JPS608212Y2 - ボ−ルジヨイント用ダストカバ− - Google Patents

ボ−ルジヨイント用ダストカバ−

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Publication number
JPS608212Y2
JPS608212Y2 JP1976126895U JP12689576U JPS608212Y2 JP S608212 Y2 JPS608212 Y2 JP S608212Y2 JP 1976126895 U JP1976126895 U JP 1976126895U JP 12689576 U JP12689576 U JP 12689576U JP S608212 Y2 JPS608212 Y2 JP S608212Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
reinforcing ring
dust cover
diameter dimension
mounting flange
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976126895U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5345348U (ja
Inventor
照雄 松下
Original Assignee
エヌオーケー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by エヌオーケー株式会社 filed Critical エヌオーケー株式会社
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Publication of JPS5345348U publication Critical patent/JPS5345348U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はボールジヨイント用ダストカバーに関し、更に
詳しくはボールジヨイント用ダストカバーに埋設された
金属補強環の改良に関するものである。
従来のボールジヨイント用ダストカバーは形状及び装着
の状況を第1図に示す如く、略円筒形状をなすケース1
1内に合成樹脂材等によるボールシート13が収められ
、他部材と結合されるボールスタッド17の端部に設け
られたボール状頭部15がボールシート13に挿入され
て揺動自在に保持されており、一方ケース11に設けら
れた小径部分19と大径部分21とが段部23によって
連結され、更に前記し、たボール状頭部15とボールシ
ート13との摺接部に対してシール作用をなすダストカ
バーが、その主体部をなす膜状のゴム状弾性材製カバ一
部1の一端にカバ一部1と一体をなして設けられ、金属
補強環35(第2図参照)を内包する装着用フランジ部
3を、第1図左半部に示す如く筒状の取付用治具25に
より背面を押圧されて前記した小径部分19に嵌着され
る態様となっているが、第2図に要部を拡大して示す如
く、装着用フランジ部3に埋込まれる金属補強環35が
単純な平板形状である場合には、小径部分19に対し、
装着用フランジ部3を堅確に嵌着させて、カバ一部1の
如何なる変形状態においても、装着用フランジ部3が小
径部分19から離脱することが無いようにすぬために、
金属補強環35の内径部に付与するしめ代を高精度に管
理しなければならない。
すなわち、前記したしめ代が少な過ぎる場合は金属補強
環を使用した効果が得られず、装着用フランジ部3が小
径部分19から離脱することがあり、又しめ代が大に過
ぎる場合は、小径部分19への圧挿時に第2図に破線を
以って示す如く金属補強環35が変形するとか装着用フ
ランジ部が破損する等の危険性を有していた。
又、第3図に示される如く、装着用フランジ部3に埋込
まれる金属補強環45が単純な円錐台形状をなすもので
ある場合は、ゴム材料部分の成形時に成形用キャビティ
内における金属補強環45の安定性が悪く、金属補強環
45が変形させられたり、或いは装着時に取付用治具2
5に押圧されて図上に破線を以って示す如く変形させら
れる等の危険性を有していた。
本考案は前述した従来技術における問題点に鑑み、装着
用フランジ部に埋込まれる金属補強環をカバ一部側に向
って収斂する円錐台形状部分と、該円錐台形状部分の外
端から径方向外方に広がる平板状部分によって構成し、
円錐台形状部分の内径寸法をケースの小径部分に対し、
しめ代をもって嵌着する如くなし、更に装着時に取付用
治具が補強環の平板状部分を押圧する如くなして、ケー
スへの嵌着を堅確になすとともに、ゴム材料部分の成形
時、及びケースへの取付時における安定性を増加させて
、金属補強環式には装着用フランジ部の変形、破損等を
防止することを期するものである。
以下図面に基づいて本考案の実施例について説明する。
本考案のボールジヨイント用ダストカバーに使用される
金属補強環は第4図に符号5を付して示す如く、膜状の
カバ一部1側に向って収斂する円錐台形状部分7及び円
錐台形状部分7の外端から径方向に広がる平板状部分9
によって構成され、円錐台形状部分7の内径寸法は装着
用フランジ部3の内径寸法Bと略等しく、小径部分19
の外径に対ししめ代を備える如くなされ、外径寸法すな
わち円錐台形状部分7と平板状部分9の接合部10の径
寸法はカバ一部1の外径寸法と略等しくなされている。
本考案のボールジヨイント用ダストカバーが上述した構
成要件を備えていることにより、以下に述べる様な作用
効果をもたらされることが期待される。
金属補強環5の円錐台形状部分7と平板状部分9との接
合部10が屈曲点になっていることにより、組立用治具
25による押圧に伴なって金属補強環5に作用する応力
が該接合部10により効果的に吸収され、更に接合部1
0がカバ一部1の外径寸法と略同−の径寸法を備えてい
るために、組立用治具25による押圧が専ら平板状部分
9のみに作用することになって、押圧に伴なう円錐台形
状部分7の異常変形、或いは装着用フランジ部9の損傷
が防止され、又、平板状部分9を付設されていることに
より、ゴム様弾性材部分の成形中に、金属補強環5が安
定した姿勢を保ち得て、装着用フランジ部3内における
金属補強環5が安定した位置と姿勢を保ち得るので、金
属補強環5の小径部分19に対する嵌着に狂いを生ずる
ことが無く、装着用フランジ部3の小径部分19に対す
る嵌着が堅確に保たれ、カバ一部1の変形、回転によっ
てもケース11から離脱することが完全に阻止され、ボ
ールジヨイントは長期の使用に耐えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図の左側半部は従来技術に係るボールジヨイント用
ダストカバーの装着時の状況を示す断面図、同図右側半
部は同装着後の状態を示す断面図、第2図及び第3図は
それぞれ従来技術の他の実施例を示す要部断面図、第4
図は本考案に係るボールジヨイント用ダストカバーの要
部断面図である。 1・・・・・・カバ一部、3・・・・・・装着用フラン
ジ部、5・・・・・・金属補強環、7・・・・・・円錐
台形状部分、9・・・・・・平板状部分、10・・・・
・・接合部、11・・・・・・ケース、13・・・・・
・ボールシート、15・・・・・・ボール状頭部、17
・・・・・・ボールスタッド、19・・・・・・小径部
分、21・・・・・・大径部分、23・・・・・・段部
、25・・・・・・取付用治具、35・・・・・・金属
補強環、45・・・・・・金属補強環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 膜状をなすゴム状弾性材製のカバ一部1の軸方向一端に
    前記カバ一部1と一体的に設けた装置用フランジ部3に
    埋設した金属補強環5が、前記カバ一部1の外径寸法A
    と略等しい外径寸法を有し、前記装着用フランジ部3の
    内径寸法Bと略等しく、かつ、前記装着用フランジ部3
    が嵌着されるケース11の小径部19の外径に対するし
    め代を備える内径寸法を有し、前記カバ一部1に向って
    収斂する円錐台形状部分7、及び前記円錐台形状部分7
    の外端から径方向外方へ向って伸びる平板状部分9から
    なることを特徴とするボールジヨイント用ダストカバー
JP1976126895U 1976-09-21 1976-09-21 ボ−ルジヨイント用ダストカバ− Expired JPS608212Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1976126895U JPS608212Y2 (ja) 1976-09-21 1976-09-21 ボ−ルジヨイント用ダストカバ−

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JP1976126895U JPS608212Y2 (ja) 1976-09-21 1976-09-21 ボ−ルジヨイント用ダストカバ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5345348U JPS5345348U (ja) 1978-04-18
JPS608212Y2 true JPS608212Y2 (ja) 1985-03-22

Family

ID=28736259

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JP1976126895U Expired JPS608212Y2 (ja) 1976-09-21 1976-09-21 ボ−ルジヨイント用ダストカバ−

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JP (1) JPS608212Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3262706A (en) * 1962-07-30 1966-07-26 Chrysler Corp Ball joint seal

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3262706A (en) * 1962-07-30 1966-07-26 Chrysler Corp Ball joint seal

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5345348U (ja) 1978-04-18

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