JPH0646027Y2 - ステアリングホイールのホーンスイッチ組立体 - Google Patents

ステアリングホイールのホーンスイッチ組立体

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JPH0646027Y2
JPH0646027Y2 JP1985133600U JP13360085U JPH0646027Y2 JP H0646027 Y2 JPH0646027 Y2 JP H0646027Y2 JP 1985133600 U JP1985133600 U JP 1985133600U JP 13360085 U JP13360085 U JP 13360085U JP H0646027 Y2 JPH0646027 Y2 JP H0646027Y2
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JP
Japan
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horn
switch assembly
button
base
steering wheel
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JP1985133600U
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一三 志賀
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は自動車等の車両に取付られるステアリングホ
イールにおけるパッド部に取着されるホーンスイッチに
関するものである。
(従来の技術) ステアリングホイールのスポーク部やパッド部に配置さ
れるホーンスイッチは一般に次に示すような構造を有し
ている。
即ち、第6図に示すように、ホーンボタン61とコンタク
トプレート62との間に板ばね63を介した片持ち式の構造
や、第7図に示すような、ホーンボタン64とスポーク部
65との間にコイルバネ66を挿着するとともに、該ホーン
ボタン64の一部にコンタクトプレート67と接触するホー
ンプレート68を設けたものがあった。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記のようなホーンスイッチの構造において
は、ステアリングホイール組付時にコンタクトプレート
62,67、ばね63,66等を順次組付なければならないため、
その組付作業には時間がかかっていた。また、この組付
作業は各部品を順次組付るため、部品を個々に管理しな
ければならず、部品の管理に手間がかかっていた。
従って、本考案の目的は前記のような問題点を解決する
ために全ての構成部材をベース上に一体に取付けアッセ
ンブリー化されたホーンスイッチ組立体を提供すること
にある。
考案の構成 (問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解決するために、ベース上に、コ
ンタクトプレートを固着するとともに所定範囲の上下動
が可能にホーンボタンを配設し、前記ホーンボタンとコ
ンタクトプレートとの間に、ホーンボタンを常にコンタ
クトプレートから離す方向に付勢するホーンスプリング
を装着してホーンスイッチ組立体を構成し、このホーン
スイッチ組立体のベースを、ホーンボタンの上面がパッ
ド部に穿った孔より外部に露出するようにしてパッド部
に取付けるという手段を採用している。
(作用) 本考案は前記の構成を採用したことにより、ベース上に
コンタクトプレート、ホーンボタン及びホーンスプリン
グの全ての構成部材が一体の組立体として取付けられ、
ホーンスイッチとしてアッセンブリー化される。そして
アッセンブリー化された状態でベースがステアリングホ
イールに取り付けられるので、組付作業がきわめて容易
である。
(実施例) 以下、本考案を自動車のステアリングホイールの具体化
した一実施例を第1〜3図に従って説明する。
第2図に示すように、自動車のコラムの前端にはステア
リングシャフト2が回動可能に設けられており、該ステ
アリングシャフト2の先端には金属製のボス3が固着さ
れており、該ボス3の外周には同じく金属製のボスプレ
ート4が溶接等で固着されている。
前記ボスプレート4の縁部には4本(第2図においては
2本のみ図示する)のスポーク芯金5が突出形成されて
おり、その先端には環状のリング部6が接合されてい
る。また、該リング部6は軟質合成樹脂製の被覆層6aと
リング部芯金6bとから構成されており、スポーク部芯金
5とリング部芯金6bとは溶接等によって固着されてい
る。
前記スポーク部芯金5の裏面側には該スポーク部芯金5
を覆い隠す合成樹脂製のロアカバー7が取着されてお
り、該ロアカバー7の正面側には同じく合成樹脂製のパ
ッド部8が取付けられている。
前記パッド部8の正面には2個の孔9が貫設されてお
り、その孔9内にホーンスイッチ組立体11が設けられて
いる。以下このホーンスイッチ組立体11について詳述
す。
第1図に示すように、剛性のある合成樹脂製のベース12
のほぼ中央部には長四角形状の凹所13が形成されてお
り、その中央部には裏面に連通する透孔14が貫設されて
いる。前記凹所13の縁部において透孔14の直ぐ横には同
じく裏面に連通する切欠溝15が形成されている。
前記凹所13の4隅から所定距離はなれた箇所にはおのお
の1個合計4個の長四角形状をなす係合孔16が貫設され
ている。また前記ベース12の一端には突出片17が一体に
形成され、該突出片17には透孔17aが貫設されている。
前記凹所13に導電性を有する板状のコンタクトプレート
19がその凹所13内に嵌着されており、該コンタクトプレ
ート19の一部に一体形成された連結片19aは前記切欠溝1
5内に挿着されてその先端をベース12の裏面側に突出さ
せている。
コンタクトプレート19において前記透孔14と対向する部
分には同じく透孔20が透設されており、該透孔20内には
合成樹脂製の絶縁シート21の下面に突出形成された筒状
部材22が嵌入されている。また、該筒状部材22には絶縁
シート21に連通する透孔22aが貫設されている。
前記絶縁シート21の上面には導電性を有する板ばねにて
形成されたホーンスプリング23が設けられており、該ホ
ーンスプリング23の中央部に透設された透孔24に導電性
を有するかしめピン25を嵌入させてかしめることによっ
て、該ホーンスプリング23をベース12に対して固着して
いる。また、ホーンスプリング23は両端が中央部から上
方に折曲げられており、該折曲部と後述するホーンボタ
ン27とが接触する部分の近傍には接点23aが突出形成さ
れている。
なお、図示はしないが、前記連結片19aにはマイナスの
端子が、かしめピン25にはプラスの端子が接続されてい
る。
中空四角箱状をなす合成樹脂製のホーンボタン27の下端
外周にはフランジ31が突出形成されており、該フランジ
31の四隅にはおのおの1本合計4本の脚部28が一体形成
されている。
前記ベース12の係合孔16には前記ホーンボタン27の脚部
28が上下動可能に挿入され、ホーンボタン27は前記ホー
ンスプリング23により常にコンタクトプレート19より離
れる方向に付勢されている。脚部28の先端にはアンダー
カット状をなす係合爪29が形成されており、この係合爪
29が係合孔16のベース12裏面側の縁部に係合し、ホーン
スプリング23によって付勢されたホーンボタン27の移動
距離を規制し、ホーンボタン27のフランジ31の底部31a
をホーンスプリング23に設けた接点23aの近傍に接触さ
せ、全ての部材をベース12上に一体に組付けてアッセン
ブリー化したホーンスイッチ組立体11が構成される。
続いて、以上のように構成されたホーンスイッチ組立体
11のステアリングホイールに対する組付は次のようにし
て行なわれる。
このアッセンブリー化されたホーンスイッチ組立体11の
前記ベース12の突出片17に穿った透孔17aをパッド部8
の取付部8aに重ね合わせてねじ18を螺入させることによ
って両者を固定すれば、ホーンスイッチ組立体11がステ
アリングホイールに対して組付けられ、ホーンボタン27
の上面はパッド部8に穿った孔9より外部に露出する。
次に、以上のように構成されたステアリングホイールの
ホーンスイッチ組立体11の作用を効果とともに記載す
る。
まず、ホーンを鳴らすためにホーンボタン27を下方へ押
圧すると、前記ホーンボタン27はそのフランジ31の突部
31aが前記ホーンスプリング23の接点23a近傍の折曲部を
下方に押圧する。
すると、前記ホーンスプリング23は自身の弾性力に抗し
てコンタクトプレート19側に湾曲して該接点23aの裏面
側をコンタクトプート19に接触させる。従って、前記ホ
ーンスプリング23のマイナス側とコンタクトプレート19
のプラス側とが導通してホーンが鳴る。
また、この状態からホーンボタン27の押圧をやめると、
前記ホーンスプリング23は自身の弾性力によって元の状
態に戻ろうとするため、該接点23aに接触していたホー
ンボタン27は前記ホーンスプリング23の復元力によって
元の位置に戻り、前記係合爪29aがベース12の係合孔16
の裏面側縁部に当接して止まる。
以上、本実施例によればホーンスイッチ組立体11自体を
アッセンブリー化することができるため、ステアリング
ホイールに対する組付が非常に容易に、且つ単時間でで
きる。
また、ホーンスプリング23を導電性とするとともに、そ
のホーンスプリング23自体をマイナス側の端子としたた
め、従来のコイルスプリングとホーンプレートとを併用
したものに比べ部品点数を減らすことができる。
また、ホーンボタン27の下端外周にフランジ31を設けた
ため、前記ホーンスプリング23によって押圧されたホー
ンボタン27が長孔9から外れることを防止することがで
きるとともに、パッド部8の正面側からホーンスイッチ
組立体11の機構が見えることを防止できる。
また、前記ベース12に対するホーンボタン27の取付方法
を該ボタン27の脚部28の先端に形成されたアンダーカッ
ト状の係合爪29がベース12裏面の係合孔16縁部に係合さ
れることによって該ホーンボタン27の移動を規制すると
ともに、ホーンボタン27を簡単に組付ることができる。
(第二実施例) 次に、本考案の第二実施例を第4,5図に従って説明す
る。
この実施例は前記実施例のホーンスプリング23としての
折曲形成された板ばねの代わりに平板状の板ばねをホー
ンスプリング35として用いた点についてのみ前記実施例
とことなっている。
従って、ホーンボタン36の裏面に突出形成された突部36
aでホーンスプリング35を押圧することによって該ホー
ンスプリング35自体が湾曲してその下方に所定距離はな
れて設けられたコンタクトプレート19に接触するように
なっている。
従って、この実施例も前記実施例と同様の作用効果を奏
するとともに、部品点数をさらに減らすことができる。
なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、
例えば、次に示すように具体化することも可能である。
(1)前記脚部28の本数は本実施例の4本の他、3本で
も5本以上でもよく、ホーンボタン27やベース12の形状
に合わせて形成すれば良い。
(2)前記第一実施例において、板ばねからなるホーン
スプリング23を2本用いて十字状に組み合わせれば、接
点が4個になってより確実な導通が可能となるととも
に、ホーンボタン27のがたつきをも防止することができ
る。但し、この場合ホーンスイッチ組立体11自体の形状
は若干大きくなる。
考案の効果 以上詳述したように本考案では前記の構成を採用し、全
ての必要部材をベース上に一体に取付けてホーンスイッ
チ組立体を構成してホーンスイッチをアッセンブリー化
し、その後にステアリングホイールに取付けるととも
に、ホーンスイッチ自体の構成部品並びにステアリング
ホイールへの取付部品の点数を減らすことができるとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図は本考案を具体化した一実施例を示し、第1
図はホーンスイッチ組立体を示す分解斜視図、第2図は
ステアリングホイールを示す平面図、第3図は第2図の
部分断面図、第4,5図は本考案の第二実施例を示し、第
4図はホーンスイッチ組立体を示す斜視図、第5図はそ
の側面断面図、第6,7図は従来図である。 ベース……12、コンタクトプレート……19、ホーンスプ
リング……23,35、係合孔……16、ホーンボタン……2
7、脚部……28、係合爪……29

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース(12)上に、コンタクトプレート
    (19)を固着するとともに所定範囲の上下動が可能にホ
    ーンボタン(27)を配設し、前記ホーンボタン(27)と
    コンタクトプレート(19)との間に、ホーンボタン(2
    7)を常にコンタクトプレート(19)から離す方向に付
    勢するホーンスプリング(23,35)を装着してホーンス
    イッチ組立体(11)を構成し、このホーンスイッチ組立
    体(11)のベース(12)を、ホーンボタン(27)の上面
    がパッド部(8)に穿った孔(9)より外部に露出する
    ようにしてパッド部(8)に取付けたことを特徴とする
    ステアリングホイールのホーンスイッチ組立体。
  2. 【請求項2】前記ホーンボタン(27)は、ホーンボタン
    (27)の下部に設けられ先端に係合爪(29)が形成され
    た取付脚部(28)を、前記ベース(12)に形成した係合
    孔(16)に挿入され、該係合爪(29)がベース(12)裏
    面の係合孔(29)の縁部に当接することにより、ホーン
    ボタン(27)の移動距離を規制していることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項に記載のステアリング
    ホイールのホーンスイッチ組立体。
  3. 【請求項3】前記ホーンボタン(27)は下端外周にフラ
    ンジ(31)が突出形成されていることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載のステアリングホイー
    ルのホーンスイッチ組立体。
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