JPH0323385Y2 - - Google Patents
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- JPH0323385Y2 JPH0323385Y2 JP1984064546U JP6454684U JPH0323385Y2 JP H0323385 Y2 JPH0323385 Y2 JP H0323385Y2 JP 1984064546 U JP1984064546 U JP 1984064546U JP 6454684 U JP6454684 U JP 6454684U JP H0323385 Y2 JPH0323385 Y2 JP H0323385Y2
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 62
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- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この考案は、自動車のステアリングホイールに
おけるホーンパツド構造体の鉄芯上方への組付構
造に関する。
おけるホーンパツド構造体の鉄芯上方への組付構
造に関する。
〈従来の技術〉
従来のホーンパツド構造体は、第1図に示すよ
うに、感触を良好にする軟質合成樹脂製のホーン
パツド9と、ホーンパツド9の裏面に嵌着されて
形状保持性を有する硬質合成樹脂製シート4と、
から構成されていた。なお、シート4には、ステ
アリングシヤフトに連結されるボスと接続する鉄
芯1の接点1aと接触することにより、通電して
ホーンを鳴らすこととなる接点3aを備えるコン
タクトプレート3が固着されていた。
うに、感触を良好にする軟質合成樹脂製のホーン
パツド9と、ホーンパツド9の裏面に嵌着されて
形状保持性を有する硬質合成樹脂製シート4と、
から構成されていた。なお、シート4には、ステ
アリングシヤフトに連結されるボスと接続する鉄
芯1の接点1aと接触することにより、通電して
ホーンを鳴らすこととなる接点3aを備えるコン
タクトプレート3が固着されていた。
そして、このホーンパツド構造体10の鉄芯1
上方への組付けは、コンタクトプレート3を固着
させたシート4をそのコンタクトプレートの接点
3aと鉄芯の接点1aとを対応させて鉄芯1上に
配置させ、また、鉄芯1の所定位置にコイルばね
5を載置させて、コイルばね5内にシート4のカ
ラー用孔8からカラー6及びビス7を挿通させ、
ビス7を鉄芯1に螺着させてシート4を鉄芯1に
組付け、その後シート4にホーンパツド9を嵌着
させて行なつていた。
上方への組付けは、コンタクトプレート3を固着
させたシート4をそのコンタクトプレートの接点
3aと鉄芯の接点1aとを対応させて鉄芯1上に
配置させ、また、鉄芯1の所定位置にコイルばね
5を載置させて、コイルばね5内にシート4のカ
ラー用孔8からカラー6及びビス7を挿通させ、
ビス7を鉄芯1に螺着させてシート4を鉄芯1に
組付け、その後シート4にホーンパツド9を嵌着
させて行なつていた。
なお、2は、鉄芯1にビス30により固定され
て、鉄芯1の下方を覆う硬質合成樹脂製のロアカ
バーである。
て、鉄芯1の下方を覆う硬質合成樹脂製のロアカ
バーである。
また、ビス7によつて装着されるカラー6は、
ホーンパツド構造体10がコイルばね5の付勢力
に対して鉄芯1から所定距離以上離隔しないよう
に規制するとともに、ホーンパツド構造体10の
動作時にコンタクトプレートの接点3aが鉄芯の
接点1aに適正に接触するよう案内する機能を持
つている。
ホーンパツド構造体10がコイルばね5の付勢力
に対して鉄芯1から所定距離以上離隔しないよう
に規制するとともに、ホーンパツド構造体10の
動作時にコンタクトプレートの接点3aが鉄芯の
接点1aに適正に接触するよう案内する機能を持
つている。
〈考案が解決しようとする課題〉
従来のホーンパツド構造体10の組付構造で
は、組付時に、カラー6及びビス7が必要となつ
て、その組付構成部品が多いこととあいまつて組
付作業に手間取るという欠点があつた。
は、組付時に、カラー6及びビス7が必要となつ
て、その組付構成部品が多いこととあいまつて組
付作業に手間取るという欠点があつた。
そこで、上述の課題を解決すべく、実公昭49−
40103号公報や実開昭55−22221号公報に掲載され
ているように、鉄芯1に固定されている合成樹脂
製の部位であるロアカバー2に組付孔を設け、従
来のカラー6及びビス7の代わりに、シート4に
その組付孔に係着される係止脚部を設け、シート
4に設けた係止脚部をロアカバー2に設けた組付
孔に係止させて、合成樹脂製のロアカバー2を介
して、ホーンパツド構造体10を鉄芯1の上方に
組付けることが考えられる。
40103号公報や実開昭55−22221号公報に掲載され
ているように、鉄芯1に固定されている合成樹脂
製の部位であるロアカバー2に組付孔を設け、従
来のカラー6及びビス7の代わりに、シート4に
その組付孔に係着される係止脚部を設け、シート
4に設けた係止脚部をロアカバー2に設けた組付
孔に係止させて、合成樹脂製のロアカバー2を介
して、ホーンパツド構造体10を鉄芯1の上方に
組付けることが考えられる。
なお、シート4に設けた係止脚部を、鉄芯1で
はなく、ロアカバー2に設けた組付孔に係止させ
る理由は、鉄芯1に設けた組付孔にシート4の係
止脚部を係止させると、鉄芯1が金属であり、シ
ート4の係止脚部が鉄芯1の組付孔の周縁でかじ
られ、その係止脚部が破損する虞れが生ずるから
である。
はなく、ロアカバー2に設けた組付孔に係止させ
る理由は、鉄芯1に設けた組付孔にシート4の係
止脚部を係止させると、鉄芯1が金属であり、シ
ート4の係止脚部が鉄芯1の組付孔の周縁でかじ
られ、その係止脚部が破損する虞れが生ずるから
である。
しかし、上述のように、シート4に設けた係止
脚部をロアカバー2に設けた組付孔に係止させ
て、ホーンパツド構造体10を鉄芯1上方に組付
ける場合には、ロアカバー2自体が鉄芯1に対し
てビス30止めされて固定されるものである。そ
のため、ロアカバー2の鉄芯1への組付精度誤差
により、ホーンパツド構造体10の組付後、シー
ト4下面のコンタクトプレートの接点3aが鉄芯
の接点1aの上方に適切に配置されない虞れが生
ずる。
脚部をロアカバー2に設けた組付孔に係止させ
て、ホーンパツド構造体10を鉄芯1上方に組付
ける場合には、ロアカバー2自体が鉄芯1に対し
てビス30止めされて固定されるものである。そ
のため、ロアカバー2の鉄芯1への組付精度誤差
により、ホーンパツド構造体10の組付後、シー
ト4下面のコンタクトプレートの接点3aが鉄芯
の接点1aの上方に適切に配置されない虞れが生
ずる。
この考案は、上述の課題を解決するもので、組
付孔作業を容易にさせるべく、従来のカラー及び
ビスの機能を奏する係止脚部をホーンパツド構造
体の硬質合成樹脂製シートに一体的に形成させ、
その係止脚部をロアカバーに係止させるようにし
ても、シート下面のコンタクトプレートと鉄芯と
の相互の接点を適切に配置させることができるホ
ーンパツド構造の組付構造を提供することを目的
とする。
付孔作業を容易にさせるべく、従来のカラー及び
ビスの機能を奏する係止脚部をホーンパツド構造
体の硬質合成樹脂製シートに一体的に形成させ、
その係止脚部をロアカバーに係止させるようにし
ても、シート下面のコンタクトプレートと鉄芯と
の相互の接点を適切に配置させることができるホ
ーンパツド構造の組付構造を提供することを目的
とする。
〈課題を解決するための手段〉
この考案に係るホーンパツド構造体の組付構造
は、鉄芯下方に、該鉄芯にビスにより固定され
て、組付孔を備える硬質合成樹脂製のロアカバー
が配設され、 前記鉄芯上方に、硬質合成樹脂製シートをホー
ンパツド下部に固定させたホーンパツド構造体が
配設され、 前記シート下面には、接点を備えるコンタクト
プレートが固定されるとともに、下端に前記ロア
カバーの組付孔へばね弾性的に変形して係止され
る鉤形係止部を備えるとともに該鉤形係止部から
元部側にかけて軸部を備える係止脚部が、前記シ
ートと一体的に形成され、 前記ホーンパツド構造体が、前記係止脚部の鉤
形係止部を前記ロアカバーの組付孔に係止させる
ことにより、前記コンタクトプレートの接点を鉄
芯の接点に接触可能に、付勢手段を介在させて、
前記鉄芯上方に組付けられているホーンパツド構
造体の組付構造であつて、 前記鉄芯に、貫通孔が形成され、 前記ロアカバーに、内周側を前記組付孔として
上端外周面に環状溝を備える筒部が形成され、 前記ロアカバーが、前記筒部の環状溝を前記貫
通孔の下部周縁に嵌合させて、前記鉄芯に固定さ
れていることを特徴とする。
は、鉄芯下方に、該鉄芯にビスにより固定され
て、組付孔を備える硬質合成樹脂製のロアカバー
が配設され、 前記鉄芯上方に、硬質合成樹脂製シートをホー
ンパツド下部に固定させたホーンパツド構造体が
配設され、 前記シート下面には、接点を備えるコンタクト
プレートが固定されるとともに、下端に前記ロア
カバーの組付孔へばね弾性的に変形して係止され
る鉤形係止部を備えるとともに該鉤形係止部から
元部側にかけて軸部を備える係止脚部が、前記シ
ートと一体的に形成され、 前記ホーンパツド構造体が、前記係止脚部の鉤
形係止部を前記ロアカバーの組付孔に係止させる
ことにより、前記コンタクトプレートの接点を鉄
芯の接点に接触可能に、付勢手段を介在させて、
前記鉄芯上方に組付けられているホーンパツド構
造体の組付構造であつて、 前記鉄芯に、貫通孔が形成され、 前記ロアカバーに、内周側を前記組付孔として
上端外周面に環状溝を備える筒部が形成され、 前記ロアカバーが、前記筒部の環状溝を前記貫
通孔の下部周縁に嵌合させて、前記鉄芯に固定さ
れていることを特徴とする。
〈実施例〉
以下、図例に基づいてこの考案の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
第2図はこの考案の一実施例におけるホーンパ
ツド構造体の使用態様を示す部分断面図、第3図
は同実施例の部分分解斜視図である。
ツド構造体の使用態様を示す部分断面図、第3図
は同実施例の部分分解斜視図である。
実施例のホーンパツド構造体20は、従来と同
様に、ステアリングシヤフトに連結されるボスと
接続する鉄芯11上方に配設されるもので、感触
を良好にする軟質PVC等の軟質合成樹脂製のホ
ーンパツド19と、ホーンパツド19の裏面に嵌
着固定されて形状保持性を有する6−ナイロン等
の硬質合成樹脂製のシート14と、から構成され
ている。
様に、ステアリングシヤフトに連結されるボスと
接続する鉄芯11上方に配設されるもので、感触
を良好にする軟質PVC等の軟質合成樹脂製のホ
ーンパツド19と、ホーンパツド19の裏面に嵌
着固定されて形状保持性を有する6−ナイロン等
の硬質合成樹脂製のシート14と、から構成され
ている。
このシート14には、鉄芯11上面に設けられ
た接点11aとその接点13aが接触することに
よつて通電しホーンを鳴らすこととなるコンタク
トプレート13が固着可能なように、所定位置に
保持突起14a,14aが一体的に形成されてい
る。また、シート14には、ホーンパツド構造体
20を鉄芯11上方へ組付ける際に使用する係止
脚部16が、適数個所定位置に、一体的に下方へ
突出するように形成されている。
た接点11aとその接点13aが接触することに
よつて通電しホーンを鳴らすこととなるコンタク
トプレート13が固着可能なように、所定位置に
保持突起14a,14aが一体的に形成されてい
る。また、シート14には、ホーンパツド構造体
20を鉄芯11上方へ組付ける際に使用する係止
脚部16が、適数個所定位置に、一体的に下方へ
突出するように形成されている。
係止脚部16は、第4a図・第4b図にそれぞ
れ正面図・側面図を示すが、下端となる先端に間
隙16dを有して外側に突出して相対する鉤形係
止部16aが形成され、上端となる元部に三角翼
形状のばね保持突起16bが4個形成され、先端
の鉤形係止部16aから元部側にかけて所定距離
半径方向の断面外形を同一とする軸部16cが形
成されている。なお、この軸部16cは、後述す
るロアカバー12の組付孔12bに対応する半径
方向の外形を有し、その長さは、ホーンパツド構
造体20を組付後、コンタクトプレートの接点1
3aが鉄芯の接点11aに接触可能な長さであ
る。また、鉤形係止部16aは先細りのテーパ形
状となつている。
れ正面図・側面図を示すが、下端となる先端に間
隙16dを有して外側に突出して相対する鉤形係
止部16aが形成され、上端となる元部に三角翼
形状のばね保持突起16bが4個形成され、先端
の鉤形係止部16aから元部側にかけて所定距離
半径方向の断面外形を同一とする軸部16cが形
成されている。なお、この軸部16cは、後述す
るロアカバー12の組付孔12bに対応する半径
方向の外形を有し、その長さは、ホーンパツド構
造体20を組付後、コンタクトプレートの接点1
3aが鉄芯の接点11aに接触可能な長さであ
る。また、鉤形係止部16aは先細りのテーパ形
状となつている。
そして、鉄芯11の下面にはABS等の硬質合
成樹脂製のロアカバー12がビス31を使用して
固定されている。このロアカバー12には、鉄芯
11の所定個所に形成された貫通孔11bの下部
周縁に嵌合される環状溝12cを上端外周面に備
えた筒部12aが、一体的に形成されている。
成樹脂製のロアカバー12がビス31を使用して
固定されている。このロアカバー12には、鉄芯
11の所定個所に形成された貫通孔11bの下部
周縁に嵌合される環状溝12cを上端外周面に備
えた筒部12aが、一体的に形成されている。
ロアカバーの筒部12aの内周側は、上部に下
窄まりのテーパ形状となる組付孔12bが形成さ
れ、組付孔12b下端で再度内径が広くなるよう
に形成され、この組付孔12bがホーンパツド構
造体20を組付ける際に使用する係止脚部16の
組付孔となる。
窄まりのテーパ形状となる組付孔12bが形成さ
れ、組付孔12b下端で再度内径が広くなるよう
に形成され、この組付孔12bがホーンパツド構
造体20を組付ける際に使用する係止脚部16の
組付孔となる。
つぎに、実施例のホーンパツド構造体20を鉄
芯11の上方へ組付ける態様について説明する。
芯11の上方へ組付ける態様について説明する。
まず、シート14に保持突起14aを介してビ
スでコンタクトプレート13を固着させ、さらに
シート14をホーンパツド19の裏面に嵌着させ
るとともに、係止脚部のばね保持突起16bにコ
イルばね15を外装させる。また、筒部の環状溝
12cを鉄芯の貫通孔11bの下部周縁に嵌合さ
せて、ロアカバー12を鉄芯11に対してビス3
1を使用して固定させておく。
スでコンタクトプレート13を固着させ、さらに
シート14をホーンパツド19の裏面に嵌着させ
るとともに、係止脚部のばね保持突起16bにコ
イルばね15を外装させる。また、筒部の環状溝
12cを鉄芯の貫通孔11bの下部周縁に嵌合さ
せて、ロアカバー12を鉄芯11に対してビス3
1を使用して固定させておく。
そして、ロアカバーの組付孔12bと係止脚部
の鉤形係止部16aとをそれぞれ対応させるよ
う、ホーンパツド構造体20を鉄芯11上方に配
置させる。
の鉤形係止部16aとをそれぞれ対応させるよ
う、ホーンパツド構造体20を鉄芯11上方に配
置させる。
その後、ホーンパツド構造体20を押し下げる
(第5a図、第5b図参照)。
(第5a図、第5b図参照)。
その際、係止脚部の鉤形係止部16aは、組付
孔12bのテーパ面に当接して間隙16dを閉じ
るよう内側へ曲がり、組付孔12bを通過後、ば
ね弾性的に広がり元の状態に戻る。そして、コイ
ルばね15が、上端をシート14下面、下端を鉄
芯の貫通孔11b周縁上面に当接させ、ホーンパ
ツド構造体20を鉄芯11及ロアカバー12から
離隔する方向へ付勢しているため、鉤形係止部1
6a上面が組付孔12b周縁下面に当接し、係止
脚部16は、鉄芯11及びロアカバー12に係止
されその位置が固定される。
孔12bのテーパ面に当接して間隙16dを閉じ
るよう内側へ曲がり、組付孔12bを通過後、ば
ね弾性的に広がり元の状態に戻る。そして、コイ
ルばね15が、上端をシート14下面、下端を鉄
芯の貫通孔11b周縁上面に当接させ、ホーンパ
ツド構造体20を鉄芯11及ロアカバー12から
離隔する方向へ付勢しているため、鉤形係止部1
6a上面が組付孔12b周縁下面に当接し、係止
脚部16は、鉄芯11及びロアカバー12に係止
されその位置が固定される。
その際、ホーンパツド構造体20がロアカバー
12を介して鉄芯1上方に組付けられても、ロア
カバーの組付孔12bが、筒部環状溝12cの鉄
芯貫通孔11bへの嵌合により、鉄芯11に対し
て精度良く位置決めされており、シート14下面
のコンタクトプレート13の接点13aが、適切
に鉄芯11の接点11aの上方に配置されること
となる。
12を介して鉄芯1上方に組付けられても、ロア
カバーの組付孔12bが、筒部環状溝12cの鉄
芯貫通孔11bへの嵌合により、鉄芯11に対し
て精度良く位置決めされており、シート14下面
のコンタクトプレート13の接点13aが、適切
に鉄芯11の接点11aの上方に配置されること
となる。
そして、組付後、ホーンパツド構造体20の動
作時にホーンパツド構造体20が押し下げられた
場合には、鉤形係止部16aがロアカバーの筒部
12a内を挿通し、軸部16cが組付孔12b下
端内周に案内されて、ホーンパツド構造体20が
下方へ移動し、適正にコンタクトプレートの接点
13aが鉄芯の接点11aに接触して通電し、ホ
ーンを鳴らすことができる。
作時にホーンパツド構造体20が押し下げられた
場合には、鉤形係止部16aがロアカバーの筒部
12a内を挿通し、軸部16cが組付孔12b下
端内周に案内されて、ホーンパツド構造体20が
下方へ移動し、適正にコンタクトプレートの接点
13aが鉄芯の接点11aに接触して通電し、ホ
ーンを鳴らすことができる。
なお、修理などの分解時を考慮して、例えば鉤
形係止部16aにの上面面積A(組付孔12b周
縁下面との引掛かり面積)を実施例のように小さ
く形成すれば、ホーンパツド構造体20を強く上
方へ引張ることにより、鉤形係止部16aの係止
を解除させることができ、鉄芯11及びロアカバ
ー12とホーンパツド構造体20とを容易に分解
させることができる。
形係止部16aにの上面面積A(組付孔12b周
縁下面との引掛かり面積)を実施例のように小さ
く形成すれば、ホーンパツド構造体20を強く上
方へ引張ることにより、鉤形係止部16aの係止
を解除させることができ、鉄芯11及びロアカバ
ー12とホーンパツド構造体20とを容易に分解
させることができる。
また、実施例では、ホーンパツド構造20のコ
ンタクトプレート接点13aをホーンパツド構造
体20の動作時以外に鉄芯の接点11aから離す
ように付勢する付勢手段としてのコイルばね15
を、係止脚部16に形成したばね保持突起16b
に保持させるものを示したが、勿論、係止脚部1
6にばね保持突起16bを形成せず、シート14
における所定位置に別途例えば係止脚部16の鉤
形係止部16a及び軸部16cが形成されていな
いものを突設させ、コイルばね・板ばね等の付勢
手段をそ突起に係止させるように構成してもよ
い。
ンタクトプレート接点13aをホーンパツド構造
体20の動作時以外に鉄芯の接点11aから離す
ように付勢する付勢手段としてのコイルばね15
を、係止脚部16に形成したばね保持突起16b
に保持させるものを示したが、勿論、係止脚部1
6にばね保持突起16bを形成せず、シート14
における所定位置に別途例えば係止脚部16の鉤
形係止部16a及び軸部16cが形成されていな
いものを突設させ、コイルばね・板ばね等の付勢
手段をそ突起に係止させるように構成してもよ
い。
また、実施例ではシート14をホーンパツド1
9の裏面へ嵌着させて形成するものを示したが、
勿論、シート14をホーンパツド19裏面にねじ
止めしたり、接着剤等を利用して固定するように
構成してもよい。さらにまた、シート14をイン
サートとしてインサート成形してもよい。
9の裏面へ嵌着させて形成するものを示したが、
勿論、シート14をホーンパツド19裏面にねじ
止めしたり、接着剤等を利用して固定するように
構成してもよい。さらにまた、シート14をイン
サートとしてインサート成形してもよい。
〈考案の作用・効果〉
この考案に係るホーンパツド構造体の組付構造
は、以上のように、鉄芯に、貫通孔が形成され、
ロアカバーに、内周側を組付孔として上端外周面
に環状溝を備え筒部が形成されて、ロアカバー
が、筒部の環状溝を貫通孔の下部周縁に嵌合させ
て、鉄芯に固定されている。
は、以上のように、鉄芯に、貫通孔が形成され、
ロアカバーに、内周側を組付孔として上端外周面
に環状溝を備え筒部が形成されて、ロアカバー
が、筒部の環状溝を貫通孔の下部周縁に嵌合させ
て、鉄芯に固定されている。
そのため、ホーンパツド構造体が、鉄芯にビス
止めされるロアカバーを介して、鉄芯上方に組付
けられても、ロアカバーの組付孔が、筒部環状溝
の鉄芯貫通孔への嵌合により、鉄芯に対して、精
度良く位置決めされることとなり、係止脚部の鉤
形係止部をロアカバーの筒部内周側の組付孔に係
止させて、ホーンパツド構造体を鉄芯上方に組付
けた際、ロアカバーのシート下面におけるのコン
タクトプレートの接点が、適切に鉄芯の接点の上
方に配置されることとなる。
止めされるロアカバーを介して、鉄芯上方に組付
けられても、ロアカバーの組付孔が、筒部環状溝
の鉄芯貫通孔への嵌合により、鉄芯に対して、精
度良く位置決めされることとなり、係止脚部の鉤
形係止部をロアカバーの筒部内周側の組付孔に係
止させて、ホーンパツド構造体を鉄芯上方に組付
けた際、ロアカバーのシート下面におけるのコン
タクトプレートの接点が、適切に鉄芯の接点の上
方に配置されることとなる。
第1図は従来のホーンパツド構造体の使用態様
を示す部分断面図、第2図はこの考案の一実施例
におけるホーンパツド構造体の使用態様を示す部
分断面図、第3図は同実施例の部分分解斜視図、
第4a図・第4b図は同実施例における係止脚部
のそれぞれ正面図・側面図、第5a図・第5b図
は同実施例における係止脚部の係止を順に示すそ
れぞれ説明図である。 1,11……鉄芯、1a,11a……接点、
2,12……ロアカバー、3,13……コンタク
トプレート、3a,13a……接点、4,14…
…シート、5,15……(付勢手段)コイルば
ね、9,19……ホーンパツド、10,20……
ホーンパツド構造体、12……ロアカバー、12
b……組付孔、16……係止脚部、16a……鉤
形係止部、16c……軸部、30,31……ビ
ス。
を示す部分断面図、第2図はこの考案の一実施例
におけるホーンパツド構造体の使用態様を示す部
分断面図、第3図は同実施例の部分分解斜視図、
第4a図・第4b図は同実施例における係止脚部
のそれぞれ正面図・側面図、第5a図・第5b図
は同実施例における係止脚部の係止を順に示すそ
れぞれ説明図である。 1,11……鉄芯、1a,11a……接点、
2,12……ロアカバー、3,13……コンタク
トプレート、3a,13a……接点、4,14…
…シート、5,15……(付勢手段)コイルば
ね、9,19……ホーンパツド、10,20……
ホーンパツド構造体、12……ロアカバー、12
b……組付孔、16……係止脚部、16a……鉤
形係止部、16c……軸部、30,31……ビ
ス。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 鉄芯下方に、該鉄芯にビスにより固定されて、
組付孔を備える硬質合成樹脂製のロアカバーが配
設され、 前記鉄芯上方に、硬質合成樹脂製シートをホー
ンパツド下部に固定させたホーンパツド構造体が
配設され、 前記シート下面には、接点を備えるコンタクト
プレートが固定されるとともに、下端に前記ロア
カバーの組付孔へばね弾性的に変形して係止され
る鉤形係止部を備えるとともに該鉤形係止部から
元部側にかけて軸部を備える係止脚部が、前記シ
ートと一体的に形成され、 前記ホーンパツド構造体が、前記係止脚部の鉤
形係止部を前記ロアカバーの組付孔に係止させる
ことにより、前記コンタクトプレートの接点を鉄
芯の接点に接触可能に、付勢手段を介在させて、
前記鉄芯上方に組付けられているホーンパツド構
造体の組付構造であつて、 前記鉄芯に、貫通孔が形成され、 前記ロアカバーに、内周側を前記組付孔として
上端外周面に環状溝を備える筒部が形成され、 前記ロアカバーが、前記筒部の環状溝を前記貫
通孔の下部周縁に嵌合させて、前記鉄芯に固定さ
れていることを特徴とするホーンパツド構造体の
組付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6454684U JPS60823U (ja) | 1984-04-30 | 1984-04-30 | ホーンパッド構造体の組付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6454684U JPS60823U (ja) | 1984-04-30 | 1984-04-30 | ホーンパッド構造体の組付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60823U JPS60823U (ja) | 1985-01-07 |
JPH0323385Y2 true JPH0323385Y2 (ja) | 1991-05-22 |
Family
ID=30194730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6454684U Granted JPS60823U (ja) | 1984-04-30 | 1984-04-30 | ホーンパッド構造体の組付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60823U (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0235580Y2 (ja) * | 1985-03-28 | 1990-09-27 | ||
JPH0456680A (ja) * | 1990-06-23 | 1992-02-24 | Toyoda Gosei Co Ltd | ホーンスイッチ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940103U (ja) * | 1972-07-10 | 1974-04-09 | ||
JPS5522221B2 (ja) * | 1976-09-29 | 1980-06-16 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52135772U (ja) * | 1976-04-12 | 1977-10-15 | ||
JPS54103466U (ja) * | 1977-12-30 | 1979-07-20 | ||
JPS5522221U (ja) * | 1978-07-31 | 1980-02-13 | ||
JPS5844055Y2 (ja) * | 1979-12-24 | 1983-10-05 | 日本プラスト株式会社 | ステアリングホイ−ル |
-
1984
- 1984-04-30 JP JP6454684U patent/JPS60823U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4940103U (ja) * | 1972-07-10 | 1974-04-09 | ||
JPS5522221B2 (ja) * | 1976-09-29 | 1980-06-16 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60823U (ja) | 1985-01-07 |
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