JPH0650915Y2 - キーボード - Google Patents

キーボード

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JPH0650915Y2
JPH0650915Y2 JP3183489U JP3183489U JPH0650915Y2 JP H0650915 Y2 JPH0650915 Y2 JP H0650915Y2 JP 3183489 U JP3183489 U JP 3183489U JP 3183489 U JP3183489 U JP 3183489U JP H0650915 Y2 JPH0650915 Y2 JP H0650915Y2
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JP
Japan
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housing
cylindrical
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membrane
switch substrate
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豊 三田
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案はメンブレンスイッチ基板を用いるキーボード
の改良に関する。
「従来の技術」 この考案を得る前の段階でのキーボードを第5図を参照
して説明する。ハウジング1とそれに取付けられた底板
2とによりキーボードの筐体が構成され、そのハウジン
グ1の外面にキートップ3が装着され、ハウジング1の
第1円筒体16と底板2とによりメンブレンスイッチ基板
4が挟持される。
底板2は金属又は合成樹脂で作られる。メンブレンスイ
ッチ基板4はPET(ポリエチレン、テレフタレート)な
どのフレキシブルな配線基板より成る第1、第2メンブ
レンシート5,6が間にスペーサ7を挟んで一体に積層さ
れて構成される。第1、第2メンブレンスイッチ5,6の
内面に、それぞれ導電膜より成る円形のスイッチ接点8
が対向して形成される。スペーサ7には、これらスイッ
チ接点8と同軸心で、スイッチ接点8の径より大きい円
孔7aが形成される。
ハウジング1は合成樹脂で構成され、接点8と同軸心の
円孔1aが形成され、その円孔1aの周縁より第1、第2円
筒体1b,1cがそれぞれハウジング1の内部及び外部に突
出して形成される。その第2円筒体1cの外周面に復帰用
弾性体9が装着される。復帰用弾性体9は、第2円筒体
1cの外径より僅かに大きい内径を有する第1円筒部9aと
それより径の大きい第2円筒部9bとそれらの間をつなぐ
テーパ部9cとで構成される。こられの各部は同軸心に配
され、その第1円筒部9aの内周面が第2円筒体1cの外周
面に近接対向して配される。
キートップ3は合成樹脂より成り、上板3aとその上板3a
の周縁より延長されたテーパ部3bと、上板3aのハウジン
グ1と対向する内面のほぼ中央に突出形成された円筒状
の駆動棒3cと、テーパ部3bの内面より、駆動棒3cの突出
方向と同じ方向に延長形成された一対の係合片3dとを有
する。駆動棒3cはその先端でメンブレンスイッチ基板4
の対応するスイッチ接点部を押圧してスイッチをオンさ
せるためのものである。キートップ3は駆動棒3cが復帰
用弾性体9及び第1、第2円筒体1b,1cの中空部に挿入
される。また係合片3dの先端に爪3eが形成され、その爪
3eがハウジング1の係合孔1dに係止される。メンブレン
スイッチ基板4は第1円筒体1bの先端と底板2とにより
挟持されて保持される。
指先で復帰用弾性体9の偏倚力に抗してキートップ3を
押し下げれば、係合片3dは係合孔1d内を下降し、一方駆
動棒3cは第1、第2円筒体1b、1c内を摺動してその先端
がメンブレンスイッチ基板4の対応する接点部を押圧
し、これにより第1メンブレンシート5は対向する第2
メンブレンシート6側に彎曲され、接点8相互は閉成
(オン)される。指先をキートップ3より離せば、復帰
用弾性体9の復元力によりキートップ3は押下前の図の
位置へ復帰される。また第1メンブレンシート5も自身
の弾性力により初めの状態に復帰し、接点は開放とな
る。
「考案が解決しようとする課題」 上述のメンブレンスイッチ基板4を構成する第1、第2
メンブレンシート5,6及びスペーサ7の厚味は共に100μ
m程度であり、またスイッチ接点8の厚味は例えば15μ
m程度である。従ってスイッチ接点間の距離は70μm程
度で極めて小さなものである。一方ハウジング1は合成
樹脂より成る成形品であるので、そりが発生し易く、こ
のそりによって第1円筒体1bの先端がメンブレンスイッ
チ基板4を押圧する場合がある。第1円筒体1bの外周円
の直径はスペーサ7の円孔7aの直径より小さいので、第
1メンブレンシート5は第1円筒体1bで押圧されて彎曲
されると、接点間のギャップは上述したように小さいも
のであるから接点8相互が閉成される恐れがある。
この考案の目的は、ハウジングにそりが発生しても、接
点相互が閉成されないようにしようとするものである。
「課題を解決するための手段」 ハウジングとそれに取付けられた底板とによりキーボー
ドの筐体が構成され、そのハウジングの外面にキートッ
プが装着され、上記底板の内面にメンブレンスイッチ基
板が取付けられている。
そのメンブレンスイッチ基板は、第1、第2メンブレン
シートが間にスペーサを挟んで一体に積層して構成され
る。上記スペーサには孔が形成され、そのスペーサの孔
内において上記第1、第2メンブレンシートの各内面
に、導電膜より成るスイッチ接点が対向して形成され
る。
上記ハウジングは合成樹脂より成り、上記スイッチ接点
のほゞ中心部と対向して貫通孔が形成され、その貫通孔
の周縁より第1、第2円筒体がそれぞれハウジングの内
部及び外部に一体に突出形成される。
その第2円筒体の外周面に復帰用弾性体が装着され、そ
の復帰用弾性体は、上記第2円筒体の外周面の外側に配
される第1円筒部と、その第1円筒部より大きい径の第
2円筒部と、それら第1、第2円筒部をつなぐテーパ部
とより成る。
上記キートップは、合成樹脂より成り、上記ハウジング
と対向する内面に、上記メンブレンスイッチ基板を押圧
するための駆動棒が一体に突出形成される。
上記キートップは上記復帰用弾性体に支えられて、上記
駆動棒が上記第1、第2円筒体内を進退自在となるよう
に上記ハウジングに取付けられる。
この考案においては、上記ハウジングの第1円筒体の外
周面に支持部が突出形成され、 その支持部の上記メンブレンスイッチ基板の方向に突起
が形成され、その突起と上記底板とにより上記メンブレ
ンスイッチ基板が上記スペーサ孔の外周縁部において対
接挟持され、 それら突起により上記第1円筒体はメンブレンスイッチ
基板より離され、 上記スイッチ接点の中心軸から上記突起迄の距離は、上
記スペーサの円孔の半径より大きく設定される。
「実施例」 この考案の実施例を第1図及び第2図に、第5図と対応
する部分に同じ符号を付して示し、重複説明を省略す
る。この実施例ではハウジング1の第1円筒体1bの外周
面に設ける支持部として複数の腕11aがほゞ等角間隔で
放射状に突出形成される。図では腕の上端がハウジング
1の内面に一体に連結された場合を示している。しかし
第2図に点線で示すように、第1円筒体1bの下端部の外
周面より腕11aを突出させるようにしてもよい。腕11aの
先端にメンブレンスイッチ基板4の方向に突出した突起
11bが形成され、その突起11bはメンブレンスイッチ基板
4と対接する。これら突起11bによって第1円筒体1b及
び腕11aは突起11bの突出寸法だけメンブレンスイッチ基
板より離される。スイッチ接点8の中心軸から突起11b
迄の距離Rは、スペーサ7の円孔7aの半径rより大きく
設定される。メンブレンスイッチ基板4はスペーサ7の
円孔7aの外周縁部において突起11bと底板2とにより挟
持されて保持される。突起11bは円孔7aの外側のスペー
サ7が介在している部分においてメンブレンスイッチ基
板4と対接する。従ってハウジング1にそりが発生して
も、この突起11bはもとより、第1円筒体1bの下端が円
孔7aの中心に配されるスイッチ接点8の上方の第1メン
ブレンシート5を下方に押圧して同シートを彎曲させる
ような恐れは全くない。
復帰用弾性体9の第1円筒部9aの内径はハウジング1の
第2円筒体1cの外径より僅かに小さく設定して復帰用弾
性体9を圧入により第2円筒体1cに装着するのが望まし
い。このようにすると復帰用弾性体9は装着後の種々の
作業工程で抜けることがないので作業がやり易い。
第3図には変形例としてメンブレンスイッチ基板4と底
板2との間に、スペーサ7と同様に円孔21aを有する他
のスペーサ21を設けた場合を示している。このようにす
ると、スイッチ接点8相互が閉成された状態で、第1、
第2メンブレンシート5,6は、なおスペーサ21の円孔21a
側に僅かに偏倚される。従ってスイッチをオンさせた後
のストロークのフォローが得られ、オン動作をより確実
なものとする。またスイッチをオンさせる時の音が小さ
くなると共に指に加わるショックが軽減され、キー操作
のフィーリングも向上する。
スペーサ21を設けずに、第4図に示すように底板2に円
孔2aを設けても上述と同様の効果が得られる。
第1図ではキートップ3の一対の係合片3dは対向して設
けられているが、互にずらして設けるようにしてもよ
い。それに合せてハウジング1の係合孔1dは第2図に点
線で示したようにずらされる。
「考案の効果」 この考案によれば、ハウジング1の第1円筒体1bの外周
面に支持部を設け、その支持部のメンブレンスイッチ基
板の方向に突起11bが形成され、この突起と基板2とに
よりメンブレンスイッチ基板4がスペーサ7の円孔7aの
外周縁部において挟持される。これによりハウジング1
にそりが発生しても第1円筒体1bがスイッチ接点8及び
その近傍を押圧することはなく、そりによるオン不良を
完全に除去できる。
復帰用弾性体9をハウジング1の第2円筒体1cに圧入す
る場合には、キーボード組立の作業性を向上でき、自動
組立にも好適である。
メンブレンスイッチ基板4と底板2との間に、メンブレ
ンスイッチ基板の円孔7aと同様な円孔を有する他のスペ
ーサを設けるか又は底板2に同様な円孔を設けた場合に
は、スイッチオン時の音と指に加わるショックとを小さ
くできると共に、接点オン後のストロークのフォローが
得られ、オン動作の信頼性が高められる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す要部の断面図、第2図
は第1図のハウジング1の要部を示すもので、Aはその
平面図、Bは正面図、Cは底面図、第3図はこの考案の
他の実施例の要部の断面図、第4図はこの考案の更に他
の実施例の要部の断面図、第5図はこの考案を得る前の
段階におけるキーボードの要部の断面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングとそれに取付けられた底板とに
    よりキーボードの筐体が構成され、そのハウジングの外
    面にキートップが装着され、上記底板の内面にメンブレ
    ンスイッチ基板が取付けられ、 そのメンブレンスイッチ基板は、第1、第2メンブレン
    シートが間にスペーサを挟んで一体に積層して構成さ
    れ、 その上記スペーサには、孔が形成され、 上記スペーサの孔内において上記第1、第2メンブレン
    シートの各内面に、導電膜より成るスイッチ接点が対向
    して形成され、 上記ハウジングは合成樹脂より成り、上記スイッチ接点
    のほゞ中心部と対向して貫通孔が形成され、その貫通孔
    の周縁より第1、第2円筒体がそれぞれハウジングの内
    部及び外部に一体に突出形成され、 その第2円筒体の外周面に復帰用弾性体が装着され、そ
    の復帰用弾性体は、上記第2円筒体の外周面の外側に配
    される第1円筒部と、その第1円筒部より大きい径の第
    2円筒部と、それら第1、第2円筒部をつなぐテーパ部
    とより成り、 上記キートップは、合成樹脂より成り、上記ハウジング
    と対向する内面に、上記メンブレンスイッチ基板を押圧
    するための駆動棒が突出形成され、 上記キートップは上記復帰用弾性体に支えられて、上記
    駆動棒が上記第1、第2円筒体内を進退自在となるよう
    に上記ハウジングに取付けられて成るキーボードにおい
    て、 上記ハウジングの第1円筒体の外周面に支持部が突出形
    成され、 その支持部の上記メンブレンスイッチ基板の方向に突起
    が形成され、その突起と上記底板とにより上記メンブレ
    ンスイッチ基板が上記スペーサの孔の外周縁部において
    挟持され、 上記突起により上記第1円筒体はメンブレンスイッチ基
    板より離され、 上記スイッチ接点の中心軸から上記突起迄の距離は、上
    記スペーサの円孔の半径より大きく設定されていること
    を特徴とするキーボード。
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