JPH09118176A - 車両識別用表示燈の取付構造 - Google Patents

車両識別用表示燈の取付構造

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JPH09118176A
JPH09118176A JP30197695A JP30197695A JPH09118176A JP H09118176 A JPH09118176 A JP H09118176A JP 30197695 A JP30197695 A JP 30197695A JP 30197695 A JP30197695 A JP 30197695A JP H09118176 A JPH09118176 A JP H09118176A
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JP
Japan
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main body
plate
stud
hole
lens
Prior art date
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Pending
Application number
JP30197695A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Hamasaku
敏隆 浜窄
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体に予めレンズが組み付けられた表示燈組
立体を、直接スタツドへ組み込んで屋根板へ固定できる
ようにする。 【解決手段】 バルブ6を支持しかつドーム形のレンズ
2により覆われる本体17を、板状のパツキン8を介し
て屋根板9に取り付けるようにする。屋根板9に固定し
たスタツド7が貫通する通孔8a,18を、パツキン8
と本体17にそれぞれ設ける。本体17の通孔18を囲
む平坦な壁部19に、板ばねからなるクリツプ板21を
結合する。クリツプ板21から切り起されかつ通孔18
の斜め上方へ突出する1対の弾性係合片21aをスタツ
ド7のねじ溝ヘ係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の屋根に取り付
けられて、車両の外郭を認識できるようにした車両識別
用表示燈(ルーフマーカーランプ)の取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】車両識別用表示燈は例えばキヤブの屋根
前縁の左右端部に2個(クリリアランス・ランプ)と、
中央部に3個(アイデンテイフイケーシヨン・ランプ)
を取り付けられ、前方または上方から車幅と車種を認識
できるようになつている。従来の車両識別用表示燈で
は、車両の屋根板から上方へ突出する2本のスタツド
を、板状のパツキンを介して本体のスタツド挿通孔へ挿
通したうえナツトにより締結し、バルブ(電球)を支持
する本体の上側を覆う合成樹脂製のレンズを、2本のボ
ルトにより本体へ結合するようになつている。
【0003】ところで、車両識別用表示燈は部品製造者
において、部品の逸失を防ぐ都合などから、本体にバル
ブを装着したうえ本体に2本のボルトによりレンズを結
合してなる組立体として、車両製造者へ納入される。車
両組立工場で、車両識別用表示燈を屋根板へ取り付ける
には、予め2本のボルトを外してレンズを本体から分離
し、本体の通孔をスタツドが貫通するように、本体をパ
ツキンを介して屋根板に載置してナツトにより締結した
後、再びレンズを本体へ2本のボルトにより固定する必
要がある。
【0004】上述のように、従来の車両識別用表示燈で
は、レンズを本体から外したり取り付けるという手数が
かかるだけでなく、スタツドへナツトを螺合する都合か
ら、屋根板の塗装の際に塗料がスタツドに付着しないよ
うに、予めスタツドにマスキングを施す必要があるなど
の問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は上述の
ような問題がなく、本体に予めレンズが組み付けられた
表示燈組立体を、直接スタツドへ組み込んで屋根板へ固
定できるようにした、取付作業が能率的な車両識別用表
示燈の取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の構成はバルブを支持しかつドーム形のレン
ズにより覆われる本体が、板状のパツキンを介して屋根
板に取り付けられる車両識別用表示燈の取付構造におい
て、屋根板に固定したスタツドが貫通する通孔を前記パ
ツキンと本体に設け、本体の前記通孔を囲む平坦な壁部
に、板ばねからなるクリツプ板を結合し、クリツプ板か
ら切り起されかつ前記通孔の斜め上方へ突出する1対の
弾性係合片をスタツドのねし溝ヘ係合したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、表示燈の本体の下面
にパツキンを組み付け、上面にレンズを組み付けた組立
体を、屋根板へ押し付けると、本体に結合したクリツプ
板の開口の1対の弾性係合片が、屋根板から突出するス
タツドに係合する。1対の弾性係合片がスタツドのねじ
溝に噛み込み、組立体を押し上げるような外力が作用し
ても外れることはない。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る車両識別用表示燈の取付
部位を表す車体前部の斜視図、図2は本発明に係る車両
識別用表示燈の取付構造を示す正面断面図、図3は同平
面図である。図1に示すように、車両識別用表示燈Aは
キヤブの屋根前縁の左右端部に2個と、中央部に3個を
取り付けられ、前方または上方から車幅と車種を認識で
きるようになつている。図2に示すように、本発明によ
る車両識別用表示燈Aは、バルブ6を支持する合成樹脂
製の本体17と、本体17の下面に当接される板状のゴ
ム製パツキン8と、本体17の上側を覆うドーム型の透
明な合成樹脂製レンズ2とからなる。車両の屋根板9の
内側には、補強板10が重ね合され、スタツド7が頭部
7aを補強板10に回転しないように溶接され、かつ屋
根板9から上方へ突出される。
【0009】本体17は前後2本のスタツド7により屋
根板9へ結合される。レンズ2は内面に天井中心から周
縁へ放射状に延びる突条2aが一体に形成され、バルブ
6の光がムラなく放射されるようになつている。しか
し、レンズ2は図3の線30の上側部分に黒色塗料を塗
布するなどして、バルブ6の光が線30の下側の透明な
部分から投射されるように構成される。レンズ2の左右
2個所にくぼみ3を設けて水平な壁部5が一体に形成さ
れ、壁部5を貫通するボルト4を本体17のナツト13
へ螺合することにより、レンズ2が本体17へ結合され
る。
【0010】円板状の本体17は上方へ突出する左右1
対の柱12に孔14を形成される。周面に抜止め突条を
有するナツト13が孔14に圧入される。左右1対の柱
12は本体17の中心を横切るリブ15により互いに結
合される。リブ15の中心部にバルブ6を支持するプラ
グ15aが形成される。プラグ15aから図示してない
2本の端子導線6aが、本体17とパツキン8と屋根板
9の各通孔を経てワイヤハーネスへ接続される。プラグ
の構成については、本発明の要旨には直接関係しないの
で説明を省略する。
【0011】本発明によれば、前後1対のスタツド7に
係合するクリツプ板21が本体17の平坦な長円形の壁
部19に結合される。このため、本体17の壁部19に
は、本体17の樹脂成形時上方へ突出する左右1対の短
い軸が形成される。該軸へクリツプ板21に設けた通孔
21b(図4)を外嵌した後、軸の上端を加熱しつつリ
ベツトの如く押し潰すことにより融着部16を形成し、
クリツプ板21が壁部19へ固定される。スタツド7が
パツキン8の通孔8a、本体17の通孔18を貫通する
時、クリツプ板21から通孔18の斜め上方へ突出する
左右1対の弾性係合片21aが、スタツド7のねじ溝に
強く係合するように構成される。
【0012】図4に示すように、好ましくは、クリツプ
板21はばね鋼板からプレス成形により、前後両側縁に
上方へ突出する補強リブ26を、中心の開口23へ向け
て斜め上方へ突出する左右1対の弾性係合片21aを切
り起される。係合片21aを撓みやすくするために、係
合片21aの付け根の部分に長方形の開口25が設けら
れる。しかし、開口25はクリツプ板21の厚さを加減
することにより設けないでもすむ。
【0013】本発明は上述のように構成したから、車体
の屋根板9に表示燈を取り付けるに当り、本体17の下
面にパツキン8を、本体17の上面にレンズ2をそれぞ
れ組み付けた組立体を、通孔8a、18が屋根板9から
突出するスタツド7に係合するように、組立体を屋根板
9へ押し付けると、スタツド7のねじ溝に1対の係合片
21aが噛み込むことになり、組立体は安定に屋根板9
へ固定される。組立体を押し上げるような振動などの外
力が作用しても、係合片21aはスタツド7のねじ溝に
斜めに強く食い込むことになり、外れる恐れはない。
【0014】従来は前述したように、2本のボルトを外
して本体からレンズを外し、本体の通孔へスタツドを挿
入した後ナツトを締結し、最後にレンズを本体へ2本の
ボルトにより固定していたので、作業能率が悪く、取付
部位が屋根の上であることから作業性が悪く、非常に手
数がかかつたが、本発明では組立体を直接、屋根板から
突出する2本のスタツドへ外嵌するだけであるから、組
立作業が非常に簡単で能率的であり、組立コストを低減
できる。
【0015】上述の実施例では、クリツプ板21は本体
17の軸に外嵌したうえ、軸の上端を融着して固定して
いるが、図5,6に示すように、本体17の壁部19の
左右側壁に部分的に環状をなす溝28を設ける一方、壁
部19の平面形状とほぼ同形をなす、クリツプ板21の
円弧状の左右端部に断面コ字形の係合片27を形成し、
通孔18を中心に図5においてクリツプ板21を時計方
向へ回転すれば係合片27が溝28へ係合するととも
に、溝28の停止壁28aに当り、クリツプ板21が図
6に示すような状態に係止される。
【0016】なお、本体17の壁部19の左右側壁に前
後方向の真直ぐな溝28を設ける一方、クリツプ板21
の左右縁部に前後方向に延びる断面コ字形の係合片27
を形成し、係合片27を溝28に係止してもよい。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、車
体の屋根板に表示燈を取り付けるに当り、本体の下面に
パツキンを、上面にレンズをそれぞれ組み付けた組立体
を、通孔が屋根板から突出するスタツドに係合するよう
に、組立体を屋根板へ押し付けると、スタツドのねじ溝
にクリツプ板の1対の係合片が噛み込むことになり、組
立体は安定に屋根板へ固定される。組立体を押し上げる
ような振動などの外力が作用しても、係合片はスタツド
のねじ溝に斜めに強く食い込むことになり、外れる恐れ
はない。
【0018】本発明では組立体を直接、屋根板から突出
するスタツドへ外嵌するだけであるから、組立作業が非
常に簡単で能率的であり、組立コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両識別用表示燈の取付部位を表
す車体前部の斜視図である。
【図2】本発明に係る車両識別用表示燈の取付構造を示
す、図3の線2A−2Aによる正面断面図である。
【図3】同車両識別用表示燈の平面図である。
【図4】同車両識別用表示燈のクリツプ板を示す平面図
である。
【図5】本発明の変更実施例に係る本体のクリツプ板取
付壁部の平面図である。
【図6】同クリツプ板の取付壁部の正面断面図である。
【符号の説明】
A:表示燈 2:レンズ 2:突条 3:くぼみ 4:
ボルト 5:壁部 6:バルブ 7:スタツド 8:パ
ツキン 8a:通孔 9:屋根板 10:補強板 12:柱 13:ナツト 14:孔 15:リブ 15
a:プラグ 16:融着部 17:本体 18:通孔
19:壁部 21:クリツプ板 21a:係合片 21
b:通孔 23:開口 25:開口 26:補強リブ
27:係合片 28:溝 28a:停止壁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バルブを支持しかつドーム形のレンズによ
    り覆われる本体が、板状のパツキンを介して屋根板に取
    り付けられる車両識別用表示燈の取付構造において、屋
    根板に固定したスタツドが貫通する通孔を前記パツキン
    と本体に設け、本体の前記通孔を囲む平坦な壁部に、板
    ばねからなるクリツプ板を結合し、クリツプ板から切り
    起されかつ前記通孔の斜め上方へ突出する1対の弾性係
    合片をスタツドのねし溝ヘ係合したことを特徴とする車
    両識別用表示燈の取付構造。
JP30197695A 1995-10-26 1995-10-26 車両識別用表示燈の取付構造 Pending JPH09118176A (ja)

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JP (1) JPH09118176A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102025038A (zh) * 2009-09-23 2011-04-20 台达电子工业股份有限公司 电源连接器的模块结构
US8389859B2 (en) 2009-09-18 2013-03-05 Delta Electronics, Inc. Modular power connector
WO2020004329A1 (ja) * 2018-06-28 2020-01-02 いすゞ自動車株式会社 表示灯の取付構造

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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