JPS6219603B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6219603B2
JPS6219603B2 JP56046778A JP4677881A JPS6219603B2 JP S6219603 B2 JPS6219603 B2 JP S6219603B2 JP 56046778 A JP56046778 A JP 56046778A JP 4677881 A JP4677881 A JP 4677881A JP S6219603 B2 JPS6219603 B2 JP S6219603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil spring
socket part
plate
spring
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56046778A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57161309A (en
Inventor
Ryuji Iwata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP4677881A priority Critical patent/JPS57161309A/ja
Publication of JPS57161309A publication Critical patent/JPS57161309A/ja
Publication of JPS6219603B2 publication Critical patent/JPS6219603B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Springs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、コイルばねを簡単に保持し、かつ
簡単に係止孔を有するプレートにそのコイルばね
を傾斜させることなく組付けることができる合成
樹脂製ばね支持スタツドに関する。
以下、自動車のステアリングホイールのホーン
機構におけるコンタクトプレートに装着する合成
樹脂製ばね支持スタツドとして説明するが、勿論
これに限定されるものではない。
<従来の技術> 従来のホーン機構の組付作業は、第1図に示す
ように、鉄芯6上にばね座7を装着し、ばね座7
上にコイルばね8を載置する。その後、鉄芯6の
接点10とコンタクトプレート11の接点9とを
対応させ、コンタクトプレート11のカラー用孔
12からコイルばね8及びばね座7の内部を挿通
するカラー13を、鉄芯6上にビスなどで固定し
ていた。ちなみに、ホーン作動時には、コンタク
トプレート11が、コイルばね8の付勢力に抗し
てカラー13に案内され下方へ動き、その接点9
が鉄芯6の接点10に接して通電させることによ
つてホーンを鳴らしていた。
<発明が解決しようとする問題点> しかし、従来のコイルばね8は、組付作業時、
ばね座7上に載置されているだけであるから、コ
ンタクトプレート11を鉄芯6上に配置する際、
ばね座7から脱落してしまう場合があり組付作業
に手間取るという問題があつた。また、修理など
の分解時にもコイルばね8が紛失する虞れが生
じ、さらに、コイルばね8の紛失に注意をとら
れ、ばね座7を装着し忘れるという虞れもあつ
た。
ちなみに、この種のコイルばねにおいて、実開
昭53−6608号公報・実開昭54−32690号公報等に
掲載されているような、螺入溝が形成されたばね
支持部と所定のプレートに装着できる係止爪とを
具備するばね支持スタツドを応用することが考え
られる。
しかし、これらのばね支持スタツドでは、その
ばね支持部に対してコイルばねを螺入溝にねじ込
んで保持させなければならず、コイルばねの保持
に手間がかかつてしまう。また、これらのばね支
持スタツドでは、所定のプレートに装着する際に
使用する係止爪がばね支持部端面でばね支持部端
面内の位置に配置されている。そのため、ばね支
持部のプレートへの装着態様が不安定となり易
く、ばねを保持させ係止爪を介してプレートに装
着する際、ばね支持部がプレートに対して所定方
向から傾斜し易く、コイルばねの軸方向を所定方
向から斜めにした状態で組付けてしまう場合が生
ずる。そして、コイルばねの軸方向が斜めの状態
であると、他の部材と干渉する虞れもあり、コイ
ルばねの他端を別途保持する手段が必要となつ
て、無駄を生じてしまう。
この発明は、上述の問題点を解決し、所定のプ
レートにコイルばねを組付ける際、コイルばねを
簡単に保持でき、そして、コイルばねを保持した
状態で簡単にプレートに装着でき、装着後にはコ
イルばねの軸方向が所定方向に向くこととなつ
て、コイルばねの紛失防止を図ることができると
ともに、コイルばねの組付作業性及びコイルばね
の組付性能を向上させることができる合成樹脂製
ばね支持スタツドを提供することを目的とする。
<問題点を解決するための手段> この発明に係る合成樹脂製スタツドは、コイル
ばねをプレートに組付ける際に使用する合成樹脂
製ばね支持スタツドであつて、コイルばねを外装
させるソケツト部を備え、 このソケツト部には、上端を中央で二分するソ
ケツト部軸方向に沿う切欠きを形成するととも
に、この切欠きが形成されていない上端に各々ソ
ケツト部半径方向外側にのびるフランジ部を形成
し、外周上に、フランジ部下面との間でコイルば
ねの端部を保持可能としかつソケツト部軸方向の
下方から上方へ向かうにつれて徐々に高くなる案
内面を備えて突設される複数のコイルばね支持突
起を形成し、 フランジ部の上面には、相互に相対しプレート
に形成される係止孔にばね弾性的に変形して係止
可能な鉤形係止片を突設させる、 ことによつて、既述の問題点を解決するもので
ある。
<発明の作用・効果> この発明に係る合成樹脂製スタツドでは、コイ
ルばねをソケツト部に保持させる際、ソケツト部
下端からコイルばねの上端をその軸方向に押し込
めば、コイルばね支持突起の案内面によつて、コ
イルばね上端が、簡単にコイルばね支持突起を乗
り越え、その支持突起とフランジ部との間で保持
されることから、簡単にコイルばねを保持させる
ことができる。
また、コイルばねを保持させた後、所定のプレ
ートに装着させる際には、鉤形係止片をプレート
の係止孔に挿入させれば、ソケツト部に切欠きが
形成されているとから、フランジ部の変形も加わ
つて鉤形係止片がばね弾性的に変形し、簡単に合
成樹脂製スタツドを所定のプレートに装着でき
る。
そして、鉤形係止片が、外周でコイルばねを保
持するソケツト部上端から半径方向外側にのびる
フランジ部上面において相対して形成されてお
り、ソケツト部の半径方向外方に配置されること
となる。そのため、ソケツト部のプレートへの装
着態様が安定し、プレートへ装着した後、ソケツ
ト部が所定方向から傾斜せず、コイルばねの軸方
向を所定方向を向いて配置させることができる。
したがつて、この発明に係る合成樹脂製スタツ
ドでは、コイルばねの紛失防止を図れ、プレート
への組付作業も容易となつて、コイルばねの組付
作業性とコイルばねの組付性能を向上させること
ができる。
<実施例> 以下、図例に基づいてこの発明の一実施例を説
明する。
第2図、第3図及び第4図は、一実施例の正面
図、側面図及び斜視図をそれぞれ示す。
このばね支持スタツドは、コイルばね8を外装
させるソケツト部1と、コンタクトプレート11
に係止される鉤形係止片3を備えるフランジ部
2,2から成るものである。
ソケツト部1には、上端にソケツト部1自体の
長さの略1/2の深さを有する切欠き5が、軸方向
に沿つてソケツト部1上端を二分するように形成
されるとともに、その切欠き5下端のソケツト部
1外周上に、後述のフランジ部2下面との間でコ
イルばね8の端部を保持する対称的に二つのコイ
ルばね支持突起4が形成されている。これらのコ
イルばね支持突起4は、下部にソケツト部1軸方
向の下方から上方へ向かうにつれて徐々に高くな
る案内面4aを備えて突設されている。また、ソ
ケツト部1には、内部に後述のカラー13を挿通
する孔14が穿設されている。
ソケツト部1の切欠き5を有しない上端には、
ソケツト部1の半径方向外側にのびる二つのフラ
ンジ部2,2が形成されている。さらに、フラン
ジ部2,2の外端付近の上面には、ソケツト部の
切欠き5,5を結ぶ直線に対して直交方向のそれ
ぞれの位置に、相対する上端を内側に向かつてテ
ーパ状となる鉤形係止片3が形成されている。こ
れらの鉤形係止片3は、ソケツト部1上端の半径
方向外側にのびる二つのフランジ部2,2に形成
されていることから、ソケツト部1の半径方向外
方に配置されることとなる。
なお、このばね支持スタツドは、ABS樹脂、
ポリプロピレン及びポリアセタールなどの剛弾性
体である合成樹脂で一体成形されるものである。
次に、このばね支持スタツドを使用してホーン
機構の組付ける作業を説明する。
第5図はホーン機構の断面図、第6図は同分解
斜視図である。
まず、コイルばね8の上端をソケツト部1の下
端から押し込むようにして外装させる。この時、
コイルばね支持突起4が下部にソケツト部1軸方
向の下方から上方へ向かうにつれて徐々に高くな
る案内面4aを備えており、コイルばね8上端
は、簡単に、コイルばね支持突起4を乗り越え
て、コイルばね支持突起4とフランジ部2下面と
の間で保持されることとなる。
次に、鉤形係止片3に対応し突起16を有する
係止孔15が設けられたコンタクトプレート11
に、鉤形係止片3をばね弾性的に係止させる。こ
の時、ソケツト部1に切欠き5,5が形成されて
いることにより、フランジ部2の変形も加わつて
鉤形係止片3はそれぞれ容易に外側に開くよう変
形して、その後内側に閉じ突起16を外装し、コ
ンタクトプレート11上に係止される。さらに、
この時、鉤形係止片3の上端がテーパ状となつて
いるので、鉤形係止片3の上端がコンタクトプレ
ートの係止孔15に当接する際、一層円滑に鉤形
係止片3が外側に開くよう変形してコンタクトプ
レート11に係止させることができる。
そしてまた、コンタクプレート11に係止させ
た際には、鉤形係止片3,3がソケツト部1の半
径方向外方に配置されていることから、安定した
状態、すなわちソケツト部1が傾斜することなく
所定のコンタクプレート11と直交する方向で配
置され、コイルばね8はその軸方向が所定のコン
タクトプレート11と直交する方向で配置され
る。
その後、鉄芯6上の接点10とコンタクトプレ
ート11の接点9を対応させ、コンタクトプレー
ト11に設けられたカラー用孔12からカラー1
3を挿入し、このばね支持スタツド及びコイルば
ね8の内部を挿通し鉄芯6上にビスなどによつて
固定させ、鉄芯6上にコンタクトプレート11を
組付ける。その際、コイルばね8はクリツプを介
してコンタクトプレート11に対して脱落するこ
となく組付けられているので、コイルばね8が紛
失する虞れがない。さらにまた、コイルばね8が
コンタクトプレート11に対して所定方向を向い
て配置されていることから、カラー13を上方か
ら挿入する際、コイルばね8に干渉することなく
円滑にその作業を行なうことができる。
以上のように、実施例のばね支持スタツドで
は、コンタクトプレート11にコイルばね8を組
付ける際、コイルばね8を簡単に保持でき、そし
て、コイルばね8を保持した状態で簡単にコンタ
クトプレート11に装着でき、装着後にはコイル
ばね8の軸方向が所定方向を向くこととなつて、
コイルばね8の紛失防止を図ることができるとと
もに、コンタクトプレート11への組付作業性も
含めたコイルばね8の組付作業性及びコイルばね
8の組付性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動車のステアリングホイール
のホーン機構を示す断面図、第2図、第3図及び
第4図はこの発明の合成樹脂製ばね支持スタツド
の一実施例をそれぞれ示す正面図、側面図及び斜
視図、第5図はこの発明の一実施例の合成樹脂製
ばね支持スタツドを使用して組付けたホーン機構
の断面図、第6図は同分解斜視図である。 1……ソケツト部、2……フランジ部、3……
鉤形係止片、4……コイルばね支持突起、4a…
…案内面、5……切欠き。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 コイルばねをプレートに組付ける際に使用す
    る合成樹脂製ばね支持スタツドであつて、 前記コイルばねを外装させるソケツト部を備
    え、 該ソケツト部には、上端を中央で二分するソケ
    ツト部軸方向に沿う切欠きが形成されるととも
    に、該切欠きが形成されていない上端に各々ソケ
    ツト部半径方向外側にのびるフランジ部が形成さ
    れ、外周上に、前記フランジ部下面との間で前記
    コイルばねの端部を保持可能としかつソケツト部
    軸方向の下方から上方へ向かうにつれて徐々に高
    くなる案内面を下部に備えて突設される複数のコ
    イルばね支持突起が形成され、 前記フランジ部の上面には、相互に相対し前記
    プレートに形成される係止孔にばね弾性的に変形
    して係止可能な鉤形係止片が突設されている、 ことを特徴とする合成樹脂製ばね支持スタツ
    ド。
JP4677881A 1981-03-30 1981-03-30 Synthetic resin clip Granted JPS57161309A (en)

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Publication Number Publication Date
JPS57161309A JPS57161309A (en) 1982-10-04
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Cited By (1)

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JPS57161309A (en) 1982-10-04

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