JPH086624Y2 - バンパの取付構造 - Google Patents

バンパの取付構造

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JPH086624Y2
JPH086624Y2 JP1989129436U JP12943689U JPH086624Y2 JP H086624 Y2 JPH086624 Y2 JP H086624Y2 JP 1989129436 U JP1989129436 U JP 1989129436U JP 12943689 U JP12943689 U JP 12943689U JP H086624 Y2 JPH086624 Y2 JP H086624Y2
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宣好 八木
享 木村
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自動車のボディの前後に取付けるバンパの
取付構造に関する。
(従来技術) 従来のバンパは、ボディに固定したブラケットにボル
ト止めするのが一般的であって、具体的には、第7図に
示すごとく、ブラケット(A)にボルト(B)の挿通孔
(C)と、バンパ(D)を前記ブラケット(A)の所定
位置に仮置きするためのセットピン(E)とを設け、前
記バンパ(D)に形成したセット孔(F)に前記セット
ピン(E)を挿通して、前記バンパ(D)を前記セット
ピン(E)を介して所定の位置に仮置きした上で、前記
ボルト(B)を前記ブラケット(A)の挿通孔(C)に
挿通して、その挿通端部を、前記バンパ(D)に組付け
たナットスプリング(G)に螺着することで、前記バン
パ(D)を前記ブラケット(A)を介してボディに組付
けるようにしている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、前記バンパの組付時にあっては、前記セッ
トピン(E)を前記バンパ(D)のセット孔(F)に挿
通する作業が盲作業となるので、前記セットピン(E)
を、図面に示すように、先細状とする必要があるが、斯
くのごとくセットピン(E)を先細状とすると、前記バ
ンパ(D)を前記セットピン(E)に仮置した際、比較
的重量のある該バンパ(D)が前記セットピン(E)に
対して先細状となる先端側に滑って、前記バンパ(D)
の前記ブラケット(A)へのボルト止め作業が行い難く
なるものである。
本考案は以上の実情に鑑みて開発したものであって、
目的とするところは、極めて簡単でしかも部品点数も少
なくて、バンパをブラケットの所定位置に確実に固定す
ることの出来るバンパの取付構造を提供するにある。
(課題を解決するための手段) しかして本考案は、バンパとブラケットとに相対向す
る挿通孔を形成する一方、前記ブラケットにおける前記
挿通孔の一端側が開口する側面に係合するクリップ本体
を形成して、該クリップ本体にボルトの螺合孔を形成す
ると共に、該クリップ本体における前記螺合孔の外周り
に、該螺合孔の軸方向に延びる可撓性を備えた複数本の
脚を設けて、該脚の外側面に、前記バンパにおける挿通
孔の開口縁に係合する第1突起と、前記ブラケットにお
ける挿通孔の他端側開口縁に係合する第2突起とを突設
し、該脚を前記ブラケットの挿通穴及び前記バンパの挿
通穴に挿通して、前記クリップ本体と第1突起との間に
ブラケットとバンパとを重合状に介装し、前記螺合孔へ
のボルトの螺合により、前記脚を前記バンパの挿通孔内
周面に圧接させて前記バンパを前記ブラケットに取付け
るようにしたことを特徴とするものである。
(作用) 本考案によれば、バンパのボディへの組付に際して、
先ず前記脚を前記ブラケットの挿通孔に挿通して、クリ
ップ本体を前記ブラケットにおける前記挿通孔の一端側
が開口する側面に係合させると共に、前記第2突起を前
記挿通孔の他端側開口縁に係合させた上で、前記バンパ
の挿通孔に前記脚を挿通して、前記第1突起を該バンパ
の挿通孔開口縁に係合させるのであるが、前記バンパの
挿通孔に前記脚を挿通する際、誤って前記脚が前記ブラ
ケットの挿通孔から抜け外れる方向に押されても、前記
第2突起が該ブラケットの挿通孔開口縁に係合している
ので、脚が不用意にブラケットの挿通孔から抜け外れる
ことがないのである。
そして前記第1突起の前記バンパにおける挿通孔開口
縁への係合により、クリップ本体と第1突起との間に前
記ブラケットとバンパとが重合状に介装されるので、前
記バンパを前記ブラケットに前記クリップ本体及び脚を
介して確実に仮止めすることが出来、かかる状態から前
記螺合孔へのボルトの螺着により、前記バンパを前記ブ
ラケットに確実に組付けることが出来るのである。
(実施例) 以下、本考案にかかるバンパの取付構造の一実施例を
図面に基づいて説明する。
図において符号(1)で示すバンパは、樹脂製のフロ
ントバンパを示し、自動車のボディの前縁部において車
幅方向に配設するバンパ本体(10)と、該バンパ本体
(10)の両端部から前記ボディの両側に沿って後方に屈
曲するバンパサイド部(11)とを備えた既知構造のもの
である。
図に示す実施例では、前記バンパサイド部(11)の後
端とボディとの取付部位に本考案を適用しているのであ
って、詳しくは、前記バンパサイド部(11)の後端縁上
部に車幅方向内方に屈曲する連結片(12)を一体形成し
て、該連結片(12)の中央に前後方向に貫通する正方形
の挿通孔(13)を形成している。
またかかるバンパサイド部(11)を固定するブラケッ
ト(2)は、第3図に示すごとく、ボディ、具体的には
フロントピラー(100)にボルト止めするブラケット本
体(21)と、該ブラケット本体(21)の下部から車幅方
向外方に屈曲する第1支持片(22)と、該ブラケット本
体(21)の上部から車幅方向外方に屈曲する第2支持片
(23)とを備え、前記第1支持片(22)には前記挿通孔
(13)と同一形状の挿通孔(24)を、第2支持片(23)
には円形の取付孔(25)を形成している。
以上の構成において、前記ブラケット(2)における
前記挿通孔(24)の一端側が開口する側面に係合する平
板状のクリップ本体(30)を樹脂材料から形成して、該
クリップ本体(30)にボルト(4)の螺合孔(31)を形
成すると共に、該クリップ本体(30)の一側から前記螺
合孔(31)を囲むように該螺合孔(31)の軸方向に延び
る四本の脚(32)(33)を突設して、これら脚(32)
(33)を螺合孔(31)の径方向に弾性変形可能とするの
である。
図に示す実施例では、かかる脚を相対向する一対の短
脚(32)と、相対向するもう一対の長脚(33)とから形
成して、短脚(32)の外側面には前記バンパサイド部
(11)における連結片(12)に形成した挿通孔(13)の
開口縁と係合する第1突起(34)を突設し、また前記長
脚(33)の外側面には、前記ブラケット(2)における
第1支持片(22)に形成した挿通孔(24)の他端側開口
縁に係合する第2突起(35)を突設すると共に、該長脚
(33)の遊端部には相対向するテーパ面(36)を形成し
て、該長脚(33)の遊端部を先細状としている。
尚、図中(26)は、ボディ外板を構成するフロントサ
イドパネル(110)の取付片を示す。
以上の構成において前記バンパ(1)を前記ブラケッ
ト(2)に組付けるには、まず前記ブラケット(2)に
おける第1支持片(22)の挿通孔(24)に前記脚(32)
(33)を挿通して、これら脚(32)(33)を撓ませて、
長脚(33)の第2突起(35)を該挿通孔(24)の他端側
開口縁に係合させると共に、前記クリップ本体(30)
を、前記第1支持片(22)における前記挿通孔(24)の
一端側が開口する側面に重合させるのである 次にバンパ(1)を車両の前端部に沿わせると共に、
前記バンパサイド部(11)の連結片(12)に形成した挿
通孔(13)に前記各脚(32)(33)を挿通して、前記短
脚(32)を撓ませて、該短脚(32)に形成した第1突起
(34)を該挿通孔(13)の開口縁に係合させるのであ
る。
ところで前記バンパ(1)の挿通孔(13)に前記各脚
(32)(33)を挿通する際、誤って前記バンパサイド部
(11)の壁面が前記長脚(33)の先端に当接したり、あ
るいは、前記短脚(32)の第1突起(34)が、前記挿通
孔(13)をくぐり抜ける際に、該挿通孔(13)の開口縁
が該第1突起(34)に圧接して、前記脚(32)(33)を
前記ブラケット(2)の挿通孔(24)から抜け外れる方
向に押しても、前記第2突起(35)が前記挿通孔(24)
の開口縁に係合しているので、クリップが不用意にブラ
ケット(2)から離脱することがない。
斯くして、前記バンパ(1)は前記クリップ本体(3
0)及び脚(32)(33)を介して前記ブラケット(2)
に仮止めされ、かかる仮止め時、前記バンパ(1)は前
記第1突起(34)に係合しているので、不用意に仮止め
が離脱する虞はない。
尚、前記脚(32)(33)を前記第1支持片(22)の挿
通孔(24)及び前記連結片(12)の挿通孔(13)にそれ
ぞれ挿通する際、前記長脚(33)の遊端部に形成した前
記テーパ面(36)がガイドとなるので、前記挿通作業が
行い易い。
以上のごとく仮止めが終えたならば、次に前記クリッ
プ本体(30)の螺合孔(31)にボルト(4)を螺締する
のであって、該ボルト(4)の螺締に伴い、前記四本の
脚(32)(33)は、前記ボルト(4)の螺子軸部(41)
の外周に押されて径方向外方に撓み、各脚(32)(33)
が前記挿通孔(13)及び挿通孔(24)の内周縁に圧接す
るのである。
しかして前記挿通孔(13)及び挿通孔(24)の内周縁
に圧接している前記各脚(32)(33)は前記ボルト
(4)の螺子軸部(41)により径方向内方に撓むのが確
実に阻止されるので、前記バンパ(1)は前記ブラケッ
ト(2)に強固に組付けられることとなる。
尚、前記ブラケット本体(21)の第2支持片(23)に
は、第1図に概略的に示すごとく、サイドターンシグナ
ルランプハウジング(120)をボルト止めする。
以上の実施例では本考案にかかる取付構造をフロント
バンパに適用したが、リヤバンパに適用してもよい。
(考案の効果) 以上のごとく本考案は、バンパとブラケットとに相対
向する挿通孔を形成する一方、前記ブラケットにおける
前記挿通孔の一端側が開口する側面に係合するクリップ
本体を形成して、該クリップ本体にボルトの螺合孔を形
成すると共に、該クリップ本体における前記螺合孔の外
周りに、該螺合孔の軸方向に延びる可撓性を備えた複数
本の脚を設けて、該脚の外側面に、前記バンパにおける
挿通孔の開口縁に係合する第1突起と、前記ブラケット
における挿通孔の他端側開口縁に係合する第2突起とを
突設し、該脚を前記ブラケットの挿通穴及び前記バンパ
の挿通穴に挿通して、前記クリップ本体と第1突起との
間にブラケットとバンパとを重合状に介装し、前記螺合
孔へのボルトの螺合により、前記脚を前記バンパの挿通
孔内周面に圧接させて前記バンパを前記ブラケットに取
付けるようにしたことにより、バンパのボディへの組付
に際して、前記脚を前記ブラケットの挿通孔に挿通し
て、クリップ本体を前記ブラケットにおける前記挿通孔
の一端側が開口する側面に係合させると共に、前記第2
突起を前記挿通孔の他端側開口縁に係合させた上で、前
記バンパの挿通孔に前記脚を挿通して、前記第1突起を
該バンパの挿通孔開口縁に係合させることが出来、前記
バンパの挿通孔に前記脚を挿通する際、誤って前記脚が
前記ブラケットの挿通孔から抜け外れる方向に押される
などしても、前記第2突起が該ブラケットの挿通孔開口
縁に係合しているので、脚が不用意にブラケットの挿通
孔から抜け外れることがなく、しかも前記第1突起の前
記バンパにおける挿通孔開口縁への係合により、クリッ
プ本体と第1突起との間に前記ブラケットとバンパとが
重合状に介装されるので、前記バンパを前記ブラケット
に前記クリップ本体及び脚を介して確実に仮止めするこ
とが出来、かかる状態から前記螺合孔へのボルトの螺着
により、前記バンパを前記ブラケットに確実に組付ける
ことが出来るのである。
従って全体として、前記脚を設けたクリップ本体だけ
で前記バンパを前記ブラケットの所定位置に確実に仮置
きすることが出来て、該バンパが不用意に前記ブラケッ
トから離脱するのを確実に防止することが出来、しかも
該クリップへのボルトの螺着により、前記バンパを前記
ブラケットに確実且つ容易に組付けることが出来るに至
ったのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるバンパの取付構造の一実施例を
示す概略斜視図、第2図はその要部の断面図、第3図は
その分解斜視図、第4図は脚を突設したクリップ本体の
正面図、第5図は同平面図、第6図は同側面図、第7図
は従来のバンパの取付構造の一例を示す分解斜視図であ
る。 (1)…バンパ (13)…挿通孔 (2)…ブラケット (24)…挿通孔 (30)…クリップ本体 (32)…短脚 (33)…長脚 (34)…第1突起 (35)…第2突起 (4)…ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボディに固定したブラケットにバンパを取
    付ける取付構造であって、前記バンパとブラケットとに
    相対向する挿通孔を形成する一方、前記ブラケットにお
    ける前記挿通孔の一端側が開口する側面に係合するクリ
    ップ本体を形成して、該クリップ本体にボルトの螺合孔
    を形成すると共に、該クリップ本体における前記螺合孔
    の外周りに、該螺合孔の軸方向に延びる可撓性を備えた
    複数本の脚を設けて、該脚の外側面に、前記バンパにお
    ける挿通孔の開口縁に係合する第1突起と、前記ブラケ
    ットにおける挿通孔の他端側開口縁に係合する第2突起
    とを突設し、該脚を前記ブラケットの挿通穴及び前記バ
    ンパの挿通穴に挿通して、前記クリップ本体と第1突起
    との間にブラケットとバンパとを重合状に介装し、前記
    螺合孔へのボルトの螺合により、前記脚を前記バンパの
    挿通孔内周面に圧接させて前記バンパを前記ブラケット
    に取付けるようにしたことを特徴とするバンパの取付構
    造。
JP1989129436U 1989-11-06 1989-11-06 バンパの取付構造 Expired - Lifetime JPH086624Y2 (ja)

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JPH0368153U JPH0368153U (ja) 1991-07-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH048053Y2 (ja) * 1985-02-20 1992-03-02
JPH0192508U (ja) * 1987-12-14 1989-06-16

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JPH0368153U (ja) 1991-07-04

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