JPH0137302Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0137302Y2 JPH0137302Y2 JP4592485U JP4592485U JPH0137302Y2 JP H0137302 Y2 JPH0137302 Y2 JP H0137302Y2 JP 4592485 U JP4592485 U JP 4592485U JP 4592485 U JP4592485 U JP 4592485U JP H0137302 Y2 JPH0137302 Y2 JP H0137302Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- hole
- short piece
- housing
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 5
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connection Of Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は車輌用灯具に関する。
《従来の技術》
車輌用灯具のうち、第3図の図イに図示する如
く、後部に扉Dを有する所謂ゆるバンタイプ又は
ハツチバツクタイプの自動車の後部両サイドに取
付けたリヤーコンビネーシヨンランプLのよう
に、その正面形状が略長方形で短片がわを車体S
に対して上下に配置した灯具は、車体Sの横巾t
が比較的狭いために、上下の短片がわにそれぞれ
取付部を形成して車体Sに取付けている。一般的
には、下方の短片がわに設けた2本の突起を車体
Sの孔に差し込み、上方の短片がわの略中央部を
ネジにて車体Sに締付け固着している。図ロ及び
図ハはかかる取付部の断面を示す。図ロにおい
て、上方の短片がわの取付部aは、レンズ1と合
成樹脂製のハウジング2とで画成した灯室にバル
ブ3を内蔵し、かつ短片がわのハウジング2の略
中央部から取付用のフランジ2aを延設してネジ
4を挿通している。このネジ4は、車体Sの裏面
がわに予め溶接等により固着したナツト5に螺合
してハウジング2を車体Sに締付け固定してい
る。図ハにおいて、下方の短片がわの取付部b
は、短片に沿つて離間した2本の突起2c,2c
をハウジング2のリム2bの先端近傍に突設し、
車体Sの孔に対して合成樹脂製のグロメツト6を
介して差し込んでいる。
く、後部に扉Dを有する所謂ゆるバンタイプ又は
ハツチバツクタイプの自動車の後部両サイドに取
付けたリヤーコンビネーシヨンランプLのよう
に、その正面形状が略長方形で短片がわを車体S
に対して上下に配置した灯具は、車体Sの横巾t
が比較的狭いために、上下の短片がわにそれぞれ
取付部を形成して車体Sに取付けている。一般的
には、下方の短片がわに設けた2本の突起を車体
Sの孔に差し込み、上方の短片がわの略中央部を
ネジにて車体Sに締付け固着している。図ロ及び
図ハはかかる取付部の断面を示す。図ロにおい
て、上方の短片がわの取付部aは、レンズ1と合
成樹脂製のハウジング2とで画成した灯室にバル
ブ3を内蔵し、かつ短片がわのハウジング2の略
中央部から取付用のフランジ2aを延設してネジ
4を挿通している。このネジ4は、車体Sの裏面
がわに予め溶接等により固着したナツト5に螺合
してハウジング2を車体Sに締付け固定してい
る。図ハにおいて、下方の短片がわの取付部b
は、短片に沿つて離間した2本の突起2c,2c
をハウジング2のリム2bの先端近傍に突設し、
車体Sの孔に対して合成樹脂製のグロメツト6を
介して差し込んでいる。
《考案が解決しようとする問題点》
ところで、前述のような上方の短片がわの取付
部aにあつては、取付用のフランジ2aをネジ4
により車体Sに締付け固着するために、車体Sの
裏面がわに予め溶接等によりナツト5を固着しな
ければならない。このナツト5を固着する際に
は、車体Sの孔とナツト5の内孔との中心軸を一
致させると共に、ナツト5を車体Sに傾くことな
く溶接しなければならない。従つて、かかるナツ
ト5の溶接作業はきわめて困難であり、作業性向
上という点で支障を来たしていた。
部aにあつては、取付用のフランジ2aをネジ4
により車体Sに締付け固着するために、車体Sの
裏面がわに予め溶接等によりナツト5を固着しな
ければならない。このナツト5を固着する際に
は、車体Sの孔とナツト5の内孔との中心軸を一
致させると共に、ナツト5を車体Sに傾くことな
く溶接しなければならない。従つて、かかるナツ
ト5の溶接作業はきわめて困難であり、作業性向
上という点で支障を来たしていた。
《問題点を解決するための手段》
そこで本考案は、縦長形状をした合成樹脂製ハ
ウジングの上部短片中央部に車体取付部を有する
と共に、下部短片に設けた複数の突起を車体孔に
差し込んで車体に取付けた車輌用灯具において、
前記車体取付部は、前記ハウジングから延設した
フランジに透孔と係止突起とを形成すると共に、
前記透孔と前記係止突起との間に薄肉のヒンジ部
を形成し、該ヒンジ部を屈折して前記係止突起を
前記透孔に挿通すると共に車体孔に係止したこと
を特徴としたものである。
ウジングの上部短片中央部に車体取付部を有する
と共に、下部短片に設けた複数の突起を車体孔に
差し込んで車体に取付けた車輌用灯具において、
前記車体取付部は、前記ハウジングから延設した
フランジに透孔と係止突起とを形成すると共に、
前記透孔と前記係止突起との間に薄肉のヒンジ部
を形成し、該ヒンジ部を屈折して前記係止突起を
前記透孔に挿通すると共に車体孔に係止したこと
を特徴としたものである。
《実施例の説明》
第1図及び第2図は本考案の1実施例を示す。
なお、前述の第3図各図と同様な部分は同符号を
付す。
なお、前述の第3図各図と同様な部分は同符号を
付す。
第1図は縦長形状の灯具を車体Sに取付けた断
面図であり、上下の取付部を主体に示しており、
灯具の中間部は省略する。同図において三色を構
成するレンズ1とポリプロピレン等の可撓性有る
合成樹脂製ハウジング2とで画成された灯室に複
数のバルブ3,3を内蔵したリヤーコンビネーシ
ヨンランプLであつて、ハウジング2の上部短片
中央部に車体取付部Aと下部短片に車体取付部b
とを形成する。ここで下部の車体取付部bは前述
の第3図の図ハと同様であり、リム2bに複数の
突起2cを設けて車体Sに圧入嵌合したグロメツ
ト6に挿嵌する。
面図であり、上下の取付部を主体に示しており、
灯具の中間部は省略する。同図において三色を構
成するレンズ1とポリプロピレン等の可撓性有る
合成樹脂製ハウジング2とで画成された灯室に複
数のバルブ3,3を内蔵したリヤーコンビネーシ
ヨンランプLであつて、ハウジング2の上部短片
中央部に車体取付部Aと下部短片に車体取付部b
とを形成する。ここで下部の車体取付部bは前述
の第3図の図ハと同様であり、リム2bに複数の
突起2cを設けて車体Sに圧入嵌合したグロメツ
ト6に挿嵌する。
本考案に係わる上部の車体取付部Aは、第1図
と第2図に図示するように、ハウジング2から延
設したフランジ21に透孔22と係止突起7と薄
肉のヒンジ部23とを形成する。係止突起7は先
端部71を先細りの傾斜面とし、かつ係止段部7
2を形成して車体孔S1の周縁に係止可能とす
る。また本例では、透孔22の裏面がわ外周に輪
状の突起25を形成して車体孔S1を囲周して当
接させて防水をはかつている。
と第2図に図示するように、ハウジング2から延
設したフランジ21に透孔22と係止突起7と薄
肉のヒンジ部23とを形成する。係止突起7は先
端部71を先細りの傾斜面とし、かつ係止段部7
2を形成して車体孔S1の周縁に係止可能とす
る。また本例では、透孔22の裏面がわ外周に輪
状の突起25を形成して車体孔S1を囲周して当
接させて防水をはかつている。
リヤーコンビネーシヨンランプLを車体Sに取
付けるには、先ず下部の車体取付部bの突起2c
をグロメツト6に挿嵌して、次に上部の車体取付
部Aにおいて、ヒンジ部23を軸にして矢印R方
向に屈折し、係止突起7を透孔22と車体孔S1
に押し込む。この際に、先端部71が傾斜面とな
つているため車体孔S1に容易に挿入でき、さら
に押し込むことにより、車体孔S1の孔径より若
干大なる外径を有する係止段部72が車体孔S1
の裏面がわ周縁に係止する。
付けるには、先ず下部の車体取付部bの突起2c
をグロメツト6に挿嵌して、次に上部の車体取付
部Aにおいて、ヒンジ部23を軸にして矢印R方
向に屈折し、係止突起7を透孔22と車体孔S1
に押し込む。この際に、先端部71が傾斜面とな
つているため車体孔S1に容易に挿入でき、さら
に押し込むことにより、車体孔S1の孔径より若
干大なる外径を有する係止段部72が車体孔S1
の裏面がわ周縁に係止する。
《効果》
上述の如く、上部短片中央部に設けたフランジ
に透孔と係止突起とヒンジ部を形成し、該ヒンジ
部を屈折して係止突起を車体孔周縁に係止したも
のであるから、従来のようなネジとナツトとが不
用となるばかりでなく、従来のナツトの溶接作業
がなくなるので、部品点数の低減と作業性向上を
一段とはかることができる効果を有する。
に透孔と係止突起とヒンジ部を形成し、該ヒンジ
部を屈折して係止突起を車体孔周縁に係止したも
のであるから、従来のようなネジとナツトとが不
用となるばかりでなく、従来のナツトの溶接作業
がなくなるので、部品点数の低減と作業性向上を
一段とはかることができる効果を有する。
第1図及び第2図は本考案の1実施例を示し、
第1図は車体に取付けた灯具で中間部を一部省略
した縦断面図、第2図は要部の説明斜視図、第3
図の各図は従来例を示し、同図イは自動車後部に
取付けたリヤーコンビネーシヨンランプの正面
図、同図ロは図イの−線断面図、同図ハは図
イの−線断面図である。 L……リヤーコンビネーシヨンランプ、A……
車体取付部、1……レンズ、2……ハウジング、
21……フランジ、22……透孔、23……ヒン
ジ部、7……係止突起、S……車体。
第1図は車体に取付けた灯具で中間部を一部省略
した縦断面図、第2図は要部の説明斜視図、第3
図の各図は従来例を示し、同図イは自動車後部に
取付けたリヤーコンビネーシヨンランプの正面
図、同図ロは図イの−線断面図、同図ハは図
イの−線断面図である。 L……リヤーコンビネーシヨンランプ、A……
車体取付部、1……レンズ、2……ハウジング、
21……フランジ、22……透孔、23……ヒン
ジ部、7……係止突起、S……車体。
Claims (1)
- 縦長形状をした合成樹脂製ハウジングの上部短
片中央部に車体取付部を有すると共に、下部短片
に設けた複数の突起を車体孔に差し込んで車体に
取付けた車輌用灯具において、前記車体取付部
は、前記ハウジングから延設したフランジに透孔
と係止突起とを形成すると共に、前記透孔と前記
係止突起との間に薄肉のヒンジ部を形成し、該ヒ
ンジ部を屈折して前記係止突起を前記透孔に挿通
すると共に車体孔に係止したことを特徴とする車
輌用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4592485U JPH0137302Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4592485U JPH0137302Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61166323U JPS61166323U (ja) | 1986-10-15 |
JPH0137302Y2 true JPH0137302Y2 (ja) | 1989-11-10 |
Family
ID=30559846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4592485U Expired JPH0137302Y2 (ja) | 1985-03-30 | 1985-03-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0137302Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-30 JP JP4592485U patent/JPH0137302Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61166323U (ja) | 1986-10-15 |
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