JP2505907Y2 - ステアリングホイ―ル - Google Patents

ステアリングホイ―ル

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JP2505907Y2
JP2505907Y2 JP13185489U JP13185489U JP2505907Y2 JP 2505907 Y2 JP2505907 Y2 JP 2505907Y2 JP 13185489 U JP13185489 U JP 13185489U JP 13185489 U JP13185489 U JP 13185489U JP 2505907 Y2 JP2505907 Y2 JP 2505907Y2
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JP
Japan
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pad
steering wheel
locking
mounting
mounting member
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JP13185489U
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JPH0369570U (ja
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誠一 兼岡
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Nihon Plast Co Ltd
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Nihon Plast Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車などのステアリングホイールに係
り、ステアリングホイールにパッドを取付ける構造に関
する。
(従来の技術) 従来この種の自動車のステアリングホイールには、例
えば、実開昭64−19570号公報に記載されているよう
に、ステアリングホイール本体に設けた取付板の係合孔
に、パッドの下部に設けた板ばねからなる取付部材のく
字状に屈曲した弾性係合部を、弾性的に挿通して係合す
ることによって、ステアリングホイール本体にパッドを
取付ける構造が知られている。
そして、この従来のステアリングホイールでは、使用
状態において、衝突などの衝撃によってパッドがステア
リングホイール本体から脱落するのを阻止するために、
ねじによって係止部材を取付板に取付けるとともに、こ
の係止部材に係止する係止部をパッドと取付部材間のパ
ッドブラケットに形成してあり、取付板の係合孔に取付
部材の弾性係合部を挿通して係合した際に、パッド側の
係止部をステアリングホイール本体側の係止部材に係合
するようにしている。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の構造のステアリングホイールでは、パッド
の脱落を防止する目的で、ねじによって係止部材を取付
板に取付けるとともに、この係止部材に係止する係止部
をパッドと取付部材との間のパッドブラケットに形成し
ているため、部品点数が数点増加し、組立も面倒となる
問題があった。
本考案は、このような問題点に鑑みなされたもので、
部品点数をあまり増加させずに、パッドの脱落を防止す
ることのできるステアリングホイールを提供するもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本考案のステアリングホイールは、ステアリングホイ
ール本体1に設けた取付板10と、パッド5の内側部に設
けた取付部材22とを備え、上記取付部材22には、上記パ
ッド5の内側部に固定される取付片部23と、この取付片
部23から上記取付板10に向かって突設され係止ねじ34が
係止される係止孔32を形成した脚片部24とが設けられ、
上記取付板10には、上記取付部材22の脚片部24が一面か
ら他面に向かって挿入される係合孔20と、この係合孔20
の他面側に突出し、かつ、この係合孔20に上記取付部材
22が挿入された状態時に上記係止孔32に対向して上記係
止ねじを螺合する螺合部33とが設けられたものである。
(作用) 本考案のステアリングホイールは、取付板10の螺合部
33に係止ねじ34を螺合して螺進させておくと、取付部材
22の脚片部24を取付板10の係合孔20に一面から他面に向
かって挿入して、パッド5をステアリングホイール本体
1に取付ける際に、取付部材22の脚片部24の係止孔32に
係止ねじ34の先端部が嵌合され、使用状態において、パ
ッド5がステアリングホイール本体1から脱落すること
が阻止される。そして、修理などの際には、係止ねじ34
を螺退させたり取外したりすることにより、パッド5が
ステアリングホイール本体1から容易に取外される。
(実施例) 本考案のステアリングホイールの一実施例を図面を参
照して説明する。
第2図において、1はステアリングホイール本体で、
このステアリングホイール本体1は、円環状のリム部2
とこのリム部2の中央部に配置したボス部3とを複数の
スポーク部4で連結したもので、ボス部3の上部はパッ
ド5で覆われている。
第1図に示すように、上記ステアリングホイール本体
1のボス部3には、金属製の取付板(ポスプレート)10
が設けられ、図示しないが、この取付板10の中央部が金
属製の円筒状のボスに溶接などによって固着され、この
ボスが自動車のステアリングシャフトに連結されるよう
になっており、ボス部3の下部は合成樹脂製のカバー11
で覆われている。
また、上記パッド5は、比較的に硬質の合成樹脂製の
ベースパッド15の上部に比較的に軟質の合成樹脂製のカ
バーパッド16を所定の間隔をおいて被せた構造で、ベー
スパッド15の上面には固定接点板17が取付けられている
とともに、カバーパッド16の下面には可動接点板18が取
付けられ、ホーンスイッチが構成されている。
そして、上記取付板10の複数箇所に係合孔20が形成さ
れ、この複数の係合孔20のそれぞれに対応して、上記ベ
ースパッド15の下部に金属板から成る衝撃吸収体21を介
してばね性を有する金属板からなる複数の取付部材22が
取付けられている。
第3図にも示すように、上記各取付部材22は、それぞ
れ、上記衝撃吸収体21に固着される取付片部23の両側部
から脚片部24を平行状に折曲形成し、この両側の脚片部
24の先端部に外側方に突出する略く字状の弾性係合部25
を折曲形成した構造で、この各取付部材22の弾性係合部
25を取付板10の対応した係合孔20に対向させて、パッド
5を取付板10に押付けると、各取付部材22の弾性係合部
25が取付板10の係合孔20を一面から他面に弾性的に通過
して各係合孔20の下部に係合することにより、パッド5
をステアリングホイール本体1に取付けることができる
ようになっている。
そして、上記複数の取付部材22のうちの少なくとも1
つにおいて、一方の脚片部24の弾性係合部25の先端部を
延長することにより係止片部31が形成されているととも
に、この係止片部31に係止孔32が形成され、この少なく
とも1つの取付部材22に設けられた係止片部31に対応し
て、上記取付板10に螺合部33が折曲形成され、この螺合
部33に係止ねじ34が螺通され、この係止ねじ34をいっぱ
いに螺進した状態で、係止ねじ34の先端部が対応した取
付部材22の脚片部24に形成した係止片部31の係止孔32に
入って係止孔32と嵌合するようになっている。
次に、この実施例の作用を説明する。
ステアリングホイール本体1の取付板10の螺合部33に
係止ねじ34を螺合していっぱいに螺進させておいた状態
で、パッド5の各取付部材22の脚片部24の係止片部31及
び弾性係合部25を取付板10の対応した係合孔20に対向さ
せ、パッド5を取付板10に押付けることによって、パッ
ド5をステアリングホイール本体1に取付けると、各取
付部材22の係止片部31及び弾性係合部25が取付板10の各
係合孔20を弾性的に通過して、各取付部材22の弾性係合
部25が各係合孔20の下部に係合するとともに、少なくと
も1つの取付部材22の脚片部24の係止孔32に対応した係
止ねじ34の先端部が入って、係止片部31の係止孔32と係
止ねじ34を螺合することができる。
したがって、この状態では、パッド5がステアリング
ホイール本体1の取付板10から外れることがなく、使用
状態において、衝突などの衝撃が加わったときに、パッ
ド5がステアリングホイール本体1から脱落するのを阻
止することができる。
そして、修理などでパッド5を取外す必要がある場合
には、第4図に示すように、カバー11に形成した通孔35
を介してドライバ36を係止ねじ34に係合し、係止ねじ34
を螺退させて係止ねじ34の先端部を脚片部24の係止孔32
から抜くと、各取付部材22の脚片部24に形成した弾性係
合部25及び係止片部31が取付板10の各係合孔20を弾性的
に通過することができるので、パッド5をステアリング
ホイール本体1から取外すことができる。
なお、係止ねじ34の先端部と取付部材22の係止片部31
の係止孔32の間に寸法的な余裕を設けなくてもよいが、
適当な余裕が有った方が、パッド5の取付けが容易とな
る。
(考案の効果) 本考案によれば、取付板に係止ねじを螺合して螺進さ
せておくと、パッドをステアリングホイール本体に取付
ける際に、係止ねじの先端部に取付部材の脚止部の係止
孔を嵌合することができる。そこで、使用状態におい
て、パッドがステアリングホイール本体から脱落するの
を阻止することができる。また、修理等の際には、係止
ねじを螺退させたり取外したりすることにより、パッド
をステアリングホイール本体から容易に取外すことがで
きる。さらに、部品としては係止ねじを追加するだけ
で、パッドの脱落を阻止して安全性を高めることがで
き、組立もとくに面倒になることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すステアリングホイール
の要部の断面図、第2図は同上全体平面図、第3図は同
上取付部材の斜視図、第4図は同上取付部材を取付板か
ら取外す方法を示す断面図である。 1……ステアリングホイール本体、5……パッド、10…
…取付板、20……係合孔、22……取付部材、23……取付
片部、24……脚片部、32……係止孔、33……螺合部、34
……係止ねじ。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステアリングホイール本体に設けた取付板
    と、パッドの内側部に設けた取付部材とを備え、 上記取付部材には、上記パッドの内側部に固定される取
    付片部と、この取付片部から上記取付板に向かって突設
    され係止ねじが係止される係止孔を形成した脚片部とが
    設けられ、 上記取付板には、上記取付部材の脚片部が一面から他面
    に向かって挿入される係合孔と、この係合孔の他面側に
    突出し、かつ、この係合孔に上記取付部材が挿入された
    状態時に上記係止孔に対向して上記係止ねじを螺合する
    螺合部とが設けられた ことを特徴とするステアリングホイール。
JP13185489U 1989-11-13 1989-11-13 ステアリングホイ―ル Expired - Lifetime JP2505907Y2 (ja)

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JPH0369570U JPH0369570U (ja) 1991-07-10
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