JPH0628748Y2 - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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Publication number
JPH0628748Y2
JPH0628748Y2 JP1985175042U JP17504285U JPH0628748Y2 JP H0628748 Y2 JPH0628748 Y2 JP H0628748Y2 JP 1985175042 U JP1985175042 U JP 1985175042U JP 17504285 U JP17504285 U JP 17504285U JP H0628748 Y2 JPH0628748 Y2 JP H0628748Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable contact
piece
fixed contact
button switch
push button
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1985175042U
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English (en)
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JPS6284118U (ja
Inventor
哲也 臼井
秀実 鈴木
Original Assignee
株式会社宝製作所
株式会社エスティエヌ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、例えば自動車のハンドル又は同ハンドルの近
傍に配設され、比較的大きな動作力で作動する押釦スイ
ッチに関し、特に同ハンドル操作時に意に反して上記押
釦スイッチに触れた場合にみだりに動作しない押釦スイ
ッチに係わる。
従来の技術及び問題点 従来、自動車のハンドル或はその近傍に配設されている
例えば音響機器等の操作用押釦スイッチは極めて小さい
動作力で作動するように構成されているため、上記ハン
ドル操作時に意に反して押釦スイッチに手が触れた際
に、同押釦スイッチが動作して上記音響機器を作動する
恐れがあった。
そこで、上記欠点を解決すべく従来は、押釦スイッチの
構成部品である弾性部材の肉厚を厚くするか或は同弾性
部材の絞り形状を変更するかして同弾性部材のばね圧を
強力なものとしていた。しかしながら、このように形成
された弾性部材を使用した押釦スイッチは、弾性部材の
復元性が極めて悪くなるのみならず、同弾性部材の寿命
が短くなる等の問題点を抱えており、当業界では有効な
解決策を模索していた。
本考案の目的 本考案は前述した従来の押釦スイッチの有していた問題
を完全に解決することを目的として創案されたものであ
る。
本考案の構成 本考案は、ケーシング内底の外側に第1の固定接点と中
央に第2の固定接点とを設け、上記第1の固定接点上に
可動接片を載置して両者を常時接触状態とし、同可動接
片と上記第2の固定接点との間に空隙を形成して両者を
接離可能とし、同可動接片を作動する操作片の操作用突
部をケーシング外面に突出した押釦スイッチにおいて、
前記可動接片を導電性薄弾性材で同じ向きの重合に適し
た略皿状型に形成し、該可動接片を複数枚同じ向きにし
て重合した押釦スイッチを構成し、前述した従来の押釦
スイッチの問題点を完全に解決する。
実施例 本考案の一実施例である押釦スイッチを示した図面につ
いて説明する。
図面において、(1)は押釦スイッチのケーシングであ
って、該ケーシング(1)には有底状の収納部(2)が
穿かれており、該収納部(2)の底面中央部(3)に第
2の固定接点(4)を配設すると共に該第2の固定接点
(4)の左右対称位置で且つ上記収納部(2)の外側寄
りの位置に第1固定接点(5)を配設する。
(6)は皿状の可動接片で、該可動接片(6)は上記ケ
ーシング(1)の収納部(2)に用途に応じて必要枚数
同じ向きにして収納される。
即ち、この収納状態において、該可動接片(6)の外周
部に相当する下面部の一部を上記第1の固定接点(5)
上に載置することにより同第1の固定接点(5)と上記
可動接片(6)とが常時接触状態にあり、且つ、同可動
接片(6)が皿状に形成されていることにより、上記第
2の固定接点(4)と上記可動接片(6)とが接離状態
になる。
(7)は操作片であって、該操作片(7)には上面に操
作用突部(8)が形成されていると共に下面に上記可動
接片(6)の上面と常時当接関係にある当接部(9)が
形成されている。
(10)は蓋体であって、この蓋体(10)の中央部に
は上記操作片(7)の操作用突部(8)を外部に露呈す
る摺動孔(11)が穿かれており、且つ、蓋体(10)
の四隅には上記ケーシング(1)に冠着するための取付
孔(12)が穿かれている。この取付孔(12)と対応
するケーシング(1)の四隅部分には同蓋体(10)を
載置する載台部(13)と、この載台部(13)上に上
記蓋体(10)を取付ける取付ピン(14)とが夫々形
成されている。
この操作片(7)はその当接部(9)を上記ケーシング
(1)の収納部(2)内に収納された複数枚の可動接片
(6)の最上面中央部に当接するように上記収納部
(2)に収納すると共に、上記蓋体(10)の摺動孔
(11)に上記操作用突部(8)を遊合しつつ同蓋体
(10)の取付孔(12)にケーシング(1)に突設し
た取付ピン(14)を取付けて、同蓋体(10)を載台
部(13)上に載置し、この状態下において、蓋体(1
0)の上面より突出された取付ピン(14)の頭部を加
熱変形して同蓋体(10)をケーシング(1)よりみだ
りに外れないように強固に被着する。
尚、図中(15)は上記第1の固定接点(5)の接続端
子であって、この接続端子(15)は上記ケーシングの
側面又は下面より外方突出されており、(16)は上記
第2の固定接点(4)の接続端子であって、この接続端
子(16)も上記接続端子(15)と同様にケーシング
(1)の側面又は下面より外方に突出されている。
上述した構成の押釦スイッチにおいて、蓋体(10)よ
り露呈の操作片(7)の操作用突部(8)を指先等にて
押下すると、収納部(2)内において操作片(7)の裏
面に形成した当接部(9)で可動接片(6)の中央部を
押圧し同可動接片(6)を第2の固定接点(4)に接触
し、以って、第1の固定接点(5)と第2の固定接点
(4)とが可動接片(6)を介して導通する。然る後
に、上記操作用突部(8)の押下を解除すると、操作片
(7)は可動接片(6)の復元力により自動的に原位置
に戻り、次回の操作に備える。
効果 以上説明したように、本考案の押釦スイッチは、複数枚
の可動接片を所望する動作力で作動するスイッチを得る
べく必要枚数同じ向きに重合して、所望するばね圧を得
る構成としたから、特に、自動車のハンドルの一部分及
びハンドルの近くに使用した場合にハンドル操作時に意
に反して手が触れても動作する恐れはなく、動作させる
べく積極的意志のある場合にのみ、本考案の押釦スイッ
チを作動することができ、しかも、押釦のストロークを
変更することなく、同一ストロークでスイッチのON,
OFF動作を行なうことができる。又、本考案は、同一
形状の可動接片を同じ向きに重ねる構造を採用したか
ら、動作力の大きなスイッチをスイッチケースを大きく
することなく構成することができる。即ち、従来と同じ
外形寸法のスイッチケースを利用しながら動作力を大き
く設定することができる。
総じて、動作力の大きなスイッチを小型に且つ、安価に
製作することができる。
更に、本考案は、前述した従来の厚みを厚くした一枚か
らなる可動接片に比して、小型に製作できることは勿論
であるが、復元性に優れていると共に耐久性に優れてい
る等の数々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例として示した押釦スイッチの
縦断側面図であって、第2図はケーシングの平面図、第
3図は第2図A−A′線の断面図、第4図は可動接点の
平面図、第5図は第4図B−B′線の断面図、第6図は
操作片の平面図、第7図は第6図C−C′線の断面図、
第8図はケーシングの蓋体の平面図、第9図は第8図D
−D′線の断面図である。 1はケーシング、2は収納部、3は底面中央部、4は第
2の固定接点、5は第1の固定接点、6は可動接片、7
は操作片、8は操作用突部、9は当接部、10は蓋体、
11は摺動孔、12は取付孔、13は載台部、14は取
付ピンである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−24916(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシング内底の外側に第1の固定接点と
    中央に第2の固定接点とを設け、上記第1の固定接点上
    に可動接片を載置して両者を常時接触状態とし、同可動
    接片と上記第2の固定接点との間に空隙を形成して両者
    を接離可能とし、同可動接片を作動する操作片の操作用
    突部をケーシング外面に突出した押釦スイッチにおい
    て、前記可動接片を導電性薄弾性材で同じ向きの重合に
    適した略皿状型に形成し、該可動接片を複数枚同じ向き
    にして重合したことを特徴とする押釦スイッチ。
JP1985175042U 1985-11-15 1985-11-15 押釦スイッチ Expired - Lifetime JPH0628748Y2 (ja)

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JP1985175042U JPH0628748Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15 押釦スイッチ

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JP1985175042U JPH0628748Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15 押釦スイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6284118U JPS6284118U (ja) 1987-05-29
JPH0628748Y2 true JPH0628748Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31113996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985175042U Expired - Lifetime JPH0628748Y2 (ja) 1985-11-15 1985-11-15 押釦スイッチ

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JP (1) JPH0628748Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5824916U (ja) * 1981-08-10 1983-02-17 株式会社アドバンテスト 押釦スイツチ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6284118U (ja) 1987-05-29

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