JPH0234522Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0234522Y2 JPH0234522Y2 JP1984184429U JP18442984U JPH0234522Y2 JP H0234522 Y2 JPH0234522 Y2 JP H0234522Y2 JP 1984184429 U JP1984184429 U JP 1984184429U JP 18442984 U JP18442984 U JP 18442984U JP H0234522 Y2 JPH0234522 Y2 JP H0234522Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic member
- inclined surface
- rod
- bead
- elastic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 7
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 6
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 8
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、ゴム様弾性材製密封部材と該密封部
材を支持する支持手段との結合部のシール構造に
関する。
材を支持する支持手段との結合部のシール構造に
関する。
(従来の技術)
従来から、一般に使用されているゴム様弾性材
料をもつて製せられたバルブ或いはダイアフラム
と、バルブロツド或いはアクチユエーターロツド
との結合部のシール構造は、第2図に示す様に、
ゴム様弾性材料をもつて製せられ、取付孔を備え
る弾性部材1を、支持部材3及び押え板4により
挟持させるのが通常である。
料をもつて製せられたバルブ或いはダイアフラム
と、バルブロツド或いはアクチユエーターロツド
との結合部のシール構造は、第2図に示す様に、
ゴム様弾性材料をもつて製せられ、取付孔を備え
る弾性部材1を、支持部材3及び押え板4により
挟持させるのが通常である。
結合部のシールは、図示の締付ナツト或いはロ
ツド周面に付された溝に嵌め込まれる止め金具に
より、ゴム様弾性材製弾性部材を弾性的に圧縮す
るか、又は弾性部材の孔径をロツドの外径に比し
僅かに小さくなして締め代を設けることによりな
される。
ツド周面に付された溝に嵌め込まれる止め金具に
より、ゴム様弾性材製弾性部材を弾性的に圧縮す
るか、又は弾性部材の孔径をロツドの外径に比し
僅かに小さくなして締め代を設けることによりな
される。
(考案が解決しようとする問題点)
上記した従来技術によるシール構造のうち、弾
性部材の挿入孔に締め代を付したものにおいて
は、組立て性が阻害され、ナツト又は止め金具に
より加圧するものにあつては、以下に述べるよう
に、締付ナツト又は止め金具によるつぶし代の調
整に難点がある。すなわち、弾性部材に対するつ
ぶし代と荷重の関係は、第3図に破線をもつて示
すように、つぶし代及び圧縮荷重が小さい範囲で
は略正比例の関係を示すがシール機能の面から有
効である範囲においては、つぶし代の増加量に比
し圧縮荷重の増加が大となるので、ナツト締めに
よる場合は、適正な圧縮荷重をもたらす締付量の
コントロールが難しく、止め金具を用いるものに
おいては、弾性部材と挾持部材の厚さ及び止め金
具挿入用溝の位置等の寸法精度も厳しくコントロ
ールすることが必要である。
性部材の挿入孔に締め代を付したものにおいて
は、組立て性が阻害され、ナツト又は止め金具に
より加圧するものにあつては、以下に述べるよう
に、締付ナツト又は止め金具によるつぶし代の調
整に難点がある。すなわち、弾性部材に対するつ
ぶし代と荷重の関係は、第3図に破線をもつて示
すように、つぶし代及び圧縮荷重が小さい範囲で
は略正比例の関係を示すがシール機能の面から有
効である範囲においては、つぶし代の増加量に比
し圧縮荷重の増加が大となるので、ナツト締めに
よる場合は、適正な圧縮荷重をもたらす締付量の
コントロールが難しく、止め金具を用いるものに
おいては、弾性部材と挾持部材の厚さ及び止め金
具挿入用溝の位置等の寸法精度も厳しくコントロ
ールすることが必要である。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記した問題点を解消するために、
弾性部材を支える支持部材の内側に傾斜面を形成
するとともに、弾性部材の内周側に、略半円形の
断面形状を呈して上記傾斜面側へ突出する環状の
ビードを設けるものである。
弾性部材を支える支持部材の内側に傾斜面を形成
するとともに、弾性部材の内周側に、略半円形の
断面形状を呈して上記傾斜面側へ突出する環状の
ビードを設けるものである。
(作用)
上記した構成を備えるシール構造においては、
弾性部材の内側に形成された環状のビードが、ナ
ツト或いは止め金具により押圧された際に、支持
部材に形成された傾斜面により内方へ圧せられて
ロツド周面に対する接触圧を強化される。
弾性部材の内側に形成された環状のビードが、ナ
ツト或いは止め金具により押圧された際に、支持
部材に形成された傾斜面により内方へ圧せられて
ロツド周面に対する接触圧を強化される。
(実施例)
以下、図示の実施例について説明する。第1図
の実施例は、ゴム様弾性材料をもつてベローズ形
状に成形された弾性部材1及びバルブ2が、支持
部材3及び押え板4に挟まれてロツド7の段部に
挿入され、止め金具9により保持されるもので、
支持部材3の内方に円錐形状の傾斜面6を形成さ
れ、弾性部材1が径方向内端から支持部材3側へ
突出して傾斜面6に圧接する略半円形断面の環状
のビード10を備えている。
の実施例は、ゴム様弾性材料をもつてベローズ形
状に成形された弾性部材1及びバルブ2が、支持
部材3及び押え板4に挟まれてロツド7の段部に
挿入され、止め金具9により保持されるもので、
支持部材3の内方に円錐形状の傾斜面6を形成さ
れ、弾性部材1が径方向内端から支持部材3側へ
突出して傾斜面6に圧接する略半円形断面の環状
のビード10を備えている。
(効果)
上記したように、本考案のシール構造は、支持
部材側に傾斜面を形成するとともに、弾性部材側
に突出する環状のビードを有していることによ
り、結合時におけるつぶし代と圧縮荷重の関係
が、第3図に実線をもつて示すように、つぶし代
の増加量に対応する圧縮荷重の増加量が小さくな
り、密封機能の面から適当である圧縮荷重に対応
するつぶし代の許容範囲が広くなるので、締付ナ
ツト又は止め金具による結合が容易であり、ロツ
ド周面に対する締め代も不用となり、組立ても極
めて容易となる。
部材側に傾斜面を形成するとともに、弾性部材側
に突出する環状のビードを有していることによ
り、結合時におけるつぶし代と圧縮荷重の関係
が、第3図に実線をもつて示すように、つぶし代
の増加量に対応する圧縮荷重の増加量が小さくな
り、密封機能の面から適当である圧縮荷重に対応
するつぶし代の許容範囲が広くなるので、締付ナ
ツト又は止め金具による結合が容易であり、ロツ
ド周面に対する締め代も不用となり、組立ても極
めて容易となる。
第1図は、本考案の実施例を示す断面図、第2
図は、従来技術による密封構造の一例を示す断面
図、第3図は、シール構造における弾性部材に対
するつぶし代の変化と圧縮荷重の変化の関係を示
すグラフである。 1……弾性部材、2……バルブ、3……支持部
材、4……押え板、6……傾斜面、7……ロツ
ド、9……止め金具、10……ビード。
図は、従来技術による密封構造の一例を示す断面
図、第3図は、シール構造における弾性部材に対
するつぶし代の変化と圧縮荷重の変化の関係を示
すグラフである。 1……弾性部材、2……バルブ、3……支持部
材、4……押え板、6……傾斜面、7……ロツ
ド、9……止め金具、10……ビード。
Claims (1)
- ゴム様弾性材料をもつて製作された弾性部材1
の径方向内方に設けられてロツド7を挿入される
貫通孔の周辺に、軸線方向に突出して略半円形の
断面形状を呈するビード10を形成されるととも
に、前記弾性部材1を支える支持部材3の径方向
内方に、円錐形状を呈する傾斜面6を形成され、
前記弾性部材1の反対側の面を押え板4に押圧さ
れ、前記ビード10を前記傾斜面6に当接させて
なるシール構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984184429U JPH0234522Y2 (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984184429U JPH0234522Y2 (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6199765U JPS6199765U (ja) | 1986-06-26 |
JPH0234522Y2 true JPH0234522Y2 (ja) | 1990-09-17 |
Family
ID=30741914
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984184429U Expired JPH0234522Y2 (ja) | 1984-12-05 | 1984-12-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0234522Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5617642A (en) * | 1979-07-21 | 1981-02-19 | Kawase Tetsukou Kk | Sealing structure for bearing portion in underwater type jaw crusher |
JPS5617642B2 (ja) * | 1976-10-13 | 1981-04-23 | ||
JPS5846243U (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-29 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 電動機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5617642U (ja) * | 1979-07-17 | 1981-02-16 | ||
JPS6021558Y2 (ja) * | 1979-11-09 | 1985-06-27 | トヨタ自動車株式会社 | ピンスライド部保護装置 |
-
1984
- 1984-12-05 JP JP1984184429U patent/JPH0234522Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5617642B2 (ja) * | 1976-10-13 | 1981-04-23 | ||
JPS5617642A (en) * | 1979-07-21 | 1981-02-19 | Kawase Tetsukou Kk | Sealing structure for bearing portion in underwater type jaw crusher |
JPS5846243U (ja) * | 1981-09-25 | 1983-03-29 | 芝浦メカトロニクス株式会社 | 電動機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6199765U (ja) | 1986-06-26 |
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