JPS6120356Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6120356Y2 JPS6120356Y2 JP18154979U JP18154979U JPS6120356Y2 JP S6120356 Y2 JPS6120356 Y2 JP S6120356Y2 JP 18154979 U JP18154979 U JP 18154979U JP 18154979 U JP18154979 U JP 18154979U JP S6120356 Y2 JPS6120356 Y2 JP S6120356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust cover
- ring
- diameter side
- inner diameter
- fitted
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 22
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はボールジヨイントのソケツトに圧入
嵌装するダストカバーに関するものである。
嵌装するダストカバーに関するものである。
従来自動車等のタイロツド及びサスペンシヨン
に用いられるボールジヨイントのダストカバーで
ダストカバー下部に平面状の抜け止めリング又は
平面状の一部内径側を平面部よりわずかに傾けた
円錐面としたリング等がモールド成形されている
がこのダストカバーをソケツトに圧入嵌装した場
合リングの緊迫方向にスプリング性がないため永
久変形を生じ易く、ダストカバーが離脱してしま
うことさえあつた。又リングの内周にそつて適当
間隔にて切欠を設けソケツト外周部との接触強化
を図つているものもあるが、これとても剛性不足
により反りなどが発生しシール性において問題が
あるとされている。本案は従来のダストカバーが
ソケツトに圧入嵌装後見られるリングの反りなど
の変形や、これに基因するダストカバーの離脱を
防止すると同時にリングの緊迫方向にスプリング
性を与えカバー取付部及びカバー取付部ストツパ
ー面に緊圧嵌装されるリングの安定確保を図るこ
とを目的とし既往の上記不備欠点を解消せんとす
るものである。
に用いられるボールジヨイントのダストカバーで
ダストカバー下部に平面状の抜け止めリング又は
平面状の一部内径側を平面部よりわずかに傾けた
円錐面としたリング等がモールド成形されている
がこのダストカバーをソケツトに圧入嵌装した場
合リングの緊迫方向にスプリング性がないため永
久変形を生じ易く、ダストカバーが離脱してしま
うことさえあつた。又リングの内周にそつて適当
間隔にて切欠を設けソケツト外周部との接触強化
を図つているものもあるが、これとても剛性不足
により反りなどが発生しシール性において問題が
あるとされている。本案は従来のダストカバーが
ソケツトに圧入嵌装後見られるリングの反りなど
の変形や、これに基因するダストカバーの離脱を
防止すると同時にリングの緊迫方向にスプリング
性を与えカバー取付部及びカバー取付部ストツパ
ー面に緊圧嵌装されるリングの安定確保を図るこ
とを目的とし既往の上記不備欠点を解消せんとす
るものである。
次に本案実施例を図面について説明する。
１はゴム状のダストカバー本体で、２は当該本
体下部の大開口部側を示す。３は抜け止め用の硬
質弾性リングで、カバー本体の大開口部側２にモ
ールド成形される。このリング３は環状平面部３
ａの一部内径側３ｂを内方向に傾け円錐状として
抜け止めできるようにし、平面部外径側には張出
部３ｃが構成されてダストカバー取付部ストツパ
ー面に当接するようになつている。
体下部の大開口部側を示す。３は抜け止め用の硬
質弾性リングで、カバー本体の大開口部側２にモ
ールド成形される。このリング３は環状平面部３
ａの一部内径側３ｂを内方向に傾け円錐状として
抜け止めできるようにし、平面部外径側には張出
部３ｃが構成されてダストカバー取付部ストツパ
ー面に当接するようになつている。
本案は上記の如く構成したものであるから、リ
ング３の内周にそつて環状平面部３ａの一部内径
側３ｂが内方向に傾けた円錐状とされ、適当間隔
にて切欠を設けたものや波型とし波頭を形成する
ものなどによりソケツト外周部との接触強化をは
かるものであつても、更に環状平面部３ａの外径
側に張出部３ｃが形成されて、ダストカバー取付
部ストツパー面に当接するようになつているから
カバー取付時に取付治具に大きな荷重が加わつた
場合張出部３ｃがストツパーとなるもので、ダス
トカバーをソケツトに嵌圧することにより該リン
グの平面部内径側３ｂと平面部３ａ及び張出部３
ｃのスプリング力によりリング張出部の軸方向反
力を発生させるので、リングはダストカバー取付
部ストツパー部表面に倣つて嵌着されるため当該
リングが軸直角（若干角度がつく場合もある）及
び軸方向復元力を持ち安定嵌着させることができ
るものである。
ング３の内周にそつて環状平面部３ａの一部内径
側３ｂが内方向に傾けた円錐状とされ、適当間隔
にて切欠を設けたものや波型とし波頭を形成する
ものなどによりソケツト外周部との接触強化をは
かるものであつても、更に環状平面部３ａの外径
側に張出部３ｃが形成されて、ダストカバー取付
部ストツパー面に当接するようになつているから
カバー取付時に取付治具に大きな荷重が加わつた
場合張出部３ｃがストツパーとなるもので、ダス
トカバーをソケツトに嵌圧することにより該リン
グの平面部内径側３ｂと平面部３ａ及び張出部３
ｃのスプリング力によりリング張出部の軸方向反
力を発生させるので、リングはダストカバー取付
部ストツパー部表面に倣つて嵌着されるため当該
リングが軸直角（若干角度がつく場合もある）及
び軸方向復元力を持ち安定嵌着させることができ
るものである。
本案は上記に明らかなようにゴム状ダストカバ
ー本体下部の大開口部側に環状平面部の一部内径
側を抜け止め構造とし、当該平面部外径側に張出
部を設けた硬質弾性リングをモールド成形せしめ
たことによつて、ダストカバーをソケツト外周部
に圧入した場合のリング緊迫作用は平面部内径側
に対する抜け止め効果は勿論、外径側の張出部に
おいてはカバー取付治具に大荷重が加えられても
この張出部がリングの緊迫方向にスプリング性を
与えストツパーとなつてリングの永久変形を防止
し一体となつて安定した嵌着状態を確保する効果
は顕着とされ、リングの反りや離脱の虞れもな
く、簡単な構造で実用的価値はきわめて大なるも
のである。
ー本体下部の大開口部側に環状平面部の一部内径
側を抜け止め構造とし、当該平面部外径側に張出
部を設けた硬質弾性リングをモールド成形せしめ
たことによつて、ダストカバーをソケツト外周部
に圧入した場合のリング緊迫作用は平面部内径側
に対する抜け止め効果は勿論、外径側の張出部に
おいてはカバー取付治具に大荷重が加えられても
この張出部がリングの緊迫方向にスプリング性を
与えストツパーとなつてリングの永久変形を防止
し一体となつて安定した嵌着状態を確保する効果
は顕着とされ、リングの反りや離脱の虞れもな
く、簡単な構造で実用的価値はきわめて大なるも
のである。
図面は本案ダストカバーの実施例を示す縦断面
図である。 １……ダストカバー本体、２……カバー本体の
大開口部、３……硬質弾性リング、３ａ……環状
平面部、３ｂ……内径側、３ｃ……張出部。
図である。 １……ダストカバー本体、２……カバー本体の
大開口部、３……硬質弾性リング、３ａ……環状
平面部、３ｂ……内径側、３ｃ……張出部。
Claims (1)
- ゴム状ダストカバー本体下部の大開口部側にモ
ールド成形した環状平面部の一部内径側を円錐状
に形成せる硬質弾性リングにおいて、上記平面部
外径側にダストカバー取付部ストツパー面に当接
する張出部を構成したことを特徴とするダストカ
バー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18154979U JPS6120356Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18154979U JPS6120356Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56101259U JPS56101259U (ja) | 1981-08-08 |
| JPS6120356Y2 true JPS6120356Y2 (ja) | 1986-06-19 |
Family
ID=29691927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18154979U Expired JPS6120356Y2 (ja) | 1979-12-29 | 1979-12-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6120356Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPWO2007138995A1 (ja) * | 2006-05-26 | 2009-10-08 | Nok株式会社 | ダストカバー用固定金具 |
| DE102006039861A1 (de) * | 2006-08-25 | 2008-03-13 | Zf Friedrichshafen Ag | Dichtungs- oder Faltenbalg |
| DE102012018586A1 (de) * | 2012-09-20 | 2014-03-20 | Carl Freudenberg Kg | Dichtungsbalg, Verfahren zu dessen Herstellung und Dichtungsbalg-Anordnung |
-
1979
- 1979-12-29 JP JP18154979U patent/JPS6120356Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56101259U (ja) | 1981-08-08 |
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