つの孔を備え、前記下平面部が、前記固定
プレートの接点部に対応する接点部を備えるとともに、
前記下平面部及び前記連結部が、外形を前記コイルばね
の内周側に挿入可能な大きさとし、前記操作ボタンが、
下面に、前記ケースの係止孔に対応して係止可能な係止
脚と、前記可動プレートの上平面部を取り付ける取付座
と、該取付座に前記上平面部を取り付けた際の前記下平
面部を中心とした前記取付座と対称の位置に配置される
前記コイルばね用のばね座と、を備え、前記取付座が、
前記上平面部の位置決め孔に挿入される位置決め突起
と、前記可動プレートを取り付けるねじ用の取付用ボス
と、を備え、前記固定プレートが、前記ケースにねじ止
めする取付孔と、前記ケースに取り付けた際に前記ケー
スの貫通孔の位置に配置されて前記可動プレートの接点
部に対応する接点部と、前記ステアリングホイール本体
に取り付ける取付孔と、を備え、前記コイルばねが、前
記係止脚を前記係止孔に係止させて前記操作ボタンを前
記ケースに係止させた際、上方から前記可動プレートの
下平面部と連結部とを挿入させて、下端を前記ケース底
壁のばね座に当接させ、上端を前記可動プレートの上平
面部下面と前記操作ボタンのばね座とに当接させて、組
み付けられてなる。
タンは、ステアリングホイール本体に取り付けられるス
テアリングホイールのホーンボタンであって、ケース、
操作ボタン、可動プレート、固定プレート、コイルば
ね、及び、リード線、を備えて構成され、前記ケース
が、底壁と、該底壁の周縁から上方へ延びる周壁と、を
備え、前記底壁が、上面に、前記コイルばね用のばね座
を備え、下面に、前記固定プレートをねじ止めするねじ
用孔を備え、前記ばね座の中央に、貫通孔を備え、前記
周壁が、複数の係止孔と、前記リード線を通す溝と、を
備え、前記可動プレートが、上平面部と、下平面部と、
前記上・下平面部を連結する連結部と、を備えた断面ク
ランク状とし、前記上平面部が、前記連結部を中心とす
る線対称形として、前記操作ボタンにねじ止めする取付
孔と、前記リード線を取り付けるかしめ用孔と、位置決
め孔と、の3つの孔を備え、前記下平面部が、前記固定
プレートの接点部に対応する接点部を備えるとともに、
前記下平面部及び前記連結部が、外形を前記コイルばね
の内周側に挿入可能な大きさとし、前記操作ボタンが、
下面に、前記ケースの係止孔に対応して係止可能な係止
脚と、前記可動プレートの上平面部を取り付ける取付座
と、該取付座に前記上平面部を取り付けた際の前記下平
面部を中心とした前記取付座と対称の位置に配置される
前記コイルばね用のばね座と、を備え、前記取付座が、
前記上平面部の位置決め孔に挿入される位置決め突起
と、前記可動プレートを取り付けるねじ用の取付用ボス
と、を備え、前記固定プレートが、前記ケースにねじ止
めする取付孔と、前記ケースに取り付けた際に前記ケー
スの貫通孔の位置に配置されて前記可動プレートの接点
部に対応する接点部と、前記ステアリングホイール本体
に取り付ける取付孔と、を備え、前記コイルばねが、前
記係止脚を前記係止孔に係止させて前記操作ボタンを前
記ケースに係止させた際、上方から前記可動プレートの
下平面部と連結部とを挿入させて、下端を前記ケース底
壁のばね座に当接させ、上端を前記可動プレートの上平
面部下面と前記操作ボタンのばね座とに当接させて、組
み付けられてなる。
【0007】
【考案の作用・効果】この考案に係るホーンボタンで
は、コイルばねの内周側に、可動プレートの下平面部に
おける接点部と、固定プレートの接点部と、が配置され
ることから、コンパクトな形状を維持することが可能と
なる。
は、コイルばねの内周側に、可動プレートの下平面部に
おける接点部と、固定プレートの接点部と、が配置され
ることから、コンパクトな形状を維持することが可能と
なる。
【0008】そして、可動プレートの接点部と固定プレ
ートの接点部とのホーンストロークは、可動プレート側
では、上平面部が操作ボタンの取付座に取り付けられ、
固定プレート側では、固定プレートがケースの底壁下面
に取り付けられる。また、操作ボタンは、係止脚を係止
孔に係止させてケースに取り付けられる。
ートの接点部とのホーンストロークは、可動プレート側
では、上平面部が操作ボタンの取付座に取り付けられ、
固定プレート側では、固定プレートがケースの底壁下面
に取り付けられる。また、操作ボタンは、係止脚を係止
孔に係止させてケースに取り付けられる。
【0009】そのため、可動・固定プレートが取り付け
られる操作ボタンとケースとが、直接係合するように組
み付けられ、そして、係止脚の係止孔に対する係止と、
可動・固定プレートの離隔方向へ付勢するコイルばねの
付勢力とによって、容易にホーンストロークを一定に確
保することができる。
られる操作ボタンとケースとが、直接係合するように組
み付けられ、そして、係止脚の係止孔に対する係止と、
可動・固定プレートの離隔方向へ付勢するコイルばねの
付勢力とによって、容易にホーンストロークを一定に確
保することができる。
【0010】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図面に基づいて
説明する。
説明する。
【0011】実施例のホーンボタン10は、図3・4に
示すように、ステアリングホイールWのスポーク部Sの
二箇所に配置されるものであり、左右のホーンボタン1
0は、後述する可動プレート25に結線されるリード線
58で連結されている。
示すように、ステアリングホイールWのスポーク部Sの
二箇所に配置されるものであり、左右のホーンボタン1
0は、後述する可動プレート25に結線されるリード線
58で連結されている。
【0012】それぞれのホーンボタン10は、図1・2
に示すように、ケース11、操作ボタン34、可動プレ
ート25、固定プレート45、コイルばね54、及び、
リード線58、を備えて構成されている。
に示すように、ケース11、操作ボタン34、可動プレ
ート25、固定プレート45、コイルばね54、及び、
リード線58、を備えて構成されている。
【0013】以下、ステアリングホイールWの左側に配
置されるホーンボタン10を中心に説明するが、左右の
ホーンボタン10は、可動プレート25・コイルばね5
4・リード線58を除いて、ケース11・操作ボタン3
4・固定プレート45が、それぞれ左右対称形としてい
る。
置されるホーンボタン10を中心に説明するが、左右の
ホーンボタン10は、可動プレート25・コイルばね5
4・リード線58を除いて、ケース11・操作ボタン3
4・固定プレート45が、それぞれ左右対称形としてい
る。
【0014】ケース11は、ABS等の硬質合成樹脂か
ら形成され、図1・2・5・6に示すように、底壁12
と、底壁12の周縁から上方へ延びる周壁20と、を備
えて構成されている。
ら形成され、図1・2・5・6に示すように、底壁12
と、底壁12の周縁から上方へ延びる周壁20と、を備
えて構成されている。
【0015】底壁12は、上面に、コイルばね54用の
ばね座14を備え、下面に、固定プレート45をねじ6
2止めするねじ用孔15を備え、ばね座14の中央に、
貫通孔16を備えている。ばね座14は、内径をコイル
ばね54の外径より若干大きくする円環状の突条13で
囲まれた内部に、配置されている。
ばね座14を備え、下面に、固定プレート45をねじ6
2止めするねじ用孔15を備え、ばね座14の中央に、
貫通孔16を備えている。ばね座14は、内径をコイル
ばね54の外径より若干大きくする円環状の突条13で
囲まれた内部に、配置されている。
【0016】また、底壁12の下面には、固定プレート
45を取り付ける際の二つの位置決め突起17・18が
形成され、位置決め突起18には、固定プレート45の
端部を挿入する嵌合孔19が、水平方向に形成されてい
る。
45を取り付ける際の二つの位置決め突起17・18が
形成され、位置決め突起18には、固定プレート45の
端部を挿入する嵌合孔19が、水平方向に形成されてい
る。
【0017】周壁20は、複数(実施例では4つ)の係
止孔21と、リード線58を通す溝22と、を備えて構
成されている。なお、23は、溝22の周縁を補強する
ためのリブである。
止孔21と、リード線58を通す溝22と、を備えて構
成されている。なお、23は、溝22の周縁を補強する
ためのリブである。
【0018】可動プレート25は、鋼板等の導電性を有
する金属板から形成され、図1・2・7に示すように、
上平面部26と、下平面部31と、上・下平面部26・
31を連結する連結部30と、を備えた断面クランク状
として構成されている。
する金属板から形成され、図1・2・7に示すように、
上平面部26と、下平面部31と、上・下平面部26・
31を連結する連結部30と、を備えた断面クランク状
として構成されている。
【0019】上平面部26は、平面形状を、連結部30
を中心とする線対称形の略三角形として、3つの孔27
・28・29を備えて構成されている。中央に配置され
る孔27は、可動プレート25を操作ボタン34にねじ
61止めする取付孔である。取付孔27の両側に配置さ
れる二つの孔28・29は、同径として、一方をリード
線58を取り付けるかしめ用孔、他方を操作ボタン34
に取り付ける際の位置決め孔、とするものである。な
お、ステアリングホイールWの左側に配置されるホーン
ボタン10では、28がかしめ用孔となり、29が位置
決め孔となって、ステアリングホイールの右側に配置さ
れるホーンボタン10では、その逆となる。
を中心とする線対称形の略三角形として、3つの孔27
・28・29を備えて構成されている。中央に配置され
る孔27は、可動プレート25を操作ボタン34にねじ
61止めする取付孔である。取付孔27の両側に配置さ
れる二つの孔28・29は、同径として、一方をリード
線58を取り付けるかしめ用孔、他方を操作ボタン34
に取り付ける際の位置決め孔、とするものである。な
お、ステアリングホイールWの左側に配置されるホーン
ボタン10では、28がかしめ用孔となり、29が位置
決め孔となって、ステアリングホイールの右側に配置さ
れるホーンボタン10では、その逆となる。
【0020】下平面部32には、その中央に、固定プレ
ート45の接点部50に対応した、リン青銅等からなる
接点部32が、配置されている。
ート45の接点部50に対応した、リン青銅等からなる
接点部32が、配置されている。
【0021】また、下平面部32と連結部30とは、そ
の外形をコイルばね54の内周側へ挿入可能な大きさと
している。
の外形をコイルばね54の内周側へ挿入可能な大きさと
している。
【0022】操作ボタン34は、ABS等の硬質合成樹
脂から形成され、図1・2・8に示すように、周縁下面
に、ケース11の係止孔21に対応して係止可能な係止
脚35を備えている。各係止脚35の下端には、各係止
孔21の周縁を係止する爪部36が形成されている。
脂から形成され、図1・2・8に示すように、周縁下面
に、ケース11の係止孔21に対応して係止可能な係止
脚35を備えている。各係止脚35の下端には、各係止
孔21の周縁を係止する爪部36が形成されている。
【0023】また、操作ボタン34の下面の中央付近に
は、可動プレート25を取り付けた際に、下平面部31
を支持可能な半割円筒状の支持突起41が形成されてい
る。そして、支持突起41を間にして、可動プレート2
5の上平面部26を取り付ける取付座37と、取付座3
7に上平面部26を取り付けた際の下平面部31を中心
とした取付座37と対称の位置に配置されるコイルばね
54用のばね座43と、が形成されている。
は、可動プレート25を取り付けた際に、下平面部31
を支持可能な半割円筒状の支持突起41が形成されてい
る。そして、支持突起41を間にして、可動プレート2
5の上平面部26を取り付ける取付座37と、取付座3
7に上平面部26を取り付けた際の下平面部31を中心
とした取付座37と対称の位置に配置されるコイルばね
54用のばね座43と、が形成されている。
【0024】取付座37は、上平面部26の位置決め孔
29に挿入される位置決め突起38と、可動プレート2
5を取り付けるねじ61用の取付用ボス39と、を備え
て構成されている。
29に挿入される位置決め突起38と、可動プレート2
5を取り付けるねじ61用の取付用ボス39と、を備え
て構成されている。
【0025】なお、40は、取付用ボス39に形成され
た取付孔であり、42は、支持突起41の補強用のリブ
である。また、44は、操作ボタン34の外周に複数形
成される突起であり、これらの突起44は、係止脚35
を係止孔21に挿入係止させた際に、ケース11の周壁
20の内周面に当接するもので、操作ボタン34の操作
時に、操作ボタン34がケース11に対してガタツキを
生ずることなく上下動するための、ガタツキ防止用の突
起である。
た取付孔であり、42は、支持突起41の補強用のリブ
である。また、44は、操作ボタン34の外周に複数形
成される突起であり、これらの突起44は、係止脚35
を係止孔21に挿入係止させた際に、ケース11の周壁
20の内周面に当接するもので、操作ボタン34の操作
時に、操作ボタン34がケース11に対してガタツキを
生ずることなく上下動するための、ガタツキ防止用の突
起である。
【0026】固定プレート45は、鋼板等の導電性を有
する金属板から形成されて、図1・2に示すように、横
板部46と縦板部51とを備えた断面略L字形に形成さ
れている。
する金属板から形成されて、図1・2に示すように、横
板部46と縦板部51とを備えた断面略L字形に形成さ
れている。
【0027】横板部46には、ケース11にねじ62止
めする取付孔47と、ケース11の位置決め突起17を
挿入させる位置決め孔48と、が形成されるとともに、
さらに、先端部には、ケース11の位置決め突起18に
おける嵌合孔19に挿入される嵌合部49が形成されて
いる。また、横板部46の先端付近には、ケース11に
取り付けた際のケース貫通孔16の位置に配置されて、
可動プレート25の接点部32に対応する、リン青銅等
からなる接点部50が、配設されている。
めする取付孔47と、ケース11の位置決め突起17を
挿入させる位置決め孔48と、が形成されるとともに、
さらに、先端部には、ケース11の位置決め突起18に
おける嵌合孔19に挿入される嵌合部49が形成されて
いる。また、横板部46の先端付近には、ケース11に
取り付けた際のケース貫通孔16の位置に配置されて、
可動プレート25の接点部32に対応する、リン青銅等
からなる接点部50が、配設されている。
【0028】縦板部51には、ホーンボタン10をステ
アリングホイール本体W0側のプレートHに取り付ける
取付孔52が、形成されている。なお、このプレートH
は、実施例の場合、エアバッグ装置Mのハウジングであ
る。そして、エアバッグ装置Mは、このハウジングHを
利用してステアリングホイール本体W0側の芯金Cに取
り付けらることとなる。
アリングホイール本体W0側のプレートHに取り付ける
取付孔52が、形成されている。なお、このプレートH
は、実施例の場合、エアバッグ装置Mのハウジングであ
る。そして、エアバッグ装置Mは、このハウジングHを
利用してステアリングホイール本体W0側の芯金Cに取
り付けらることとなる。
【0029】コイルばね54は、図1・3に示すよう
に、ケース11と操作ボタン34との間において、上方
から可動プレート25の下平面部31を挿入させて、下
端をケース底壁12のばね座14に当接させ、上端を可
動プレート25の上平面部26下面と操作ボタン34の
ばね座43とに当接させて、配設されている。
に、ケース11と操作ボタン34との間において、上方
から可動プレート25の下平面部31を挿入させて、下
端をケース底壁12のばね座14に当接させ、上端を可
動プレート25の上平面部26下面と操作ボタン34の
ばね座43とに当接させて、配設されている。
【0030】リード線58は、左右のホーンボタン10
の可動プレート25に対し、端部を上平面部26のかし
め用孔28にリベット止めされて接続され、他端側をタ
ーミナル59(図4参照)に接続させている。
の可動プレート25に対し、端部を上平面部26のかし
め用孔28にリベット止めされて接続され、他端側をタ
ーミナル59(図4参照)に接続させている。
【0031】なお、実施例のホーンボタン10の組み付
けとステアリングホイール本体W0への取り付けについ
て説明すると、まず、位置決め突起38を位置決め孔2
9に挿入させて、リード線58を結線した可動プレート
25を、操作ボタン34にねじ61止めするとともに、
位置決め突起17を位置決め孔48に挿入させ、かつ、
位置決め突起18の嵌合孔19に嵌合部49を嵌合させ
て、固定プレート45をケース11の底壁12の下面に
ねじ62止めする。
けとステアリングホイール本体W0への取り付けについ
て説明すると、まず、位置決め突起38を位置決め孔2
9に挿入させて、リード線58を結線した可動プレート
25を、操作ボタン34にねじ61止めするとともに、
位置決め突起17を位置決め孔48に挿入させ、かつ、
位置決め突起18の嵌合孔19に嵌合部49を嵌合させ
て、固定プレート45をケース11の底壁12の下面に
ねじ62止めする。
【0032】そして、コイルばね54を操作ボタン34
側の可動プレート下平面部31に外装させるとともに、
リード線58をケース11の溝22内に配置させるよう
にして、各係止脚35を各係止孔21に挿入係止させ
て、操作ボタン34をケース11に係合させ、左右のホ
ーンボタン10を組み付ける。
側の可動プレート下平面部31に外装させるとともに、
リード線58をケース11の溝22内に配置させるよう
にして、各係止脚35を各係止孔21に挿入係止させ
て、操作ボタン34をケース11に係合させ、左右のホ
ーンボタン10を組み付ける。
【0033】その後、取付孔52を利用して固定プレー
ト45の縦板部51をハウジングHにねじ63止めし
て、左右のホーンボタン10をステアリングホイール本
体W0のエアバッグ装置Mに取り付ける。そして、エア
バッグ装置Mを芯金Cに取り付ければ、左右のホーンボ
タン10がステアリングホイールWに配置されることと
なる。
ト45の縦板部51をハウジングHにねじ63止めし
て、左右のホーンボタン10をステアリングホイール本
体W0のエアバッグ装置Mに取り付ける。そして、エア
バッグ装置Mを芯金Cに取り付ければ、左右のホーンボ
タン10がステアリングホイールWに配置されることと
なる。
【0034】なお、リード線58のターミナル59は、
ステアリングホイールWの図示しないスリップリングに
接続させる。ちなみに、図示しないスリップリングは、
ホーン作動回路の正極側に導通し、固定プレート45が
接触しているハウジングHは、ホーン作動回路の負極側
に導通するものである。
ステアリングホイールWの図示しないスリップリングに
接続させる。ちなみに、図示しないスリップリングは、
ホーン作動回路の正極側に導通し、固定プレート45が
接触しているハウジングHは、ホーン作動回路の負極側
に導通するものである。
【0035】そして、ホーンボタン10の操作時に、操
作ボタン34を押し下げれば、コイルばね54の付勢力
に抗して、操作ボタン34とともに可動プレート25が
降下し、接点部32を固定プレート45の接点部50に
接触させることから、ホーンを作動させることができ
る。
作ボタン34を押し下げれば、コイルばね54の付勢力
に抗して、操作ボタン34とともに可動プレート25が
降下し、接点部32を固定プレート45の接点部50に
接触させることから、ホーンを作動させることができ
る。
【0036】このように構成された実施例のホーンボタ
ン10では、コイルばね54の内周側に、可動プレート
25の下平面部31における接点部32と、固定プレー
ト45の接点部50と、が配置されることから、コンパ
クトな形状を維持することが可能となる。
ン10では、コイルばね54の内周側に、可動プレート
25の下平面部31における接点部32と、固定プレー
ト45の接点部50と、が配置されることから、コンパ
クトな形状を維持することが可能となる。
【0037】そして、可動プレート25の接点部32と
固定プレート45の接点部50とのホーンストロークh
は、可動プレート25側では、上平面部26が操作ボタ
ン34の取付座37に取り付けられ、固定プレート45
側では、固定プレート45がケース11の底壁12下面
に取り付けられる。また、操作ボタン34は、各係止脚
35を各係止孔21に係止させてケース11に取り付け
られる。
固定プレート45の接点部50とのホーンストロークh
は、可動プレート25側では、上平面部26が操作ボタ
ン34の取付座37に取り付けられ、固定プレート45
側では、固定プレート45がケース11の底壁12下面
に取り付けられる。また、操作ボタン34は、各係止脚
35を各係止孔21に係止させてケース11に取り付け
られる。
【0038】そのため、可動・固定プレート25・45
が取り付けられる操作ボタン34とケース11とが、直
接係合するように組み付けられ、そして、係止脚35の
係止孔21への係止と、可動・固定プレート25・45
の離隔方向へ付勢するコイルばね54の付勢力とによっ
て、容易にホーンストロークhを一定に確保することが
でき、既述の考案の作用・効果の欄で述べたと同様な効
果を得ることができる。
が取り付けられる操作ボタン34とケース11とが、直
接係合するように組み付けられ、そして、係止脚35の
係止孔21への係止と、可動・固定プレート25・45
の離隔方向へ付勢するコイルばね54の付勢力とによっ
て、容易にホーンストロークhを一定に確保することが
でき、既述の考案の作用・効果の欄で述べたと同様な効
果を得ることができる。
【0039】なお、実施例のホーンボタン10では、可
動プレート25が左右共用としているため、ステアリン
グホイール本体W0に取り付けるホーンボタン10のコ
スト低減に寄与できる。
動プレート25が左右共用としているため、ステアリン
グホイール本体W0に取り付けるホーンボタン10のコ
スト低減に寄与できる。
【0040】また、実施例では、ホーンボタン10をス
テアリングホイール本体W0側のエアバッグ装置Mに取
り付ける場合を示したが、固定プレート45を利用し
て、直接、ステアリングホイール本体W0側の芯金Cに
取り付けるように構成しても良い。
テアリングホイール本体W0側のエアバッグ装置Mに取
り付ける場合を示したが、固定プレート45を利用し
て、直接、ステアリングホイール本体W0側の芯金Cに
取り付けるように構成しても良い。
【図1】この考案の一実施例を示すホーンボタンの分解
状態の断面図であり、図4のI−I部位に対応する断面
図である。
状態の断面図であり、図4のI−I部位に対応する断面
図である。
【図2】同実施例の分解斜視図である。
【図3】同実施例をステアリングホイール本体へ取り付
けた状態を示す断面図であり、図4のI−I部位に対応
する断面図である。
けた状態を示す断面図であり、図4のI−I部位に対応
する断面図である。
【図4】同実施例を組み付けたステアリングホイールの
平面図である。
平面図である。
【図5】同実施例のケースの平面図である。
【図6】同実施例のケースの底面図である。
【図7】同実施例の可動プレートの底面図である。
【図8】同実施例の操作ボタンの底面図である。
10…ホーンボタン、 11…ケース、 12…底壁、 14…ばね座、 15…ねじ用孔、 16…貫通孔、 20…周壁、 21…係止孔、 22…溝、 25…可動プレート、 26…上平面部、 27…取付孔、 28…かしめ用孔、 29…位置決め突起、 30…連結部、 31…下平面部、 32…接点部、 34…操作ボタン、 35…係止脚、 37…取付座、 38…位置決め突起、 39…取付用ボス、 43…ばね座、 45…固定プレート、 47…取付孔、 50…接点部、 52…取付孔、 54…コイルばね、 58…リード線、 61・62・63…ねじ、 W…ステアリングホイール、 W0…ステアリングホイール本体。
Claims (1)
- 【請求項1】 ステアリングホイール本体に取り付けら
れるステアリングホイールのホーンボタンであって、 ケース、操作ボタン、可動プレート、固定プレート、コ
イルばね、及び、リード線、を備えて構成され、 前記ケースが、底壁と、該底壁の周縁から上方へ延びる
周壁と、を備え、 前記底壁が、上面に、前記コイルばね用のばね座を備
え、下面に、前記固定プレートをねじ止めするねじ用孔
を備え、前記ばね座の中央に、貫通孔を備え、 前記周壁が、複数の係止孔と、前記リード線を通す溝
と、を備え、 前記可動プレートが、上平面部と、下平面部と、前記上
・下平面部を連結する連結部と、を備えた断面クランク
状とし、 前記上平面部が、前記連結部を中心とする線対称形とし
て、前記操作ボタンにねじ止めする取付孔と、前記リー
ド線を取り付けるかしめ用孔と、位置決め孔と、の3つ
の孔を備え、 前記下平面部が、前記固定プレートの接点部に対応する
接点部を備えるとともに、 前記下平面部及び前記連結部が、外形を前記コイルばね
の内周側に挿入可能な大きさとし、 前記操作ボタンが、下面に、前記ケースの係止孔に対応
して係止可能な係止脚と、前記可動プレートの上平面部
を取り付ける取付座と、該取付座に前記上平面部を取り
付けた際の前記下平面部を中心とした前記取付座と対称
の位置に配置される前記コイルばね用のばね座と、を備
え、 前記取付座が、前記上平面部の位置決め孔に挿入される
位置決め突起と、前記可動プレートを取り付けるねじ用
の取付用ボスと、を備え、 前記固定プレートが、前記ケースにねじ止めする取付孔
と、前記ケースに取り付けた際に前記ケースの貫通孔の
位置に配置されて前記可動プレートの接点部に対応する
接点部と、前記ステアリングホイール本体に取り付ける
取付孔と、を備え、 前記コイルばねが、前記係止脚を前記係止孔に係止させ
て前記操作ボタンを前記ケースに係止させた際、上方か
ら前記可動プレートの下平面部と連結部とを挿入させ
て、下端を前記ケース底壁のばね座に当接させ、上端を
前記可動プレートの上平面部下面と前記操作ボタンのば
ね座とに当接させて、組み付けられてなる、 ことを特徴とするステアリングホイールのホーンボタ
ン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1548892U JP2524107Y2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | ステアリングホイールのホーンボタン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1548892U JP2524107Y2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | ステアリングホイールのホーンボタン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0577834U JPH0577834U (ja) | 1993-10-22 |
JP2524107Y2 true JP2524107Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=11890186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1548892U Expired - Lifetime JP2524107Y2 (ja) | 1992-03-24 | 1992-03-24 | ステアリングホイールのホーンボタン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2524107Y2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-24 JP JP1548892U patent/JP2524107Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0577834U (ja) | 1993-10-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960910 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |